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名無しさん@お腹いっぱい。
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59 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/04/13(水) 08:06:27.25 ID:syUsbTvp
【検査室】

チャーリーは検査室にやってきた。

チャーリー「今日は遊園地に行くの。だから早く終わらせてね。」

検査員「そうか、それはよかったね。なるべく早く終わらせるようにするよ。」

チャーリー「おじさん。」

検査員「なんだい?」

検査員はチャーリーの目を見る。

チャーリーは検査員の頭の中に語りかけた。
『検査は終わった。検査は終わった。』

検査員「はい、お疲れさまでした。これで終わりだよ。遊園地、楽しんできてね。」

チャーリー「うん、ありがとう。ばいばい!」
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60 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/04/13(水) 09:03:43.27 ID:syUsbTvp
チャーリーから、準備が出来たと所長に電話が入る。朝食後1時間も経っていないのを不思議がり、検査室の録画記録を確認する。
チャーリーが精神感応を使って、検査員の記憶を弄ったことを理解する。
新たな超能力を見た興奮を抑えつつ、チャーリーの部屋へ向かう。
勿論、検査をサボった事をしかるつもりはなかった。

【チャーリーの部屋】
所長「早かったね。おじさん、慌ててしまったよ。」

チャーリー「遊園地に行くから急いでね、ってお願いしたの。だから早かったんじゃないかな。」

所長「そうだったのか。それでは行こうか。」

チャーリー「うん!」
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61 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/04/13(水) 13:41:13.90 ID:syUsbTvp
【とある遊園地】

所長とチャーリーは遊園地にやってきた。休日ということもあり、園内は大混雑していた。2人は園内マップを見て、どのアトラクションへ行こうか相談している。

チャーリー「これがいいわ。」
所長「これは人気があるからね。たくさん待つかもしれないよ?」
チャーリー「色々な乗り物に乗りたいけど…、どうしても乗りたいわ。行こう!」
所長「君の好きな所へ行くよ。」

アトラクション前に着いた2人。所長の予想に反して、数人の親子連れが待っていてだけだった。

所長「よかった。すぐに乗れそうだ。」

その後もチャーリーは人気アトラクションばかりを選ぶのだが、2人がアトラクションに行くと、いつも待っているのは数人だけで、すぐに乗る事ができた。



所長「そろそろ帰る時間だよ。行こうか。」
チャーリー「楽しかったな。また連れてきてくれる?」
所長「そうだな。また来れるようにお願いしてみるよ。」

2人が出口に向かっていると、お土産屋の前に置かれたガチャポンの前で小さな男の子が泣いている。

男の子「○○が欲しいんだよー。もう1回だけー。えーん。」
お母さん「もう5回もやったでしょう。帰るわよ。」
男の子「やだー。帰らないー。えーん。」

チャーリーが男の子に駆け寄る。

チャーリー「どうしたの?」
男の子「○○が出てこないの。ここに書いてあるのに!」
チャーリー「そっか。お姉ちゃんと最後に1回やって、そしたら帰ろうよ。お母さんが困っているよ。」
男の子「○○が出るまでやだ!」
チャーリー「おじさん、1回だけいい?」
所長「ああ。」

所長はチャーリーにお金を渡す。

チャーリー「それじゃあ、お姉ちゃんと一緒に回そう。○○が欲しいって願いながら回すんだよ。」
男の子「うん!」

2人は一緒にハンドルを回した。カプセルが落ちる。

男の子「○○だ!やったー。お姉ちゃん、もらっていいの?」
チャーリー「よかったね。それはお姉ちゃんからのプレゼント。」
男の子「ありがとう!!!」
チャーリー「よかったね。バイバイ!」
男の子「バイバイ!」
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62 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/04/13(水) 18:38:11.43 ID:syUsbTvp
【実験室】

2回目の念力放火実験が行われることになった。いつものように、体じゅうに電極を取り付けられたチャーリー。チャーリーの前にはいつもの鋼鉄製テーブル、その上には厚さ5センチほどで ドミノピザよりやや大きめの鋼鉄プレートが置かれていた。
プレートには温度計も取り付けられている。
チャーリーの右側には前回より大きなバスタブが置かれ、中には氷水が並々と蓄えられていた。

チャーリー「今日は鉄なのね。楽しみだわ。」

スピーカーからの声「始めなさい。」

チャーリーは鋼鉄プレートに向けて緩やかに 力を放出した。10秒程力を注いでプレートに変化が無いことがわかると、チャーリーは力の放出量を増やした。
室温が上昇する。プレートが赤くなりはじめた。
チャーリーは更に力を加えた。
プレートが中央付近から溶けだした。
やがてプレートが燃え出した。鋼鉄製のテーブルも真っ赤だ。

スピーカーからの声「チャーリー、終了だ!」

チャーリー「あっ。水!」

我にかえるチャーリー。右側に置かれたバスタブのほうを向く。それと同時にバスタブの水は渦を巻き、沸騰を始めた。

チャーリー「止まれ!止まれ!!」

バスタブの水は煮えたぎっている。

チャーリー「止まれ!止まれ!!止まれ!!!」

沸騰の勢いは衰えない。既に半分以上の水は蒸発している。

チャーリー「止まれ!早く!!」

殆んどの水が蒸発してしまい、バスタブまでもが溶けはじめ、火を吹いた。
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63 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2016/04/13(水) 20:34:37.58 ID:syUsbTvp
【コントロールルーム】

全員がマジックミラー越しにチャーリーを見ている。バスタブの水か枯渇し、バスタブが溶けて燃え出すのが見えた。

所長「まずいな。水が足りない。」

研究員達が騒ぎ出す。

所長がマイクにむかって叫ぶ。


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