トップページ > 欧州・CIS情勢 > 2013年11月06日 > VAOTTieQ

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Offshore Control: A Proposed Strategy for an Unlikely Conflict
BBC World Service News

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BBC World Service News
113 :Offshore Control: A Proposed Strategy for an Unlikely Conflict[]:2013/11/06(水) 21:26:23.13 ID:VAOTTieQ
Offshore Control: A Proposed Strategy for an Unlikely Conflict
「オフショア・コントロール(沖合制御、OC)」構想 − 対支那経済封鎖戦略
by T.X. Hammes, Institute for national strategic studies, Strategic Forum June 2012
NATIONAL DEFENSE UNIVERSITY
http://www.dtic.mil/dtic/tr/fulltext/u2/a577602.pdf

Any U.S. military strategy for Asia must achieve five objectives:
1. access for U.S. forces and allied commercial interests
2. assurance to Asian nations that the United States is both willing and able to remain engaged in Asia
3. deterrence of China from military action to resolve disputes
4. victory with minimal risk of nuclear escalation in the event of conflict
5. credibility in peacetime.

論争呼ぶ米国の新軍事戦略論 2013.11.2
Offshore Controll and Japan's anti-China strategy
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131102/amr13110208270002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/131102/amr13110208270002-n2.htm

日米両国内で今、アジア・太平洋地域における新たな軍事戦略論が注目を集めている。
「オフショア・コントロール(沖合制御、OC)」構想だ。平たく言えば、中国への「経済封鎖論」である。
多国間の枠組みで海上交通網を遮断し、中国との軍事紛争を穏便に終わらせる「出口戦略」でもある。
紛争終結のあり方まで提示した点が、他の構想と違って目を引く。

OC構想は、元海兵隊大佐で米国防大研究所のT・ハメス上級研究員が昨年6月に初めて、同所発行
の機関誌「戦略フォーラム」に発表した。これを検証した米海軍分析センターのエルブリッジ・コルビー
主席分析官が今年7月、米外交問題専門誌「ザ・ナショナル・インテレスト」誌上で批判したことから大論争
となった。

興味深いので、OC構想と両氏の主な論点を紹介したい。

OC構想は米中両国の軍事紛争を想定した戦略だが、中国の領空・領域に侵入して中国本土のインフラ
(社会基盤)や軍事拠点を破壊することはしない。海上貿易を阻止して経済的に疲弊させ、同盟国を防衛
するのが最大の狙いだ。中国は核保有国で、共産党政権の崩壊を目指すような性急な戦略は核兵器使
用の誘惑を惹起(じゃっき)し、かえって危険だという前提に立つ。

具体的には、武力行使を伴う紛争の勃発後、攻撃型原子力潜水艦や機雷、限定的な航空兵力を使うことで、
沖縄、台湾、フィリピンを結ぶ第1列島線の大陸側海域を中国軍に使わせない。その上で中国が中東からの
原油輸入で利用するマラッカ海峡などを封鎖する。この際、日本やオーストラリア、東南アジア諸国を含めた
同盟国や友好国の協力が不可欠とする。

中国本土を攻撃せず、経済封鎖に主眼を置くのは、紛争を膠着(こうちゃく)状態に持ち込んで軍事紛争を
穏便に終わらせるためだ。本土に被害が出なければ、疲弊した中国政府が自国民に対し、例えば「われわれ
は米軍を追い出し、米国とその同盟国に教訓を与えた」と一方的な勝利宣言をさせることが可能になる。
つまり、相手側に花を持たせつつ、米国と同盟国が実質的な勝利を収めた形で紛争をソフトランディングさせ
るという発想だ。

これに対し、コルビー氏は米軍が検討を進める「エアシーバトル(空海戦闘、ASB)」の推進派で、ハメス氏の
OC構想について、「経済封鎖はロシアを含む多国間の協力が必要であり、物理的に無理」「中国本土の軍事
施設を攻撃せずに優位を獲得することは困難だ」などと批判を重ねた。

両構想とも、中国の「接近阻止・領域拒否(A2AD)」の打破を目的とする点で共通する。

だが、OC構想が、紛争の終わらせ方まで提示した大きな「幕引き戦略」なのに対し、最先端の空海戦力を投入
してA2ADに切り込むASBは、投入兵器や戦い方を示した「作戦」という違いがある。同じ土俵で論争すること
自体に無理があるように思われる。

むしろ双方の長所を取り込んだ論議はできないものか。米軍の動向次第で日本の対中戦略も柔軟性が求め
られる。同盟国日本は米国内の戦略決定過程をしっかりフォローする必要がありそうだ。


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