- 【放尿】おしっこしたい【おもらし】
34 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/05(水) 15:36:57.27 ID:r/SpVIVZ - 犬夜叉スレと迷いましたが、こちらに投下します。
犬夜叉二次創作 アニメ12話「タタリモッケと小さな悪霊」、原作4巻の真由ちゃんの生前の話 ・おもらし
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- 【放尿】おしっこしたい【おもらし】
35 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/05(水) 15:37:54.67 ID:r/SpVIVZ - (うう、おしっこしたい…)
下校中、真由はふと身を震わせた。実は下校前から軽い尿意を感じていたのだが、家まで我慢できると踏んでいた。だが、冬の気温は容赦なく少女の身体にダメージを与え、尿意を強めていた。 「んんっ」 思わず立ち止まり、股間を抑えそうになる。 (ダメッ、幼稚園じゃないんだから…) それだけではない。このスカートは、ずっと前母親と一緒に買い物に行って、そこで買ってもらった物だった為、真由は気に入っていた。ブリーツに皺が寄る事は避けたい。 (この靴だって、お母さんが選んでくれて、可愛いって言ってくれたものなんだから…お母さん…) あの日の母親の、優しい顔が脳裏に浮かんだ。最近はずっと、弟の世話を焼く姿しか見ていない気がする。病弱な弟の悟は冬に入って益々熱で倒れることが多くなり、この日も朝から母親は高熱を出した悟の世話にかまけていた。 『どうしてあたしの朝ごはんくらい作ってくれなかったの!?』 『仕方ないでしょ、悟が吐いちゃって…。そこにパンを用意しといたから適当に食べなさい』 『…いらないっ!』 そう喧嘩した勢いで今朝は家を飛び出してしまった。この頃、そんな言い合いばかりだ。 (わかってるよ。お母さんが忙しいことくらい…だけど、悟ばっかりじゃなくて、もうちょっと、あたしにかまってくれていいじゃない…) じゅっ 「あっ…!」 回想に浸っていたためか、下着に熱い滴が噴き出てしまった。 (だ、ダメっ、おもらしなんて…) 足の付け根をクロスさせ、必死で滴を押しとどめる。 (このままだと、本当にもらしちゃう!) 四年生にもなって。それは避けたい。危機を感じた真由は尿意が引いたタイミングで、一目散に家へと駆けだした。
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- 【放尿】おしっこしたい【おもらし】
36 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/05(水) 15:38:52.39 ID:r/SpVIVZ - 「はぁっ…はぁ、ただいまー!」
やっと公団の一階にある家に着いた。足踏みをしながらドアノブを回すが、鍵がかかっている。 「ああーもう!」 真由は急いでランドセルをおろし、中に手を突っ込んで鍵を探した。 「うそ、ない、ない!」 続いて手提げの中も引っ掻き回したが、やはり鍵は見つからなかった。学校に置き忘れてしまったのだろうか。しかし、取りに戻っている時間はない。しゃがんで激しく身を動かしながら、真由は途方に暮れていた。 「どうしよう、このままじゃ……っ!」 じゅわ またちびってしまった。真由は思わずスカートの上から股間を握りしめ、拳でドアを叩く。 「お母さん!お母さん!!開けてえ!!」 公団中に響くほどの声で真由は叫んだ。しかし、いつまでも母親の返事はなく、時間が刻一刻と過ぎる一方だ。下着が少しずつ色を変え始めていた。 「お母さん!早くぅ!」 漏れ始めた尿は中々止まらず、じわじわと少しずつ、下着とお気に入りのスカート、そして真由の小さな手を濡らしていく。 「ダメ…ダメ…もう…!」 地面にポタポタと滴が落ちる。 (いや、おもらしなんて…) 真由はドアを叩くのをやめ、とうとう両手で押さえる。だが、もうそんなもので抑えられなかった。スカートの布を突き破り、真由の股間から水流が噴き出した。 ジュワァアアアアアアアアアアア… 「嘘、嘘、いやぁっ!」 真由は悲鳴を上げ、首を振った。尿は止まってくれず、母親の買ってくれたスカートを、お気に入りの靴を、水浸しにしていく。 チョロロロロロ… 水流が勢いを失った後も、真由は呆然と足元に広がる水たまりを見つめていた。 (嘘だ…こんな…) 「うわああああああああああんっ!!」 やってしまった。四年生にもなっておもらししてしまった。お気に入りのスカートを、靴を汚してしまった。恥ずかしさと情けなさと悔しさと悲しみで頭が真っ白になり、真由はしゃがみこんで大声で泣き出した。 頭上で鍵を開ける音がする。母親がやっと、ドアから顔をのぞかせた。
