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名無しさん@ピンキー
卓上ゲームエロパロ総合スレ48 [無断転載禁止]©bbspink.com

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卓上ゲームエロパロ総合スレ48 [無断転載禁止]©bbspink.com
283 :名無しさん@ピンキー[sage]:2018/04/06(金) 08:50:49.16 ID:qk+RznpY
TRPGドラクルージュの書斎公セイズマリーと冒涜卿ザスキアのSSです
媚薬・ソフトレイプ・ふたなり化注意
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284 :名無しさん@ピンキー[sage]:2018/04/06(金) 08:51:22.75 ID:qk+RznpY
ダストハイムに立ち込める深き霧は、そびえ立つ孤城すらも隠している。
かの城の誇る無限書庫には、彼女が今もなお君臨していた。
決して端の見えない書棚の迷宮は、 遍歴遠征などの喧騒と隔絶された静かな世界だ。
書斎公セイズマリー・ドラクル・ダストハイムは具現化した椅子に腰を掛け
朝から膨大な書物を読み耽り、いつもの如く己が知識欲を慰めていた。

「相変わらず熱心な御様子で……」

何処からともなく聞こえた声と共に、
窓のない室内に一陣の風が吹いた。
セイズマリーは小さく溜め息をつくと、読みかけの書物に押し花の栞を挿し挟む。

「……来訪される時は知らせて欲しいものです。ザスキア卿」

セイズマリーの振り向いた先には小柄で華奢な女性が佇んでいる。
彼女こそザスキア。
ザスキア・フェルゼンシュタイン・フォン・ダストハイム。
忌まわしき実験の骸の上に叡智の城を築き上げる冒涜卿である。
叙勲の年齢を比べてもなおセイズマリーよりも幼く見えるのは
世の喧騒に触れてないからだろうか。

「ノックはしたぞ。聞こえなかったらしいが」

落ち着いた歩調でセイズマリーはザスキアに近づく。
彼女の細い手にキスをして手厚く歓迎する。
ダストハイムでの叙勲を受けた身内の中で、彼女は誰よりも書斎公に似ていた。
ダストハイムの血統にとって、知の探究こそ活きる糧であり、また拭い難き業である。
セイズマリーは、方向こそ違えど貪欲なまでに
真理を追究するこの冒涜卿にある種の親近感を持っていた。
具現化した紅茶をザスキアに与えた後、彼女は霧を従えたまま
近くに置いてあった本を棚へと片付けていく。
霧がティーカップの上で揺らいだ後、すっと消えた。

「今日はあの雄弁家ではないのね」

「はは、ペトロス卿の事か? 彼には別の仕事を任せてある。
 それに、たまには自らの足で挨拶にも行かなければ
 礼節の何たるかを忘れてしまいかねないからな」

セイズマリーは眉間に微かに寄せた皺を指で隠した。
ザスキアに今更礼節を説く……それは椋鳥に讃美歌を教え込むような徒労に等しい。

「さて、本題だが……現代に至るまで我々と騎士は子を為せない存在だ。
 そのため我々は叙勲という契約に基づき、兵士を増やしてきた。
 しかし、青炎卿の涙ぐましい遠征により、その個体数は減少する一方だ」

「貴方の言う新たな時代のための尊い犠牲の方が余程多いのでは?」

「はは、これは手厳しい。私とて実験台を浪費してはいない。
 その証拠に、今宵はその成果をの一端を披露しようと思って来たのだよ」

「というと、……貴女の愛しい人形の事かしら?」

「ふふ、あれも中々面白いがね。大分精巧なものに仕上がりつつあるのだが
 やはり血統の者や騎士の代替は務まらない。果たして何百年かかるか……」

そう悩んでいるザスキアはどこか心をときめかせていた。
彼女にとって容易に達成される研究とは無価値に等しく
研究が険しく難解であるほど血沸き肉踊るのだ。
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285 :名無しさん@ピンキー[]:2018/04/06(金) 08:52:25.02 ID:qk+RznpY
「それはともかくとして、現在私が心血を注いでいる研究は
 我々真祖の直系及びその叙勲を受けた者たちが妊娠し得るかいなか、というものだ」

「世継ぎを?」

「そうだ。騎士が容易に子を為す事が出来たのならば
 慢性的な騎士不足も多少は軽減されるのではないか? 私はそう考えた。
 とうの昔に獣と異なる道を歩み、排泄すらも忘れた我々は子を為せない。
 しかし、例外としてアヴァロームの妖精をはじめとする
 異端の者は騎士の子を孕む事があるという。
 その仕組みを解明すれば、と腐心しているわけだよ」

