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名無しさん@お腹いっぱい。
超能力者 嵐先生の部屋★4ノシ目

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超能力者 嵐先生の部屋★4ノシ目
81 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/11/02(日) 21:41:37.47 ID:+thXS6Hn
厄除け
みんなが地方都市郊外のホテルを検索している姿がある
その前の時に
役所みたいな場所で、地方の空き家が多いとかいう話から始まる
避難用のシェルターとして活用しないかという話をしているのが観える
都心で水が確保できても食料、生活インフラ、その他の確保は可能なのかと
それであれば井戸水のある田舎に部屋を借りて
そこに生活できる環境をもうひとつ持っておく
そういう話が話題になってた
避難しないといけないときの為に、ガソリンを入れたバスを駐車場に用意しておいて
何かあったら集団でそのバスに乗り込んで確保しておいた地方に移動する、という話

カタストロフィーに際して
隣の国は通りの店のシャッターが全部閉じていた
灰色の街
アスファルトの路上にゴミが散乱して、風でそれがばらばら飛び回っている
ゲームセンターのシャッターが少し開いていて
そこから中に入って荒らしていた人達がいるが
そんな事は過ぎ去った昔の事の様に
街の通りはシャッターが閉じて人が殆ど歩いていない
若い男が、背中を丸めてガスマスクを付けて歩いている
オレンジと黒の縞模様の長袖を着ている、でも手袋とか付けている訳ではない
ガスマスクだけでは変装くらいの意味しかないのではないかと視てて思う

人の居なくなった通りに何の様があるのだろうと思うけれど
特に何の様もなくその男はうろうろしている
道端によく視たら死体が転がっている、誰もそれを処置しようとしていない
転がっている遺体はコートを着ていた、季節は秋か冬なのだろうか
シャッターが半端に開いているというか、こじ開けられている店があっちこっちにある
でもガスマスクの男がその店に興味を持っていないのは
既にその店には何も無くなったのだろうと思った
遠くの方に若い女の人がいる、髪が黒くて長袖を着ている
ガスマスクとかは付けていない、普段通りの格好だけれど、顔色がとっても悪い
その女がガスマスクの男に遠くからキーキー声を上げて怒っている
何かを喚いているけれど、あっちこっちに転がっている死体を
どうにかする目的がこの女にはある様に観える
なにかの宣伝の紙とかシール見たいのがたくさん貼り付けられた電柱
車の方向指示柱、あまり衛生的ではないような感じがする街
でも街のシャッターにいたずら書きがされていたりとか
放火されていたりとかガラスが割られていたりとか
そんなものは視られない
ちょっとだけいい加減な街が、無人になってシャッターを降ろしたら
こんな感じになるのではないかと思えるような、そんな街並み
この女は転がっている死体に不満を持っていた
何かを探していた
でも男と女で探しているものが違う、考えている事も違う
男は何を考えているのか分からない、徘徊するように歩き回り、死体の服を弄ったりもしていた
車もバスも走っていない
広い街、離れたところに大きな車の通りが視えるけれど何も動いていない
風が吹いて散乱していたゴミがバーっとまた地面を転がっていた
ゴミの多くが、ファーストフード店の赤い紙の、ポテトだとかジュースだとかの入れ物なのに気が付いた
そういえば波長の違う場所でも似たようなものをみたけれど
ここはあっちに比べたら、まだ生気があるほうかなとか
ガスマスクの男を視ながら思ってた
結局何が起こったのかはよく分からず、空が雲に覆われていて
太陽が照らさないものだから街は灰色の空気に包まれていた
超能力者 嵐先生の部屋★4ノシ目
82 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2014/11/02(日) 21:54:02.73 ID:+thXS6Hn
これから下に書いているものは厄除けの様で、もはや厄除けではなくなった
ここを見ている私の様なワタシ達に送る、もう既に鐘は鳴ってしまった事
その余韻が広く流れる事、その響きは強くて
海の押しては引く波を誰も止める事が出来ないように
この波は受け止めるほかに無い
地上に釣鐘が落ちた、鐘は地面で響き続ける、その振動が止まるまで
そんなメッセージの様なもの

ワタシは北を向いた
北東東、海の彼方が光っている
明るい街の家々からは、霧の中にいるかの様な
冷たい恐怖が漂う
それは地から湧く静かな感情
大きな人のカタチは海からやってくる
地の家々を壊して
その背に光の円があり
光に燃ゆる大きな光の球体は
家々を飲み込む
それはワタシの名を口にして
此方に近寄って来た

ワタシは南を向いた
南西西の空から降ってきた
大きな黒い球体は常の光景を飲み込む
地に黒い鉄球が落下するかのよう
音も無く降って来た
円い闇が、目の前に現れた
それは家々のある光景に半身を埋め
光を飲み込み
街を飲み込む

これは、終わりの光景
黒髪の女はワタシという人のカタチに
手をさし向ける

この星のカタチは人のカタチと一にある

暗い空に
2つのカタチと、人のカタチは浮いていた
ここにもう星は無く
彼方の宇宙は絢爛に光り
嘗てここにあった星のカタチはその輪郭を残し冷たく光り
ゆっくり暗い空間の波間に消えてゆく

こうありたいのと
黒髪の女は微笑む
そっと手を向けてワタシにそのテは近いものに思われた
そのテを取るか取らないか
暗く重い沈黙はこの星を包む


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