- 這いよれ!ニャル子さん でエロパロ3
813 :810[]:2014/11/30(日) 02:33:29.88 ID:nDhLclpI - とりあえず書けたところまで投下します
ハロウィン+精神交換です
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- 這いよれ!ニャル子さん でエロパロ3
814 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/30(日) 02:36:06.62 ID:nDhLclpI - 「仮装して行くと、にゃんと入園無料がなんですよ!真尋さん!」
昼食を終えて席に戻ってきた真尋は目の前に突き出されたチラシを受け取ると、 それで身を乗り出してくるニャルラトホテプの顔面をシャットした。 「……で、それが僕に何の関係があるって?」 「やぁですよ真尋さん!そんなの言わなくたってわかってるくせにぃ……」 いつの間にか背後に移動していたニャルラトホテプは真尋の左頬に 顔を密着させ、右の頬を人差し指でつついてくる。 丸めた英語の教科書がニャルラトホテプの額でスコンと良いを奏でる。 「大体、入園無料って言ったって遊園地なんて行ってどうすんだよ」 「そんなの、勿論デートに決まっているでしょうよ!」 その声に真尋の席にクラスメイト達の視線が一斉に集まるのを感じた。 ニャルラトホテプがデートの約束を周知させる為にわざと騒がしくやっているのは明白である。 珍しく屋上での昼食に珠緒が参加していたのは、つまりそういうことだ。 そして珠緒は今、クトゥグアと屋上でゲームに興じている。 詰んだ。 真尋は観念のため息を吐いた。
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815 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/30(日) 02:44:46.56 ID:nDhLclpI - 「ま〜ひろさ〜ん」
目隠しをされると同時に柔らかく、あったかい感触が背中に押し付けられた。 「だ〜れだ?」 「この状況でその質問はナンセンスじゃないか?」 余りにも気の利かないその質問返しは120%照れによるものだ。 「もう、風情ってもんがありませんねぇ」 ニャルラトホテプもそれを重々承知しているのだろう、 からかう様に背中にさらに身体を密着させてくる。 「ぎゅーっ!」 「重たい!ウザい!」 可能な限りの悪態を吐いたつもりでも、背中に広がるニャルラトホテプの感触は何処までも気持ち良く…… 「あー!いいからもう離れろ!」 途端に緩む心地好い感触。 拘束を未練の気持ちごと振り解いて、真尋は振り向いた。 猫耳を生やしたニャルラトホテプが立っていた。 あざとい仕種でえへへと笑うと、その場でくるりと一回転。 髪と同じく美しい銀の毛並みの猫耳に、小振りのお尻からはやはり銀の毛並みの尻尾、 鼻の脇にはピンとした髭が左右に四本づつ生えている。 所謂『猫娘コス』であるが、もともと日本人離れした銀髪碧眼のニャルラトホテプのそれは まるでファンタジー世界から抜け出してきたかのようで……。 「どうです?真尋さん」 「あ……う、うん……い、いいんじゃないかな」 「おや、そのご様子。私のプッシーキャットっぷりに萌え萌えですかぁ?」 「……」 「あっ、因みにプッシーっていうのは女性の大事なはぷるぽっか!」 真尋は打ち下ろしたグーを震わせて「これさえなければな」とため息を吐いた。 対する真尋は破けたシャツにダメージジーンズ。 口元にはイチゴシロップで作った血糊を付けていた。 「ほうほう、真尋さんはゾンビですか」 真尋のお手軽ではあるが、非常に衣類を勿体なく使用した仮装は、 いつだったかクトゥグアの吐血した鼻血で汚されたシャツを加工して作ったものだ。 血染みが問題だったわけではない、洗っても落ちない焦げ跡が問題だったのだ。 ニャルラトホテプが血糊を手際よく『手洗い』で落としたシャツは翌日忽然と姿を消し、 更に翌日焦げた手形と歯形にまみれた姿で真尋の部屋に現れたのだ。 真尋は犯人探しはしなかった。 ただ、その日の夕飯の熱々の激辛豆腐チゲは、真尋のリクエストであった。
