トップページ > エロパロ > 2014年11月08日 > F5jj03wT

書き込み順位&時間帯一覧

1 位/169 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数000000000010000000412010018



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
名無しさん@ピンキー
◆Freege5emM
プロデューサーは、厳しい(夏)
エロパロ板総合情報室 15号室
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
孕ませ/子作り/種付/妊娠/妊婦/出産/HR総合【17】

書き込みレス一覧

エロパロ板総合情報室 15号室
131 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/08(土) 10:56:25.26 ID:F5jj03wT
にっぽつです。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
83 : ◆Freege5emM [sage]:2014/11/08(土) 18:54:07.89 ID:F5jj03wT
このこってり具合がたまらないっすね。
特にヘレンさんがここまでエロくなるとは、目からウロコ。



>>45の続き投げます。
前のを読んでくださった方・感想を寄せてくださった方には、
この場で感謝申し上げます。

別に誕生日ネタでもないので、
12日までに完結とかいう無理は放棄いたしました。
あれは気が狂ってました。



※3行あらすじ (前回と同じ)
プロデューサー×美嘉
お姉ちゃんは処女ビッチ。軽きことビッチの如し、重きこと処女の如し。
Pのゲス分ややマシ、独自設定・やや鬱注意。わずかに本家要素あり。美嘉以外のエロは無しの予定。

15レス
プレイ内容としてはフェラと立ちバックです。

※実在のいかなる個人・団体とも一切関係はございません。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
84 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 18:56:58.00 ID:F5jj03wT
★00 幕間

アイドルは、大雑把に言って三種類に分けられる。

一つ目はかわいい・お嬢様属性のキュート。
二つ目はキレイ・カッコイイ属性のクール。
三つ目は元気・セクシー属性のパッション。

俺がプロデューサーになってしばらくは、クール系アイドルを担当していた。
自分で言うのもなんだが、三種類の中では俺の性格に一番近くて、扱いやすかったからだ。

その頃は、今よりも手堅い売り方だった。数字を稼ぐのに必死だった。
プロデューサー業に慣れていくに連れて、余裕が出てきて、それが物足りなくなった。

アイドル達がプロデューサーの立てた計算通りに動いてしまうと、
彼女達はプロデューサーが思い描いた以上には、成功しない。

そんな先が見えたプロデュースなんて、つまらない。



いつしか、俺は自分の性格ともっとも遠いパッション系アイドルで、
博打的なプロデュースをするようになった。
担当アイドルに、俺の立てる計算を超えて欲しかった。

夢を見せて欲しかった。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
85 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 18:58:19.45 ID:F5jj03wT
★01

梅雨のジトジトにうんざりしていた、ある日。

レッスンルームに続く通路の端で、俺は壁に寄りかかっていた。
担当アイドルのうち、何人かがレッスンをつけてもらっているので、
俺は彼女らの様子を見に行くことにしたのだ。

レッスン終了の予定時刻が近づいたので、俺は差し入れの飲み物を人数分買ってきた。
プロデューサーの中には、レッスンルームの中にまで入って行く人もいる。
だが、俺はそういう人と違って、顔や目線でアイドルを励ませるタイプではない。
むしろアイドルやトレーナーさんに、余計なプレッシャーをかけて邪魔をしてしまう。

なので俺は中には入らず、レッスン上がりの彼女らを外で待っている。



「Pさーんっ、お勤めごくろーさんっ!」

上がってくるアイドルの内、最初に声をかけてきたのは真尋だった。
たっぷり20歩はあろうかという距離から、よく通る声が届く。
結構なスピードで廊下を走ってくる。逃げないから、ゆっくり歩けって。

「おう、真尋。差し入れだから、持ってけ」
「Pさんありがと! いつもながら気が利いてるねっ」

真尋は、俺が手渡したスポーツドリンクのペットボトルを、慣れた手つきで開けて一口飲んだ。
身体にレッスンの余熱が残っていて、とてもよく似合う。清涼飲料のCMは、推すなら断然真尋か。

「Pさん、あんまじっと見られると、ホラ、レッスン上がったばっかだし」
「いや、あまり美味そうに飲むものだから、スポーツドリンクや炭酸のCMやらせたいと思って」
「えー……Pさんがそういうこと言う時って、期待していいんだかどうか分からないからなー。
 夏樹さんにレッド●ルのCMを取ってくるって豪語して、Pさんやるじゃん! と思ってたら、
 実際は何故か早苗さんに●コンの力取ってきたことあったでしょう!」
「あー、そうだな。夏樹には期待だけさせて、悪いことをした」
「早苗さんには罪悪感ないんだね……」

真尋と立ち話をしつつ、担当アイドルたちに差し入れのボトルを渡してやる。
そんなことしていると、三人よれば……の諺よろしく、担当アイドルたちが廊下で立ち話。
放置しておくと迷惑をかけるので、おしゃべりは休憩室でやれ、と促す。

「そういえば、美嘉はどうしたんだ? あいつだけ妙に遅いが」
「Pさん……まだまだ、だね。女の子の身支度を詮索するのは、良くないよ!」
「お前らは女の子と違うのかよ」

