- 【巨根】TRICK・矢部謙三でエロパロ【貧乳】part6
402 :目印 1/13[sage]:2014/12/06(土) 08:30:52.23 ID:e/RvBMoj - 完成披露試写会でラストステージを見てひたすら号泣してから約1年
まだ上田のあの表情を見るにつけ泣いてしまう 少し長い?かも知れませんがウエヤマほのぼの系Hありです * ここはスマートメゾンイケダ。 いつものように他人の家に不法侵入しながら、その住人以上にくつろいだ体の物理学者が言った。 「そう言えばYOU」 勝手に畳まれた洗濯物をしまい、一息ついた奈緒子が上田を睨みつける。 我が物顔で茶をすすり、湯のみを置いた彼の顔は予想外に真面目なものだった。 「なんですか」 「……以前、宝女子村の事件で、君たちが俺が死んだと思った時のことだが」 「ああ、ミラクル三井の時ですね。随分古い話だな」 「YOUは、男性の、そ、その……お、大きさで、俺かどうかを確認しようとしたそうだな」 唐突にそんなことを言われ、奈緒子は動揺して掴み損ねた湯のみを倒す。 零れた淹れたての熱いお茶はちゃぶ台の上を流れ、あぐらをかいた上田の股間に滴り落ちた。 「熱っ!あつ、あっつ!」 チノパンにこぼれたお茶を覚ますように立ち上がり謎のダンスをする上田は放っておいて、奈緒子は慌てて卓上を拭いた。 「だ、だってそれくらいしか上田さんだと断定できる手がかりがなかったんですもん」 「はしたない女め。しかも結局一般的な大きさすら判断できず矢部さんのまで見ようとしたそうじゃないか」 取り込んだ洗濯物の中から勝手にタオルを借りて、濡れた股間を拭きながら上田が更に問い詰める。 「緊急事態だったんですよ!10年以上昔のことをグチグチと。小さいぞ、上田」 「そこでだ」 「はい?」
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403 :目印 2/13[sage]:2014/12/06(土) 08:33:28.00 ID:e/RvBMoj - 「また俺が颯爽と活躍している間、首なし死体を発見した騙されやすい君が俺が死んだと勘違いすることもあるかもしれない」
「どう考えたってそうそうありませんよ、そんな事」 「または俺の偽物が現れ、愚かな君はホイホイとそいつの口車に乗って騙されるかもしれない」 「上田さんのムカつくその顔と身長じゃ、そうそう偽物なんかなれないでしょ。あの時は首がなかったから騙されたんです」 「そこでだ」 「無視かよ。ついでに二度目だぞ」 「再びそのようなことがあった時のために、画期的は方法を思いついた」 そう言うと上田は奈緒子の方に向き直った。 嫌な予感がして、奈緒子は正座したまま少し後退った。 「なんです」 「こ、後学のためにも、見、見ておいたほうがいいという結論に達したんだ」 「見るって何を」 上田は頬を染め少しもじもじしながら、おもむろにベルトを外し始めた。 「──な、な、なにやってるんですか!」 「黙れよ!さっきお茶をこぼしたのは誰だ。シミになるからし、仕方なく脱いでるんだ」 「ひ、ひ、一人暮らしの独身女性の家でズボンを脱ぐなんて変態以外の何物でもないじゃないか」 「ちょうどいいじゃないか、ついでだから実物を今確認すればいい。助手の義務でもあるんだぞ。俺に何かあった場合、身元確認の際に役立つんだから」 「そんな変態的な身元確認なんておとこわりだ」 奈緒子はすかざず答えた。 「他にあるでしょ、なにか」 「何が」 「上田さんって確認できる目印。染みとか、アザとか、手術の跡とか、おへそが2つあるとか」 「残念ながらこのパーフェクトボディな肉体美にはそんなアザも傷はない。またとないあからさまな特徴があるのだからちゃんと目に焼き付けておくんだ、YOU!」 上田はそう言うともたもたと長い足を持て余しながらズボンを脱ぎ捨てた。 慌てて目を背けつつ指の隙間から奈緒子がぞいたが、幸いまだブリーフははいたままだ。 