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名無しさん@お腹いっぱい。
スペイン

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スペイン
411 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/30(月) 20:38:03.65 ID:aiLAesxf
バルセロナで大規模な独立反対集会 スペインの結束求め 10/30(月)
http://www.bbc.com/japanese/41798948

スペイン北東部カタルーニャ自治州が独立を宣言したため自治権をはく奪されたこと受けて、州都バルセロナで29日 、少なくとも30万人がスペインの結束を求める独立反対集会に参加した。
独立反対集会の参加人数について、警察は少なくとも30万人と発表。主催者や中央政府は100万人以上が参加したと主張した。

集会では、中央政府に解任されたカタルーニャのカルレス・プッチダモン州首相を、刑務所に収監するよう大勢が訴えた。
カタルーニャ自治政府の独立宣言を受けて、中央政府は自治権をはく奪。カタルーニャの行政機関を掌握し、プッチダモン氏を解任した。
スペインのアルフォンソ・ダスティス外相は、プッチダモン氏が今年12月の時点で収監されていなければ、再選を目指すことも可能だと述べている。
一方で、検察当局はプッチダモン氏を訴追する方針。

フアン・イグナシオ・ソイド内相は公開書簡でカタルーニャ州警察に対し、中央政府の指令を一時的に受け入れるよう強く求めた。
プッチダモン氏率いる州政府は、スペインからの独立を問う住民投票を今月1日に実施。州政府は、投票率43%で、90%が独立を支持したと発表した。
しかし憲法裁判所は、住民投票を違憲と判断。それ以来、スペインは憲政上の危機に瀕している。

「私もカタルーニャ人」
欧州議会の元議長でカタルーニャ出身のベテラン政治家、ジョセップ・ボレル氏は、独立反対デモに参加し、
「プッチダモン氏はカタルーニャの一部の人を代弁しているかもしれないが、私もカタルーニャ人だ。カタルーニャの人々の一部だ。彼に私のことを代弁する権利はない」と訴えた。
集会に参加した学生のマリナ・フェルナンデスさん(19)は、カタルーニャ当局の行動に不満だと語った。
フェルナンデスさんはAFP通信に対し、「私の祖父母が作ったこの国に、あの人たちがやっている仕打ちに激怒していると話した。
別の参加者、マリア・ロペスさんはロイター通信に対し、「私たちの要求? 分離させないこと。(州政府関係者は)本当に恥知らず。プッチダモン氏を刑務所に入れなくては」と話した。

中央政府に解散させられたカタルーニャ州政府のウリオル・ジュンケラス副首相は、中央政府を非難した。
ジュンケラス氏はカタルーニャ紙エル・プン・アブイ に対し、「カタルーニャの首相は今でも、これからもカルレス・プッチダモンだ」と述べた。
「カタルーニャに対するクーデターも、国民党(スペイン与党)がマドリードから遠隔で行う非民主的ないかなる決断も、一切認めない」

https://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/053E/production/_98524310_mediaitem98524309.jpg
https://ichef-1.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/11EEC/production/_98525437_02f5e174-0f89-43ab-8d0e-1e1c28f4bffe.jpg
スペイン
412 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/30(月) 20:42:16.93 ID:aiLAesxf
>>411の続き

★ベルギー閣僚が懸念
中央政府が独立の動きを違法と断定するなか、カタルーニャ州議会は27日、独立宣言を可決した。
その後マリアノ・ラホイ首相は州議会を解散し、プッチダモン氏を解任。さらに12月21日に新しく州議会選を行うと決定した。
プッチダモン氏は中央政府の直接統治に「民主的に抵抗」するよう強く呼びかけた。中央政府は一方で、プッチダモン氏の出馬を認めた。

ベルギーのテオ・フランケン難民・移民担当閣外相は29日、地元メディアに対し、独立支持者の指導者たちを亡命させて保護することもできると発言。
スペイン中央政府がそれを覆すのは難しいだろうと述べた。
フランケン氏はロイター通信に対し「独立支持派がスペイン中央政府からぞんざいに実刑判決を示唆されたり抑圧されたりしている現状を見ると、
果たしてこの人たちが公平な裁判を受けられるか疑問だ」と語った。

プッチダモン氏がカタルーニャを離れようとしている様子は見受けられない。
独立運動の中心、ジローナ市でサッカー試合の観戦を予定していたが、姿を現さなかった様子。
試合はプッチダモン氏が支持する地元チームが、強豪レアル・マドリードに2対1で勝利した。

スペイン全国紙エル・パイスは28日、カタルーニャ住民のうち、州議会解散と選挙実施に「反対」と答えた人は43%だった一方、「賛成」は52%と過半数を少し上回っていたと報じた。
また55%が独立宣言に「反対」で、41%が「賛成」だったという。

