- マハシ式のヴィパッサナー瞑想をやる
308 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/06/30(木) 16:38:48.78 ID:OTWlgR8O - >>307
わたしも数年前、同様の疑問を抱いておりました。 その後、瞑想の実習を含めた学びを通して分かってきたことを率直に記しておきます。 主観も入っていると思いますが、各流派の特長は次のような感じだと思います。 ゴエンカ 在家向け。社会生活を送りながら修行できるようにしてある。 マハシ 社会生活を送りながらの修行を意図して指導している(と見受けられる)。 パオ 出家向け。 おそらくブッダの時代の出家修行者たちが行っていたスタイルに最も近いと思われる。 一方で、社会生活との両立は不可能ではないにしても、本格的に取り組むためには かなりの覚悟が必要かも知れない。 日本国内におけるパオの活動は、現在、主に教学を行う日本道場と、主に瞑想を行う ミャンマー僧院の二系統がパラレルに存在する状態になっている。 マハシもパオも共通してパーリ三蔵を修行法の典拠としている。 特に大念処経(マハー・サティパッターナ・スッタ)の内容を把握しておけば、各流派の 違いが表面的なものに過ぎない(であろう)ことが見えてくると思います。 ゴエンカ氏は、仏教そのものを在家向けにアレンジする思想があるようです。 それを良しとするか、ブッダ由来の伝統を重んじるかは、個人の選択でしょう。
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