- 触手・怪物に犯されるSS 29匹目
182 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 20:49:09.85 ID:QLyfW8/1 - >>176 の完全版を書いたので、投下します
※変なところで切れたら連投規制だと思いください あと、出血シーンと鬱っぽいシーンが終わりにあるのでご注意を
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183 :176[sage]:2014/11/17(月) 20:49:40.43 ID:QLyfW8/1 - 不運な少女(176完全版) ※鬱っぽいENDに仕上げてあります。ご注意を。
凡そ、人知では計り知れない奇怪な生物がこの世の中には数知れず存在する。 古くから人は自分達の常識で計れない生物を魔物だの怪物だのと呼んできていた。 この生物は人々の生活の影で跋扈し、害を為し続けていた。 それと対照的に、そういった生物に害を為す人間もいるのである。 彼らは退魔士などと呼ばれ、敬意を払われていた。 退魔士というのは人間でありながら奇怪な生物群に対抗できる人種を総じて呼ぶ。 彼らはその血中内にて特殊な物質を生成でき、この物質が生物に特効を示すのである。 その物質は怪物の体内に侵入すればすぐさま拒絶反応を起し、最悪、死に至らしめる。 その血の能力は遺伝し、退魔士というのは一族によって引き継がれるのである。 近年、その退魔士の能力を克服しつつある性質の悪い手合いが出てきた。 その手合いは、退魔士の家系の女や子供を襲い、捕食や異種生殖によって抵抗力を獲得しつつある。 とくに、異種生殖は成功の可能性こそ低いものの、目覚しい効果を発揮するらしく、女の胎を経た新世代は恐ろしい存在とされていた。
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184 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 20:50:11.51 ID:QLyfW8/1 - ある町に南条という家がある。
その家は退魔士の家柄で、地元では名士であった。 その家の『お嬢様』である志麻は高校生であり、学校では容姿端麗な才媛として人気を集めていた。 誰に対しても分け隔てなく接し、明るく綺麗な女性。 佐藤絵里という級友の少女も、志麻に憧れと友情を抱いていた。 絵里はごく普通の少女である。 志麻の様な特殊な家系でも能力も無い。 この日も普通に友人として挨拶を交わし、一緒に過ごした。 そう、なんら何時もと変わらないはずの。 「絵里さん、制服の襟が折れてますよ。直しておきますね」 「あ、志麻ちゃんありがとう」 志麻の細い指が絵里の制服に触れると、曲がっていた襟を直す。 なんら変わらないはずだった。が、この何気ないやり取りが絵里にとっては仇になった。 そしてその後、放課後。志麻や他の級友とも別れ、絵里は帰路についていた。 学校から自宅までは数十分の徒歩であり、晩秋の落陽で薄暗い道を一人歩いていた。 その絵里に忍び寄る影があった。
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185 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 20:50:44.44 ID:QLyfW8/1 - 濃緑のと黒の斑の体色をした、昆虫と人間が合わさったような奇怪な生物。
身の丈は人間を越え、腕も脚も太く強靭。 ギラギラとした複眼が、独りで歩く少女を映していた。 頭部から生えた触角で少女の臭いを嗅ぎまわる。 この奇怪な生物こそ、退魔士の敵となる怪物であった。 怪物は音も無く絵里に忍び寄っていく。 彼女からは微かにだが退魔士といわれる人種の臭いが漂っていた。 つまり、あの独りで歩く少女は退魔士である。 絵里は知らなかった。志麻との微かな接触によって、志麻特有の退魔士の臭いが付着していたことに。 複眼に映っている絵里の姿を怪物は観察していた。 歳が若いヒトの雌。身体つきはまだ子供の面影が残っている。きっと成熟する途中なのだろう。 腰まで伸びた栗色の長い髪と、銀縁の眼鏡。 それが獲物の姿だった。 怪物は獲物の腰の辺りを見ている。 捕食するには惜しい。あの退魔士は若い雌だ。 ならばその胎を使おう。 物言わぬ怪物はそう判断し、物影から少女目指して一気に飛び出していった。