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816 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/30(日) 02:46:06.03 ID:nDhLclpI - 「それでは行きましょう!」
贔屓目を抜きにも可愛らしい美少女に腕を組まれて悪い気をする男は居ない。 真尋がいつもより素直に絡みつくいてくる手を握り返したのは、 お手軽であっても仮装をしたお陰かもしれない。 待ち合わせた公園も思い思いの仮装をした子供が遊んでいる。 「トリックオアトリートなのじゃー!」 ニャルラトホテプにしがみ付いてきた捻れた角を頭に付け、 牙の生えた口を描いたマスクをした女の子に、ニャルラトホテプが飴玉を渡すと 嬉しそうに某自称セーラー服美少女戦士風の衣装の母親の元に駆けていった。 「なぁ、今のって……」 「え?ニャにか見えましたかニャ?」 遠い目で鰹節を舐めるニャルラトホテプの隣で真尋はホッケーマスクで顔を覆った。 「ん?あれ?そういえば……」 不本意だが何やら雰囲気でやっつけられはじめていたニャルラトホテプとの仮装デート。 不意に冷静になった瞬間に、真尋の胸中にある疑問が浮かんだ。 「何処に向かっているんだ、僕た……ち?」 「では!飛ばしますよ、真尋さん!」 「え?」 真尋は急加速する感覚に思わず目の前のものにしがみ付いた。 柔らかくしなやかな曲線。 暖かく、甘い匂いのするそれがニャルラトホテプの背中だと気付いたときには、 ホッケーマスク越しの狭い視界を世界が物凄い勢いで流れていく。 「本当お前は、これさえなきけりゃな……!」 「にへへへ」 ニャルラトホテプの運転するバイクのタンデムシートで真尋は深く嘆息した。 「着きましたよ真尋さん!」 時を超えそうな疾走が止み、真尋はニャルラトホテプの背中から顔を上げた。 「ここって……」 真尋の前には北の大地では巨大なドームがそびえ立っていた。 「この度オープンした『チャウグナル=ファウグン・ドーム』でしょうが」 ニャルラトホテプは学校で見せられたチラシを渡して見せる。 折り返して隠されていた遊園地の名前と、象のマスコットのイラストを確認してから 真尋はおもむろにニャルラトホテプの脳天にグーを落とした。
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817 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/30(日) 02:52:43.60 ID:nDhLclpI - 「も〜、いい加減機嫌直して下さいよ〜」
むすっとした表情で観覧車からの景色を眺める真尋にニャルラトホテプが縋り付く。 「お前が騙すような事をするからだろ」 そう言ってまた窓の景色に視線を送る。 ドーム内に建設された室内遊園地は外から見たときよりもうんと大きく、 様々なアトラクションが所狭しと配置されている。 園内には人が溢れ、カボチャ型のバルーンがハロウィンムードを高めていた。 仮装をした客達が行き交う姿はさながら色とりどりの万華鏡の様で、 まるで様々な異星人が跋扈する某大作星間戦争映画のワンシーンみたいだ。 「まぁ、ぶっちゃけ本当に宇宙人が行き交っているんですけどね」 「人の心を読むんじゃねぇ」 真尋は本日何度目かのため息を吐くと、ニャルラトホテプに向き直った。 しまりのない笑顔が真尋の頬を紅くする。 心を読まれている以上、いくら不機嫌を装ったところで意味はない。 真尋の機嫌など、とっくに直っていた。 ニャルラトホテプと付き合い始めて数ヶ月。これくらいは予想の外に出るものでもない。 ……そもそもこの這い寄る混沌少女を相手にこの程度で臍を曲げていたら身が持たないのだ。 「真尋さん。そちらに座っても宜しいでしょうかニャ?」 あざとい仕種で思い出した様に猫っぽいポーズを取って見せる。 「ん……」 真尋は無言でシートの端に寄った。 そこに腰を下ろすニャルラトホテプ。 「にへへへ」 「な、なんだよ」 「……触ってくれても、良いんですよ」 アホ毛と一緒にくねくねと動く銀の一房に、こっそりと伸ばしていた手がピクリと止まる。 汗ばむ手の甲を撫でる銀の毛並みに真尋は思わず唾を飲んだ。 真尋の手がぎこちなくニャルラトホテプの肩に回される。 ニャルラトホテプの温もりがゾンビシャツの上から伝わる。真尋は肩から腰に手を移す。 鼻先でピコピコ動く美しい銀色のアホ毛と猫耳。 真尋はイチゴシロップの血糊の甘さとは違う良い匂いを胸一杯に吸い込んだ。 「ニャ……ニャル子」 右手で腰を引き寄せると、左手で膝に置かれたニャルラトホテプの小さな手を取る。 真尋を潤んだ碧眼が見上げている。 真尋は吸い寄せられる様にその唇を味わった。
