- 悔しい!許さない!を前面に押し出すエロパロ
360 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/03/29(日) 20:40:04.84 ID:OdyuDvYZ - 遅くなってしまいましたが>>356の続きをこれより投下します
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「申し訳ありません!」 帰還後に呼ばれたスーツ等のメンテナンスルーム。 開口一番、頭を下げるドミナント。 「上級淫魔の出現で町の人々にこれまでに無い被害が及ぶと感じ 冷静さを欠いた行動を取ってしまいました。」 単に『功を焦って独断専行してしまいました』なんてとても言えない。 余りにも格好が付かず、自身のプライドが許さなかった。 「全ては私の戦士としての強過ぎる使命感が引き起こした暴走行為です。 本当に申し訳ありませんでした!」 『戦士としての強過ぎる使命感』である事を強調し、更にもう一度頭を下げる。 謝りつつも百地に対し他の二人とは使命感の強さが違うという アピールをして行く魂胆だ。 「そ、そうだったのか…それなら、まあ仕方が無いか。 君が戦士としての使命感が一際強いのは理解したよ。 でも、これからはこんな事の無い様にチームでの行動を心掛けて欲しい。」 「はい!」 ドミナントの威勢の良い謝罪に少したじろぎながらも一応反省を促す百地。 取り敢えず一際強い使命感故の行為だとアピールは出来た様だと内心安堵するドミナント。 次の問題は戦闘の結果による自身やスーツへのダメージや破損の報告である。 「そ、それで…先程詳しく報告出来なかった上級淫魔との戦闘で発生した 私のスーツへのダメージについてなのですが…」 こうして報告している最中も彼女のミニスカートの下は生まれたままの状態である。 しばし忘れていた自身のスカートの中の状況を思い出してしまい、 言葉を詰まらせスカートの裾を握り締めるドミナント。
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361 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/03/29(日) 20:42:04.09 ID:OdyuDvYZ - 「そう言えばスーツの一部にダメージを受けたって言いかけてたね。
ざっと見た所、マテリアルスーツには特に大きな損傷は無いみたいだけど?」 「う…それは、その…」 ドミナントも花も恥じらう乙女とまでは行かずとも17歳の女子高生。 正体が妖精とは言え、人間形態の百地は映画俳優の様なイケメンである。 そんな百地の真剣な表情を前に言葉を詰まらせたまま顔を赤らめるドミナント。 「じ、実は…吸淫攻撃を受けてしまう前にですね…パ、パンツを… 剥ぎ取られて…しまって…」 ドミナントが言いにくそうにしながらも遂にパンツを喪失した事を報告し始める。 「それで、燃やされてしまってですね…戦闘終了後も…今も穿いていないんです…」 耳まで真っ赤にしながら言葉を絞り出したドミナント。 これでようやく自身が現在ノーパンなのを報告出来たのだ。 それと同時に戦闘終了後からここまでずっとノーパンで過ごしていた事を 知られてしまった事実を認識し、一層顔を上気させる。 「な、何だって!?それは大変だ!」 百地の顔色が変わる。 「取り敢えずここに座ってくれたまえ!」 「は…はい!」 赤面しながら百地の指示通り室内の診察台に座った。 座る際、普段以上にスカート後部を慎重にお尻の下に敷きプリーツも整え 脚をキレイに揃える。 既にノーパンである事はバレてしまっているものの、 少しでも上品さをアピールしたいという女心だ。
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362 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/03/29(日) 20:44:03.78 ID:OdyuDvYZ - しかし、百地の次の行動は予想外のものであった。
「早速見せてくれたまえ!」 「えっ!?きゃあぁっ!?」 何と百地は診察台に座ったドミナントの脚を掴むと 思いっきり左右に開きながら持ち上げてしまったのだ。 抵抗する間もなく俗に言う『M字開脚』の姿勢にされてしまうドミナント。 「ちょ…!?や!?…司令!?」 あまりに突然の状況に言葉が出てこないドミナント。 隠す間もなくスカートの中に隠されていた秘部が露出する。 秘部が外気に直接晒される感触が蘇り、同時に百地の視線が突き刺さる。 「こ…これは…大変だ!」 百地が自身の秘部を息が掛かりそうな距離まで顔を近付け凝視している。 ポケットからボールペンの様な器具を取り出し、 先端のライトをドミナントの下腹部に当ててスーツの状態を調べている様だ。 その表情にいやらしい意図などは感じられず、真剣そのものである。 (そ…そうか…司令はイケメンの姿していても妖精だから、 私達とはこういう感覚が違うのね…) 耳まで真っ赤にしつつもいやらしい意図が無い以上、 騒ぎ立てるのもみっともないと思い羞恥心に苛まれながらも耐えるドミナント。 そんなドミナントの様子など全く気にもとめず、 百地は下腹部や会陰部を一通りライトで照らすと立ち上がり彼女から一度離れる。 「あ…あの…もう姿勢は戻しても良いですか?」 「いや、もうすこしそのままで居てくれたまえ。」
