- 【アプリゲー】パズドラでエロパロ Combo5
322 ：爼哀歌(えれじぃ)[sage]：2014/11/29(土) 13:02:48.01 ID:mQ0RP18A - 空気読まず小ネタ
それはモンスターBOXの一角。
長机を囲んで頭寄せあう一群がいた。
「それではKKK定例会議をはじめる…ニャ」
仕切るのは、暗いのにグラサン装備で(アテナから奪った)、長机の上座に鎮座し両手を顎前で組んだバステト。
KKKとは【巨乳、くそくらえ、きょうだん】の略らしい。
勿論その場に集まるのはBOXのなかでも首と腹の間が慎ましい娘たち。
週に一度ほど開かれる定例会議とはまぁカッコつけただけの、彼女たちの井戸端会議である。
例えば「でっかい胸が欲しい」と吸血鬼言われたセイレーンやら、胸はいつまでも鎧を邪魔しないミネルヴァやら、姉と常に比べられる小喬、まだまだ業を背負うものはいる。
「昨日メイメイがマスターに絡んでました、『今日はペエズリすっぞ！』って酔いながら」
「明日はスッポン鍋ニャ」
とまぁ、こんな感じで井戸端会議というか主に巨乳キャラへの嫉妬へまみれで生産性などは全くない。
こほんと仕切り役のバステトが咳払いする。
「そういや今日は仲間ができたのニャ、さ、いらっしゃーい」
数多の視線がバステトの視線(グラサン越し)に注がれる。
現れるは、超究極を果たした茨戒姫神・ヴァルキリーエリーゼ。
ババーン！と出てきた、彼女に、一同は驚きを隠せなかった。
「え、え、なんで巨乳カテゴリだったこいつが」
「てか盾についた狼が米って字くわえてんのなに？」
「もしや今までは偽乳？この微乳界の面汚しめ！」
「昔の詰め物わけて！」
「まぁーまぁー落ち着けニャ、今日はこの新メンバーから重大な発表がある、……ニャ」
「はい、実は…
我々のマスターは、貧乳派です」
「なななナンダッテーーーー？！」
すわ一大事。ここに集まる娘たちは皆マスターがデカパイスキーだと思い込んでいた。
これは確かに一大事。
ならばきょうの議題は「誰が最初にマスターに貧乳を捧げるか。」
にわかに活気づいたKKKのメンバーを見、ヴァルキリーエリーゼは静かに微笑むのだった。
(最初は私が奪ったのは黙っておきましょう）
終わり。
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