- FETSでエロパロ 56章 [無断転載禁止]©bbspink.com
50 :名無しさん@ピンキー[]:2017/08/15(火) 00:13:55.47 ID:WEhxXvn+ - 不快に思ったのかアルダーは窓の外に目を向けた。しかし、ジェルドそれに不快感を示すどころか、これ幸いとばかりに手に持っていた『銀の髪の乙女』の手配書を眺め始めた。 そこには15、6歳くらいの少女の顔が描かれていた。
それを見て、彼は最初に『銀の髪の乙女』のことを聞いた時のことを思い出していた。 こいつは絶対に捕まえなければいけない。俺たちの脅威になる。 早く殺さなければ 彼は兵士からそれを聞いた時、瞬時にそう判断した。だが、なかなか捕まらないことに苛立ちを感じていた。 しかし、部下達がこんな話をしているのを聞いて別の感情を抱いた。 「『銀の髪の乙女』ってよく見たらすげぇ美少女だよなぁ。」 それを聞いた時は「気が緩んでいる」と、その兵士を怒鳴りつけた。 だが、自分が男だからなのか、『美少女』という言葉を聞いて『銀の髪の乙女』が気になって仕方なくなり、手配書を改めて手にとって見た。 「本当に綺麗な娘だな」 それから彼は何もない時は『銀の髪の乙女』のことばかり考えるようになった。 どうしてあんな力が使えるのだろう? 15、6くらいならそろそろ結婚していてもおかしくないよな。 男と寝たことはあるのだろうか? ジェルドは(結婚願望がないにも関わらず)特に、彼女が処女であるかが気になっていた。 なんだかんだで自身も女が欲しいのだろう。 彼は男ばかりの軍隊にずっといたせいなのと、厳つい顔立ちのせいで女からチヤホヤされたことなどなかった。 それに女を何度か抱いたことはあるが、皆娼婦であったし、普通の町娘は自分に近寄ろうとさえしなかった。 しかし、ヌミダ公爵の将軍になるとそこその縁談が持ち込まれるようになった。だが、彼はそれらの縁談に興味を示さなかった。 あんな簡単に女が手に入るのではあまりにもつまらない。 なかなか手に入らないものを追いかけ、モノにして見せるからこそ良いのではないか。 あんなに可憐な娘を抱いてみたい。 その時、あいつはどのような反応をするんだろう。 どこかに閉じ込めて自分だけしか関わらないようにしたい。 孕ませて無理やり産ませたら俺だけのものだ。 ここがベグニオンで相手が同じベグニオン人女性なら絶対にできなかったであろう。 だが、ここはデインで相手はデイン人だ。 だからなのか、『銀の髪の乙女』に対しておぞましい考えを抱いてしまう。
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