- 【東京】福嶋揚氏「現代日本で、キリスト教神学は何かの役に立つのか?」 ジュンク堂で「カール・バルト」刊行記念講演会[10/08]
197 :やまとななしこ[]:2018/10/15(月) 02:45:48.09 ID:3QuKOFSA - 「今日の食事がいただけることを天のお父様に感謝します」みたいな
お祈りがあります。キリスト教ではよくある食事前のお祈りです。しかし、 この食事を作った人がいます。その材料は農家や漁師の人たちの努力によって得られ、 様々な流通関係者の手によって届けられます。また、その食事をするためのお金は 働き手が得たものです。つまり、私たちの日々の生活は様々な人の活動によって 支えられているわけです。神に感謝するよりも、人に感謝すべきではないでしょうか。 三浦綾子氏は「旧約聖書入門(光文社文庫)」の中で、空には無数の星があり、 それらが一つの法則にしたがって運行している(これも造物主のなせる技)、 それに比べたら月に行ったと言っても大きな顔は出来ない、と言うようなことを 書いています。しかし、人類を月に送ったのはもちろんのこと、 三浦氏が言及している宇宙の星々の運行(さらに銀河の構造)を解き明かしたのは 人間(科学者たち)です。神も聖書も何も教えてくれず、何の手助けもしてくれません。 このことを三浦氏はどう考えているのでしょうか。 何もしてくれない神や聖書を持ち出して、何かをなし得た人間を不当に低く評価する、 私には非常に傲慢なことのように思えます。
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