- 仙道総合20
838 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2022/04/08(金) 10:37:16.52 ID:Qj6pA3mE - >>834
伊藤光遠の「煉丹修養法」に「還虚して元精を得る」という一節があって これが本来、修行者が修行の対象とすべき気の感覚。 還虚と言うのは、意識レベルで言えば無念無想、体感だと完全弛緩 自己を完全に虚にすると上位次元から気が下りてくる、これを行に 使うのが本来の単修法。 伊藤光遠はこれが出来れば小周天は必要ない、としているが 逆に言うと出来ない人のために小周天の技法が発達して来た、とも受け取れる。 還虚は道教の「坐忘」から来ているのでは、道教的世界観を体感するための技法が 「坐忘」でそこから発生する実際の生理現象を発展させたのが気功や仙道だろう。 もともとは還虚から始まって還虚に終わる(還虚の深い理解をする)のが仙道では。
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