再び座り直し、あぐらをかくとベストにブリーフいっちょの素足という変態的な姿で、しごく真面目な顔をして上田が言った。 「覚悟はいいか」 「よくないです、早くズボンをはけ」 「慣れてみれば怖くない。むしろ君の亀やネズミよりも可愛らしくさえ感じるだろう。YOUもきっと気にいるはずだ」 「絶対、金輪際、未来永劫そんな事ありません」 「論理的に思考せず断定するのは良くないと以前も指摘しただろう」 上田はゴソゴソと股間をまさぐると、彼の分身を布の束縛から解放した。 ぶりん。 異質な状況に興奮したそれは見事に昂り、ブリーフを突き破らんばかりに勢い良く顔を出す。
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404 :目印 3/13[sage]:2014/12/06(土) 08:35:38.61 ID:e/RvBMoj - 「う、うわあ!」
モザイク無しで思いっきり目にしてしまった奈緒子は仰け反り悲鳴を上げる。 見慣れた自分の部屋で、これまた見慣れた上田の、その中心でそそり立つ、巨きな生々しい肉色のモノ。 ……しばしお互い無言のまま時が過ぎた。 全然見たいわけでないのに、奈緒子はそこから目が離せない。 とりあえず奈緒子は己の無知を恥じた。 でかい。それはもう宝女子村の前田さんなど比べ物にならないほど。 あれは死後硬直していたのでそれほどの生々しさは感じず冷静に見ることができた。 今、目の前にあるものは生命力に溢れ、圧倒的な質量と迫力で奈緒子に迫ってくる。 「い、いつもこんな…なんですか」 「いつもじゃない。こ、これは少しこう…ベストを尽くしている状態だ」 上田は少し恥ずかしそうに答えた。 彼が手を離しても、それは重力に反して見事に反り返っている。 見慣れると、好奇心の方が勝る。 変な形だ。亀頭と言う文字そのまま、亀1や亀2が巨大化したらこんな風に見えるかもしれない。 いつも奈緒子が水槽を覗きこむと、首を伸ばして餌をねだる姿にそっくりだ。 ──そう思ったら、少しは愛らしいような気がしなくもない。 「……触っても、いいですか」 「えっ」 想定外の奈緒子の言葉に、上田の声は動揺して裏返った。 返事を待たず、ドキドキしながら奈緒子はそのそそり立つ棍棒に触れた。 うっすらと筋の浮いたそれを両の掌で包み込む。 細く白い指が、怒張した男根になまめかしく絡みつく。 「……っ」 上田が声にならぬ声を出した。
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405 :目印 4/13[sage]:2014/12/06(土) 08:39:08.72 ID:e/RvBMoj - 「わあ……」
熱い。 上田の一部であるのに、まるでそこだけ別の生き物のようだ。 どくどくと脈打つ鼓動は生きている証だ。 ハムスター達を手に持ったときのようにあたたかくて手の中で震えている。 奈緒子はおそるおそる指を動かした。 下から上に撫でるように。 頭上で息を飲む音がした。 視線を向けると、動揺したような上田と目が合った。 額からは汗のしずくが伝っている。 「気持ち、いいんですか」 「あ、ああ」 上田の鼻息が荒くなる。 物理学者は瞼を半ば閉じながら奈緒子の指のリズムに合わせて快感を追っている。 素直な上田が珍しく、また大男が動揺しているさまを見て少し優越感を感じる。 新しい遊びを見つけた気がして、奈緒子は熱く屹立したそれをこすり続けた。 上田はうう、と細く呻き、されるがまま、息を荒げていく。 時々キュッと力を入れて締めあげる。浮いている筋をなぞってみる。 その度に幹の後ろの腹筋がひくひくと動く。 快感を必死でやり過ごそうとしていることはお見通しだ。 「ゆ、YOU」 「はい?」 「おう……も、もっと上も…」 「うえ?」 図々しくも上田が注文をして来た。 どうやら、亀の頭の部分に触れて欲しいらしい。 ──そこは側面とは違いつやつやと生々しく、触れるのが少し恐ろしい。 先端には露を結び、じっと刺激を待ちわびている。 