真尋がコントめかして教えてくれたところによると、美嘉はどうやらメイクを直しているらしい。
ギャルはメイクをキメるまで外に出ないんだ、と。今どき珍しいほど殊勝だ。

が、アイツはスッピンを恥じるような齢じゃないだろ――と内心で突っ込む。
口に出すのは堪えた。こんなツッコミ、年長組へ告げ口されたら酷い目に遭う。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
86 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 18:59:09.71 ID:F5jj03wT
★02

レッスンの終わりを待つ間、アイドルたちへの差し入れを買ったのは、同じ階の自販機コーナーだ。
その奥へ進むと、防火扉があって、それを開けた先は、非常階段になっている。

非常階段は、人通りが少ない。
階段は構造上、音が非常に響きやすいが、これは一長一短。
声を出してしまえば目立つが、誰かがこちらに近づいてきた時の足音もすぐ分かる。
そして階段は見通しが悪い。

声を出さない程度の行為であれば、外で忍んで致すのに悪くない場所だ。
あくまで非常用として、と評価してだが。



非常階段の踊り場に美嘉をしゃがみこませ、俺は立ったまま美嘉にペニスを咥えさせていた。
見上げてくる美嘉の頬は、レッスンの熱がぶり返したのか、真っ赤に火照っている。

美嘉の額に髪の毛がべったりと張り付いている。美嘉が肌に浮かせている汗のせいだ。
その汗かき具合と言ったら、差し入れで残しておいたサイダーとコーヒーに負けないぐらい。

「メイクのためっていうのは、らしいっちゃらしいが、苦しい言い訳だと思うぞ、美嘉」

咥えさせたのは、初めてではないんだから、美嘉だって汗ばむと分かっていただろうに。
これが終わって、汗がひくまで待って、それからまたメイクをキメるのか。

「どんだけ遅れてくつもりだよ。美嘉、お前本当は、バレちまえって思ってるんじゃないか」

何か弁解しようとしたのか、美嘉はペニスから口を離そうとした。
弁解を聞く気は無いので、俺は美嘉の後頭部を押さえつけ、ペニスを口内に突っ込み直した。
美嘉は噎(む)せて体勢を傾かせ、しゃがみこんだまま踊り場に片膝をついた。

「頼んだ俺が言うのもおかしな話だが、こんなのバレたら一発アウトだからな。
 これっきりにした方が、アイドルとしてはいいんだろうが」

美嘉はペニスを咥えたまま、俺を見上げた。
メイクも何もあったものじゃない状態なのに、美嘉の目つきは挑発的だ。

「この間、素の時はアイドルでもプロデューサーでもない、って言っちまったしなぁ。
 それを今更蒸し返すのも、興が醒める。そうだろ?」
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
87 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:00:01.13 ID:F5jj03wT
★03

乙女の例に漏れず、美嘉の内心は複雑だ。
俺が美嘉を担当アイドルから外そうとしたら、美嘉は美人局じみた手を使ってまで抵抗した。
なのに、非常階段でフェラチオさせる、なんてアイドルらしからぬ行為を、美嘉は受け入れる。

「こんなこと言えるのは、美嘉だけだよ」

むしろ、アイドルとプロデューサーらしくないことをしたがっている。そんなフシがある。
かと言って、アイドル活動への執着も強いまま。

「相手が美嘉だと、ワガママ言いたくなっちまう。我ながら、おかしな奴だ」

俺からしたら、関係を持ってしまった以上、一度も二度も大差ないので、
美嘉の気を引くのにちょうどいい――と、折を見て身体を重ねている。

「プロデューサー失格かね、俺は」

今のまま活動を続ける限り、アイドルとしての美嘉は先が見えてる。
時間さえ稼げば、どんどん肩身が狭くなっていくから、勝手に居場所を失くしていく。

「なんか、妙な気分になっちまったな。今日は、ここまでで。口から抜くぞ」

居直るようなら、肉を斬らせて骨を断つ荒療治。何か受けるネタをでっち上げて処理する。
プロデューサーとの関係なんて楽屋話より、面白いネタをはいくらでも作れる。後で何とかなる。

「っ……プロデューサー、出して、ないのに、終わりにするの? 気持よくなかった?」

そう考えれば、現役アイドルの身体を味わえるのが、ちょっとした役得だ。
わざと無理を言って、美嘉がどこまで聞いてくれるのか試すのが、楽しくなってきた。

そういうことを役得とも思わないような奴の方が、プロデューサーに向いているのだが。



「プロデューサーは今まで、アタシのために、色んなことしてくれたよね。
 おかげで、アタシも、アイドルらしくなれたと思うよ。だから」

美嘉はしゃがみこんだまま、フェラチオで顎に垂れた涎も拭わず、独り言のように呟く。

「プロデューサーのためなら、アタシにできるコト、何でもしてあげたい」

非常階段の踊り場で、俺を見上げてくる瞳は、自分が漏らすセリフに酔っている風だ。

「俺、そんな感謝されること、したかな」

プロデューサーはハードワークだ。アイドルたちの素質を考え、心身のケアをしつつ伸ばし、
トレンドを読み、仕事をもぎ取って回す。商品開発、マーケティング、営業を一人でやるようなものだ。
それを同時に、軽く10人。身体がいくらあっても足りない。しかも俺は博打打ちだから、10人いて3人当たればマシ。