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186 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 20:51:34.29 ID:QLyfW8/1 - 鈍く素早い風切り音が聞こえた瞬間、絵里の眼鏡が宙を舞った。
路上に落ちた眼鏡が砕けて、甲高い音がした。 「あれ?眼鏡・・・ひゃッ?!」 続いて風切り音がすると、少女は突き飛ばされたかのように弾け飛び、路上に転倒して蹲る。 「な、なに・・・痛ッ!」 眼鏡を失いぼやけた視界の中で着ていた制服の肩口が引き裂かれて、薄らとした擦過傷から小さな血の雫が滲んでいた。 「な・・・なに・・・?眼鏡どこに・・・」 絵里が眼鏡を探そうと周囲を探ったとき、自分を見下ろすように何かがいた。 「誰?・・・ですか?」 背筋をヒヤリとした嫌な汗が伝う。 先ほどの傷が熱を持ってきた。 ぼやけた何かは鋭い鉤爪を絵里に突き出してきたとき、絵里は跳ね上がるようにして立ち上がり、本能的に背を向けて走り出した。 あの何かは絶対に危険だ、と。絵里の神経がそう判断した。 「はッ、はッ!いや、来ないで・・・!」 全力で走っている。視界がはっきりしない。 手に持っていた通学鞄は放り棄てた。大声で人を・・・助けを呼んだ。でも返事は無い。 それでも背後から二度三度と何かが振り下ろされる風切り音が聞こえるたびに、制服が、シャツが、スカートが千切れていった。 肌には小さな傷が浮かんでいく。 「あッ!くぅ・・・」 履いていたローファーがすっぽ抜けた拍子に躓いて転ぶ。 その隙を突いてあの腕が絵里に伸びていった。 「誰かぁぁぁ!たすけてぇぇぇ!あうぅぅ!」 大きな手が少女の頭部を掴み上げて、引き上げる。 絵里という獲物が怪物の手中に堕ちた瞬間だった。 そして、悲惨なことに、少女は望まぬ性交を、男を知らない体で、異形の怪物と行うことになった。
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187 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 20:52:54.17 ID:QLyfW8/1 - 怪物は、少女の頭部を掴みあげたまま、空いた手で彼女の服を引きちぎっていく。
ボロボロになりつつあった上着とシャツを強引に引き裂き、ブラを引っ掴んで肩紐ごと千切る。 弾みで小振りに膨らんだ乳房が揺れ、二つの膨らみが露になる。 ジタバタと足掻く絵里に構わず、今度はスカートを引きちぎる。 丸みを帯びて形の良い尻を包み込む白いショーツが複眼に飛び込んできた。 少女の片脚を掴んで股を開かせて、怪物は頭部をその股間に突っ込んだ。 複眼の狭間にある顎で股布越しに淫肉に喰らいつくと、下でと触覚で雌の生殖器の匂いと味を堪能する。 ピチャピチャと、怪物の唾液が音を立て、ショーツに染み込んでいく。 唾液の染みが広がっていくごとに、呼応して怪物に変化があった。 怪物の人間とは全く異なる下腹部から、ずるりと赤黒い肉棒が飛び出してきた。 生臭さが立ち上る泡だった粘液を滲ませてそれはそそり立った。 「きゃあああああ!!」 絵里にもそれが何かはすぐさま理解できた。 もっとも、過去に受けてきた性教育やらで知ったものとは形も大きさも全く異なっていたが。
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188 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 20:54:01.55 ID:QLyfW8/1 - 頭部を掴んでいた手が開かれ、絵里の身体は地面に尻餅を突く形で落とされた。