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818 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/30(日) 02:55:53.69 ID:nDhLclpI - 「ん……はっ。んん……」
差し込んだ真尋の舌をミルク皿を舐める子猫のようにぺろぺろ舐めるニャルラトホテプ。 頭を撫でると目を細め、喉をくすぐるとごろごろと喉を鳴らし、本当に猫の様だ。 柔らかなしっぽが背中を愛撫する真尋の手を撫でる。 真尋は誘われるままその手を下に滑らせていく。 背中から腰。腰の括れを堪能し、しっぽの付け根に南下していく。 「ん……!?」 スカート内に忍ばせた指先があるものを確認した。 ニャルラトホテプは身体をこそばゆそうに震わせると、 更にねっとりと真尋の舌に唾液を絡ませてくる。 「ニャ……ニャル子……これって」 「はい、真尋さんに……んんっ。愉しんで欲しくって」 「ばっ、おま!こんなことやられて……ッ!!」 ぶちんっと音がして何かが観覧車内を跳んだ。 真尋は目を覆う。 「それにしては……元気なんですけど」 たおやかに微笑むニャルラトホテプの前には、 トランクスのボタンを弾き飛ばしてまろび出た剛直がそびえ立っていた。 「チャックを下ろした途端、飛び出しましたねぇ〜〜」 「こ、これは……っ!」 言い募ろうとするも、最硬度に達したそれはニャルラトホテプの手の中で激しく脈打ちながら 尚も太さを増していく。 「えへへ……気に入っていただけました?私の し・っ・ぽ」「うあぁ!……っくぅ!」 出し抜けの按摩に真尋のペニスは限界まで反り上がる。 「……ニャ、ニャル子……すごい気持ち……いい」 真尋は自分の声を耳元で聞いた。 「へ?」 真尋の手がニャルラトホテプの乳房を捉える。 セーターの中で重みのある肉塊が乱暴な指使いに合わせてぐにゃぐにゃと形を変える。 「……はぁ、はぁ……ニャル子のおっぱい」 ニャルラトホテプは胸元に埋まる頭を押し返そうとするも、 右手を真尋のペニスを掴んだまま抑えつけられて左手だけでは真尋を引き離すことが出来ない。
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819 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/30(日) 02:58:54.50 ID:nDhLclpI - 「……ニャル子!扱いて!もっと……!」
真尋は両手で掴んだニャルラトホテプの手をペニスに激しく擦りつける。 「えぇいっ!この!」 力押しでは敵わないとみたニャルラトホテプは最後の手段に出た。 「……ひぎいぃぃ!!」 響き渡る真尋の悲鳴。 「はぁ!……はぁ!……何が、どうなってるんだ!」 ニャルラトホテプは自身の身体をまさぐりその魅惑的な肢体のあちらこちを見回した。 「……ニャル子ひどい。少年のが立たなくなったらどうするの?」 ニャルラトホテプの頬が引き攣る。 窓に写った自分の姿は、紛れもなくニャルラトホテプのそれだったからだ。
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820 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/30(日) 03:01:25.06 ID:nDhLclpI - 今回はこれまでです
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