- 【PS3】SIREN NEW TRANSLATION part4
509 :485[sage]:2008/07/09(水) 02:31:25 ID:vA7IkZXm - レビューの翻訳が何とか終わったので今から投下する。
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511 :レビュー[sage]:2008/07/09(水) 02:33:42 ID:vA7IkZXm - Siren: Blood Curse - Chapters 1-3
Review by Rob Fahey アメリカ風にリメイクされた和風ホラー。 人によってはこういった言い回しは気に入らないかもしれない。 しかしオリジナルの作品にこだわる人でさえ、<日本原作の>アメリカ風リメイクは日本人チームが深くかかわったときに最も上手くいき(The Juon/呪怨)、 逆にアメリカ化されすぎて原作の持ち味が消えてしまったときに最悪のものが出来上がる("粗悪な"Pulse/回路)ということは認めざるをえないだろう。 よって私がSiren:Blood Curseがどうであるか語るときに、この作品が日本で働いているオリジナルの製作チームによってリメイクされているということを強調しておく必要があるだろう。 彼らは彼らなりの理由から、いくつかの核となる登場人物をアメリカ人に置き換え作中の会話の多くを英語にするという選択を行った。 当初は一作目のファンに不快感を与えたこの決断も、作品の質に与える影響は微々たるものである。
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512 :レビュー[sage]:2008/07/09(水) 02:34:24 ID:vA7IkZXm - それに加え、Blood Curse は決してオリジナルからの真っ直ぐで一字一句同じようなリメイクといったようなものではない。
サイレンのように完全な進化をすばやく行うことの出来たシリーズは少ない。 魅力的だが致命的な欠点を持った一作目<不親切なゲームシステムとかのことだと思われる>が、 二作目ではよりプレイしやすく、楽しみやすく、面白くなり、そして現在のBlood Curse に至っている。 ここに我々はサイレンチームの成長と経験、そして彼らが世界レベルの開発者となったことを示すために原点回帰してきたことを見て取ることができる。
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513 :レビュー[sage]:2008/07/09(水) 02:35:10 ID:vA7IkZXm - 一作目において前提となるのは、登場人物たちが村の中で30年前に失われた場所にいることに気づくというものであった。
そして彼らは結局、その場所が不思議にも失われておらず、さらに醜悪で不死の体になっている元住人や見かけることは少ないがより醜悪で気持ち悪いものの住処となっていることを発見する。 古代の宗教的儀式が行われており、そして登場人物のなかには起こっている事について知っているべきこと以上に知っているものもいる。 これは和風ホラーの標準的内容ではあるが、絶妙かつ巧妙に作られており、ゲームの進行につれて各登場人物のストーリーが絡み合い、登場人物全員に等しく見せ場を与えたことは、サバイバルホラー作品の中でも非常にユニークである。 [一枚目の写真:日本のおばあちゃんはとにかく我々をギョッとさせる。ましてや空虚でギョロっとした目から血を流し、ゲラゲラ笑っているおばあちゃんなんて。]
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517 :レビュー 連投規制食らってました。[sage]:2008/07/09(水) 03:31:08 ID:vA7IkZXm - 一作目を再創造する過程の中で、製作チームはサイレンについて、登場人物だけにとどまらない変化を加えた。
操作性は練り直され、まだSiren2に似ているもののプレイヤーがイライラよりも恐怖を感じられるようにかなり考えられている。 視界ジャック、味方や敵の視界を盗み見ることが出来るこの奇妙な能力も洗練された。前作までとは異なり、視界ジャック中も動き回ることが出来る。 この進化はプレイヤーの脆弱性を損なわないため慎重に設計されており、(操作キャラクター自身の視界は急激に低下する)、しかし不自由になりすぎることもない。 動き自体は大いに簡略化された。キャラクターは屋根や出っ張りに向かったとき、以前より賢くジャンプや登りをするようになり、キャラクターの動きはてきぱきと正確であるように思われた。 そして実によく設計され、参考になるマップ画面は迷子にならないこと請け合いで、目標や道筋のしっかりとした通覧がある。 その結果、大事なときに操作性に失望させられる恐れからではなく、直面している敵とそれを回避する最良の方法を考える緊張感からくる恐怖を持ったゲームとなった。
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518 :レビュー[sage]:2008/07/09(水) 03:35:16 ID:vA7IkZXm - [二枚目の写真:ハッピーエンドになることは到底なさそうだ。]
戦闘もより楽しくなった。Siren2は、プレイヤーが常に邪悪な怪物から逃げ隠れすることを望んでいるというわけではなく時々は反撃に転じたいと真に思っている、ということを開発者が 学んだということを示している。 Blood Curseにおいて戦闘は常にもっとも大きな要素を閉めているというわけではない。 しかし何人かの登場人物においては、鈍器や重火器を拾うことで屍人から逃れるチャンスを得ることも出来る、少なくともしばらくの間は。
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521 :なまえをいれてください[sage]:2008/07/09(水) 03:40:04 ID:vA7IkZXm - しかし時々、戦闘という要素がまったくない場合もある。
最初のミッションでは、銃と屍人の目を持った武装警官から逃げ隠れする必要がある。 ミッションの最後の最後まで有用な武器を手に入れることが出来ないという事実は緊張を否応なしに高める。 我々がレビューする3つのチャプターのうち最後のミッションにおいて、Blood Curseは反撃の手段を持たずに逃げ回るというテーマに立ち返った。 このミッションでは廃墟と化した病院で、屍人の看護婦に見つからないよう無防備な少女を操作しなければならない。 暗闇で何かをひっくり返したり音を立てるだけでも、屍人は金切り声を上げプレイヤーのほうに集まってくることになりかねないので、 隠れる場所を探し回るうちに心臓の動機は高まってくる。 これは素晴らしく、気味悪く、耐えられないほど緊張する要素である。