慌てて逃げようとするがそのまま胴を押さえ込まれ、押し倒される。 硬い地面と砂利粒が柔らかい背中の肌に食い込み身を捩るほど痛かった。 「痛いッ!!いやッ!もういやぁぁ!許してぇぇ!」 両の脚で圧し掛かってくる怪物を蹴り除けようとするが、全く通用しない。 無力感と混ざり合った恐怖が胸中で膨らんでいく。 いつの間にか舌が絵里の白い下腹部に這いより、泥と唾液で汚れたショーツを絡めとる。 そのままブツリとショーツの布地が破れてしまい、少女の身を守るものが全て失われる。 なだらかな腹部の下方にはツンと上を向いた陰毛が生え揃い、その奥には閉じ合わさった陰部が見える。 怪物は複眼で絵里の臍の辺りを見つめていた。 いや、臍ではない。その奥にある女の胎を見ているのだ。 その胎に・・・退魔士の子宮には相応しいものを与えねばならない。 絵里の脚に挟まれる形で怪物の胴が侵入する。 「お母さんたすけて・・・お母さんたすけて・・・おかあさんたすけッぎぃッ?!」 怪物の触覚が絵里の閉じていた陰唇を無理矢理広げたとき、絵里の顔が痛みに歪む。 陰唇の奥には性行為を未経験の粘膜が潤んで佇み、その端に小さく閉じた穴・・・膣があった。 窄まっていて入り口には膜がある。その膜に怪物の生殖器の先端がピタリと合わさった。 「待ってぇ、やだ、やだ、お願い許し・・・て・・・」 目尻に大粒の涙が浮かんで、頬を伝う。 「嫌ぁ、おちんちん嫌ぁ!わたし初めてだか・・・うぐッ・・・?!ぃぃぃいあああああああッ!!」 哀願も空しく、焼け付く痛みが沸き起こり、異形の雄が侵入してきたことを告げる。 プチプチと粘膜と処女膜が擦り切れて血が滲む。 「はぁ!・・・はぁぁ!・・・いたいッ・・・痛いぃ!・・・挿入れないでぇ!挿入れないでえええ!!」 少女の白い喉が震えて叫ぶとき、怪物の生殖器はすっかり小さな膣に収まっていた。
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189 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 21:02:38.11 ID:QLyfW8/1 - 怪物は、自身が犯している華奢な少女を労りなどみせなかった。
初めての性交で未熟な肉体であっても、手加減らしい様子も見せず、少女の穴を壊さんばかりに抽送を始めた。 「痛いぃぃぃ!!いだいぃぃぃ!!いやああああ!ゆるしてぇぇ!!」 血と粘液に塗れた生殖器を軽く引き抜いて、力強く押し込む。 「ぎゃあああああッ!!いだいぃぃああああ!!」 小さな膣に自身の生殖器を覚えさせるために、無理矢理拡げていくのだ。 「ひぃぃん!!いやぁぁぁ!!お腹がぁこわれッあああああ!!」 怪物が腰を強く繰り出すと少女の下腹部が大きく盛り上がり、小さな子宮が押し潰されて歪む。 少女の胎内にはおぞましい怪物の生殖器が突き立てられて、その抉じ開けられた膣穴の惨状からは、 とても数刻前までは性交を知らぬ処女だったのが想像だにできない。 その穴は真っ赤な鮮血と夥しい粘液を噴出す肉穴に成り果てていたからだ。
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190 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 21:03:10.11 ID:QLyfW8/1 - ずるりと、膣の最奥にある精液溜まりにまで、怪物が到達する。
その奥を打ち抜かれると絵里の内臓が激しく揺さぶられ、呼吸が止まりそうになる。 「かはッ・・・!!・・・あぅぅん!ひぃぃ!深いぃぃぃぃ!!子宮がぁぁぁ!! 子宮が壊れちゃうッ!抜いてぇぇ!!もうおちんちん抜いてぇぇぇ!」 精液溜まりには子宮の硬い唇が突き出ていて、その肉を何度も何度も強烈な衝撃が襲う。 小さく未熟な子宮が衝撃に歪むたびに、絵里の表情が青ざめて胃の中の物を口の隙間から吐き出す。 「うッ・・ぐえ!げぇッ!・・・おねがいぃ、子宮がぁ痛いのぉ!わだしぃ、赤ちゃん産めなくなるぅぅ」 吐瀉物が頬を伝って、栗色の髪にも付着する。その吐瀉物を怪物は下で掬い取り、舐めていく様が絵里に強烈な不快感を与える。 そして、先ほどから下腹部の子宮が痛む。 