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名無しさん@ピンキー
ファルコムでエロ小説Part[

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ファルコムでエロ小説Part[
277 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/08(土) 20:11:28.36 ID:dVcEHRyz
>>276
乙!イイヨイイヨー
こっちも小ネタ。ネタバレ有?

「はああああ!」
 都の地下のフロアに、裂帛の気合が響き渡る。黒髪の青年の剣を、栗毛の青年のトンファーが受けとめ、
鈍い音がする。その隙を見計らって黒衣の女性は腰から抜いた数枚の札を黒髪の剣士目掛けて投げつける。
 黒髪の剣士は刀身をトンファーにぶつけた勢いで離れるが、時間差で一枚の札が着地する地点に目掛けて
放たれている。
「させません」
 冷たいが、あどけなさを残す声の主は、機械の人形から放たれる光線で札を間一髪で焼き払う。
「助かった。アルティナ」
 剣士は敵から目を離さず、声の主の少女にねぎらいの声をかける。当の少女は表情を変えない。
「それにしても、やる…!」
 苦い顔で見つめる先には黒衣の女性とトンファーの青年。二人は構えを取り、再び両者の間に
緊迫した空気が流れる。
「強いな。このまま守りきれるかどうか…」
「ロイドさん、次はこちらから仕掛けてみましょう。剣士には私が当たってみます。ロイドさんは
人形の足止めを」
 ロイドと呼ばれた青年は一瞬の逡巡の後、こくりと頷く。
「わかった。援護は任せてくれ」
 防戦一方では埒が明かない。今のパートナーであるリーシャは本来攻めに回ってこそ力の発揮できる
タイプである。リーシャもロイドに目配せすれば、剣士に向かって猛進する。
「読みやすいで…?」
 同時に突進してきたロイドに対し、少女の反応が刹那遅れる。懐に入られかけた機械の人形は少女を
守ることを優先し、リーシャに向けた腕をロイドに向ける。

「アルティナ!」
「貴方の相手は、私です!」
 猛進する女性から目を離さずではあるが、一瞬気を持っていかれる。リーシャは大剣を振りかぶる。
近い。背を反らし、反動をつけた一撃が腕から繰り出される。
「くっ…!」
 いなすために斜に刀を構える剣士。反撃の一撃の為にリーシャの動きの全体像を目に焼き付ける。すると。
「うっ…」
 大剣が振りかぶられると同時に、ゆさっと量感のある丸みが揺さぶられるのが、剣士の脳裏に焼き付けられる。
がきん!と武器同士のぶつかりあった音とともに、反動でゆさ、ゆさと波打つように押し込められたそれは余韻を持って揺れる。
「遅い!」
 リーシャが片手で剣士の刀を抑える。空いた手の動きに警戒する剣士。リーシャの細指は自らの腰に向かう。
自然にその動きを目で追う剣士。彼女の細指はスリットから見える太股に伸ばされる。スリットから見えるむちっとした太ももに食い込んだ紐に挟まれた札を数枚ぴん、と抜くと、勢いで僅かに捲くれた腰布から黒い布が覗く。
「ウッ…」
「今!!」
 札を投げつけ、刀で地面を蹴るようにして離脱するリーシャ。爆風が起きて煙が舞い上がる。
爆風の余韻でぱたぱたと布が靡く。
「……!」
 険しい顔を始めて見せる機械の主の少女。ロイドもその隙に再び距離を取る。
「やったか…!」
「いえ……え?」
 リーシャの目が、大きく見開かれた。
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278 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/08(土) 20:14:53.92 ID:dVcEHRyz
 もうもうと立ち込める煙から姿を現したのは、守の構えをとったままの青年剣士。アルティナと呼ばれた少女も
その傍に寄る。
「目標に想定していたより手こずっています。そろそろ…?」
「ああ…そうだな。そろそろ…ん?」
 青年剣士がアルティナの方に顔を向ければ、アルティナは普段より無表情になっている。
「どうしたんだ?アルティナ…」
 振り返って敵として相対する二人を見れば、ロイドの方ははは、と曖昧な笑顔を向けて剣士とリーシャを交互に見て、
リーシャの方は少しだけ顔をうつむけて、頬を赤くしてる。
「???」
 一体どうしたというのだろうか。剣士は何が起こったかまるで把握していない。
アルティナは全くの無表情のまま、機械の腕を剣士に向けて自分はそっぽを向く。
その腕の向けた先を目線で追った剣士は絶句した。
「……あ……」
 そう、気がついてしまったのだった。ランスがテントを張ってしまっていたことに……。
気まずい空気が充満したジオフロントの一室に、不埒です、の呟きが大きくこだました。


 後の別れ際、ロイド捜査官は剣士に慰めの言葉をかけたのであった。「男ならしょうがないよね」と。
それにより、アルティナの不埒リストにロイドの名が追加されたのは言うまでもない。
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279 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/08(土) 20:15:50.94 ID:dVcEHRyz
以上です。
リーシャさんを上手く使えば足止め余裕だったと思うんだ(真顔


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