- ムーとか魔法について考えるスレ その4
323 :ムーとマホウ[]:2010/10/11(月) 17:19:09 ID:ETok01VO - 「暗黒物質」観測装置が完成=東大、世界初検出に期待−岐阜・神岡鉱山地下に
目に見えない謎の「暗黒物質」の初検出を目指す東京大の観測装置「XMASS(エックスマス)」が岐阜県飛騨市の神岡鉱山地下にほぼ完成し、報道陣に8日公開された。来月から観測が始まる。暗黒物質の直接検出と正体解明は世界的な競争になっており、 成功すればノーベル賞級の成果。 東大神岡宇宙素粒子研究施設長の鈴木洋一郎教授は「現時点で世界最高性能の観測装置であり、まず目標の感度を出すことが大事。世界で一番先に見つけたい」と話した。 暗黒物質の正体は未知の素粒子と考えられ、宇宙には現在知られている物質の5〜6倍も多く存在する。秒速約270キロで地球に飛来しているが、通常の物質とほとんど反応せず、素通りしているとみられる。 XMASSの外観は、直径、高さとも10メートルの水タンク(約800トン)。内部の中心に、銅製の真空容器に入ったほぼ球形の暗黒物質検出装置(直径約80センチ)がある。来週から装置内に零下約100度の液体キセノンを注入。 暗黒物質がキセノン原子核に衝突すると、かすかに光り、高感度センサーで検出される仕組みだ。 衝突確率は不明だが、最低でも月に1回衝突すれば検出できる。観測開始から約1年半で、検出可能かめどが立つという。 XMASSは2007年に建設が始まり、装置の総額は約6億円。観測実験には東大のほか、宮城教育大、東海大、名古屋大、神戸大、佐賀大などの研究者が参加している。 神岡鉱山地下は、小柴昌俊東大名誉教授が素粒子のニュートリノを「カミオカンデ」で初めて観測し、ノーベル物理学賞を受賞した場所。現在も後継の「スーパーカミオカンデ」がある。(2010/10/08-20:35)
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