赤ん坊が産めなくなる恐怖を訴えた絵里を怪物は見下ろしていた。 心配ない、退魔士の子宮はこんな程度では壊れない。 「痛いッ!い・・・あああああ!!」 苦悶に歪む顔で少女は絶叫する。 その膣内では猛り狂った怪物の性器が子宮口を襲い、容赦なく小さな子宮の入り口を抉じ開けようとしていた。 少しでも受胎しやすいように。 怪物は多少子宮が傷んだとしても受胎するなら絵里のことを厭わない。 だからこそ、子宮の中で射精しようとしていた。 「ホントにだめぇぇぇ!お腹がこわれぢゃうううう!!子宮におちんちんなんか入らないよぉぉ!!」 子宮の悲鳴から、怪物の意図を汲み取った絵里が泣き叫ぶ。 それから間もなく微かに肉が弾ける音が聞こえた。 それは怪物が最奥を穿った瞬間に聞こえた。 そして怪物が低く唸る。 絵里の叫びは声にならなかった。 怪物の生殖器の先端を絵里の子宮頚部の肉が咥え込んでいた。 強い締め付けを感じ、怪物は全身を振るわせた。 何かが、胎内で噴出す感覚が絵里には感じられた。 「あッ??あああ?・・・いや、嫌ぁぁぁぁぁ!!膣内でぇ、膣内で射精してるぅ!!いやあああああああああ!!」 凄まじい噴出の音が響き渡り、怪物は少女の子宮の中で自身の白濁した子種汁を吐き出した。 狭く小さな未成熟な少女の袋が瞬く間に子種汁で満たされていき、逃げ場の無い噴流は卵管にも達した。 「こんなの嫌ぁぁぁぁぁ!!」 怪物が嬉しそうに震えている下で、恐慌状態の少女が狂い叫んでいた。
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191 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 21:07:50.18 ID:QLyfW8/1 - 「うッ、ひッく・・・ぐす・・・えぐ、えッくぅ・・・ふ、うわぁぁぁぁん」
ふっくらと膨らんだ自分の下腹部を見て、絵里は泣きじゃくっていた。 「いやだぁ・・・ほんとにやだぁ・・・ば、化物の赤ちゃんができちゃうぅ・・・」 膣内射精よりも遥かに過酷な子宮内射精をされ、少女は恐怖で肩を震わせているのみだった。 それと同じくらい、もう子供が産めなくなっているのではないか、という恐怖もある。 「も、もうゆるしてぇ・・・」 怪物が自身の生殖器を少女の膣内から引き抜くと、ぽっかり開いた空洞から『げっぷ』の様な音がし、 中から夥しい白濁液が吹き出てきた。 絵里は一瞬これで終わりだと思ってしまった。 そしてすぐにそれは間違いだと気付かされた。 「い、嫌ぁ!もう駄目ぇ!!」 絵里の括れた腰を怪物は抱え、自身の生殖器を天に突き立てる。 その生殖器の先端に絵里の穴を宛がい、真下から貫く姿勢をとる。 「は、はは、はははは・・・うそ・・・でしょ?だって、もう・・・済んだじゃ・・・」 引き攣った笑みを絵里は浮かべた。 そして、絵里は真下から貫かれ、再び責め立てられた。
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192 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 21:08:32.19 ID:QLyfW8/1 - 真下から貫かれるのは想像を絶するほどの苦しさだった。
「深いぃぃぃ!!深すぎるぅぅぅ!!死んじゃうッ!私ぃ死んじゃう!止めて、おちんちん抜いてぇぇぇ!!」 少女の身体が何度も何度も勢い良く弾む。その度に結合部からは白い泡状の粘液が噴出し、失禁した尿と混ざっていく。 絵里は両手で髪を掻き回し、狂ってしまいそうな性交に苛まれる。 怪物の目先で、二つの膨らみが上下していた。 「だめぇ!おっぱいだめぇ!」 顎が音を立ててその肉の膨らみを噛み、乳房の奥から先端へと締め付けるような愛撫を行う。 「ぐぅぅぅぅぅ・・・ッ!!」 その刺激は凄まじかった。絵里は顔を真っ赤にすると、血が滲むほど唇を噛み締めて、 乳腺の押し潰される刺激と未知の性感を掻き回されるのに耐えていた。 「も、もうだ、もうダメぇ!お、おかし、おかしくなっひゃう!・・・くぅ!!」 再び胎内に響く射精音。 真下からの凄まじい噴出圧で子宮が突き上げられると、絵里は折れそうなほど仰け反って、その口からは舌がだらりと垂れる。 「あ、はぁ・・・はぁ・・・も、もう・・・んぐぅ?!」 すかさず怪物は絵里の口中に舌を差し込んできて、接吻をする。 息が出来ずにもがく絵里。 そして絵里の膣内では、また生殖器が猛々しさを取り戻していった。
