- 仙道総合21
22 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2022/07/30(土) 09:30:00.33 ID:o8cIxcWi - パラダイムを代えると仙道の行の工夫がどう変わるのか書いておくね。
先ず意識的な呼吸、これは横隔膜を意識した呼吸を行う。 武息の目的は気を集めるためだが、こちらは 〇横隔膜周縁部の可動性を広げる。 〇下腹に温感を発生させて気感と結びつける、ため。 やり方、姿勢は座位で腸腰筋を立てて腰腹同量。 呼気は下腹でなく鼠径部を意識する、下腹を引っ込めたり膨らませたりせずに 下腹に力が入る。 吸気は腰の方へ入れてヘソ裏、肋骨下部を広げる、この時横隔膜周縁部が中心下部に 向かって伸びるのを意識する、呼気長、吸気短になる。 武息と違う所は呼気の際に下腹に力が入るため無理がない、この差は大きい。 そして呼気の際に下腹に温感が生じ、これが気と結びつくと吸気で不自然に 気を集めるのと違って通常呼吸で気が集まるようになる。 温感が安定してきたら文息に入る。 温感は気感そのものではなく、気を受け止めるため感覚受容体の1つ。 温感や熱感を気そのものだと勘違いすると感覚がそれに囚われ偏差になってしまう。 他の感覚でも良いのだが触覚系の温感が一番入りやすい。 そのまま呼吸への意識を外すと文息=丹田呼吸になる。 腸腰筋を立てることと鼠径部に意識を置くことで呼吸を維持する。 文息を続けていると最初ヘソ下にあった温感が徐々に下に下がりつつ 静電気を帯びた温水のような感覚に変わって鼠径部の中心まで降りてくる。 ここからは温感と強い快感に変わる。 この快感に浸るようになると呼吸も静かになり座る時間も長くなる。 そして骨盤底筋の無駄な力が抜けて整うので、肛門括約筋が自動的に締まる。 快感に今度は粗い振動が加わって自動的にヘソと仙骨を結んだ線の後ろ三分の一 の所に溜まる、ここからは手のひらでやった時と同じ意識の掛け方をする。 すると気感は温感、快感、振動、この時点では視覚的ではない光感を同時に伴う。 この各現象を揃えることが重要で、ここまでが内丹の準備段階。 理に適った方法でやるとすぐに効果は表れる、が、自己責任で。
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