- 【伝統行事/愛知】海の安全と豊漁祈る 田原で「龍宮まつり」[11/08/16]
5 :やまとななしこ[sage]:2011/10/03(月) 01:50:04.53 ID:C3WK5a0c - ■一般国民は、官僚の奴隷(2)
この国の社会資本配分は完全な詐欺だ。幾度もエントリーしたのだけれど、 国税と地方税の総計≒70兆円は人事院勧告準拠者700数十万人の給与、福利厚生、償還費、補助金で全額が消えていく。 こんな馬鹿をやっているから、おそらく今後4、5年で公債総額は個人金融資産1500兆円と拮抗し、限界水域に達するだろう。 アダム・スミスが看破したとおり、公債とは国民の資産と租税を担保とした借金にすぎない。 亡国官僚は桁違いの増税と年金、医療、公共サービスの切捨てをもってランディングするという絵をきっちり描いているはずだ。 報道されることもないが、1100兆円に達する公的債務のうち推計260兆円は、 特殊法人へ貸付けた財投機関債(旧・財政投融資)によるものだ。 つまり天下り官僚と準公務員という特権階級への献上金としてこれだけ莫大な金が収奪されているわけだ。 原資は国民の資産である年金、郵貯、簡保の積立金だよ。 本来、出資者として配当を受け取るべき国民が、財投債の金利まで負担し、 租税として徴収されているのだからおめでたい限りだ。 特殊法人はなんら生産活動を行っていないのだから、早晩、この元本までをも租税で償還することとなる。 さらに遡及すれば、国債の9割近くは国民が市中銀行に預けた貯金で消化されている。 国民の預貯金で公債を金に換え、国民が納める税金で元本償却を行い、公債金利を払っているわけだ。 国債も財投債もスプレッドに変わりは無い。つまり国民は四重にも五重にも搾取されている。 プラトンの「洞窟の寓話」(Allegory of the Cave)のように、 生まれながらの奴隷は奴隷であることの自覚すらもないのだね。 http://alisonn003.blog56.fc2.com/ つくづく官僚が全てを牛耳っているわけだ。 司法、立法、行政、財政、外交、防衛、おおよそ国家の上部構造、 つまり包括的権力が官僚によって掌握され、民意が反映される余白は皆無に等しい。 国家システムのソースコードは官僚機構の肥大化と不労所得の恒久化に他ならない。 もう100回くらい書いているのだが、3万人近い役人が天下る約4600の特殊・公益法人、 そのグループ企業へ投じられる補助金は年間12兆6000億円だ。 つまり、「天下り手当て」として復興財源を上回る予算が毎年つぎこまれている。 連中は公益事業と称するが、なんらの付加価値も創出しておらず事業実態など無い。 それどころか税金を投じて傘下に系列企業群を設立し、 さらに役人が天下り、莫大な役員報酬を得、随意契約で優先的に業務を発注し、民業を圧迫している始末だ。 これらの官製グループ企業は約3000社にも達する。 つまり市場経済において社会主義経済が実践されているわけだ。 スターリンも毛沢東も真っ青だろう。 原発事故により国家は存亡の瀬戸際にあり、過酷な税負担により庶民が加速的に疲弊するなか、 このふざけた利権構造の解体は俎上にすら上がらない。
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