- 炎の少女チャーリー [無断転載禁止]©2ch.net
105 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/04/22(金) 14:32:36.93 ID:YhaUvSmE - 【チャーリーの部屋】
チャーリーは涙を拭い、父親に話しかける。 チャーリー「パパ、私行くわ。見ててね。そして私を守って。」 チャーリーは部屋のドアを念力で開けた…、が、出口は防護壁で塞がれていた。 更に念力を使って15トンある防護壁を動かそうとするが、動かない。チャーリーは念力のパワーを増した。防護壁は前方にふっ飛んでいった。 チャーリーは目を瞑り所長を探した。モニター室にいる所長は簡単に見つかった。部屋から出ようとしていた所長を拘束する。 モニター室に向かって歩き出すチャーリー。
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106 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/04/22(金) 16:14:10.15 ID:YhaUvSmE - 【モニター室】
動けない所長を横目に監視係達はモニターをから逃げ出そうとした。そこにチャーリーがやってきた。 チャーリーは監視係達を拘束しようかと思ったが思い留まり彼らを逃がしてやった。 チャーリー「おじさん、何でパパを殺したの?」 所長「君が言うことを聞かないからだよ。」 チャーリー「そんなの知らない!私はパパと暮らしたいだけなの!ここに来る前は力だって使わなかった!我慢してた!パパと普通の子として暮らしてたのに!それを壊したのはおじさんよ!」 所長「普通の子だと? 君の何処が普通の子なんだ? 普通の子は毒ガスの中では生きられないんだよ。君のパパのようにね。」 チャーリー「私はこんな力なんて欲しくなかった! 私が力を持ってるのだっておじさん逹のせいじゃない!ここに来る前は普通の子だったの!!!もういい!パパを殺したおじさんは許さない!さよなら!!」 チャーリーは所長に向かって念力放火能力を放った。所長の身体は燃え上がると同時に爆発した。 チャーリーは部屋を出た。 チャーリーの表情は、怒りで満ちていた。
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107 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/04/22(金) 22:33:23.48 ID:YhaUvSmE - 【医療実験棟エントランス前】
エントランスを取り囲むように、15人の守衛、職員が銃を構えて立っていた。 守衛長「目標物が出てきたら、各自の判断で発砲。構え!」 全員が銃を構えた。 しばらくして、エントランスのドアが開いた。小柄な少女が歩いてこちらに向かっているのが見える。 職員の一人が発砲した。弾丸は少女に当たったかわからない。刹那、発砲した職員が後方に吹っ飛んでいった。燃えながら。 チャーリーが建物から出てきた。 守衛長「来たぞ。打てー!」 14人が一斉にチャーリーに向けて発砲した。 弾丸の殆どはチャーリーに命中した筈だ。しかし、チャーリーは倒れない。 職員「銃が通用しない!逃げろ!」 弾丸はチャーリーに命中する直前に、チャーリーの力を受けて全て気化していた。 男たちは逃げ出したが、チャーリーは左から右へ、流すように自分に発砲してきた男たちを見た。チャーリーが視線を向けられた男はその場で燃え上がった。 職員達「熱い、熱い、助けてくれー。」 チャーリーはエントランスから50メートルほど歩くと、振り向き、医療実験棟の方を見た。チャーリーは建物に向けて力を放出した。20秒程で建物は爆発して木っ端微塵になった。 チャーリーは本部棟の方を見た。建物の中から大勢の職員が逃げ出してきているのが見える。チャーリーは続いて本部棟に力を放った。同じく20秒程で建物は大爆発し、周囲にいた人をも一緒に吹き飛ばした。 その時、遠くからヘリコプターの音が聞こえてきた。
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