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193 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 21:09:11.26 ID:QLyfW8/1 - あれから、ずっと、絵里は怪物に犯され続けた。
なんども体位を変えて、少女が少しでも妊娠する可能性をあげるために、執拗に犯され続けた。 過酷な責め苦に絵里が気を失うと、彼女を連れ去り、人目に付かない隠れ家へと連れ込んだ。 そして、幾日かが過ぎて、世間では少女が行方不明になったという話題でもちきりになった頃。 狭い廃屋が怪物の隠れ家だった。 「いやぁ・・・もうお家に帰りたい・・・もう嫌ぁ・・・」 廃屋の薄暗い部屋の片隅で、一人の少女が蹲っていた。 「ひッ?!嫌ッ!今日はもう嫌ぁ!許してぇ!お腹の赤ちゃんも死んじゃう!!」 蹲っていた少女の腕を怪物が掴み、少女を立たせた。 栗色の髪は艶を失い、頬もややこけている。 明らかに変わっているところがあった。 乳房は以前よりも膨らみ、乳輪が黒ずんでいる。そして時折、甘い匂いを乳房の先端から滴らせていた。 そして、その腹部は、大きく膨れ上がっていた。 身ごもっている。それも中の胎児はかなりの大きさに育っている。 人の子ではないのだから生育が早いのだろう。 あのときの異種姦は絵里を身ごもらせていた。 そしてその胎内にいるのは、絵里の卵子を汚して、怪物のと間に出来た・・・怪物の子である。 立たせた絵里の身体中を怪物は舐めて、その体臭を嗅いだ。 怪物はここ最近疑いを持つようになっていた。 退魔士として捕えて孕ませたこの雌・・・。 この雌から退魔士の臭いが消えうせていたのだ。 絵里の股や首筋の臭いを嗅いで、遂に怪物は確信する。 この雌は退魔士でもなんでもない、ただの雌であることを。
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194 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 21:09:44.77 ID:QLyfW8/1 - 複眼が怒りに満ちていく。
絵里の身重の身体を突き飛ばし、その脚を無理矢理拡げる。 「ひぃぃぃん!!」 すっかり黒ずんで解れている膣へと怪物はいきなり生殖器を挿入した。 幾度にも及ぶ行為の果て、絵里の膣は成熟した女のものへと様変わりしていたため、その太い肉棒を容易く飲み込む。 「あぁん!!ひぁん!!だめぇ!激しいッ、おなかがぁ!」 異形の胎児のいる子宮を怪物は突き続ける。 硬く閉じた子宮口が鈍い痛みを放ちつつも、絵里はすっかり開発された膣の性感によって喘いでいた。 太股にまで滴るほど、絵里の陰部が濡れている。 「お願いだからぁ、もっと優しくしてぇ!あなたの赤ちゃん死んじゃうぅ!」 私の赤ちゃん、とは言わなかった。 絵里の胸中は複雑だった。 自分の子宮の中で膨れ上がる化物を自分の子なんて認めたくないという感情と、芽生えた母性の情がせめぎあっていた。 舌が絵里の胸元を這い回り、乳を蓄えて重くなった乳房に絡みつく。 根元を締め付けると、甘い飛沫が噴出し、怪物は顎で乳房を噛み、音を立てて吸い上げた。 「お願い、お願いぃ!おっぱいが張って痛いのぉ!もっとぉ」 乳房を絞られると張り詰めていた乳腺の痛みが和らぎ、絵里は悦んだ。 その解放感を得たくて、言葉の通じない怪物相手に甘い声をあげる。 怪物の抽送が激しくなってくる。 「痛ッ!激しすぎるッ!はげしッ・・・!子宮抉っちゃだめぇ!ああああああ!!」 子宮口に怪物の先端が差し込まれた。 その瞬間。 「きゅぅぅぅ・・・・んッ!!・・・出てる・・・射精てるぅッ。赤ちゃんが精液で溺れちゃう・・・!」 両手で腹部を押さえ、胎内に注ぎ込まれる噴流に堪える。 子宮が滅茶苦茶にされる痛みが辛かった。 「あ・・・あれ・・・??うそ・・・あ、ああああ」 絵里に異変が起きた。 結合部から茶色く濁った飛沫が吹き出て、それが廃屋の床に拡がって行く。 「は、破水・・・しちゃ・・・嫌・・・嫌ぁ!!産みたくない!!お母さんになんてなりたくない!!嫌ぁ!!」 怪物の生殖器が抜き取られるとその液体の量が急に増えた。 慌てて絵里は飛びのいて、恐怖にへたり込む。 「いたッ・・・いだだだ・・・いだぃ!いだい!いだいぃぃ!」 程なくして、腰を打ち砕くほどの激痛が絵里を襲う。 陣痛だった。