だから時々――特に、成功してる側のアイドルに――勘違いする奴が出てくる。
美嘉みたいに、真面目で、アイドルとしては人並みの自惚れがあって、芸能界以外を知らない学生にありがちだ。

“アタシのために、色んなことしてくれ”るのが、プロデューサーの仕事なんだ。
美嘉が成功したのは、俺が美嘉を贔屓したんじゃなくて、美嘉自身のおかげ。
美嘉が売れたのが俺のおかげだというなら、俺は担当アイドルすべてを美嘉と同じぐらい売り上げてる。

ただ、勘違いしてるだけなら問題じゃない。気づけば、あっちで勝手に心の整理をつけてくれる。
問題は、気づいてはいるけど認めたくないって場合で――美嘉が、たぶん後者であること。
いっそ美嘉が俺に愛想を尽かしてくれたら簡単なのに。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
88 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:01:02.04 ID:F5jj03wT
★03 幕間

『Pさんも、日高舞さんのファンだったんですか。私もですよ。
 私達からすれば、トップアイドルイコール日高舞ですものね』

俺を魅了して、芸能界に誘い込んだあのアイドルは、
デビューした瞬間から狂おしいスピードでスターダムを駆け上がり、
その頂点に立ったまま、ステージを去った。

『日高さんは、デビューしてからずっと右肩上がりで、Sランクになったと思ったら、
 その陰りすら見せないまま引退しました。アイドルとして、完璧ですよね。
 その凄さがどれだけなのか、業界に入って、やっと理解できました』

うちのアイドルが、みんな日高舞みたいになれたら、CGプロは世界制覇しますね――
なんて冗談をちひろさんに言ってみたら、ちひろさんもその様を夢想したようだ。

『稼ぎすぎて怖ろしい、なんて思っちゃいましたよ。この私が』

俺もちひろさんも業界人だ。そんなこと現実にはあり得ないと分かってる。
それでも日高舞の残り香は、俺達に一瞬だけ反実仮想の夢を見させる。

『まぁ、アイドルみんながSランクまで行くのはあり得ないですけど、
 上り調子のまま、衰えを知らずに引退ってのは、アイドルとしてキレイですよね』

まったくもってその通り。
良くできたステージは、絶対に最高潮とフィナーレが重なる。芸能活動も同じ。
だから俺はプロデューサーとして、担当アイドル全員がそう活動できるのが理想だ。

『Pさんは要らないこだわりが強すぎますよ。もっと事務所のこと考えて仕事して下さい。
 事務所としては、プラトーだろうが落ち目だろうが、維持費以上に稼いでくれればいいんです』

俺は、事務所がプロデューサーのことを考えてくれるのと同じくらいは、
プロデューサーとして事務所のことを考えているつもりなんだが。

『それと、アイドルのことも。事務所として言わせていただきますが、
 たとえ落ち目でもアイドルであり続けたい、って子は少なくないんですよ』



それは、困る。
プロデューサー業の最大最高のやり甲斐は、担当アイドルの上がり目を眺めることなのに。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
89 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:01:52.30 ID:F5jj03wT
★04

季節は、うだるような暑さがまとわりつく夏。事務所の面談室は、9畳くらいの長方形だ。
窓を開けると、ムワムワとヌメヌメの間ぐらいに湿気った風が来る。
風量“強”で空気をかき回している扇風機の奮闘も、これでは虚しい。
こんな部屋にじっと座っているものだから、もう何度タオルで汗を拭いたか分からない。

部屋の中に、3人は同時にパソコンを広げられそうなデスクが一つ。
デスクの位置は窓辺で、天板の1/3ほどが夏の太陽に照らされている。
デスクの回りに、椅子が2脚。片方は俺が座っている。その対面に置いた椅子は、まだ空のまま。

部屋の扉がノックされたので、俺は客を中へ招じ入れる。

「Pくん、入るよー☆ うわアツっ、てかクッサっ! な、何この部屋ー!」
「ああ、莉嘉。すまない。ちょっと事情があって、こんなんなんだ」

面談室のドアを開けたまま、莉嘉は目を丸くしていた。



プロダクションの事務所には、こういった面談室がいくつも設けられていて、
俺たちプロデューサーが事務方に申請すると、時間単位で借りることができる。
この部屋は主に、アイドルや親御さんとの面談など、込み入った話をする場所として使われる。

「香水のサンプルが届いたんだが、うっかりそれを壊しちゃってな。
 この部屋を汚すと、ちひろさんたちがうるさいから、窓開けて誤魔化してるところなんだ」
「んもー、Pくんのドジー!」
「スマン、お願いだから黙っててくれないか。近所の茶店おごるから。
 あそこコーヒーも紅茶も旨いし、それなりに落ち着いて話もできるだろうし」

莉嘉は、怒り半分呆れ半分の表情のままだった。喫茶室はお気に召さなかったか。

だが、夏休みとはいえ、俺と12歳の莉嘉が二人きりでは、俺が犯罪者みたいだ。
そういう誤解をなるべく避けるため、外なら馴染みの店に行きたい。

「いや、いいよ……暑苦しいけど、このぐらいガマンするから。
 今日は、莉嘉が頼んでPくんに時間空けてもらったんだし、ね」
「アイドルとプロデューサーなんだから、遠慮しなくても……もしかして、そうしなきゃいけない話か?」
「そ。Pくんいつも言ってるでしょ。プロダクションに関わる話は、外では絶対しちゃダメ、って」