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363 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/03/29(日) 20:46:03.68 ID:OdyuDvYZ - ドミナントとしては少しでも早く姿勢を戻したかったのだが、
百地に止められてしまう。 「この装置の前でそのまま…あまり動かないで。」 百地がM字開脚で待機するドミナントの前にカメラの様な別の機材を持ち出し、 彼女の下腹部に再びライトを当てる。 「よし、スキャン完了っと…もう動いても大丈夫だ。」 「は、はいっ!」 待ってましたとばかりに慌てて脚を下ろし座り直すドミナント。 スキャニングが終わり、ようやく恥ずかしい姿勢から解放された。 百地は機材をパソコンに繋ぎ、スキャニングしたスーツのデータを分析にかけている。 取り敢えず百地の背中越しにモニターに表示されるデータを意味も分からず 遠目に眺めながら待機する。 (あ〜、何でも良いから早くパンツ修復して欲しいんだけど… どのくらいまでに直せるのかな〜…次の出撃までに間に合うかな…) そんな事を考えている内にデータ分析が終わったらしい。 背を向けていた百地がこちらに向き直った。 「いや〜、良かった良かった!」 「は…はあ…」 開口一番良かったと繰り返す百地に首を傾げるドミナント。 「あ、あの〜スーツの状態をもうちょっと詳しく… 特に、その…パ、パンツの修復までの時間とか…」 言いにくそうにスーツの状態について詳細な情報を求めるドミナント。
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364 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/03/29(日) 20:48:03.56 ID:OdyuDvYZ - 「ああ、そうだったね。
具体的に説明するとインナーパンツは消失してしまって修復は不可能だったよ。 ユニットを構成するナノマテリアルが完全に消滅してしまっているんだ。」 「は…!?」 予想外の言葉にまるでハンマーで頭を殴られた様な衝撃を受けるドミナント。 百地の直前の表情や言葉からは真逆の絶望的な宣告であった。 (修復不能って… それってまさかこれからずっとノーパンで戦わなければならないって事!? この、私が…ずっと…年下のチームメイトの前で…) 予想もしていなかった状況に思考が追い付かず、 呆然とした表情のままフリーズしてしまう。 そんなドミナントに構わず百地が言葉を続ける。 「でも大丈夫…君もそれを心配していたのだろうけど スーツの各種機能に影響は無いみたいだ!」 「は…はあ…」 百地のとんでもなくズレた発言に辛うじて先程と同様の気の抜けた返事を返す。 ここでも再び人間と妖精の感覚のズレを突き付けられてしまった。 (そう言えば…百地司令って、妖精のモモチーの時は服着て無いのよね…) 普段どんなにイケメンの姿をしていても本質は被服を着用する習慣も無い ぬいぐるみの様な妖精なのである。 『服』というものに対する認識が根本的に違うのも無理は無いのかもしれない。 「取り敢えず、君達も疲れているだろうし今日の所はこれで解散して 明日になったら本日の戦闘で採れたデータを詳しく分析しようと思う。 ミーティングルームで待機している他の二人にも今日はこれで解散すると 伝えておいてくれ。」
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365 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/03/29(日) 20:50:03.78 ID:OdyuDvYZ - 「は…はい…」
「さ〜て!明日は忙しくなるぞ〜! 何と言ってもクラウンがアクセラレイションを発現させたからな〜! あ〜、早く調べたい!データを取りたいなあ!」 こちらに背を向け機材を片付けながらウキウキの独り言を垂れ流す百地。 「了解しました…それでは、失礼します。」 そんな百地に挨拶して部屋を後にするドミナント。 ドアに背を向けトボトボと歩き出すが自分の現在、 そしてこれからの状況にまだ実感が湧かない。 (私だけマジでこの先ずっとノーパンなワケ? こんな状態であの二人相手にどう振る舞えば良いのよ…) これから早速その二人と接すると考えるだけで頭がグラグラと揺さぶられる感覚だ。 (それにしても…アクセラレイションだか何だか知らないけどさ…何よ! 最後にクラウンがパワーアップした事に対して百地司令のあの浮かれっぷり! 私がノーパンにされた事は塩対応だったクセにそっちの方には夢中になっちゃってさ… あ〜ムカツク!マジムカツク!) 先程のやり取りで最も気に入らなかったのは自分とクラウンに対する関心の違いが 浮き彫りになってしまった事である。 チーム結成時にクラウンが最年長の自分を差し置いてリーダーに抜擢された時から 薄々感じていた不満が一気に表面化してしまった。 今思えばクラウンがパワーアップする可能性が高かったと見込んでいたのかも知れないが だとしたら余計に許せない。 (私だって…絶対にいずれアクセラレイションとやらになってやるんだから! なるべく早く…出来れば次の出撃で!)
