- 不気味なモノに寄生されて虜になる娘!!Part19
1000 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/30(日) 01:14:14.65 ID:1+FzJYkw - こうですかわかりません><
夜が明けると同時に、監獄に響き渡る声があった。 拘置所にありがちな怒声、罵声といった類ではない。 とてもその場に似つかわしくないような、嬌声、だった。 「入れてええぇぇ、お願い、我慢できないのおぉ!!」 「んあっ、はああん!」 「そこっ、いいのっ、んはああ」 すらりと並ぶのは、三〜四人が収容される部屋。 房の中では、若い女性たちが一塊になって床の上に転がっている。 そして、互いの陰核や乳首を嬲り、舐め合っている。 中には、菊門に指を入れる者もあった。 しかし、女芯に手を入れる者はいなかった。 入れることができないのだ。 なぜなら、そこは既に、この騒ぎの元となっている植物に占拠されているのだから。 この国では、重罪を犯した若年女性にのみ適用される刑罰がある。 それは、特殊な植物の種子を子宮に埋め込むというものであった。 ヤドリギの一種であるそれは、子宮で発芽し、胎盤を形成させ、 宿主である女性の身体から養分を得て成長する。 そして、お返しとばかりに催淫性の物質を体内に放出する。 やがて子宮が手狭になると膣へと蔦が伸びる。 膣の中では蔦が複雑に絡み合い、膣の中を埋め尽くしながら、更に外へと枝を伸ばす。 成長する毎に植物が分泌する催淫物質は量を増し、女性は色欲に狂い出す。 しかし、膣は植物に埋め尽くされ、何かを入れることなど到底叶わない。 そうして、監獄内では同房の女性同士が慰め合う。 絶えることなく無理矢理に高ぶらされる性欲と、 揺さぶられることのなくなった子宮(ボルチオ)。 彼女らは生涯、この欲求不満に悩まされ続けることとなる。 今日も刑務所に嬌声が響き渡る。 やり場のない、受刑者たちの苦悶を乗せて。
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