芸能プロダクションならどこも同じだろうが、守秘義務については厳密だ。
これが守れないようでは、たとえ小学生でも整理対象となる。

「なら、せめて冷たいものでも。長話になったら、喉も乾くだろう」
「えー、ポ●リあんま好きじゃないんだよねー。あーでも冷たくて気持ちー☆」

小型クーラーボックスから500mlのスポーツドリンクを渡すと、
莉嘉はそれを頬にくっつけて恍惚に浸っていた。
それを見ると、俺まで喉が乾いてきたので、もう一本ボトルを出して自分で飲んだ。
多めに用意しておいて良かった。

「ほら、風力全開の扇風機だぞー」
「ひゃー、涼し――くない! 風がぬるーい、しかも香水が色々混じってヒドい匂いっ☆」

俺が扇風機の首を曲げて風を莉嘉に送ると、莉嘉は黄色い悲鳴を上げた。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
90 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:02:55.44 ID:F5jj03wT
★05

扇風機の送風音が、静かな面談室に響く。
莉嘉は俺の向かいに置いた椅子に座って、デスクを挟んで俺と向かい合っている。
俺はデスクに肘をついて身を乗り出し、莉嘉に目の高さを合わせた。
切り出しづらい話なのか、莉嘉は黙ったままデスクの上でネイルをいじっている。

俺は、莉嘉を急かさなかった。わけあって、この部屋は終日貸し切りで頼んでいる。
話がしたい、と言ってきたのは莉嘉なのだ。どれだけ話しにくいことでも、いつか莉嘉から切り出すだろう。

長引いた時の心配事といえば、机の下で――

「――Pくん、さ」

おもむろに、莉嘉が口を開いた。

「お姉ちゃんと、何かあったの?」



「莉嘉。悪いけど、もう少し声を張ってくれないか」
「お姉ちゃんと! 何かあったか! 聞いてるの!」

暑さで丸まっていた莉嘉の上体が、ぐっと持ち上がった。

「最近さ……Pくん、お姉ちゃんとよく話してるよね。というか、ぶっちゃけヒイキしてるよね?」

莉嘉は、ローティーンにしては凄味の利いた剣幕で、デスクの上に乗り出して俺に迫った。
ツバが俺の顔に吹っ飛んできたが、それさえ意に介していない。いつもなら気にするだろうに。

確かに、美嘉に割く時間は増えてる。が、それを贔屓と見るか。いつまで経っても、女所帯の感覚は慣れない。

「Pくんは男の人だから分からないかもしれないけど、女の人は、そういうの敏感なんだよ」

正直、俺は莉嘉に感嘆していた。
俺は莉嘉を担当アイドルにしていたが、莉嘉はまだデビューに早いと見なし、
莉嘉の扱いはトレーナーさんに任せて――正確に言えば、投げて――いた。

「お姉ちゃんも居辛いのか、最近はアイドルのみんなより、トレーナーさんと話してるコトのが多いし」

そんな薄い関係しかないプロデューサー相手に、身内の問題とはいえ、こんなこと直言できるなんて。
心根が真っ直ぐというか、怖いものなしというか。どこか、昔の美嘉に似ている。

「お姉ちゃんはマジメだから、そういうコトしても、喜ばないよ。
 Pくんがお姉ちゃんのコト考えてくれるなら、そういうのやめて」

この部屋の中で、一番まともな人間は、一番幼い莉嘉なんじゃないか。
俺はおかしくて笑い出しそうだ。

「それは、社内事情だな。莉嘉の言う通り、外に出なくて正解だった」
「社内事情って何さ、ハッキリしてよ!」

鋭い声を突き刺してくる莉嘉は、外の太陽より熱く眩しい。

「莉嘉は、美嘉の家族だから、俺から話してもいい。ただ、事務所の他の人には黙ってろ」

莉嘉に気圧されないよう、俺は息を整え、腹をくくって口を開いた。

「実は、美嘉は――」
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
91 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:03:47.84 ID:F5jj03wT
★06

ガン――と、机が鈍い音を発して、俺の声を掻き消した。
俺に詰め寄っていた莉嘉が、驚きのあまり“ひッ”とおかしな吐息を漏らした。

「ぴ、Pくん……?」
「美嘉は、もうすぐ俺の担当アイドルから外れるんだ」

莉嘉は、何が起きたのか理解できていないようだった。
俺は目一杯身体を伸ばし、鼻と鼻がくっつく間際まで莉嘉に顔を近づけ、もう一度同じことを告げた。

「美嘉は、もうすぐ俺の担当アイドルから外れるんだ」



「どうした、その顔。もしかして莉嘉は、この話を美嘉から聞いてないのか」
「え、ちょっ、ど、どーいうコトっ!? Pくんが、お姉ちゃんの担当じゃなくなるって」
「すぐってわけじゃないが、たぶん今年中にそうなる。細かい所は、ちひろさんとかと相談してる」
「お、お姉ちゃんはアイドル辞めちゃうの?」
「それはないと思う」

