- 【欧州】ヨーロッパ・CIS諸国の原子力発電【原発】
148 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/01/02(水) 00:35:45.64 ID:VzrX167I - 海外の原発の情報を集めるスレ [緊急自然災害板]
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/lifeline/1315873840/202-203 202 名前:地震雷火事名無し(ドイツ)[sage] 投稿日:2013/01/01(火) 16:22:04.36 ID:oDMRy+de0 [1/2] ポーランド国境に程近いバルト海沿岸に旧東ドイツのルブミーン原子力発電所 (別名グライフスヴァルト原発)がある。旧ソ連の技術を用いた加圧水型発電所であり、 ドイツ統一の過程で、西独の安全基準を満たさないため1990年に操業停止、1995年に廃炉が決まった。 そこでは20年近くかけての世界最大の原発解体工事が進行中である。 下のYoutubeビデオでは同原発3号炉の燃料棒が取り出された後の、 最後のおおがかりなパーツである、160トンものソ連型蒸気発生器を 取り出す様子が描かれている。 放射能汚染度の高い燃料棒を取り出した後、解体にあたって二つの 選択肢があった。一つは数十年放置し、放射能が弱まってから 解体作業を行うというもの。これは安全性は高いが、原発で使用されている 機器がその間に故障し、換気口や扉なども開かなくなり、同原発に精通した 技術者がいなくなってしまうリスクがある。そこでドイツは同原発を知る人材が まだ豊富であり、機器がほぼ正常に稼動する現在のうちに解体する道を選んだ。 (1:15くらいから) 90年中ごろの解体予算は30億ユーロであった。現在でも1000人ほどが 作業に従事している。多くが同原発の従業員であった。 作業にあたって重要なのは、放射能測定である。 「1mSv/hだから、作業をして大丈夫だな」(2:30くらい) 「彼らの任務は、かつては安全に操業、現在は安全に解体という、 思考の転換が必要ですが、皆うまくやっています」(3:00くらい) 解体された部品は中間貯蔵で放射能が弱まるのを待ってから再利用される。 ドイツの他の原発の解体部品もここに運ばれてくる。科学的、 機械的除染が行われる。廃炉のノウハウは 可能性のある分野である。汚染の少ない物は金属業者に払い下げられる。 しかし汚染度の高い物はもちろん 最終処理場に閉じ込めておかねばならない。だが最終処分場の目処はついていない。 http://www.youtube.com/watch?v=QuycrjBcmbg ルブミーン原発wiki(ドイツ語) http://de.wikipedia.org/wiki/Kernkraftwerk_Greifswald 203 名前:地震雷火事名無し(ドイツ)[sage] 投稿日:2013/01/01(火) 16:29:31.65 ID:oDMRy+de0 [2/2] 「1mSv/h以下だから。。。」の間違いでした。
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