- 超能力者 嵐先生の部屋★４ノシ目
337 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2015/11/08(日) 00:47:11.76 ID:VVATslEt - なんか追記で、死後の世界の事じゃないけど
私が書いた異世界って無人の荒野で空が焼けてるのか
音が変で、景色も妙な感じで
変な色の雲が出てたりして、空の色が変だから地上も変な色で
うわーって感じなんだけど
無人になった空間で、透明な風が立体に見えるような
色のフィルムの中を歩いているような
その中で、自分の存在に意識を集中して
周りをよく観察して何か変なものが出てこないかとか
変な現象がないかとか
そんな事で頭が一杯になりながら、この場所から出ないとなーとかって
思ってた時に、随分前の事なんだけど
異世界で物を食べたら戻ってこれなくなるって話が頭に浮かんで
本当に食べたら戻れなくなるのかな？って思って
そこでポケットの中にあった最中（もなか）のようなお菓子の何だったかを口に入れたけど
味覚は普通で、口に入れて、舌の周りから出てきた唾液を飲み込んだ
あっちにいた時からポケットの中にあったからセーフ
とかって思い込んで、そのお菓子も食べて飲み込もうとしたけれど
あっちにいると、誰もいないのに周囲から見られている様な感覚になっていて
それも近くからも遠くからも無数の人間に見られているような感覚になっていて
これを飲み込んだ瞬間、周り人間の姿が見えるようになったらどうしようとか
この紫色の空の下で、道の角から誰か出てきたらどうしようとか
そう思ったら口の中の物は飲み込めなかった
で、そのお菓子が舌の上で崩れて唾液と一緒に少し喉の中を通ったかもって所で
お菓子の味を食べていた時の私の幸せな雰囲気が私を包んで
私は元の場所に帰って来ていた
その後、口の中にすっごい違和感がして
口の中にはお菓子は無かった
朽ち果てた何かの感触が舌の上と口の中にシールで貼り付けたように残っていて
あっちの世界の色のフィルムが口の中だけに残って持って来てしまっているような
そんな感触になった
口の中には何にも無かったけどそれを吐き出そうとして出せなくて
口の中だけ別の空間のようだった
近くにあった家の門の傍に蛇口があって水を撒く用のホースみたいのがあったから
急いでそのホースを口に持っていって水でよく流したら直ったけど
しばらく口の中に透明な何かがあるような違和感が続いていて
歩いているとまたあっちの世界に入り込んでしまいそうなふらふらした感じになってた
異世界から出る時に食べ物とか何かに時間の付加のようなものが強く掛かって
朽ち果てるのかなとか思った
あっちの物は大概朽ち果ててる
誰もいなくなって数十年が経ちましたって光景が広がっているから
もしもあっちの食べ物を食べて、それが消化されて肉体に入り込んだら
こっちの世界に戻る過程で肉体が朽ちて？しまうのかも知れないなって
その時思って、それからあっちに入り込んだ時に何か口にしようとは思わなくなったかな
だから、なんと言うか、こっちの世界ではない場所で体内に何かを取り込むのは冒険かも
じゃまたノシ
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