莉嘉は全力で100m走った後のように、細い肩をぜぇぜぇと上下させていたが、
やがて机に置いてあった飲み差しのスポーツドリンクを口に運んだ。うまく飲めずに咳き込んだ。

「落ち着け」
「お、落ち着けじゃないでしょっ! あ、アタシ、お姉ちゃんの妹なのに、全然知らなかったよ!」
「それはしょうがない。まだ決まってる話じゃないからな」
「何なのソレ……アタシ、わけわかんない」
「説明してやるから、まずは水でもなんでも飲んどけ」

莉嘉は無言で息を整えると、おもむろにどこからかハンカチを取り出した。
汗でも拭くのか――と思いきや、莉嘉は腕をぎくしゃくさせて、机の天板を拭いた。
さっき咳き込んだ時に、スポーツドリンクの水滴が飛び散ってたらしい。

「そういうのは、あとで俺がやっとくのに」
「アタシは、落ち着いてるから。だから、話を、聞かせて」

莉嘉は明らかに動揺していたが、莉嘉なりに落ち着こうと努力していた。
話を聞いただけでいっぱいいっぱいになってくれたら誤魔化すのも楽だったのに、侮れない。
これは適当に扱うとマズそうだな。

「美嘉の担当プロデューサーを、俺から別の人に交代しよう、って話があるんだ」
「どうしてよ……Pくんのままじゃ、ダメなの?」

莉嘉は、俺に美嘉を担当し続けて欲しい、と思っているらしい。
今さっき、俺のプロデュースに手厳しい意見をくれたってのに。

「美嘉は、俺の担当アイドルの中でも、売れてる方だよな」
「う、うん。そうだね」
「美嘉はデビューから俺が面倒見てるから、割と長い付き合いになる」

莉嘉はコクリと頷いた。だいぶ落ち着きが戻ってきたようだ。
美嘉のデビューは、俺と莉嘉が出会う前の話だが、家で俺の話を聞かされていたんだろう。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
92 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:04:40.02 ID:F5jj03wT
★07

「事務所としては、美嘉に、新しいプロデューサーを育てる手伝いをしてもらいたいんだ」
「新しいプロデューサー?」

このプロダクションは成長著しい。俺が入った時と比べても、かなり規模を拡大した。
他所からの引き抜きだけでは、プロデューサーの頭数を賄えなくなっている。

「プロデューサーがアイドルを育てるように、アイドルがプロデューサーを育てるってことだ。
 本当なら、俺たち先輩プロデューサーが、後輩をビシビシ鍛えてやらなきゃ行かんのだが、これがなかなか」

プロデューサー連中は、後進を育てる気などサラサラ無いのが普通だ。俺もそうだ。
アイドル育てるだけで、こっちは人間辞めるギリギリまで追い込まれてるのに。

「自分だけの担当アイドルが居て、はじめてプロデューサーは育つんだ。
 ちひろさんとも相談してるんだが、次のプロデューサーは、まだなりたてホヤホヤの新人で。
 だから美嘉に担当アイドルを引き受けてもらいたいんだが、美嘉は嫌がるよなぁ」
「トーゼンでしょ! お姉ちゃん、デビューからずーっとPくんと一緒に頑張ってきたんだよ?
 今までPくんとやってきたコト、何だったのって思うよ」

ソリの合うプロデューサーに恵まれたアイドルなら、莉嘉の言い分に賛成するだろう。

言い換えれば、こんな役目進んで引き受けるアイドルなど居ない、ということだ。
ソリの合わないプロデューサーに恵まれてしまったアイドルは、別の担当に回されて、
そこでいい人に巡りあえば重畳。さもなくば、たらい回しに耐えかねて消えていく。

この役目は貧乏クジだ。が、落ち目の見えたアイドルの“処理”としては、穏当だ。

「しばらくは、俺メインで、新人君をサポートに回すとか、色々手を考えてる。
 3ヶ月ぐらい見て、美嘉と一緒にやっていけるか、試してやるつもりだ」
「Pくんは、もうお姉ちゃんのプロデュースしてくれないの?」

莉嘉はブレずに話の核心をついた。俺の中で、莉嘉の株はストップ高になった。
莉嘉を買ってなかったから、嬉しくはないが。

「俺がプロデュースする美嘉は、今ぐらいの売れ方が限界だと思ってる」

これは数ヶ月も前から変わらない、俺の本音だ。

「もし新人君が俺より上手くやっていけそうだったら、その時改めて美嘉と話すよ」

これも嘘じゃない。万に一つの可能性だから、真面目に考えちゃいないだけだ。

「いつも俺が一番だ、とか思ってそうなPくんにしては、弱気だね。
 ……最後まで、セキニンとってよ」

莉嘉の奴、分かった風な口を聞きやがって。

「美嘉のことは、最後まで責任持って見るよ」

アイドルがどこまで成功できるかどうかは、結局はアイドル次第だ。
プロデューサーがアイドルを成功させてる、なんて考えは思い上がりだ。
美嘉が、俺のお陰で成功できた、なんて勘違いしてるのと同じだ。

