トップページ > エロパロ > 2014年11月23日 > priKL/qY

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名無しさん@ピンキー
【本番無】エロパロ板の微エロ!ちょいエロ!スレ

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【本番無】エロパロ板の微エロ!ちょいエロ!スレ
107 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/23(日) 13:20:25.69 ID:priKL/qY
「んっ…あ、ありがとう…」


何とか立ち上がることができた舞衣は、一瞬祐一と目を合わせる…しかし、数ヶ月前の気まずさから…すぐに視線を逸らした。


「今日はどうしたんだ?巧海の見舞いか?」


今だギクシャクした違和感のある二人…祐一は何とか舞衣に声を掛けてみた。


「うん…ちょっとね…検査入院してるから、その結果を聞きにね…それよりも、アンタ達はどうして病院に?」

「あぁ、詩帆のじーさんが入院してるんでな…ちょっと暇見つけて見舞いに来たんだよ…しばらく会えなくなるからな…」

「詩帆ねっ、この後おにーちゃんと一緒にデートするの♪お買い物の後に晩御飯食べに行くの♪」


中等部の少女、宗像詩帆は…左右2本ずつ…計4本結った特徴的なテールを揺らしながら無邪気に祐一の腕に抱きつく…

そんな姿を、舞衣は複雑な表情で見つめていた。


宗像詩帆…祐一の幼馴染でもある彼女は、病的に祐一に惚れ込んでいた。

一時期、舞衣が祐一と付き合っていた時…詩帆は舞衣に執拗な嫌がらせをしてきた。

あの時の詩帆のキツい視線を…舞衣は今だ忘れる事ができない…

しかし…舞衣が祐一と別れた今、執念深い詩帆の恨みは、ある程度中和されたようだった。
【本番無】エロパロ板の微エロ!ちょいエロ!スレ
108 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/23(日) 13:21:13.29 ID:priKL/qY
「あっ、そうだ…舞衣さん♪おじーちゃんが舞衣さんに会いたいって言ってましたよ♪是非おじーちゃんのお見舞いに

行ってあげてくださいねっ♪ちなみに〜〜〜お部屋は505号室です♪」


屈託の無い笑顔で楽しそうに語ると、詩帆は再び祐一の腕に抱きついた。


「あぁ…そうだな…確か、じーさん…舞衣に会ってみたいって言ってたな。暇があったら会ってやってくれよ…」


祐一は腕に抱きついてくる詩帆を鬱陶しく感じながらもぶっきらぼうに語り…二人はその場を去った。


「…宗像のおじいちゃんが…あたしに…?」


宗像詩帆の祖父…宗像陣は、風華町にある『封架神社』の宮司を勤めている。

舞衣が高等部1年生の時、封架神社で巫女のバイトをした事が縁で、面識があった。

小柄で頭が禿げ上がり…舞衣と命、そして詩帆が入浴している際、覗くことを祐一に勧める程のスケベ爺だった。

そんな老人が舞衣に会いたい…舞衣は不思議そうに首を傾げた…


「あっ!もうこんな時間っ!!早く結果を聞きに行かないと!」


舞衣は少々疑問に思いながらも、足早に目的地に向かった。


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【本番無】エロパロ板の微エロ!ちょいエロ!スレ
109 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/23(日) 13:21:50.83 ID:priKL/qY
―午後5時18分―

―総合病院・入院病棟―


医師との面談を終えた舞衣は、入院病棟のベンチに座ってジュースを飲み喉を潤す…


「よかった…巧海の身体…順調に回復してるみたいで…」


ベンチに座って休憩する舞衣の表情は晴れ晴れしたものだった。

検査入院の結果、巧海の身体に異常はなく、至って健康だという医師の判断を聞き、舞衣は安心しきった表情を見せる…


「面会時間が終わって…巧海に会えなかったのは残念だけど…また明日にでも会いに行こうかな…」


うんっ…と身体を伸ばすと、舞衣は立ち上がる…

そして、ジュースの缶を捨てると、早速帰ろうとした…しかし、ふと足を止めて考える…


「宗像のおじいちゃん…入院してるのよね…かなりの御歳だし…具合があまり良くないのかしら…」


まったくの他人事とはいえ…舞衣は『命 いのち』に関わる話には弱かった…

幼い頃、母を亡くし…中学生の頃、父を亡くし…そして、巧海は常に心臓の病と闘っていた…

そんな生い立ちが、舞衣を「情の深い女性」に育ててしまった。

どちらかというと強気でサバサバした感じが若干ある舞衣。しかし情は深い…不思議な組み合わせの性格だった。

高等部1年生の時、舞衣に向けられた宗像老人の笑顔…その笑顔を思い出すと…舞衣は何だか放って置けなくなってしまった。


「確か…505号室…よね…行ってみようかな…」


何故だか舞衣は気になって仕方が無かった…宗像老人に会ってみよう…そう思い、舞衣は505号室に向かった。

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