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209 :将司 ◆kWmTmJFJVo [sage]:2017/04/23(日) 02:15:35.37 ID:awfQuM3Q - ■有田聖孝の凋落 ― ■4.沙羅の思い出 (1/7)
将司ファンドの会長秘書・早瀬沙羅にクンニを強要され絶頂に導いた有田聖 孝はその日の夕方、皇国ホテルのレストランのウェイティングバーにいた。 待ち合わせの時間より少し早めに着いたのでキール・ロワイヤルを飲みなが ら食事の約束をした早瀬沙羅を待っていた。 昼間に聖孝のクンニで絶頂した沙羅はしばらく大きな呼吸をした後、息を整 えると何事もなかったかのように 「ありがとう。ここの仕事はプレッシャーがキツくて性欲が溜まりやすいの よ。また今度もお願いね。じゃ仕事に取り掛かりましょう。」 と言い打ち合わせを始めた。テキパキと財務状況の調査のために提出する資 料を指示し、今後の打ち合わせの予定を決めた。 帰り際に 「今夜一緒に夕食でもいかがかしら」 と誘われたので昔沙羅を抱くのに時々利用していたこのホテルのレストラン に誘ったのだ。 (今日食事に誘われたのは何を目的としたものなのだろう? 聖孝に初めて 抱かれたときは処女だった沙羅だが、半年の間にかなり開発して女の悦びも 身体に植え付けてやったはずだ。あの頃の快感が忘れられなくて呼び出され たのだろうか? だとしたら今夜は思いっきり責めて心ゆくまで逝かせてや ろう。) そんなことを考えながら聖孝は三年前の冴えないOLだった頃の沙羅のこと を思い出していた。
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210 :将司 ◆kWmTmJFJVo [sage]:2017/04/23(日) 02:17:53.98 ID:awfQuM3Q - ■有田聖孝の凋落 ― ■4.沙羅の思い出 (2/7)
三年前、早瀬沙羅は聖孝の会社と取引のあった人材派遣会社の営業担当者だっ た。野暮ったい黒ブチのメガネをかけて、肩までの黒髪のストレートヘア。 高校・大学と遊びもしないで勉強だけしてきましたというような雰囲気の 新人OLだった。就職氷河期だったので就職活動には苦労したのだろう。普 通の年であれば大手の銀行や商社に就職していてもおかしくない学歴だった が沙羅が就活していた年は特別に景気が悪く、派遣会社の営業職の採用にな んとかひっかかって仕方なく就職したようだった。人材派遣会社の中でも あまり大手とは言えない会社で、 (なんでこの学歴でこの派遣会社の営業に?) というミスマッチを聖孝も感じていた。 最初の数回は先輩の営業担当者に連れられてきていたが、すぐに一人でリア ンアロー社への営業を担当するようになった。もう少し大手なら人材育成も しっかりしていて、先輩社員が手取り足取り教えて一人前の営業になるまで 育てるのだろうが、あれくらいの規模の会社では新人教育もそこそこにお客 さんのところに営業に行かせ、モノになったものだけを残していくというや り方はよくあることだ。 営業の世界では学歴は関係ない。あるのは受注の数字だけだ。人材派遣業の ような他の会社との差別化が難しい業種では、口がうまい者が顧客のキーマ ンに取り入って数字をあげていく。新入社員とは言え、受注のノルマを課さ れていたのだろう。不況の影響でなかなか新規の受注が取れず苦労していた ようだ。
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211 :将司 ◆kWmTmJFJVo [sage]:2017/04/23(日) 02:20:12.72 ID:awfQuM3Q - ■有田聖孝の凋落 ― ■4.沙羅の思い出 (3/7)
当時リアンアロー社もシステム運用の要員を増やす計画があったので聖孝は 冗談半分に沙羅に持ち掛けてみた。 「一晩付き合ってくれたら派遣要員の増員を検討してもいいよ」 「え・・・、それは・・・」 あまりに予想外の言葉で何の話かもわからない様子だった。しばらくしてそ の言葉の意味を理解したようだが顔を赤らめるだけでそれ以上の言葉は出て こなかった。 しかし次に会社を訪問してきた日には沙羅から話を振ってきた。 「せ・・、先日のお話ですが・・・」 緊張して声が裏返っていた。その時は聖孝はそんな話を沙羅にしたことすら 忘れていたが、すぐに思い出して取引は成立となった。 その週の週末にこの皇国ホテルのワインバーでしこたま飲ませた後で、客室 に連れ込んだ。シャワーを浴びたいというので、聖孝が先にシャワーを浴び てベッドで待っていると沙羅もバスタオルを巻いてバスルームから出てきた。 聖孝が待つベッドに入って来たがガチガチに緊張していることが伝わって くる。それでもキスをすると目を潤ませてとろ〜んとしてきて多少は緊張も 少しだけほぐれてきた。 「灯りを消してください」 小さな声で沙羅が懇願したが、聖孝は無視して明るい照明の下で沙羅からバ スタオルを剥がした。腹筋のシックスパックの割れ目がうっすら見えるくら い締まっているにも関わらず、張りがある胸は上を向いても形を保っていた。 (いつも着ている地味なスーツの下にはこんな豊満な身体が隠されていたの か・・・、これはとんだ拾い物だったな。) そう思ったのを聖孝は覚えている。