「でも、アイドルは永遠じゃない。いつかステージから降りる時が来る。
 それがいつになるかは、俺や美嘉だけで決められることじゃない」

担当アイドルが伸びしろいっぱいまで伸びられるよう見守り、ラストステージを各人の頂点に持っていく。
それがプロデューサーとして最高の仕事だ。ちょうど、相場師が株を最高値で売り抜けるようなものだ。
……なんて言ってやったら、莉嘉はどんな顔をするだろう。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
93 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:05:31.73 ID:F5jj03wT
★08

「……Pくんが、ねぇ。お姉ちゃんのコト、考えてないわけじゃない、ってのは、分かったよ」

空ペットボトルの溝に、莉嘉の指が食い込んで、ほんのわずかに歪んでいた。
莉嘉の奴、露骨に含みを持たせた口ぶりしやがる。

「でも……でもね。ゴメン、アタシ、今からPくんにワガママ言っちゃう」
「おう、言っちゃえ言っちゃえ。どうせなら、大きな声でハッキリと言え」

莉嘉は、俺からも聞こえるほど、すうっと息を吸い込んでから切り出した。

「お姉ちゃんをアイドルにしたのは、Pくんなんだよ。ソコ、もっと考えて欲しいの」

本気で、自分の精神年齢が莉嘉に負けてる気がしてきた。
まさか、ウサミン星人みたいに年齢詐称してないよな。

「それは承った。だが、ワガママとは言えないぞ。ホラ、他には」
「じゃ、じゃあ……今度、言ってた例のお店でおごってねっ☆ 絶対だよ!」
「分かった。約束する」
「二人きりで、だよ!」
「勿論だ」
「やった! ありがとっ☆」

莉嘉は、汗も弾ける鮮やかな投げキスをくれると、面接室から跳ねて出て行った。

背丈があと10cm伸びたら、あと出るときにドアを締め忘れてなければ、
もうカリスマギャルを襲名させたっていいと思った。

「莉嘉は、人間が出来てるな。アイドルにするには、勿体無いぐらい」

お姉ちゃんのために、俺に直談判かますとか。見上げた妹だ。
言いたい放題しやがったのも、大目に見てやらなきゃいけない気にさせられる。



「それにしても、俺が美嘉を贔屓してると思われて、担当アイドル同士の空気が悪くなってるとか。
 これは俺の管理不行き届きだ。担当変更の件、本気で考えるべきかな。

 当事者としてどう思うよ」

机の下から、辛うじて聞き取れるほどの細い声。扇風機の送風音に混じって聞こえにくい。

「……莉嘉が、大袈裟に言ってる、だけよ」
「その割には、動揺して机に頭ぶつけてくれたみたいだが。なぁ、美嘉」
「あれは、プロデューサーが、妙な誤魔化し方するからっ」

俺が椅子を引いて、机の下に視界を広げれば、
そこにはカットソーキャミソールにホットパンツ――つまり私服――の美嘉が、
着衣のままシャワーを浴びてしまったかのような惨状で、体育座りしている。

「莉嘉が長居しなくてよかった。ほら、水分。脱水になるぞ」
「気を遣うトコ、ソコじゃないでしょ……」

美嘉のホットパンツの内側から、扇風機の半分にも及ばないモーター音が、不機嫌な響きを籠らせていた。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
94 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:07:15.92 ID:F5jj03wT
★09

「美嘉、一人で机の下から出られるか? さっきは、頭ぶつけるぐらい元気だったようだが」
「プロデューサーが、変なコト言い出すから……心臓止まるかと思った」

元から暑苦しいこの部屋で、さらに一段不快指数が上になっている机の下から、
美嘉は恨めしげに俺を見上げたまま、自分では動こうとしない。

「妹に、そんな姿してるところバラされると思ったか」
「わざと、アタシに勘違いさせるような言い方したの? 趣味悪っ」

莉嘉と話している時に、勿体つけた“実は――”のくだりで、
美嘉は思わず反応して、頭を机にぶつけてしまったようだ。

「あの時は、俺の方こそ背筋が冷えたわ。静かにしてれば、何てことない話だったのに。
 お前が出した音を莉嘉が怪しんで、一歩でもこっちに来てたら、今頃どうなってたか」

この事務所は、机の下に人が潜り込んでいるなんて、珍しくない。
莉嘉が、誰かに話を聞かれた、と思って、机の下を覗いてしまっていたら、
あんなよい子に危うくトラウマを植え付けてしまうところだった。

「で、やっぱり一人では立てないのか」
「……手ぐらい、貸してよ。プロデューサーが、アタシにやらせたコトなんだから」
「感じ過ぎて腰が立たなくなったとか?」
「違うよ、こんな退屈なの……正座で、足が痺れたみたいになって、つまらない」

ローターを“弱”のまま、出力を変えなかったからか、感覚が麻痺してしまったと言いたいらしい。

「飽きてたなら、自分で弄るなり、別のオモチャ使うなりして良かったのに」
「そんなのより、早く――水、水ちょうだい、干乾びそう……」

両手を握って、美嘉を引っ張りだしてやると、
美嘉は立っているのも億劫らしく、机の上にバッタリ倒れ、天板に上半身を張り付けた。
500mlのボトルを渡してやると、キャップを開けようともせずに、首筋に宛てがって、

