トップページ > 欧州・CIS情勢 > 2016年07月04日 > eoOzh1f3

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名無しさん@お腹いっぱい。
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69 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2016/07/04(月) 17:16:25.60 ID:eoOzh1f3
NO4182『トルコ対外関係急変化の意味は何か』 [2016年07月04日(Mon)]
http://blog.canpan.info/jig/archive/5889

ここにきて、トルコ政府は対外関係を、急激に変化させ始めている。それは多分、
ロシア機撃墜で殺害したパイロットへの、詫びに始まったのではないか。トルコ
政府は遺族に家をプレゼントする、とまで言い出したのだ。もちろん、ロシアの
遺族は受け取りを、拒否しているが。

ロシアとトルコとの間では、トルコ・ストリーム計画が再始動し始めそうだ。この
トルコ・ストリームとは、ロシアのガスをトルコ経由で、ヨーロッパ市場に届ける
計画だが、ロシア機撃墜以来、交渉は停止状態にあった。この件については、
ロシアも前向きになってきている。

トルコ政府はエジプトに対しても、関係正常化に動き出し、トルコ外相はエジプト
との協議を希望している。また、公式にはまだ発表されていないが、シリアとの
関係についても、話し合いが始まるのではないか、と思われる。シリア難民に
ついても、エルドアン大統領はトルコ国籍を、与えると発言している。

こうした一連のエルドアン大統領や、外相の穏健化発言は、何を意味しているので
あろうか。第一に考えられることは、経済状態の改善であろう。トルコは観光産業が、
大きなダメージを受けているが、これは周辺諸国を中心に、再活性化が図られ
なければなるまい。ロシアのプーチン大統領は、トルコへの観光を許可する、
発言をしている。

こうした流れのなかで、トルコはロシアに接近する動きを見せ、これまで行ってきた、
反アサド組織への支援を、中止する方針のようだ。それはロシアの歓迎するところ
であろう。

トルコがこうした方向に舵を切ったのは、経済問題の改善と国内の治安問題が、
あるのであろう。アメリカがIS(ISIL)に対して、敵対的な立場を明確にして以来、
アメリカはトルコに対しても、IS (ISIL)の打倒に参加するよう、強く働きかけてきていた。

結果的に、IS(ISIL)はかつてのような、トルコとの良好な関係を失い、敵対する
関係になった。結果は、IS(ISIL)によるトルコ国内での、大規模テロの勃発だった。
イスタンブール空港で起こったテロは、トルコ政府に相当なショックを、与えたことで
あろうこのテロは観光にも経済にも、相当なダメージを与えたことであろう。

トルコはいま、PKKとIS(ISIL)という、二つのテロ組織を相手に、戦わなければならなく、
なってきている。そのためには、ロシアの協力が必要であり、周辺諸国との協力も、
必要になったということであろう。

この方針に沿って、トルコはシリアのアサド体制を、敵視しない方針に切り替えた、
ということであろう。ここに来てアメリカ政府内部にも、アサド擁護論を吐く高官が、
増えてきている。

これから先、トルコはPKKを始めとする、クルド・テロと、IS(ISIL)を主敵としていく、
ということだ。ただし、これは相当の犠牲を伴うことを、覚悟しなければなるまい。
それだけ敵の力は大きいのだ。ゲリラ・テロとの戦いは容易ではない。


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