- ガンガン系漫画でエロパロ
248 :Javelin[sage]:2017/01/10(火) 00:22:10.27 ID:AqIT/5oK - 古すぎて自分でもネタが解らないのですが、
バンブーブレード(初期)のコントSSがあったので 当時を覚えている方は是非ご笑覧下さい。 ◆1/3 昼休み、室江高校剣道場。 先鋒、ピンク。 「でね? でね? あたしがホテルで目を覚ますと、 ダン君がこーんな大きな薔薇の花束持ってね!? 『おはよう。そして、誕生日おめでとう、ハニー』って!! もうあたしすんげー感激しちゃって! んもー! 絵になりすぎなのよ!! これがッ!!!」 キリノとタマに、惚気話を披露するミヤミヤ。 興奮の余り、ピンクモードの言葉遣いすら忘れている。 「もぎゅもぎゅもぎゅもぎゅもぎゅんむ。 ……すごいです。映画みたいです」 咀嚼を待ってから、感想を述べるタマ。 相変わらず表情こそ変わらないが、やや頬が赤いのは『ホテルでのゴージャスな一夜』の下りのせいか。 (いッ、言えないッ……! 「にゃははは、どう見ても若手芸人の体当たりギャグにしか見えないよー」 なんて言えないッ……!!) 口の中の惣菜を、今にも吹き出しそうになるのを命懸けで堪えるキリノ。 他の部員達は、用事やら休みやらスランプやらスペースシャトルで遭難中やらで、剣道場には居ない。 三人だけだったので『この顔触れなら、たまにはこういった話もいいだろう』と思ったのか、ミヤミヤが振った話題は色恋ネタであった。 彼女が熱弁する、ハーレクイン・ロマンスの如きダンの武勇伝は、 脳内フィルタで徹底的に美化され全米を100回泣かせるクライマックスを迎えていた。 そんな二人の微妙なリアクションにややテンションが下がったのか、 「……ま、お二人はあんまりこういう事はないでしょうねぇ……」 ミヤミヤは勝ち誇った風に、溜息をついてみたりする。 「ん、ん!…… んー。まぁウチはもう少し、フツーかなぁ」 何とか惣菜を飲み下したキリノ。 (まったく、色んな意味で規格外だよあんたらは……!) 呼吸困難だったのか少し顔が青かったが、そこは“みんなのお姉さんキリノ部長”の根性と度量で話を繋いだ。 全米は101回泣いた。 「もぎゅもぎゅもぎゅもぎゅもぎゅんむ。 ……はぁ。フツーですか」 「そうだねー フツーだねー」 「ではせっかくですから、ここは一つ部長のお話も……」 剣道部内ナンバーワン・カップルの座を賭けて、女達の静かなる戦いが始まっていた。
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249 :Javelin[sage]:2017/01/10(火) 00:23:26.63 ID:AqIT/5oK - ◆2/3
副賞、もとい将、イエロー。 「こないださ、先生の部屋に料理作りに行ったのよー。 ほらー、いつもお惣菜ばっかりじゃあれじゃない?」 にゃははは、と照れ笑いしながら話し始めるキリノ。 「もぎゅもぎゅもぎゅもぎゅもぎゅんむ。 ……そういえばよく先生の部屋行くみたいですけど、いつもどんなことしてるんですか?」 「えーと。 洗い物したげてー。 部屋の掃除したげてー。 繕い物したげてー。 ご飯作ったげてー。 一緒に銭湯行ってー」 指折りながら、その献身的な奉仕のほどを数え上げるキリノ。 (言えない…… 「ふふふ、それじゃまるでダメ男に尽くす飯炊き女じゃないですかぁ」 なんて言えない……) 目を泳がせるミヤミヤ。 「そうそう、キッチンに立つと後からスカートん中覗こうとすんだよー? 自分ではさりげないつもりなんだろうけどバッレバレでさー。 ほんっとオッヤジだよねー?」 そう言いつつも満更でもない、キリノの眩しすぎる笑顔。 「ま、まぁ……やんちゃな男の子、って感じで微笑ましいじゃないですか?」 (というか部長、部活終わって着替える時、時々スカート巻いて上げてますよね?) 「でさー、“いつも色々してくれてるお礼に、肩揉んでやるよ”なーんて言ってくれてー」 「よ、良かったですねぇ……」 (お礼が肩揉みて。どこまで所帯じみてるんだあんたら……)
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250 :Javelin[sage]:2017/01/10(火) 00:24:05.04 ID:AqIT/5oK - ◆3/3
大将、タマ。 「……で! で! タマちゃんはどうなのさー?」 そろそろ照れが限界を迎えていたからか、タマに振るキリノ。 「私ですか? 私は別に付き合ってる人とか……」 まさか自分に振られるとは思っていなかったのか、素で返すタマ。 「まあ、ユージ君とはただの幼馴染みたいですし……」 どことなく勝者の余裕を含んだ、ミヤミヤのフォロー。 「んー、やっぱ子供の頃と変わらないのかー。残念だなー」 「残念と言われても。 ユージ君は昔から優しいです」 タマの硬い声。 ややムッとしているニュアンスが匂うのは、自分の子供っぽい部分を突かれたからか。或いは、幼馴染としての意地か。 「はいその優しいとこkwsk」 キリノの箸からタマの弁当箱へ、揚げ物の王者・ヒレカツ降臨。 「あ、ありがとうございますもぎゅもぎゅもぎゅもぎゅもぎゅんむ。 ……そういえば」 引けば煽り、押せば釣る。愚直とも言えるその剣道スタイルとは異なり、異常に巧みなキリノの尋問技術であった。 (そうまでして聞きたかったんですか部長……) 「この間、久し振りにユージ君とrorianaudoreityoukyougokkoしました。 それで、“こうしてると子供の頃思い出すよね”って」 「……えー、と?」 「……ちょっと待って。今、脳内辞書が起動してなかった。もう一回」 一瞬ミヤミヤの眉間が凍り付き、キリノは目の前に浮かんで消えた謎の文字列を手にした箸で掴もうとしていた。 「こうしてると子供の頃を……」 「その前じゃ!」 思わず素になるミヤミヤ。 「久し振りにユージ君とろりあなるどれいちょうこうごっこを…」 「なーんだ『ロリアナル奴隷調教ゴッコ』ね。何だか微笑ましく…」 「あー、はいはい、『ロリアナル奴隷調教ゴッコ』。そだねー子供の頃はよくやって…」 「「ねェよ!!」」
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- ロリに興味ない男が誘惑されてロリに目覚めるシチュ
293 :名無しさん@ピンキー[sage]:2017/01/10(火) 00:33:52.13 ID:AqIT/5oK - 半年前へ遅レスだが、昔からラノベにはロリと同棲する話は多いな
異能バトル系を除いてもこれくらい読んだ ロウきゅーぶ 小学星のプリンセス SHI-NO りゅうおうのおしごと 今日から俺はロリのヒモ 最初は男主人公がロリに対して社会的危機感を覚えているが 段々と真性になってゆくのがスレ的にも合っていると思う
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