「あぁあぁ、ちめたくて気持ちいー……でも飲めない、飲ませて……」

莉嘉と同じ反応して、まるで姉妹だな。
似たような行動してるせいで、姉のだらしなさが際立ってるが。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
95 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:08:30.67 ID:F5jj03wT
★10

「何……するの、プロデューサー……アタシ、もうここから動けないんだけど」

机に突っ伏した美嘉の尻から、ホットパンツを引き下ろす。
限界まで水気を吸った下着の中で、ローターが弱々しくもがいているが、美嘉は意に介していない。

「疲れちゃったからさ。するんなら、勝手にして」

美嘉は顎から下腹まで机にくっつけて、やっと聞き取れるほどの声を漏らした。
何も知らない人間が見たら、救急車を呼ぶか警察を呼ぶか迷いそうなほど、美嘉の惨状はゆゆしい。

美嘉の入り口は、薄く甘酸っぱい匂いと、サラサラと垂れ落ちる雫の筋が並んでいた。
女の股間がびちゃびちゃに濡れているのに、淫靡さがさっぱり感じられない。

力の無い太腿を手で開かせる。美嘉の肌は、思ったより熱く感じない。
俺も同じ部屋に長時間篭っていて、二人の体温差が少ないからだろう。

「あぁあ、アイスみたいに溶かされるぅ……」

挿入してやっても、某アイドルにも負けないダルダルなリアクション。
カリスマギャルにあるまじき脱力感だ。

「ひゃっ! んあっ、何、お、驚かさないでよ……」

いくらなんでもつまらないので、残しておいたスポーツドリンクのボトルを、
美嘉の背中に不意打ちでくっつけたり離したりする。

「ええ、もう終わり? 冷たくて気持いいのにぃ★」

ボトルの冷たさに触れる度に、美嘉は中をきゅうと締めてくれていたが、
俺が満足する前に、ボトルが温くなってしまった。
暑さのあまり、俺の方まで意識が霞んできた。

このままでは、いくらなんでも面白く無いので、
俺は机に置いていたオモチャを起動させることにした。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
96 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:09:22.20 ID:F5jj03wT
★11

「うぇええ……プロデューサー、重い……机に挟まれて、潰されちゃうぅ」

俺は美嘉の背中に覆いかぶさって、美嘉のうなじに顔を近づけた。

「や、やめてよ、そんなトコに、顔近づけないで、汗臭いんだから」
「そんなことは先刻承知だって。俺が美嘉にやらせてるんだぞ」
「そういう問題じゃないって、もー変態みたいだよー……」

美嘉は身体を脱力させっぱなしだったが、受け答えは多少まともになってきた。
意識が回復してきたのはいいことだ。そうじゃないと、このオモチャは面白くない。

「なぁ、これが何か、分かるか」
「んー……? 何それ。機械みたいだけど――ああ、それ、ICレコーダーじゃん」
「そうだ、よく分かったな……って、反応薄いな」

俺が手にICレコーダーを握って、頬をぺったりと机につけている美嘉に見せてやった。
が、期待していた反応が来ない。
美嘉のツンとした猫目まで緊張を失ってて、このまま放置したら確実に寝る勢いだ。
もっと慌ててくれると思ったのに。

「だって、今のアタシじゃ、さ。何されても、こんな声しかでないよー……」

そっちの用途を思い浮かべたのか。
美嘉は、自分の声を録音するために、これを使うと考えたらしい。

「そんなことには使わんよ」

汗でグダグダにふやけた美嘉の表情を、再生ボタンを押しながら眺める。



『Pくん、入るよー☆ うわアツっ、てかクッサっ! な、何この部屋ー!』

美嘉の表情は、一時停止したかのように凍りついた。

「知らぬこととはいえ、姉に向かって“クッサっ!”とか、容赦無い妹だなぁ」
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
97 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:12:03.96 ID:F5jj03wT
★12

「えっ――ちょ、プロデューサー、それ……り、莉嘉の声っ!?」

美嘉の四肢に――勿論、膣内にも――にわかに緊張が漲る。

『ほら、風力全開の扇風機だぞー』
『ひゃー、涼し――くない! 風がぬるーい、しかも香水が色々混じってヒドい匂いっ☆』

自分でやったことなのに、俺は笑いを堪えるのに必死だった。

「姉が垂れ流したメスの匂いを、なんにも知らない妹に浴びせちまったよ」

早押しクイズもかくや、という速さで、美嘉の手が伸びる。
が、さっきまで脱水症間際だった身体では、俺の手からレコーダーを奪うには至らない。

「そ、それっ、止めてっ、プロデューサー、お願い、だからっ」
「ダメに決まってんだろ」

美嘉の手は、ICレコーダーを軽く弾くに留まり、レコーダーの本体は、
大机を滑って、端から目測20cmほどの場所で止まった。

『お姉ちゃんと! 何かあったか! 聞いてるの!』

美嘉の狼狽っぷりが期待以上で、俺は頬が緩んだ。

『最近さ……Pくん、お姉ちゃんとよく話してるよね。というか、ぶっちゃけヒイキしてるよね?』

膣内を抉られたまま、美嘉は四肢を強張らせる。
ただ、いつもと違って、締め付けは媚びの無い乱暴な味がする。
強引なばかりで感触は気持よくないが、それ以上に美嘉の反応を見るのが楽しい。