セイズマリーは紅茶のティーカップをそっと置くと口を閉ざした。
意識が朦朧としているのか、体芯が思うように定まらない。
ザスキアの影がゆらゆらと視界で揺らいだ。

「……ああ、言い忘れていたよ」

絶え切れずセイズマリー公は椅子から墜ちた。
紅月の紋様の刺繍された床に花弁が散る。
うつ伏せになるセイズマリーを見下ろして、ザスキアが囁く。

「ことに知識においては、見聞を百遍も重ねるより己の身で行う事が一番だ。
 貴公も聞いてばかりいては退屈だろう。
 なぁに、些細な運動と思って付き合ってくれ」

ザスキアはセイズマリーの長い裾を捲る。
すらりと伸びた脚はすべらかで一切の苦痛を知らない色白を呈していた。
彼女の内腿をザスキア卿の不健康な華奢な手が冒涜的に伝い
しばらくして秘めたる花芯に軽く触れる。

「んっ……何を……」

「なぁに、簡単な実験さ。貴公も気を張る事なく愉しめばいい……」

ザスキアはそう言い、セイズマリーの春霞をぞんざいに乱した。
およそ男女の機微を知らぬ彼女ではあるが、探究熱心なその指は
たちまち書斎公の歓処を探り当てた。
ザスキアは興味深げにそこを何度となく愛撫した。
セイズマリー公の桜色の香唇から
甘く気だるげな吐息が漏れるまで、そう長くはかからなかった。

「串刺し山脈の山頂にしか生えない花がある……貴公の口にした秘薬はそれより作った。
 苦痛はないはずだ。それどころか甘美な夢すらも見られる。
 安心したまえ、これは堕落などではない。人として最も誇るべき知識への蒐集なのだ。
 私が好き好んで親愛なる友を堕落させる訳がない……」

セイズマリーはザスキアの声をしばしば聞き漏らした。
充足も不満も全て書物から手に入れていた彼女は、肉体的な快楽に慣れていない。
彼女の美しい内股に妖しげな蜜が、つつ、と垂れて床を濡らしていく。

「まず、獣の持つ痴情の種を我々の体にも芽生えさせてはどうかと考えたのだ。
 浅ましい獣は、我々が忘れて久しい原始的な繁殖法を残している。
 その原始的な方法こそ、我々の……くっ……これはっ……!」

事に及ぼうとしたザスキアは、突如不明の眩暈に襲われた。
それは痺れとなって全身に広がり、意識すらも霞ませていく。
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286 :名無しさん@ピンキー[]:2018/04/06(金) 08:53:36.57 ID:qk+RznpY
「確かに……百見は一行に如かずですね」

ザスキア卿を見下ろす者がいる。
入れ替わりに立ち上がったセイズマリー公は、その瞳で床に倒れたザスキア卿を観察していた。

「何故……確かに薬の、効果は……」

「ザスキア卿、貴女は私と似ている。
 私がこの無限書庫から滅多に出ないように、貴女もまた実験室から出ることはない。
 出るとするなら、必ず何か穏やかならぬ事を企んでいるはず……そうでしょう?」

ザスキアは体を動かそうとするが、意志に反して手足の感覚は段々となくなり
やがて意識を除いて彼女は完全に動かなくなった。

「貴女が紅茶を用意した時、私は後から霧を出しました。
 薬を排したのはその時です。
 私は抜き去った薬の効果を調べ、紅茶に入っていた薬を
 効果の薄いものに替えました。そして……
 貴女の紅茶に在ったその薬は、今ここに」

セイズマリーはザスキアの紅茶に掌をかざして薬を落とす。

「……では、改めていただきましょうか」

セイズマリーはその紅茶を飲んだ。
ザスキア自身が服用する予定だった薬ならば
よもや害は少ないはずだと踏んだのだ。
すると、下腹が炎の如く熱くなり、子を為す穴から異形の肉塊が生じた。
驢馬に似た大きさと先端の形状に加えて幹部には猫のものに似て無数の突起がある。

「なるほど、この凶悪な形状……これなら我らも
 ……女性同士でも子を為せるという訳、ですか」

ザスキアを尻目にセイズマリーは己の股より生え出でた巨塊を興味深げにしごく。
それは細く小さな彼女の手の中で、あの忌まわしい太陽の如き禍々しさを
浅ましい痴臭と共に放っている。
その時、ザスキアは白い靄に包まれた。
すると衣服が糖のように溶け消えて、白く華奢な体が晒される。
乙女のままに歳を重ねて叙勲した彼女の肢体はなだらかであり
異形の精槍の前には儚く見えた。

「……卿にも教えておきましょう。私もまた、知識の虜なのだと……」

そう言ってセイズマリーは無抵抗のザスキアに組み敷き、未踏の花園を無惨に散らした。
夜獣卿の如き荒々しさが、冒涜卿を翻弄する。
年の離れた友を苛めながら、セイズマリーはにこやかに微笑み
充足されていく知識と法悦を堪能する。
ザスキアの慎ましい乳房に、彼女の白掌がそっと重なる。
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287 :名無しさん@ピンキー[]:2018/04/06(金) 08:54:09.74 ID:qk+RznpY
「……」

