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【従者】 主従でエロ小説 第七章 【お嬢様】

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【従者】 主従でエロ小説 第七章 【お嬢様】
355 :349つづき 1/2[sage]:2014/12/16(火) 21:34:17.19 ID:Yr/cXPet
「…遅いわよ」

部屋に入るなり、ソファに身を沈めたお嬢様に睨みつけられる。

「申し訳ございません。ホールの方へ行っておりました」

華やかな宴の終わったあとの館は、残り香のような高揚感が漂い、
0時を過ぎても忙しく立ち働く召使いたちの軽いざわめきに包まれている。

「部屋着に着替えるから手伝って頂戴」

普段は常に誰か控えているお嬢様の部屋にも、今は部屋づきメイドの姿はない。
意に染まぬパーティに機嫌を損ねたお嬢様はことさらに我が儘になるので、
少し放っておいたほうがいいだろうというのがメイド達の間の暗黙の了解のようだ。

「それならメイドを呼んでまいりましょう」
「いますぐ着替えたいの。お前が手伝って」

服の着替えを手伝うのはメイドの仕事である。
女性であるお嬢様の着替えを手伝うなど、本来は男性執事の仕事ではない。
ただ、お嬢様が「私に」命じているのだということはわかっていた。
代わりの者を呼ぶなどと言えば、さらにお嬢様の機嫌を悪くするだけだろう。

息を一つ吐き、ゆっくりと歩み寄った。
私がそばに立っても、お嬢様は身じろぎもしない。

「お疲れのところ恐れ入りますが、お立ちいただけますか」

私の言葉に、お嬢様はけだるげに立ち上がり、私に背を向ける。
が、それ以上は何もせず、棒立ちのまま。すべて私にやれということか。
どうしたものかしばし思案していると、手をだしかねている私に、指示が下った。

「まずネックレスを外して」
「はい。失礼いたします」

お嬢様の長い髪は綺麗に結い上げられており、うなじから肩、そして鎖骨にかけての見事なデコルテがあらわになっている。
うなじにそっと手を伸ばし、繊細なネックレスを持ち上げる。留め金を外し、静かにテーブルに置く。

「それからドレスのファスナーを下ろすのよ」
「はい」

大胆に肩を出したドレスは、背中のカーブにぴったりとフィットしている。
そのカーブに沿ってファスナーをおろし、最後に上のホックを外すと、ドレスがするりと足元に落ちた。
【従者】 主従でエロ小説 第七章 【お嬢様】
356 :349つづき 2/2[sage]:2014/12/16(火) 21:39:32.70 ID:Yr/cXPet
「パニエも取って」
「かしこまりました」

これは付けるときに苦戦したものだが、
今度はドレスは脱いでしまっているので、しゃがんで並んだホックを外してゆくだけで良い。
すべて外し終えると、お嬢様は私に一切構うことなくパニエを下に落とした。
とたん、目の前に繊細なレースのショーツに包まれた、美しい丸みを描くお嬢様のヒップが現れる。
薄いストッキングに包まれて、わずかに光沢を放つ肌に触れてみたい衝動を抑えこむ。

「これでようございましたか」
「下着も取りたいわ。背中のホックを外して頂戴」

下着は、肩紐のないブラジャーとコルセットが一体になったようなもので、
これも背中のところに小さなホックが並んでいる。
さすがにこれを外すのは抵抗があるが、私が断ってもおそらくお嬢様は聞き入れないだろう。

「…失礼いたします」

再度断って、ホックを外す。ひとつひとつ外してゆくと、そのたびにわずかずつ下着がずれ、
最後の一つを外すと、弾力のある下着の素材は縮んで元の形に戻ろうとし、滑らかな背中が丸見えになった。

お嬢様は構わず私に背を向けたまま、下着を床に落としてドレッサーに向かって歩き出した。
結い上げられた長い髪を解きほぐしながら部屋の隅の椅子の背にかけたナイトガウンを手に取り、羽織る。
そして少しかがむと、ストッキングを脱ぎ去り、それも床に落としてしまう。
その一連の動作がまるで映画のように美しく完成されており、私は息をするのも忘れて見入っていた。

ガウンの腰紐を縛りながらこちらを振り返ったお嬢様は、木偶のようにつっ立っている私を見て、わずかに微笑んだ。

「どうしたの?ぼんやりとして。らしくないわね」

その言葉に我に返る。そう、私がここにいるのはお嬢様の着替えを手伝うためだ。
お嬢様がくつろいだ姿になった今はもう用はない。
お嬢様の脱ぎ捨てたものを手早く拾い集め、部屋を辞そうとドアへ向かう。

「御用はお済みでございますね。それでは今夜は失礼いたします。お休みなさいませ」
「…待ちなさい」

踵を返してドアノブに手をかけた私を、お嬢様が呼び止める。

「まだ何か?」

私はドアノブに手をかけた姿勢のまま、振り返りもせずに尋ねた。

お嬢様の気配がこちらへ近づいてくる。高級な絨毯に吸い込まれて足音こそしないものの、私のすぐ背後まできたようだ。

「…こちらを向いて」

お嬢様の声が、震えているようだ。怒っているのだろうか。
お嬢様の方へ向き直ると、お嬢様は頬を紅潮させ、唇をキュッと噛み締めて私を睨みつけている。
やはり相当怒っている。理由に心当たりはないが、私は平手打ちを覚悟して、歯を食いしばった。

お嬢様はしばらくじっと私を睨みつけていたが、
…やがて目を伏せ、小さな声で呟くように言った。



「………なんでわからないのよ、バカ」


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