「妹が、真剣にお姉ちゃんのこと考えて、俺にサシで直訴してた――その机の下で、
 お姉ちゃんは一人遊びかー。いい気なもんだよなぁ」
「い、いや、あっ、アタシ、そんな、そんなんじゃ、ないっ……」

美嘉の膝がガタつく気配がしたので、俺は美嘉を机に強く押し付けた。
呼吸が苦しいのか、美嘉が俺の下で呻き、手をばたつかせる。

『お姉ちゃんはマジメだから、そういうコトしても、喜ばないよ。
 Pくんがお姉ちゃんのコト考えてくれるなら、そういうのやめて』

莉嘉の声に合わせて、美嘉の手が机の天板を彷徨い、垂れ落ちていた汗を飛び散らせる。

「う、く、うぅうっ」

美嘉は俺から顔を背けていたが、ここは何もない机の上。
くしゃくしゃになってしまった表情は隠せない。
流れている体液が、汗か涙か区別できないのが残念だ。

『実は、美嘉は――』

ガン――と、俺と莉嘉の面談に水を差した音も、勿論レコーダーに録音されていて、
それが再生され耳に突き刺さった瞬間、美嘉は俺の力に逆らって背中を捩り、
膣内と尻肉を散発的に蠢かせた。処女を破った時よりも、熱くきつい圧迫だった。
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ7■【マスター】
98 :プロデューサーは、厳しい(夏)[sage]:2014/11/08(土) 19:15:20.34 ID:F5jj03wT
★13

『美嘉は、もうすぐ俺の担当アイドルから外れるんだ』
『え、ちょっ、ど、どーいうコトっ!? Pくんが、お姉ちゃんの担当じゃなくなるって』
『すぐってわけじゃないが、たぶん今年中にそうなる。細かい所は、ちひろさんとかと相談してる』

机の天板に、美嘉は血の気がひくほどの力で指を立てていたが、
天板は素っ気ないプラスチック。美嘉の奮闘に対する報いは、僅かな摩擦音のみ。傷すら残らない。

「お前を面倒みてくれるプロデューサー、見つかるのかな。見つからないと俺が困るんだが。
 こんなアイドルじゃ、いくらちひろさんの人脈が広くても、不安だな」
「う、嘘でしょ……ね、こんなの、莉嘉を誤魔化すデタラメで――」

痛々しく震える美嘉の両手に、上から手のひらをかぶせてやる。

「聞き分けが悪いぞ、美嘉」
「や……や、だ、そん、な、の――アタシ、やだ、よ、ぷ、プロデューサーっ」

『事務所としては、美嘉に、新しいプロデューサーを育てる手伝いをしてもらいたいんだ』
『新しいプロデューサー?』

もう美嘉は、妹の声すらまともに聞こえていないようだ。

『――お姉ちゃん、デビューからずーっとPくんと一緒に頑張ってきたんだよ?
 今までPくんとやってきたコト、何だったのって思うよ』

俺は別に、美嘉をプロデュースしたことを、無駄だとは思っちゃいない。
美嘉との活動は、それなりに俺の実績を彩ってくれた。

『俺がプロデュースする美嘉は、今ぐらいの売れ方が限界だと、思ってる』

ICレコーダーから流れる宣告は、自分の声なのに、とても残酷に聞こえた。



俺が、美嘉を今のカリスマギャル路線で売り出さなければ。
あるいは、途中で上手く路線変更できていれば。
美嘉のアイドルとしての命を、あと3年ぐらいは、延ばせていたかもしれない。

今となっては詮ない考えが、頭をかすめてしまった。

「あ――ぐ、ぅうっ、うあぁあっ! お、奥、突かない、でっ」

美嘉の膣内の締め付けが、俺に縋り付いてくる錯覚がして、俺はわざと乱暴に、激しく動く。
このまま身体を重ねていたら、美嘉から離れられなくなる気がした。

「いや、やだ、やだっ、プロデューサーっ――アタシ、何でも、するから、だからっ」

何で美嘉は、こんな悪辣なプロデューサーに、ここまで肩入れするんだろうか。
アイドルとしての美嘉に引導を渡そうとしてるのに、哀願ばかりで、恨み節一つ吐かない。
美嘉はアイドルに未練たっぷりのくせに。

アイドルが生きていけるのは、他者から評価の上だけ。本当にそれだけ。
といって、他人の歓心を買うために、替えの利かないものを売り出したら、そこで終わり。
それを端的に言い表したのが“芸は売っても身体は売らない”って古い格言だ。
芸は人に売っても磨り減らない。けれど身体は磨り減る。まして、心なんか。

早く何とかしないと、まずい。

(つづく 今回はここまで)
孕ませ/子作り/種付/妊娠/妊婦/出産/HR総合【17】
214 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/08(土) 21:39:47.14 ID:F5jj03wT
昔のことは知らんけど、スレが落ちなければ誰か書いてくれるの待ってるよ。


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。