すると、彼女は少し怪訝な目をしてすぐ掌を離し、大袈裟に動いて攻め立てた。
抵抗する力を奪われたままのザスキアは、ただただ書斎公の狼藉を受けるのみである。
二人の女の吐息は薄暗い無限書庫に響き、やがてはそれすらも闇に溶けていく。
民衆の男にしか知り得ない快感の奔流がセイズマリー公の内に渦巻き、氾濫していく。
やがて白き閃光が瞬き、それと共に罪深き蜜が夥しい量でザスキア卿の内に溢れ出た。
それは別の生き物の如く跳ね、疼き、不浄の悦びを二人にもたらしていく。
二人の白肌に眩い玉汗が滲み、火照った身体を潤している。
永遠とも思われる雄々しく浅ましく愛しい律動の果てに
それは徐々に姿を根元に潜り込ませ、二人が折り重なって痴悦に微睡む頃には完全に消滅していた。

「……なるほど、発想はともかくとしてこの手法はいささか品格に欠けますね。
 男はともかく女騎士は賛同しかねるに違いありません」

陸に上げられた魚のように痙攣し、痴悦と苦痛の狭間に燻るザスキアを尻目に
セイズマリー公は裸身に花弁を散らした。
花弁は一つ一つが繋がり合い、花を刺繍された無縫の衣となって
火照った彼女の体を覆う。

「多少は気が紛れました。
 卿の体に今夜の結果が出ましたら、また知らせて欲しいものです」

彼女はザスキアに暗色のローブのみを与えた。
冒涜卿の周りに現れた魔霧は、みすぼらしい彼女の姿を隠し、包み込んだまま消えていく。
非情にも彼女をあの姿のまま城外へと放逐した書斎公は
また椅子に腰を掛けて古書を読み始めた。
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288 :名無しさん@ピンキー[]:2018/04/06(金) 08:54:37.53 ID:qk+RznpY
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「……一杯喰わされたようですね」

暗色のローブ一枚で放逐されたザスキア卿は
首を垂れて独り言を呟きながら灰が森の中をとぼとぼと歩いていた。
そこに現れたのは、二十代の外見をした男性。
灰白の髪に猫眼に似た金瞳、朗らかな声で語る彼は、ペトロス・グルーンツヴァイク。
常々ザスキアの代理人として外務を担当している「詭弁卿」だ。
まんまとしくじって帰って来た主君に、彼は苦笑を浮かべつつも労おうと歩み寄る。

「……そうでもないさ、これはこれで得難い体験だ」

ザスキアが詭弁卿に言った。強がっている様子はない。

「ただ、この事態は「肉体」への負担がかかるので億劫だったに過ぎない。
 男体化及びその種子が果たしてこの身体に芽吹くか否か
 ……帰ってからゆっくりと調べるとしよう」

無感動に状況を分析する主君の狂人的な学究心に感心し、詭弁卿は一息つく。

「しかし自国の城で、更には自身の肉体に黙ってそのような事をされ
 セイズマリー公はお怒りになりませんでしたか?」

「抜かりはない。彼女と私は同じ穴の狢だよ。
 彼女が断罪する気なら、とっくの昔に
 末端の者ならず、私自身の身柄を粛清伯や断罪公に払い下げて地獄に封じさせる。
 それが出来ないのは……彼女もまた尽きる事のない知の隷徒の一人という事さ。
 ……さて、『私』は一足先に城へ戻る。卿はこの『骸』を持ち帰ってくれ」

そう言うとホムンクルス――ザスキアの姿をしたホムンクルスの瞳から生気の炎が消えた。
その人形はザスキアの魂が消えると、ただ黙して詭弁卿の命令を待っていた。

「ふぅ、やれやれ……」
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289 :名無しさん@ピンキー[]:2018/04/06(金) 08:54:57.95 ID:qk+RznpY
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「……帰ったようね」

優雅に紅茶を飲むセイズマリーの後ろに、人影が見える。
栗色の髪に柔らかな色合いの茶瞳、誘うようなあの首筋……
その姿はセイズマリー公そのものだった。
椅子に座っているセイズマリー公は応える事なく本に目を通していた。
やがて、彼女の側にその人物は立ち、華奢な肩をトンと叩く。
その途端、相手は椅子ごと霧と化して、幻となって消え失せた。
残された書物をスッと拾い上げて本物のセイズマリー公が独りごちる。

「冒涜卿、私もほどほどに謀り上手なのです」

また彼女は何事もなく書物に目を通した。
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290 :名無しさん@ピンキー[sage]:2018/04/06(金) 08:55:19.00 ID:qk+RznpY
以上です


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