- 女の一番の魅力は太ももである
264 :恋人は名無しさん[sage]:2014/03/25(火) 21:16:42.86 ID:sf13mPHRI - 魅力
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- ◇修羅場◇part127
431 :恋人は名無しさん[sage]:2014/03/25(火) 21:23:04.33 ID:sf13mPHRI - 初めて投下。
大した修羅場ではないですが、次の方が来るまでの暇潰しにでもして頂けたらと思います。 改行おかしかったらすみません。 フェイク山盛りの年齢等は当時のもの。 私子…19歳 学生、都内在住 一郎…22歳 フリーター、神奈川在住 テツ…18歳 フリーター、埼玉在住 美穂…24歳 OL 千葉在住 3歳年上の一郎と知り合ってから共通の趣味を持っていたこともあり、すぐに意気投合。 笑顔が多く優しい一郎に惹かれ、猛アタックの末、一年後にお付き合いの仲へ。 悪友と言うかふざけて笑い合ったり、まったりリア充したり 初めて本気で人を好きになった私子は、いつまでも一郎と二人でいられると思い込んでいた。 しかし夜勤を始めた一郎と生活リズムがなかなか合わず、三ヶ月程会えない時期があり 一郎の都合に合わせて久し振りに会えたものの、その帰り道にメールで 「友達としか見られなくなった」と別れを告げられる。 別れ際にキスしたのに、と納得がいかなかった私子は、その旨を尋ねたものの 「ごめん…」ばかりで話にならず。 電話も無視され、会おうにも電車で2時間の距離。 最寄り駅は知ってても自宅を知らない私子は為す術もなくこのまま別れる事を決意。 諦めもあったけど、メールで一方的に告げて直接話し合おうとしてくれない身勝手さに 恋愛感情がスーッと消えていった気がした。 これが5月20日のこと。
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- ◇修羅場◇part127
432 :431[sage]:2014/03/25(火) 21:25:52.63 ID:sf13mPHRI - 6月中旬。
元々一郎と知り合ったmixiの、共通の趣味を持つ人達が集まるオフ会に 気晴らしで久し振りに参加したところ、以前一郎が一人で参加した時に知り合ったという、 悪ノリお笑い担当ではあるもののしっかり者の年下テツと 若干天然なおっとり年上の美穂と知り合い、意気投合。 連絡先も交換して電話する仲に。 7月に入った頃にはテツと美穂と三人で遊ぶ事も増え、 二人に一郎と付き合ってたんだよね、フラれたけど!などと 笑って話せるようになる程度に一郎の事をふっ切れ出し、 一郎とも二人で会って遊ぶ事は無くなったものの、友達関係で笑い合えるようになった。 二人に一郎との事を話した数日後の7月28日、テツから急に着信があった。 私子「おう、どうした?」 テツ「いやー…何も無いんだけどさ暇で掛けたw」 私子「何じゃそらw」 暫く普段通りバカ話して長話していたものの、 テツはどこか落ち着きがなく様子がおかしい。 私子「ねぇ何かあった?何か変だよ。話聞いて欲しくて電話したんじゃない?」 テツ「あー…聞いてくれるか?」 私子「うん」 テツ「実はな、美穂と一郎、最近付き合い出したっぽいのよ。 今月の10日位からかな。」 私子「へぇー…そうなんだ」 一郎の変わり身の早さに少し驚きつつも、冷静を装って相槌を打つ私子。 テツ「でな、私子だから言うんだけどさ、俺一郎と付き合ってたのよ」 なんだって? 変わり身早いどころじゃないじゃん!