奈緒子は少し躊躇し眉間にシワを寄せて考えながら、ふと思い当たったように頬を染めた。 「わ、私、そう言えば見たことあります。えっちな雑誌のグラビアで」 「えっ」 「女の人がここ、く、口でくわえて……なめてるの」 「!!」 日頃のイメージトレーニングの賜だ。 上気した頬の奈緒子、その目の前数センチのところで興奮に色づく己の亀頭。 目の前のビジュアルとその台詞から、上田の巨きなものを羞恥と恍惚の表情で必死に口に含む奈緒子を完璧な再現度で想像した上田は、情けなくも限界を迎えてしまった。 「う、ううっ!」 ぴゅ、ぴゅ、ぴゅっ。
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406 :目印 5/13[sage]:2014/12/06(土) 08:44:54.17 ID:e/RvBMoj - 「にゃっ!」
いきなり水鉄砲のように放出されたそれにびっくりして手を離す。 勢い良く飛び出した上田の迸りは奈緒子の髪に、腿に、畳に飛び散った。 「はあ、……はあ、……ぉおう」 全力疾走したあとのような忙しない呼吸で汗びっしょりの上田。 「……だ、大丈夫ですか」 心配になって奈緒子が声をかける。 見れば、射精後の棍棒はぐったりと倒れこみ、大きさも先程よりも縮んでいる。 「あ、上田さん?!これ、なんだかぐったりしちゃいましたよ」 奈緒子は放出の余韻にひたる上田のそれを再び掴んだ。 「──お、おい!?」 「しっかりしろ、えい!えい!!」 酔っ払った人間の背中を擦るように、奈緒子は倒れこんだ上田の分身をさすり続ける。 「や……、や、やめるんだ……YOU、うっ、──さ、触るんじゃ、はあっ、う!」 繊細な上田の棍棒は奈緒子のマッサージによって徐々に猛りを取り戻していく。 「良かった。ほら、元に戻りましたよ」 再びそそり立ち、固く漲った男根に奈緒子は無邪気に喜ぶ。 「上田?」 顔を上げた先にある上田の顔は爆発しそうに赤い。 歳も歳だし、脳の血管が切れないかと奈緒子は心配になった。 「貴様……」 「はい?」 「……責任はとってもらうぞ」 「なんです、責任て。あ!なんだこれ。さっきのがかかってる!上田のバカ!」 奈緒子は台拭きで髪の毛と腿を拭う。畳もさっさと拭かないとシミになってしまう。 台拭きを持つ手が筋ばった腕にがしりと拘束される。 目の前で腕の主、びっしりと汗をかいた上田がフンフンと鼻息を荒げながら目を血走らせていた。 「おい、痛いだろ、離せ上田!」 「話をそらしても無駄だ。このスキモノめ」 「だから何だ責任て」 「ま、また刺激を与えて勃起させたことと……俺の童貞を奪った責任だ」 そう言って奈緒子の肩をがっしり掴むと、勢いのまま唇を合わせた。 「ん!んーっ!!」
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407 :目印 6/13[sage]:2014/12/06(土) 08:49:09.66 ID:e/RvBMoj - ちゅばちゅばと唇を舐められる。
奈緒子が文句を言おうと開いた口内にすかさず上田の舌が滑り込んできた。 「んぅ、っ」 舌同士を絡ませ、吸い上げ、唾液をすすり上げるように音を立てる。 生々しい粘膜の触れ合いに、夢中になって上田は奈緒子の唇を貪った。 「はあ、ふんっ、山田、やまだ」 「ふ、や、や、やめ──!」 ぽかぽかと殴るが興奮した上田には一向に効果はない。 そのまま上田は奈緒子を押し倒し、慌ただしくスカートの中に手を入れて来た。 「な、なにする!」 「君もパンツは脱ぐべきだ、平等の精神で!」 「上田さんだって脱いでないじゃん!」 上田は立ち上がると瞬時にブリーフを脱ぎ捨てた。 「な…」 「脱いだぞ。さあ約束だ」 そう言うや、再度襲い掛かった奈緒子のスカートの中から手品のように彼女のパンツを奪い取った。 「にゃー!変態、か、返してください!」 「ふふ、これでおあいこだな。