- ロシア情勢総合スレ Part.3
741 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[]：2015/08/21(金) 13:45:16.00 ID:YpFFy7L9 - 中国とロシアの合同軍事演習 2015/08/20(木曜) 22:23
http://japanese.irib.ir/news/item/57349
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ガッファーリー解説員
今年2度目となるロシアと中国の合同軍事演習が、20日木曜、日本海で始まりました。
この演習は、日本海の他、ウラジオストクでも行われ、そこに、この2つの影響力のある
安保理常任理事国の駆逐艦などが集まっています。明らかに、この9日間に渡る演習は、
地域や世界のメディアで大きく報じられることでしょう。
中国とロシアの合同軍事演習は、まず、中国と南・東シナ海で領有権問題を抱える国々の
反発を呼びました。そしてそれ以上に重要なのは、中国の艦船が対馬海峡を通過したこと
です。対馬海峡は日本海と東シナ海をつなぐ地域にあり、中国の艦隊がこの海峡を通過
したことは、日本をけん制するものと見なされます。
中国とロシアは、数ヶ月前にも黄海で合同演習を実施しました。両国は、相互の信頼を
増幅する目的で、この演習による戦略的な協力の拡大に取り組みました。このような
演習によってどのような結果が得られるのかについては、まず、中央アジア・コーカサス
地方でのロシアと中国の軍事･防衛・治安協力が挙げられます。
中国とロシアにとって、両国の軍事協力、その戦略的な協力の大部分は、さらなる責務の
受け入れを目的にしています。と同時に、中国とロシアの兵士の能力と使用兵器の性能も
試されます。しかし、両国の合同軍事演習は、中東やウクライナの情勢、NATO北大西洋
条約機構によるウクライナ国境に到達するための新たなアプローチに注目すると、西側と
NATOの明らかな脅威に対抗するものと見なされます。
こうした中、ロシアでは、エリツィン大統領の退任後、常に、中国との協力、特に軍事・
戦略分野での協力を重視する人物が政権を握ってきました。
こうしてみると、中国はロシアにとって、武器の重要な輸出先と見なされます。また中国は、
国際関係において、ロシアの戦略的な同盟国の一つです。これは、両国が、現在の状況の
中で、最高のレベルの戦略的な協調に達していることを示しています。
ロシアのマカロフ連邦軍参謀総長は、先の中国とロシアの演習で、「ロシアは常に、アジア・
太平洋地域の平和と安定の維持において、中国と協力する意向だ」と語りました。こうした中、
アメリカとその同盟国、特にNATOの動きにより、中国とロシアは、現在の状況を正しく理解し、
NATOに対する軍事同盟を結成しています。現在、地域や世界の多くの人々、外交官、
ジャーナリストなどにとって、アメリカの政策は、多くの国の利益やその富を完全に支配する
ために実施されていることが明らかになっています。このような、アメリカの世界における
拡張主義政策を阻止するための方法が見出されなければ、彼らはまもなく、中国とロシアの
国境にまで達するでしょう。その例は、中央アジアやコーカサス地方におけるアメリカ軍の
駐留に見ることができるのです。
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