トップページ > カップル > 2010年07月30日 > VFDZlh7l0

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745
◇修羅場◇part98

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◇修羅場◇part98
775 :745[sage]:2010/07/30(金) 15:18:15 ID:VFDZlh7l0
彼男「そ、それは・・・まだ出会って間もないから照れてるだけだ!」
可愛子&友子「・・・・・」言葉も出ないようだった。
私子の未練が可愛子ちゃんとの仲を邪魔している。
私子が悪い。
私子謝れ。
二度と可愛子ちゃんに悪さをするな。
もう彼男の頭が狂ったとしか思えなかった。
彼男の可愛子ちゃんへの説得というか口説きは続いた。
彼男「大丈夫、一生守って見せるよ」「必ず私子をやっつけてみせる」「俺を信じて!」
私子「やっつけるもなにも関わりたくない。彼男、あんたなんか要らん。人の外見けなす男は要らん」
彼男「自分の責任をすぐ人になすりつけるんだな。相変わらず根性悪い女だ。可愛子ちゃん、見ました?こいつこういう女なんですよ。
ブスのくせに。ブスのくせに。ブスのくせに」
◇修羅場◇part98
777 :745[sage]:2010/07/30(金) 15:20:49 ID:VFDZlh7l0
ともかく、彼男がやたら私子の話を出してくるので一度関係者集めて話し合おうと可愛子と友子は思ったようだ。
とうとう、彼男と可愛子と友子の話し合いの席に私子も呼び出されることとなった。
あまり行く気はしなかったが、前にお茶代を出してもらったことではあるし、何がなんだか分からず気になってたということもあって行くことになった。
ただ一人では何かあった時のためにと、私子の友人の化粧子も一緒に来てもらうことにした。
化粧子は美人ではないが、周囲に「特殊メイクのプロ」と言われるほど化粧が上手い化粧美人だった。
本人自ら「私は顔面詐欺師w」と言うくらい。
可愛子、友子、化粧子。
一人は偽物だが美女3人に囲まれて彼男は有頂天。
◇修羅場◇part98
778 :745[sage]:2010/07/30(金) 15:21:33 ID:VFDZlh7l0
私子は空気どころか別の次元に飛ばされたような気持ちになった。
話し合いの内容はだいたい次のような流れになった。
友子「可愛子に付きまとうの止めてあげてください」
彼男「付きまとってるんじゃないよ。守ってるだけ」
可愛子「守っていらないので止めてください」
彼男「いやいや守らないと。でないとここにいる最低女の私子が可愛子ちゃんに何をしでかすか分からないから」
私子&化粧子「???なんでここで私子が関係してくるの??」
周囲で彼男と可愛子ちゃんが公認の仲になり有名になりすぎてしまった。
それを聞きつけた元彼女の私子が嫉妬に狂って可愛子ちゃんに危害を加えるかもしれない。
いや加えるはず。
こいつはそういう最低な女。
外見が最低なだけでなく、中身も最低。
付き合っていた俺だからこそよく知っている。
それが彼男の理屈らしかった。
◇修羅場◇part98
779 :745[sage]:2010/07/30(金) 15:22:37 ID:VFDZlh7l0
化粧子「私子は彼男に未練がないのになんで嫉妬するのよ?しかも彼男って可愛子さんと付き合ってないみたいだし」
彼男「これから付き合うんだよ!そのための障害を取り除くために俺は努力してるんだよ!」
友子「なんで可愛子が彼男さんと付き合わなくてはいけないんですか」
彼男「好きなんだ。どうしようもなく好きなんだ!」
可愛子「お付き合いする気は申し訳ないけどないです」
彼男「本当に好きなんだよ。信じてくれ。愛してると言ってもいいくらいなんだ!付き合えないと俺おかしくなってしまうくらいだよ!」
私子「とっくに既におかしいじゃん、何もかも」
彼男「うるさい。可愛子ちゃんが可愛いからって嫉妬して俺たちを引き裂くつもりだろ。そうはいかないぞ」
私子「・・・はあ・・・?」
化粧子「引き裂く以前に付き合ってないって言ってるよ可愛子さんは」



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