- イギリス総合 Part.2
624 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2021/01/20(水) 21:18:20.98 ID:dvYK3P4R - 「『心の国』日本と『物の国』英国!」内外出版印刷 新庄楓亭 1938
英国ほど眼中利益を計ることのみに汲々たる物質主義な國は他にあるまい。 彼は物以外に世界も無く、物を離れて生きる道を知らざる、物慾の亡者、唯物功利の現化に堕せるものであって、 英語字典より正義とか、人道とか、平和とかの語字を抹殺すべきことを勧告せざるを得ない。 ここに於てか英國はこの避け難い不安に備え、国力の缺闕を補はん為に年来伝統のお家芸たる 悪辣外交に一層の馬力をかけてカムフラージュせんとするのである。 曰く離間策、嚙み合せ策、曰く欺瞞懐柔策、便宜両面策、而して之を装うに老獪陰険なる偽善の仮面を以てし、 之を行うや冷酷貪慾なる利己打算に徹底してをる・・・ 支那事変勃発と共に一度びその狼心野望が根柢より覆がえさるるや世界的宣伝に国際会議に策動して、 日本を以て支那への侵略者なりと誣い(しいる。あざむく。事実でないことを偽って言う。罪のない人を有罪におとしいれる。) 世界の平和を棄るものなりと謗る、その陋劣(ろうれつ:いやしく劣っていること)悪辣実に言語に絶せざるを得ないものがある。 併し驚くことはない、これが彼の伝統であり本領なのだ。 万時この調子で彼は今日のような不自然な大をなしたのだ。 不義の富をかち獲たのである。
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