ここまで来たらあとは、せ、せ、せせ」 「せ?」 「セックスだよ!俺の形を身体でもちゃんと覚えこむんだ。助手のぎぎ義務として!」 「な、なっななな──」 レディの部屋で下半身を露出したでかい物理学者が耳を赤くして熱弁する。 「おとこわりだ!助けてお巡りさ……」 「しっ!大家さん達に聞こえるだろ!」 慌てて奈緒子は口を塞いだ。 むしろ大家さんに乱入されて困るのは棍棒を猛らせて奈緒子を押し倒している上田の方ではなかろうか。 このまま婦女暴行で大声を出して助けを求めた方がいいはずだが、奈緒子の判断能力はかなり落ちていた。 そこへ、タイミングよく大家のハルの声が聴こえてきた。 「やまだ〜、今月の家賃だけど〜」 「……」 「……」 一分ほどドアを叩いていたハルは、留守と判断したのか諦めて帰っていった。 息を殺していた二人はホッとする。 「──また払ってないのか。どうせバイトは首になったんだろ」 「し、失礼ですね、先月と先々月のぶんとまとめて来月払うつもりだったんですよ」 「アテもないのに、その非論理的な希望的観測は何だ」 「う……」 「よし、YOU。大家さんに滞納して居た家賃を全額払ってやろう。条件として俺の言うことを聞く」 「……」 「君だって触りまくったんだから、そのぶん触り返していいはずだ。平等じゃないか」 奈緒子は悪徳商法にひかかったような気分だった。
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408 :目印 7/13[sage]:2014/12/06(土) 08:56:06.71 ID:e/RvBMoj - 隣の寝室(布団を敷いただけ)に拉致られた奈緒子は、胡座をかいた上田の前に膝立ちの姿勢で立ち尽くす。
上田は奈緒子の腰に腕を回し目の前に誘導する。 「そのまま……跨って」 緊張した面持ちの奈緒子が顔を赤らめながら確認する。 「……本当に、そ、その……するんですか」 「未経験でも不安になることはないぞYOU。君は大船に乗ったつもりで俺に任せておけばいい」 「お前だって童貞だろ!」 「大丈夫だ。生物の営みとしてごく当然の行いだ。動物は誰に教わらずとも子孫を反映させているんだからな」 上田の目は興奮でギラギラと輝き、鼻息は荒い。 「こ、怖いです。なんかふらふらするし」 「俺の肩に掴まって。──そうだ。もっと前の方に」 言われた通り肩に両手を置いた奈緒子は、少し上田を見下ろすような中腰の位置で身体を落ち着けた。 スカートは履いているが、下着は先ほどやや強引に脱がされたまま、布一枚で上田の腿を挟み込む。 目の前に来た奈緒子の胸の膨らみを確かめるように、上田は服の上から愛しげに手のひらで触れた。 「あっ─」 なだらかな曲線を両手でなぞり、時折すくい上げるようにそっと揉む。 日頃貧しい貧しいと罵倒しているくせに、とても大切そうに触れられて奈緒子は気恥ずかしくなる。 探究心旺盛な物理学者はそのまま大胆に裾に手を入れてブラウスをたくし上げた。 ささやかな胸を覆うブラジャーを上にずらし上げ、白い乳房を露わにした。 「おおう……」 上田が感嘆したように声を上げる。 小さいながらも形の良い乳房。 乳輪は色づき、中心の突起は先ほどまでの刺激にぷくりと立ち上がっていた。 「そ、そんなに……見ないでください」 健気にも(家賃のため)じっと抵抗をこらえる奈緒子は、それでも恥ずかしげに顔を逸らす。 愛らしく存在を主張する乳首を摘み上げると、1オクターブ高い声で奈緒子が鳴いた。 「ふあ、あ」 「ふふふ。ちゃんと感じてるな、貧乳でも」 「う、うるさい!」 「気持いいなら気持ちいいって言えよ」 「ぜ、全然。痛いだけだからやめろ」 素直にならない奈緒子に上田はニヤリと笑う。 「ひねくれ者め」 突起をいたずらしていた指が離れる。 奈緒子がホッとしたのもつかの間、いじわるな物理学者は顔を近づけ、今度は舌先で擽るように愛撫する。 「あっ、ん!」 軟体動物のように動く舌はぬめぬめと弾力のある乳首をつつくように刺激し、時折戯れのように先端に歯をたてる。 ちゅうちゅうと乳首を吸われ、愛撫するように髭でちくちくする頬を擦り付けられる。 快感と擽ったさに上田の頭をきつく抱きしめ、奈緒子は湿った喘ぎ声をあげた。 もう片方の乳房は、大きな手のひらにすっぽりと覆われて揉みしだかれる。
