- 仙道総合21
14 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2022/07/16(土) 10:55:30.92 ID:TEJgGJcJ - 人類の呼吸はまだ進化の伸びしろがあって
それは力を出し切るのには呼気が適しているのだが 途中で停気しないと下半身のバランスを崩す部分。 停気すると力の放出はそこで止まる。 だから下半身や体幹を鍛えてバランスを崩さずに力を出し切れる工夫をする。 最初から下腹に力が落ちる横隔膜呼吸=丹田呼吸に進化すると 体幹のバランスを維持しながら呼気の最後まで力を出し切ることが出来る。 腸腰筋を重心線に同調させながら身体を動かす=腰腹同量を意識すると 可動性が向上した横隔膜周縁の動きが呼気の際に体幹外側の筋肉を伝わって下腹に 力を伝える。 武道の型やスポーツのフォームはすべて呼気の限界まで力を出し切る工夫のため にある。 ただ問題は、型やフォームから入るとこの仕組みがその動作のために特化されて しまう、ということ、肥田式もより原理的だけど感覚を動作に依存している。 仙道をやるなら型やフォームに頼らずに横隔膜呼吸=丹田呼吸が普通の日常呼吸に なるように工夫する。 やって良いのは馬歩くらいまで、あれも下半身を鍛えるのではなく 腰腹同量、腸腰筋を意識して立つ、正しくやれば自然呼吸の呼気の際に 下腹に力が入るようになる、そしてその呼吸法が日常の呼吸になる工夫をする。 横隔膜呼吸=丹田呼吸が型やフォームに依存せずに身に付くと 人間としての生理的進化の先端にいることになる、これは大げさでなく自覚できる。 息を最後まで吐ききれない、たったこれだけのことが人間の身体や脳、心の働きを 妨げていた、と言うのを実感する。 身体感覚が自然体で上虚下実になって何事にも弛緩緊張同時が可能になる。 呼気長吸気短で身体動作や思考の流れがスムーズで途切れなくなる。 吸気の際にはリラックスした胸郭がより多くの酸素を取り込むようになる。 感情も安定して生活感覚が今までとは別人(本人の感想) 丹田呼吸が身について呼気の際に自然に下腹に力が入るようになったら 馬歩からタントウ功に代えて身体意識を消す、すると重力線から気を引き込む 体験をするからそれが出来てからその感覚をさらに追及するために座る。 このやり方だと本格的に座る頃には基本が出来ているから自然に進む。
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