中央政府がカタルーニャ州政府を直接統治する前は、カタルーニャ州は国内で最大レベルの自治権を保有していた。
独自の政府と州首相に加え、州議会と警察組織、それに放送局があったものの、現在すべて停止している。
カタルーニャは文化から環境、情報、交通機関、商取引に治安など、多くの政策分野で影響力があった。

<解説> 「沈黙させられた大多数」 ギャビン・リー、BBCニュース(バルセロナ)
カタルーニャの一方的な独立宣言に反対し、スペインの結束を訴えてバルセロナ市内を行進した人たちの多くが、
スペイン国旗を振り「スペイン万歳」「街の通りはみんなのものだ」などと叫んでいた。
カタルーニャの野党第一党は、州の「これまで沈黙させられた大多数」が声を上げているとした。
警察のヘリコプターが上空から警戒するなか、デモは平和な雰囲気で行われた。

デモに参加した警察官数人はBBCに対し、警察内でも分裂が深く、独立支持派の同僚が中央政府からの命令を無視すればどうなるのか心配だと語った。
鍵となるのは、未だにカタルーニャ州首相を自認するカルレス・プッチダモン氏の進退だ。プッチダモン氏は、州政府幹部や100人の役人と共に、中央政府から職務を解任された。
プッチダモン氏の職権は事実上、12月の選挙までスペイン副首相に移行された。
独立支持派は、中央政府による独立派指導者の強制解任に抵抗するよう、互いに呼びかけ合っている。
(英語記事 Catalonia independence: Huge Barcelona pro-Spain rally)

https://ichef-1.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/A17E/production/_98524314_mediaitem98524313.jpg
スペイン
413 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/30(月) 23:40:24.67 ID:aiLAesxf
「3時間天下」で終わったカタルーニャ共和国。独立宣言後、自治機能が停止され閣僚は全員解任に 2017年10月30日
https://hbol.jp/153525

10月21日にラホイ首相が閣議で憲法155条の発動を決定したことは、プッチェモン州知事にとって重圧となっていた。
彼は二者択一の選択を迫られることになったからだ。
その二択とは、「議会を招集して独立宣言をするか?」か、「州議会を解散して選挙を実施するか?」である。

スペイン政府によって155条が発動されれば、自治機能は停止する。
マス前州知事の時から、伝統ある左派共和党(ERC)と、カタルーニャのブルジョア層から生まれた右派政党である右派政党CiU(集中と統一)から分離してできた
カタラン・ヨーロッパ民主党(PDeCAT)が、左右の垣根を超えて連立政権(Junts pel Si)を誕生させたのも、
二党の唯一共通した目標がカタルーニャの独立を達成させるということからであった。
ちなみに、プッチェモン州知事はPDeCATに属している政治家である。

プッチェモン州知事の決断を鈍らせたのには理由があった。

◆プッチェモンの脳裏をよぎった、銃殺された元知事
10月26日午前、プッチェモン州知事は午後1時半に記者会見をすると発表したのである。
その席で、州議会選挙を実施することを発表するという噂が報道関係者に伝わった。
というのも、前日夜の連立政権の会合で州知事が選挙する方を選ぶと会合メンバーに伝えたのが報道関係者に漏れたからであった。
それに対して、ジュンケラス副州知事(ERC党首)が猛烈に反対を表明してERCの閣僚は全員辞任することを表明したことも同時に情報として漏れた。
ERCは独立宣言をすることを望んでいたからである。

元々、ERCは1932年に当時のマシア党首がカタルーニャ自治州を誕生させて州知事になったという前歴を持っている伝統ある政党だ。
当時のカタルーニャ自治政府はマシア州知事が亡くなった後、彼を継いだ州議会議長だったカンパニが州知事に就任すると、
1934年10月にカンパニはカタルーニャの独立を宣言するのであった。
カンパニは反逆罪で逮捕され、収監された後、フランスに亡命したが、スペインに送還されて銃殺された。

プッチェモン州知事はカンパニのことが脳裏に焼き付いていたようである。独立宣言をすれば国家の統一を妨げたとして反逆罪で逮捕されることを覚悟せねばならないからだ。
ただ、議会選挙の実施決めればERCの閣僚が辞任するという。
二者択一の間で揺れるプッチェモンだが、選挙の実施はスペイン政府も望んでいることであり、
カタルーニャの独立反対派の市民そして多くのスペイン国民も冷静さを取り戻すことが出来ると彼は考えたようであった。
〜以下略〜

https://hbol.jp/wp-content/uploads/2017/10/7589792032_3f1a87b327_z-550x365.jpg


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