- 松果体開発総合【番外編】
328 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2021/05/02(日) 12:51:43.37 ID:o1kZPajP - 中村天風の伝記の最後に天風が「クンバカ」を体得して
師から認められる場面がある。 この場合の「クンバカ」はヨガの止息のことではなく 定に入って壷の中に水を溜めたよう気の状態の事で 天風は座ったままだとそれを保てたが、途中で訪ねてくる師の元へ 行こうとすると即座に「ダメだ」と言われる。 それで工夫をして座ったままの気の状態を維持して師の元へ行き 「合格」だと言われる。 これがクンバカで、これを取得すると師の元を離れて 山に籠っても害獣や毒虫の害を受け無くなる、と言われる。 結局天風は日本に帰ることを選択して戻って来る。 こう書くと、一種の気のバリアのようなモノで武道や超能力漫画に 出てくるワンシーンのようだが、これが仙道の還虚と同じモノで 呼吸法も使わずに身体認知の応用だけで出来る。 丁度車に乗った時の車体感覚を深くして恒常的に使用するような感覚。 車の代わりに空間のゼロパワーを操作する。 人として優れた人間は誰にも教わらなくても実生活で使いこなしている。 無意識的であったり、意識していてもそれが何なのか無自覚 自覚していても表現できなかったりするが。 ちなみにこの場合「還虚」というのは仙道の最終目標の事ではなく 空間と同一化する原理的な事を言う。
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