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409 :目印 8/13[sage]:2014/12/06(土) 09:05:40.35 ID:e/RvBMoj - 散々なめしゃぶったのち、やっと上田は奈緒子の乳房から顔を離した。
嬲られ色づいた突起が外気に晒され震えている。 奈緒子は切なげに吐息を漏らした。 いつのまにやら上田はベストもシャツも脱いでいた。 気づけば奈緒子もブラウスもブラジャーも脱がされ、布団の横にくしゃくしゃになっている。 上田はそっとスカートをまくり上げ、いつもは厳重にガードされた肌理の細かい太ももを撫で上げる。 「あ」 「YOU……」 上田の脚を跨いだままの中腰の姿勢は足を閉じることを赦さない。 無骨な指の愛撫はややぎこちなく、それがさらに刺激になる。 何度も何度も往復する指は、少しずつ外側から内腿へと移動していく。 やがて、不意打ちのように上田は指を滑らせ、奈緒子のふとももの付け根で静かに息づく繁みに触れた。 「にゃっ!」 腰が跳ねる。 拒絶しない奈緒子に安心したのか上田はさらに大胆になる。 繁みを掻き分け、その奥、襞で覆われた繊細な部分を確かめるように指の腹を擦りつけた。 「おぉう……」 「ひ、あ」 自分でも触れることのない部分を、目の前の男がなぶっている。 「……濡れてるな、ふふ」 上田の口調は嫌に甘ったるい。 「や、嫌、触るな」 「大丈夫だ──集中して。気持ちいいだろ、ほら。ここ」 「んっん!」 くりくりと刺激され、自分の秘所がとろりと蜜をこぼすのがわかる。 まるで上田を歓待しているようで恥ずかしい。 くちゅり。 「あ、や、指……」 「ああ、YOU……熱い、な。ぬるぬるだ」 節くれだった上田の指が、奈緒子の狭い秘裂を割って侵入して来る。 一本。そして二本。持ち主に似て図々しい。 くちゅくちゅと、上田はわざと音を立てるように指を動かした。 「いや、やだ、抜いて」 「だめだYOU、もっと感じるんだ。じゃなきゃ……は、入らないぞ」 入らないって何が。 奈緒子は改めて自分の置かれた状況に思い至る。 二人の身体の間でいきり立つ上田の昂り。 熱く脈打つ陰茎は今にも爆発せんばかりに怒張し、充血した亀頭はひくひくと物欲しげに震え、付け根には興奮し縮緬に皺を寄せた睾丸が鎮座している。 ──かわいくない。全然可愛くない。 今自分の中に入り込んで狼藉している指などとは比べ物にならない。 先ほどまで感じていた愛しさは何処かへ消し飛んだ。
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410 :目印 9/13[sage]:2014/12/06(土) 09:14:10.00 ID:e/RvBMoj - 「い、いいな。いくぞ」
「や、やっぱやめましょう。今日は日が悪いって朝の星座占いで──っ、あ!」 我慢の限界だった上田は強引に奈緒子を抱き上げると、己の男根の真上に腰を下ろさせた。 重力には逆らえない。 奈緒子の可憐な蜜を零す秘裂に亀頭がつぷりとめり込んだ。 「ひ、あ!──あ!!」 先ほど指で蹂躙された粘膜は十分潤い、新たな侵入者を柔軟に受け入れようとする。 ズクズクと脈打つ灼熱の棒は規格外で、初めての行為への本能的な恐怖を増幅させ、奈緒子は身を震わせた。 無意識に下半身が痙攣し、全身の肌が粟立つ。 ……じゅぷり。 亀頭のくびれまでをなんとか飲み込むと、辛さは幾分薄らいだ。 「……ぅおおう……」 「あ……、ぁ」 何度か浅い呼吸を繰り返して、必死で体の緊張をほぐす。 上田は眼を閉じ恍惚の表情だ。 「……いい子だ、YOU。そのまま続けて、ゆっくり腰を下ろして……」 「う、ううん、ん」 奈緒子は上田の肩を必死で掴み爪を立てた。 浅い呼吸を繰り返し、がくがくと震える膝を必死で抑えながら自ら串刺しになる。 上田の熱く太く逞しい棍棒が、徐々に奈緒子の膣内に飲み込まれていく。 ──内蔵が全て押し出されてしまいそうな圧迫感。 奈緒子の苦しみを知らぬ上田は、奈緒子の内部がひくひくと痙攣するたび気持ちよさ気な呻き声をあげる。