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212 :将司 ◆kWmTmJFJVo [sage]:2017/04/23(日) 02:22:37.55 ID:awfQuM3Q - ■有田聖孝の凋落 ― ■4.沙羅の思い出 (4/7)
明るい光の中で裸身を晒させられた恥ずかしさのためか沙羅は顔を両手で隠 した。全く手入れをしていないと思われるワイルドなアンダーヘアが見えて いる。男に見られるときのためにアンダーヘアを整えなければなどとはこん な状況になるまでは考えたこともなかったのだろう。 胸のふくらみに手をやると沙羅はビクッと反応して手で胸を隠す。 (予想はしていたがこれは処女なのかもしれないな) 心の中でそう思ったが、あえて聖孝から処女なのかどうかを問いかけること はしない。これはビジネスの取引の一環としての行為なのだ。沙羅がビジネ スパーソンとして決断したことなのだからそれを聖孝がどうこう言うことで はない。 聖孝が沙羅の割れ目に指を這わせるとまたビクッと反応し、もう一方の手で 股間を隠して邪魔をする。聖孝は触ろうとする自分の手をさえぎる沙羅の両 方の手首を持ち、頭のほうに引き上げてバンザイの形にさせる。そして手首 をクロスさせて左手だけで掴むと頭の上でベッドに押し付ける。鍛え抜かれ た聖孝の腕力をもってすれば片手で女の自由を奪うのはたやすいことだ。
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213 :将司 ◆kWmTmJFJVo [sage]:2017/04/23(日) 02:24:50.96 ID:awfQuM3Q - ■有田聖孝の凋落 ― ■4.沙羅の思い出 (5/7)
防御のなくなった沙羅の乳首を空いている右手の指で摘まんだ。柔らかかっ た乳首はすぐに硬くコリコリになっていく。そして次は右手を股間に移し、 クリトリスをもてあそぶ。そうしているうちに沙羅は抑えきれなくなった喘 ぎ声を漏らすようになった。割れ目に手を這わせるともうすっかり濡れてい た。 「ビチョビチョに濡れてるよ」 聖孝が沙羅の耳元でささやくと沙羅は真っ赤に頬を染めた。 沙羅の両手の自由を奪っていた左手を離し、今度は股を無理矢理に割って脚 を開かせその間に入り込んだ。肉茎を割れ目にあてがって狙いを定め、正上 位で挿入する体制になった。沙羅は処女を失う恐怖のためかブルブル震えて いる。 少しかわいそうにも思えたが、沙羅の誰にも汚されていない所を自分が最初 に征服することができるのだと思うとその欲求を止めることはできなかった。 肉棒を少しずつ淫裂へ埋めこんでいく、充分に濡れているはずなのに内壁 は硬く、メリメリと音が聞こえるようだ。処女膜を破る手前のところなのに 沙羅はもう苦痛に顔を歪めている。
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214 :将司 ◆kWmTmJFJVo [sage]:2017/04/23(日) 02:27:10.43 ID:awfQuM3Q - ■有田聖孝の凋落 ― ■4.沙羅の思い出 (6/7)
処女膜を破られる直前の絶望的な瞬間を沙羅にしばらく味わわせるため、そ してその境遇に沙羅をおとしめる自分の力を実感する時間を楽しむために処 女膜を破る直前で数秒間動きを止めて時が訪れるのを待った。数秒待ってそ の時間がもう充分だと自分で納得できた聖孝は行く手を阻むかよわい障壁を いともたやすく打ち破ると一気に一番奥まで突き入れた。 「ィツゥーー!」 必死にこらえている沙羅だが、言葉にならない声を漏らしてしまう。表情か らも痛みをこらえているのがわかる。そんな沙羅を哀れに思う一方でこの女 の処女を散らしたという達成感に酔いしれていた。 行為の後でシーツがかすかに赤く汚れていた、学生時代もあまり遊び慣れて いなかったのだろうという推測を裏付けていた。見なかったフリをしてその ことは何も沙羅には聞かなかった。
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215 :将司 ◆kWmTmJFJVo [sage]:2017/04/23(日) 02:29:25.61 ID:awfQuM3Q - ■有田聖孝の凋落 ― ■4.沙羅の思い出 (7/7)
それからも何度も呼び出して性処理に使わせてもらった。性経験のなかった 沙羅は最初は完全に受け身のセックスだったが、男の悦ぶテクニックを覚え させて行った。物覚えが良く、教えた技巧は全て完璧にマスターし、さらに こちらの反応を見ながら自分でも工夫しながら技術を磨いているようだった。 溜まっているときはリアンアロー社の社長室に呼び出し接客用のソファーで フェラチオさせたりもしていた。フェラチオのテクニックは半年後には熟練 の風俗嬢にも負けないくらいになり、まだ若くてやりたい盛りだった聖孝は 性処理女として重宝していた。今日は将司ファンドのオフィスでクンニを強 要されたのはそのときのリベンジをされたと言うわけだ。
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