- マハシ式のヴィパッサナー瞑想をやる
353 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/12/27(火) 07:32:00.56 ID:Lrr5znPw - お釈迦様の親戚で以前は王子であり裕福な暮らしをしていた人がいました。
この人はお釈迦様にしたがって出家し、一人で森の中で托鉢をして食事を取り 家も無く見るからに貧しい状態で暮らしていました。 その人が歩きながらなんて楽しいのだろうとつぶやいていたので それを聞きつけた人々が、昔の贅沢な日々を思い出してそんなことを言っているのだろう と言っていました。 それを聞いたお釈迦様は、その人を呼んで、 楽しいとつぶやいていたみたいだけどなにが楽しいのか? とたずねたそうです。 その問いに対してこのように答えたそうです。 私は王子であったときは、宮殿は常に軍隊に守られ、どこへ行くにも兵で守られていました。 けれど私は毎日、おびえて暮らして、夜も眠れませんでした。 しかし今は一人でだれも守ってくれませんが、おびえる事も無くいつも穏やかに過ごしています。 ですから、樹を見ても、山を見ても、川を見ても、食事をしていても、 いつもなんて幸せなのかと言う思いが出てきます。 そうすると、なんて楽しいのだろう と言う言葉が出てくるのです。 と答えたとの事です。
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