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411 :目印 10/13[sage]:2014/12/06(土) 09:24:35.43 ID:e/RvBMoj - やがて、沈み込む奈緒子の動きが止まった。
なんとか、体内にすべてを収めることが出来たようだ。 上田を限界いっぱいに咥えこんできつく締め上げる入り口は麻痺したように感覚はなく、うずくような脈動が自分のものか上田の男根のものかわからない。 「──ぜんぶ、入ったな」 「……ん、ふ」 圧迫感と痛みで奈緒子は悪態をつく元気もない。 「YOU、凄いぞ、ちゃんと全部受け容れたじゃないか」 なんだか上田は感動しているようだ。 「う、上田さん。んん──苦しい」 「慣れるんだ」 「どうやって」 「……しばらく、このままでいれば……きっと大丈夫だ」 まるで子供にするように、上田は奈緒子の頭をよしよしと撫でた。 「いい子だ」 ……こんなえっちなことしてるくせに。 奈緒子は上田の肩に頭を載せて呼吸を整える。 上田は頭を撫でていた手を背に回し、胸の中の奈緒子を優しく抱きしめる。 身体をピタリと添わせると、二人の鼓動が混ざり合っていく。 じっと黙って抱き合っていると、馴染んできたのか繋がった場所の引き連れるような痛みは少しずつ減っていった。 奈緒子は甘い溜息をついた。 ふと頭を上げて上田を見ると、妙に潤んだでかい目でこちらを見つめている。 「……そろそろ、動いて、いいか」 どう考えても、先ほどの会話から1分も立ってない。 「ええ?ま、まだ……あ、ダメ、ダメです」 「限界なんだ、YOU」 切羽詰まったような声で奈緒子の名を呼ぶ。 「山田」 「え──あっ!!っ、あ!」
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412 :目印 11/13[sage]:2014/12/06(土) 09:34:36.54 ID:e/RvBMoj - 繋がったまま、座位の体勢からいきなり仰向けに倒された。
背中に馴染んだ布団の感触。 膝裏の柔らかい部分を大きな手のひらで掴まれ、左右にぐいと押し拡げられる。 上田は一つ大きく腰を引くと、もう一度ゆっくりと挿入した。 ぐぷり。 「ん、んっ!!!」 「ふっ……山田…っ…」 陰茎の凹凸が内部の襞をこすりあげる。 挿入角度が変わったことによる新たな刺激に奈緒子はたまらずに喘ぐ。 上田は再度男根を引きぬき、内部を確かめるようにずぶずぶと沈めていく。 奈緒子の意識とは別に、時折、痙攣するように締め付けてしまう。 気持ち良さ気に目を閉じ、快感に呻く上田。 「……おおう」 「……や、ダメ、動か、ない……で」 「大丈夫だ、……ふっ、ほら、息吸って……、吐いて、吸って」 奈緒子の内部が傷つかないのを確認するように、何度か抜き差しを繰り返す。 ぬちぬちと粘液の擦れる音がいやらしい。 「んぅ、あ、ああ、……ん」 だんだんとその動きはスムーズになり、挿入の苦しみは薄らいできた。 時折、ほんの僅かに、ぴりりとした甘い僅かな快感の波が奈緒子を襲い戸惑わせる。 「……もう、平気だな」 「うん。…ん、…え?」 膝立ちになった上田は奈緒子の脚を脇にがっしりと抱えこむ。 体勢を整えると、一呼吸して激しく腰を打ち付け始めた。 乾いた音が室内に響く。 「やっ、やん!ああ、あっ」 「ふん、ふっ!……ふん、はあ、ふっ」 「あん、あ、上田ぁ、やんっ、だ、ダメ、ん、んっ」 「はあ、う、うっ、イイ、イイぞ、山田、おおう」 抜き差しのたび、ぐちゅり、じゅぷりと淫猥な音が響く。 