- SUPER GT 2011 Vol.123
737 :音速の名無しさん[sage]:2011/09/15(木) 01:55:37.84 ID:0iXftqN10 - >>733
俺もそう思うよ。レースオブチャンピオンズね。 伊藤大輔や立川祐二、脇坂寿一などは誰もが認める GT500レーサーだけど、彼らは谷口のような美しいドリフトや クラッチワーク、サイドテクを使うことはできないだろう。 また、井出有治のシビックでの遅さや、中島一樹のGTでの ふがいなさ、さらにはレースオブチャンピオンズの歴代優勝者が ほぼハコ車乗りであること、F1チャンプのライコネンがWRCで 通用しなかったことを考えると、カート英才教育の フォーミュラレーサーというのが、俺らが普段乗る「クルマ」の 運転が本当に上手なのかという疑問がわく。 もちろん俺らよりは上手いのは確実なんだけどさ。
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798 :737[sage]:2011/09/15(木) 21:45:39.27 ID:0iXftqN10 - 長文ですまんが・・
D1、D1言ってるが、俺はD1ドライバーが皆、レースで通用するとは 思っていない。谷口だからこそだ。 谷口はドリフト時代から派手さ、アピールのみを追及した他のD1ドライバーと違い 「いかにクルマに無駄な動きをさせないか」を考えてきた。 ステア修正は最小限に、スライドさせるためのアクセル開度も 必要最小限に。これが、グリップでの速さにつながっている。
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799 :737[sage]:2011/09/15(木) 21:46:12.62 ID:0iXftqN10 - ステアリング。スロットルを滑らかに動かし、クルマに無駄な動きをさせない
ことは、スポーツドライビングの基本だ。 ホンダ時代、Jバトンと佐藤琢磨の差が顕著に現れたのもここ、 スムースなステア操作のバトンに対し、琢磨は小刻みなステア修正が目立った。 結果、速かったのはバトンの方、クルマの動きが物理現象な以上、無駄な入力 無駄な動きは少ないほうが速いことは確実であり、タイヤのライフも伸びる。 これは黒澤元治も言っていたことだ。 また、スライドするギリギリのアクセル開度をコントロールできるということは、 スライド「しない」ギリギリのアクセルコントロールもできるということ。 死ぬほどやったと本人が言う定常円旋回で身に着けたのだろう。
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800 :737[sage]:2011/09/15(木) 21:46:36.43 ID:0iXftqN10 - そしてブレーキング、谷口はコーナー進入時、止まるためのブレーキングの後
前加重を残したまま進入、その刹那わずかにブレーキを緩め、前輪だけでなく 後輪も接地させて旋回する。これにより、4つのタイヤグリップを最大限に 引き出している、これは、あの土屋圭市と同じブレーキングだ。 谷口は免許を取ってから車に乗るたびに、自分の操作とそれに対応する車の挙動の 関連性を考えて走りこんだそうな。レーシングスクールに通うわけでもなく。 正直、努力家だよ。 >>748 山野を見落としていたわ、山野もすごいね。谷口以上か。 彼も定常円旋回を死ぬほどやったそうだよ。
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