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195 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 21:10:23.86 ID:QLyfW8/1 - 「いだいよぉ!いだいよぉぉ!!うみだくない!!うまれじゃやだぁぁ!!」
激痛に震えている絵里に、怪物が近寄っていく。 その顎が大きく開かれ、唾液が滴る。 この雌は退魔士ではなかった。生まれ来るのも望んだ新種ではない。 ならば。 腹の足しにしておくのが良い。 まるまるとしていてうまそうだ。 怪物が絵里に噛み付こうとしたとき、様子が急変した。 ガクガクと怪物が痙攣し、倒れこむ。 そして全身から煙を発すると溶けていった。 「あ、あああ??」 痛みと急な出来事に絵里は混乱した。 そのとき、とても懐かしい声が聞こえた。 「絵里さん?」 その声は聞き覚えがある。 忘れることなんて出来なかった。 「し、志麻ちゃん・・・?」 絵里には信じがたかった。物陰から現れたのは、あの志麻だった。 「あ、志麻・・・ちゃん・・・・志麻ちゃん・・・あ、ああ、あああああああ」 級友の名前を呼び、絵里は泣き崩れた。 もう、陣痛の痛みも吹き飛ぶほどに。 「絵里さん・・・かわいそうに・・・こんな目にあって」 「志麻ちゃん・・・わたし・・・わたしッ!」 志麻は絵里の方をそっと抱く。 「あの怪物に酷いことされたのね?・・・お腹の中に怪物の子供ね?」 絵里は涙で顔をドロドロにしながら頷いた。 きっと、志麻は助けに来てくれたのだ。
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196 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/17(月) 21:11:31.40 ID:QLyfW8/1 - 「絵里さん?よく聞いて。私はああいった怪物を討つ家柄の人間なの」
「そ、そうなの・・・?志麻ちゃん・・・助けに来てくれたんだよね・・・?」 志麻が微笑んで絵里に向き合う。 そして、そっと絵里の耳元で囁く。 「こういうのはね、生まれてくる前に殺さないと危ないのよ?」 そして、とても冷たい声で。 「汚い子宮の分際で人の名前を呼ぶな。さっさと腹の中の化物と一緒に死ね」 「え?志麻ちゃ」 絵里は最後まで言葉を紡げなかった。 志麻が手に短刀を持っていたのを認めたとき、志麻の刃が孕み腹に突き刺さりそのまま喉まで切り裂いたからだ。 真っ赤な飛沫が一面に飛び散って、志麻と絵里を染める。 「汚い」 志麻が一言吐き棄てて立ち上がる。 絵里は困惑の表情のまま事切れていた。 「あんな化物相手に腰振ってよがり声あげてるんじゃないわよ」 志麻は退魔士の家柄だ。そして、怪物を死に至らしめる能力を持つ。 退魔士にとって、怪物を産み殖やす様なものは例外なく敵だった。 そして、それは絵里でさえも。 最後に、絵里の死体を一瞥した志麻。 そしてそのまま立ち去っていった。 肉と血と羊水と白濁の海のなかで、不運な少女の亡骸だけが残された。 -了-
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197 :176[sage]:2014/11/17(月) 21:13:27.27 ID:QLyfW8/1 - お眼汚し失礼いたしました
ということで、安定のバッドエンドでしたでした
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