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522 :なまえをいれてください[sage]:2008/07/09(水) 03:44:44 ID:vA7IkZXm - グラフィック的には、このゲームはまさに驚くほど美しい。
PS3の広告塔であるMGS4を含む多くのHDゲームが選択したような綺麗で鮮明な見た目を避け、 Blood Curse はサバイバルホラーにぴったりの埃っぽくどんよりとした見た目をいかに得るかということを実演して見せた。 廃墟となった村や、その森林に囲まれた環境は闇に覆われ、影が動き、あらゆるものの質感は腐食され荒くなっている。 そして空気は渦巻く霧に覆われ、曖昧な視界に写る風景よりも雰囲気をかもし出している。 屋内では、光と影の使用が見事であり、戸口の明かりに見える影に心臓が止まるような思いをすることもあるだろう。
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523 :なまえをいれてください[sage]:2008/07/09(水) 03:49:08 ID:vA7IkZXm - 登場人物自身も素晴らしい。MGS4の驚異的に詳細な顔とは似ても似つかないが、精巧に作られており個性的な外見に仕上がっている。
中でも怪物は実に傑出している。3つのチャプターでは標準的な屍人しか登場しなかったが、彼らは邪悪な仕事に取り掛かる中で邪悪な個性に満ち溢れている。 それぞれの屍人がめかしこみ、生きていた頃の役割に従って活動している。 最も素晴らしいのは、彼らの喋りが立派であることだ。 興奮した金切り声の日本の田舎言葉で、耳障りなしわがれ声の男性、黒板を引っかいたような声の女性、そしてその喋りは高いゲラゲラ笑いでしばしば中断される。 [三枚目の写真:この少女を操作することは、最も緊張し神経をすり減らす瞬間をこのゲームにもたらす。]
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524 :なまえをいれてください[sage]:2008/07/09(水) 03:53:52 ID:vA7IkZXm - アメリカ人の登場人物についてはすぐに慣れる事だろう。一作目のファンはKyoyaや仲間達の再登場を待ち焦がれるかもしれないが。
アメリカ人キャストの大部分は"失われた村"についての特別番組を作りに出かけた撮影スタッフとして紹介される。 他の登場人物のうち何人かは日本人であるが、すぐには説明されない理由によってその場にいるアメリカ人もいる。 Howardと呼ばれる少年はアメリカ人の学生であることが分かっており、事件の際たまたまその場に居合わせた(まったく実に素晴らしい言い訳である。) そして赤い外套に身を包んだ神秘的な女性はこの村の人間である。 話の流れはこれまでのところ比較的一作目の話に近いようだ。しかしそれも幾つかの鍵となる地域において枝分かれする恐れもある。 それは悪いことではない。Sirenのストーリーは幻想的で、あまりにも徹底して奥深いために多くのプレイヤーによってもストーリーの全貌は解明されなかった。 とはいえBlood Curseにおける<ストーリーの>変化は一作目のファンにも大いに進化したSirenを遊ぶ理由を多く提供することだろう。
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525 :なまえをいれてください[sage]:2008/07/09(水) 03:58:23 ID:vA7IkZXm - もちろん、本当の疑問はBlood Curse が実のところ金を払うだけの価値があるかどうかということだろう。
我々がレビューをするために初めてこれらのチャプターを受け取った時、我々はチャプターごとに数ポンドかかるものと思っていた。 そして我々は最初のチャプターで殊更に目を丸くした。そのチャプターは序章に過ぎず、実際のプレー時間は多く見積もっても15分にも満たなかった。 後の方のチャプターはその点が大きく改善されており、1つクリアするのに優に40分はかかった。 そしてもし貴方がより困難なモードで同じチャプターを再プレイするならさらに多くの時間がかかるだろう。 [四枚目の写真:えーっと…、我々はこの演出にはお目にかからなかった。もしかするともっと後のチャプターかもしれない。 しかし出来ればこんな演出にはどのチャプターでもお目にかかりたくないという思いが我々の脳の多くを占めているのも事実だ。]
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526 :なまえをいれてください[sage]:2008/07/09(水) 04:03:23 ID:vA7IkZXm - しかし、チャプターが3つ纏められて5ポンドで売られている形態でも、チャプター個々の評価は非の打ち所がない。一つ目のチャプターの短さを考慮に入れたとしてもである。
サイレン制作チームはこのようなサバイバルホラーに従事するチームの中で現在のところ最も優れたチームであることはほぼ間違いない。 そしてSiren: Blood Curse はこの分野に久々に現れた最高のゲームである。 よってもし巷のアメリカ風リメイク作品が貴方にとって叫んで(不当な理由によって)逃げ出したくなるような代物であったとしても、Blood Curse は非常にオススメである。 このままいけば全てにおいて素晴らしいものになるであろうゲームの最初の三つのチャプターを5ポンドを惜しんで試さずにいる理由はどこにもない。 7/24のリリース近くに出される20ポンド全体版のレビューもぜひ見て欲しい。 評価 9/10
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529 :485[sage]:2008/07/09(水) 04:19:33 ID:vA7IkZXm - >>511-513>>517-518>>521-526
以上、拙くはありますがレビュー全訳です。 >>518の「重火器」は「火器」の間違いです。MINIMIは多分出てきません。 >>523の「標準的な屍人」は「半屍人」のことでしょう。 どうやら無印の晴海ちゃんin学校がNTではベラちゃんin病院になるみたいですね。 >>527 パッケージ版みたいに一括で売ってるのが20ポンド版で5ポンド版は章ごとなんでしょうか。 正直言って私にも分かりません。
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