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37 :悲劇の前3[sage]:2014/11/05(水) 15:40:21.99 ID:r/SpVIVZ - (もう遅いよ…)
「煩いわよ真由……って真由、あなた…!」 今朝喧嘩したままだった、大好きな母親におもらし姿を晒してしまった恥ずかしさが、真由の心をえぐった。 「お、お母さんのせいだぁっ!お母さんが、鍵開けてくれないから!」 泣きじゃくりながら真由は母親を責める。 「あなたが鍵を忘れたのが悪いんでしょう。せっかく持たせたのに」 ため息と共に母親が掲げて見せたのは、真由が持っていたはずの、金魚のキーホルダーの付いた鍵だった。喧嘩の勢いで飛び出したため、忘れていたのだろう。 「だって……どうして、開けてくれなかったのぉっ……」 恥ずかしくて消え入りたい思いに嬲られながら、なお母親を責める。 「ごめんね、悟をトイレに連れて行ってて、聞こえなかったの」 その言葉で、真由の心が冷えた。悟は高熱を出して動けなくなった時も、自身のプライドからおむつやポータブルトイレの使用を拒んだ。そのため、母親が悟をトイレに運ばざるを得なかった。 (そのせいであたしがおもらししたんだ…お母さんはあたしのトイレよりも、悟のトイレを優先したんだ…) その事実が真由の心を抉った。同時に、悟が憎くて仕方なかった。 (お母さんを奪った上におもらしまでさせるなんて。悟はどれだけあたしを苦しめるんだ) 「早く入って着替えなさい、風邪ひくわよ」 母親は真由を無理やり立たせ、家の中へ連れ込んだ。 (いっそ風邪ひいたら、お母さんに優しくしてもらえるのかな) 母親に言われるままにお風呂で体を洗い、用意された新しい服を着て子供部屋に向かった。子供部屋では母親がストーブに真由のスカートと下着を干していた。 そのころにはやっと落ち着いていたのに。 「お姉ちゃん、おもらししたの?」 二段ベッドの下で寝ている、洗濯物を見た悟のこの言葉で、姉としてのプライドをズタズタにされた。 「うるさい!!誰のせいだと思ってるんだ!!」 「真由」 母親の諌める声も、頭に血の上った真由には届かない。こいつのせいで、あたしは。 「あんたのせいだ、悟のバカ!」 「真由っ!」 母親が声を荒げる。今の真由には、火に油を注ぐだけだ。 「大っ嫌い!」 母親と悟に言い捨てて、真由は今朝と同じように子供部屋を、家を飛び出した。
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- 【放尿】おしっこしたい【おもらし】
38 :悲劇の前4[sage]:2014/11/05(水) 15:41:45.18 ID:r/SpVIVZ - その夜。
悟の濡れタオルを変えに来た母親は、ついでに真由の寝顔を覗いた。 無邪気で悲しげな寝顔には涙の跡がついていた。 (今日、あんなことがあったんだものね) 真由が悟に焼き餅を妬いていることは母親も知っている。 真由も悟も平等に愛しているが、やはり、年長者であり体の丈夫な真由に我慢を強いてしまう。また、真由が悟に当たることもあり、真由を叱ることが増える一方だ。それが悪循環を生んでいる事もわかっている。 (小さい頃はあんなに仲が良かったのに…全部、母親である私の所為なの?) それに応えてくれる者はない。単身赴任中の夫が傍にいれば、また違ったかもしれないが。 (夏には約束通り、真由のために金魚の浴衣を作ってあげよう。その頃には、悟の体調も良くなって、また家族で海や縁日に行けるはず…) その時に、真由にいっぱい構ってあげよう。母親はそう自分に言い聞かせながら、子供部屋を後にした。 これは、あの悲劇の前の話。
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- 【放尿】おしっこしたい【おもらし】
39 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/05(水) 15:42:32.84 ID:r/SpVIVZ - 以上です。タイトル忘れてごめんなさい。
こないだ久々に見て懐かしくなって書きました。 どうでもいいけどあのお母さん美人だと思う。
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- 犬夜叉でエロパロ
272 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/11/05(水) 15:47:40.69 ID:r/SpVIVZ - 本日、下記のスレに一応犬夜叉のSSを投下しました
メインキャラは一つも出てきませんが 【放尿】おしっこしたい【おもらし】 http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1408635732/
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