その感覚は徐々に短くなり、上田に突き上げられる度に奈緒子は切なげな声を上げた。 腰の動きは更に激しさを増し、縋るものを求めて汗で滑る上田の背中に必死に手を回ししがみついた。 「あっあっあ、──」 「うう、山田、おう、うっ──」 滴る汗。太くたくましい陰茎を、何度も何度も奈緒子の蜜壺に突き入れる。 歯を食いしばり、唸りながら快感に眉を寄せ、腰を動かしている上田。 ──こんな男臭い顔ができるんだ。 いつも偉そうで、でも弱虫で、ひたすら世間体を気にして高慢な男が、プライドをかなぐり捨ててただの牡の顔で自分を求めて来る。
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413 :目印 12/13[sage]:2014/12/06(土) 09:45:29.42 ID:e/RvBMoj - 上田さん。
不意に、この男に対する愛情が堰を切って溢れ出した。 お互いが不器用で意地っ張りで、相手への気持ちを見せるのは苦手で、誤魔化しながら過ごしてきた。 ──こうやって遮るものもなく汗まみれで肌を合わせて、初めて素直になれたのかもしれない。 「上田さん、んっ……あ、あん、好き。大好き」 「や、山田!」 「あ、あん、もっと──奥に」 「ああ、イク、イクぞ、奥まで、ふうっ」 「──!」 上田が一瞬動きを止め、数度、突き上げるように大きく腰を突き入れる。 「──っ、──、はあ、はあ、うっ、おおう……」 「ん、ん!」 びゅくびゅくと、熱い迸りが膣内に注ぎ込まれるのを奈緒子は感じ、その刺激に共鳴するように彼女もまた絶頂を迎えた。 「……ぁ、あん、ふぁ……」 「山田──山田、ああ……」 脱力した身体が奈緒子を押しつぶすように覆い被さってきた。 ふいごのように荒い息をつく上田は全身汗まみれだ。 達した余韻で時々ひくりと痙攣する内部が未だに挿入されたままの上田自身を名残惜しげに締め付ける。 「ああ……、最高だ、YOU」 気持ちよさそうに呻く上田。恥ずかしくなって奈緒子は叫ぶ。 「早く出、出てけ!」 「まだ欲しいのか、ふっふふ、イヤラシイな君は。初めてなのにいっぱい感じてたしな」 「う、うるさい!大体、お前があんなこと言い出すから…」 そう、始まりは上田の難癖だったはずだ。 なんでこんなことになったのか。 ……また上田の口車に乗って騙された、と言えなくもない。 もしかして最初からこのつもりで、全ては仕組まれた巧妙な罠だったのかもしれない。 ──それでもいい。 アヤマチが嫌いなこの男が、一歩進もうとベストを尽くしたのだったら。
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414 :目印 13/13[sage]:2014/12/06(土) 09:58:16.51 ID:e/RvBMoj - 「上田さん」
「うん?」 「私はちゃんとおまえの目印……覚えたんだから、お前もちゃんと覚えろ。騙されて気絶しないように」 「YOUの目印などその極度の貧乳以外ないじゃないか」 「うるっし!」 「まあ、殺しても死なないYOUは、そんな心配も無用だろう」 「失礼ですね」 「そんな機会は、お互いないに越したことはない。だがYOU」 「はい?」 「俺は研究で忙しいんだから、せいぜいこれからも、そんな無駄な手間はかけないように注意するんだぞ」 「わ、わかってますよ」 「いつも君には面倒をかけさせられるからな」 「しつこいぞ」 「だから、──絶対、これからは離れず側にいるんだぞ」 「え?」 口元は笑っていたが、上田の瞳は真剣だった。 「ずっとだ」 「う、うん」 「もう、迷子になるなよ」 「──うん」 その返事を聞くと、安心したように微笑んだ上田はそっと手を伸ばし、奈緒子の指先をぎゅっと握りしめた。 === おしまい
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