- 【埼玉】ひこにゃん登場に歓声 85体で「ゆるキャラさみっと」[10/11/29]
55 :やまとななしこ[sage]:2011/01/06(木) 19:08:29 ID:3wvJOWWd - 滋賀の新聖地:/5止 <ゆるキャラファン>=彦根 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110106ddlk25040334000c.html ◇城下町の魅力、伝えたい 「ひこにゃん」呼び水に 「かわいい! こっち向いて!」。12月初めの彦根城天守前広場。人垣の真ん中にいるのは、 彦根市のキャラクター「ひこにゃん」だ。団子や小判を手にしたり、ステップを踏むたび、歓声が 上がる。 ひこにゃん目当てに2泊3日で彦根を訪れた東京都渋谷区の大学生、( ※氏名年齢省略 )は 「腰を振る仕草がかわいい」と満足げ。京都と神戸から来た女子大生3人組は「彦根城には興味 ない。ひこにゃんがいなかったら来てないかな」。大分から日本100名城巡りで訪れた女性(27) は、「城にこんなに人がいるなんて初めて」と目を丸くした。 このゆるキャラ界最大のスターを核にした「ゆるキャラまつりin彦根」が、彦根を「ゆるキャラの 聖地」たらしめている。毎年10月、市中心部の商店街に全国のゆるキャラが集い、路上やステ ージでそれぞれの地元をPRする。来場者は08年(2日間)=4万6000人▽09年(3日間)= 7万2000人▽10年(2日間)=7万5000人−と増加の一途だ。「始める前は半信半疑。商店街 のおっちゃんたちには『ゆるキャラ? なに?』という感じで」。彦根商店街連盟副会長で、初回から 実行委員長を務める富田恵一さん(63)は笑う。 まつりは、ゆるキャラにとっても貴重な交流の場だ。ここで知り合った北海道のゆるキャラたちが 合同イベントを催したり、ゆるキャラのスタッフ同士が結婚に至ったことも。「他にどんな行事があっ ても、彦根には参加します」という声もあるという。まつりの発案者で「四番町スクエア協同組合」 事業部長の荒川深冊さん(40)は、「そういう意味でもここは聖地。お客さんもスタッフもゆるキャラも、 みんなが楽しい」と話す。 課題がないわけではない。昨年は、ひこにゃんの登場時に人が押し寄せ、通路をふさいだ。幸い 事故はなかったが、増え続ける来場者は会場のキャパシティーを超えつつある。付近の住民から 「やかましい」と苦情が入ったことも。商店主たちの間でも、立地や業種によって温度差がある。「でも、 彦根の街を知り、また来てもらうきっかけになれば。課題を抱えながら、続けていく意味はある」と、 富田さんは話す。 ゆるキャラは「お国自慢」のために生まれた存在だ。彼らと、その頂点に立つひこにゃんにとって最高 の舞台であり続けられるか。そして、ゆるキャラ目当てに訪れた人たちの目を街に向けさせられるか。 聖地の名が定着した今、歴史の街・彦根の「底力」が問われている。【中本泰代】=おわり (毎日新聞 地域ニュース 滋賀 2011年1月6日)
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