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- ◇修羅場◇part127
433 :431[sage]:2014/03/25(火) 21:27:47.93 ID:sf13mPHRI - 同性愛に嫌悪を抱いた事もないし、一郎が私子と出会う前は
同性と付き合ってたという事も本人から聞かされてたし、 一郎がバイという事もその時知った。 けれど、まさかテツと一郎が?状態。 テツと遊んでても全然気付かなかったし、会ってないとは言え 連絡を取り合っていた一郎からも何も聞かされてなかった。 私子「マジで?」 テツ「ごめん引くよな。」 私子「いや、引かないって。ビックリした。それで?一郎と何かあった?」 テツ「んー…それがさ、俺と別れたのって、つい2週間位前なのよ」 私子「はぁ」 テツ「だから、美穂と一郎が付き合い出したのって10日だろ。二股掛けられてたんだよな。 で、俺と一郎が付き合い出したのって5月頭、ゴールデンウィークなのよ。」 テツの話は時系列に要約すると、 5月頭にテツが一郎へアタックし、お付き合い開始。 5月20日、一郎と私子が別れる。 7月10日、一郎と美穂がお付き合い開始。 7月16日、テツと一郎が別れる。 という事。 一郎が二股を掛けていた時期があった事が発覚した。 テツ「美穂が一郎への片思いが実ったんだーって、報告くれた時に、一郎はこういう奴だぞ 友達なら優しいし楽しい奴だけど、恋人になるんじゃお前が幸せになれるとは 正直言えないと思う…って伝えたけどさ。美穂はどうするか分からん。 一郎は一郎なりに、それぞれ付き合ってた奴に対して真剣だったかもしれないけど ちょっとな、押しに弱過ぎるよな」
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- ◇修羅場◇part127
434 :431[sage]:2014/03/25(火) 21:29:36.99 ID:sf13mPHRI - 一郎の優柔不断な所に逐一イライラしていたテツが別れ話を切り出そうと思っていた所に、
一郎から別れ話を持ち掛けられたらしい。 私子の時と同じように、一方的なメールで。 今思えば私子と別れる前の4月から連絡も減っていたし、 電話をすれば様子がおかしかったような気がする。 この頃から既にテツからモーションを掛けられていたのかもしれない。 どっちにしろ一郎とは話し合いたい。 付き合ってた頃に見破れなかったとは言え、今は一郎は友達。 今後の付き合いも考えたいと思い、その旨をテツに告げ電話を切った。 すぐに一郎に電話するものの、バイト中でもないし、起きてる時間だったにもかかわらず留守電。 仕方なくメールしてみると直ぐに返事が来た。電話出ろボケ。 私子:全部聞いたよ。 一郎:ごめん… 私子:何に対してのごめんなの? 一郎:色々… 私子:色々じゃ分かんない。平気で股掛けてたのは認めるの? 一郎:うん 短いメールに急に気持ち悪くなった。 ちょっと好意を向けられたら平気で恋人を裏切って よそ見できる神経を持った人間だと思うと、無理としか思えない。 ましてや話し合おうとする度電話に出ずに逃げる人だと改めて思うと、気持ち悪さ倍増。 そのまま返事は返さずに放置。 以降一郎と連絡を取ることは無かった。
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- ◇修羅場◇part127
436 :431[sage]:2014/03/25(火) 21:48:49.78 ID:sf13mPHRI - 支援ありがとうございます。
それから一ヶ月程経ってから一度、テツと一緒に美穂の自宅にお邪魔した時 カレーを食べてる一郎をリビングで見た。 目が合った途端、俯いてカレーを忙しそうに食べ始めた事をよく覚えてる。 その姿がどうにも情けなく見え、本当この男の何処が良かったのか?と思えて美穂に謝って退散。 そのままテツと都内で遊んだ。 今ではもう一郎も美穂もテツとも連絡が取れない。 テツに至っては一郎周りとは全く関係がない別の修羅場で一度大喧嘩して、お互い男泣きwしながら仲直りしたけど、大喧嘩を引きずって疎遠になり、今に至る。 私子も頭の中が修羅場になったものの、 それ以上に電話で全て打ち明けてくれたテツと、カレーを食べてた一郎の心境がきっと修羅場だったと思う。 復讐でもすれば良かったと思うものの、最近新婦友人の結婚式に参加したという同僚に写メを見せて貰ったところ、偶然にも新郎が一郎だった。 話を聞けば、新婦が迫って逆プロポーズしたらしい。 カメラに向かって極上の笑顔を浮かべていた新婦の隣に立つ一郎は、 お世辞にも幸せそうだとは思えない顔だった。 受け身な所は治ってないんだなと思うと、少しザマァと思ってしまった。 もしかしたら逆プロポーズされた時の一郎が一番修羅場だったのかもしれない。 もう10年近く前の事でした。 長々と失礼しました。
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- ◇修羅場◇part127
439 :431[sage]:2014/03/25(火) 22:24:27.41 ID:sf13mPHRI - >>437
本当仰る通りです。 せめて目の届かない所でやってくれたらなぁと。 >>438 すみません、何て読むんですか?
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