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366 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/03/29(日) 20:52:02.89 ID:OdyuDvYZ - そんな事を考えていると足取りも荒々しい速歩になり、
気が付けばあっと言う間に上階のミーティングルームの前に到着していた。 (ヤバ…イライラしながら歩いてる内にもう着いちゃった。 パンツの事、絶対に聞かれるだろうなあ…どうしよう?) どう足掻いても穿いてない状態が続行する事に変わりは無く、 例え修復出来た今は穿いてると言い張っても誤魔化せるのはせいぜい次の戦闘まで。 足技が主武器な為、実戦では穿いてないのをとても隠し切れない。 (残る手はもう、これしか無いわね…行くわよ!) 腹を括ったドミナントが深呼吸の後、意を決してドアを開け入室した。 「あっ!ドミナント!?」 「お疲れ様です!」 入室したドミナントの姿を見るや二人が駆け寄って来る。 「どうでした?パン…いえ、マテリアル・スーツの方は?」 案の定、ハーモニーが早速痛い所を突いて来た。 (う…やっぱり聞かれるわよね…) 予想していた質問に予定通りの応答を実行する。 「残念ながら修復不能だったわ。」 澄ました顔でサラリと応えるドミナント。 これこそが彼女の対応策であった。 さも、大した事では無いかの様に… 当然の事の様に…当初から想定していたかの様に… 開き直るのである。
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367 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/03/29(日) 20:54:04.07 ID:OdyuDvYZ - 「え…!?そ、そんな…」
あっけに取られた表情を浮かべる二人。 完全に先程の自分自身と同じ反応だ。 「それじゃあ…これからどうすれば…」 「どうするって何が? 別にどうなる訳でも無くこれからも戦うだけなんですけど?」 平然とした表情を保ちながら応えるドミナント。 「で…でも、穿いてないと…」 更にクラウンが言いかけるのを遮って言葉を続ける。 「あのねえ…この程度のアクシデントが何だって言うのよ!? この位の事は最初から想定済みよ。」 もちろん嘘なのだがあたかも想定内である事を装って強がる。 「淫魔がどういう存在なのかという事を正しく理解していれば 最初からこの程度のアクシデントが起こる可能性は容易に分かるでしょ? それともまさか、貴方達ってこんな事も想定してなかったの?」 「えぇ…そ、それは…」 言葉に詰まる二人を見下ろしながら更に畳み掛ける。 「あ〜やだやだ、淫魔を相手にしているという意識が低過ぎだわ。 ちなみに私の場合はパンツを脱がされただけで済んだけど あんた達が吸淫攻撃されたらそのショートパンツごと下着を剥ぎ取られる可能性が 高いんだからそういう想定と覚悟はしておいた方が良いわよ。」 半分悔し紛れの忠告だが二人の表情が強張る。
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368 :名無しさん@ピンキー[sage]:2020/03/29(日) 20:57:11.24 ID:OdyuDvYZ - 「ま、私はこれ以上脱がされる危険性は少ないからその点では安心ね。
ある程度の敗北を想定した長期的な活動を考慮すれば下着を破壊されても 無傷で残る可能性が高いスカートスタイルが最適解なのよ。 今回の事でそれは証明されたわ。」 更に負け惜しみ半分にこれ以上脱がされる危険性は少ない事もアピールする。 もちろん今考えた謎理論で半ば自分に言い聞かせている。 全ては年下のチームメイト達に対してプライドと優位性を保つ為だ。 「あ〜、そうそう…百地司令からの伝言だけど今日はこれで任務終了ですって。 明日になったら色々調査するみたいよ。 …と言う訳で解散解散!じゃ〜また明日ね!」 「は、はあ…」 最後に百地からの伝言を伝え、さっさっと足早にミーティングルームを後にする。 今日はもう一秒でも早く一人になりたい気分だった。 そのまま更衣室へ向かい、装着用ブースに入る。 マテリアルスーツを解除して着替えるのにもこの装置に入る必要が有るのだ。 カプセル状の装置に入り、スーツの分解プログラムを起動させる。 唸る様な機械音と共に全身のスーツが虚空に溶ける様に分解されて行く。 スーツが分解され素肌が露出して行く感覚に先程の戦闘でスカートを捲し上げられ 下半身を外気に晒された感覚が蘇り、またしても頬を熱くする。 (しかも…あんな、年下っぽい小娘に弄ばれて… せめて明らかに年上の大人の悪女みたいなタイプだったらまだマシだったのに!) 装置からスーツの分解完了を知らせるアラームが鳴り、 生まれたままの姿で上体を起こす。 正義のヒロインであるマジカ・ドミナントから普通の女子高生に戻った瞬間だ。 (このまま私の一人負けみたいな展開じゃ終わらないんだから…!) 制服に着替えながらヒロインとしてのリベンジを誓うリサなのであった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今回の投下はこれで終了します 次は反省会とかパワーアップ失敗とかかな…
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