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【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて
百合カップルスレ@18禁創作板10

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百合カップルスレ@18禁創作板10
229 :【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて[sage]:2014/11/04(火) 23:46:14.38 ID:b2rqKv9w
【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて


今日も今日とて通学路…

「おーっす、もなか!」
「わーい、おっはよーあんこ!」

もなかが杏子の腕にしっかりしがみつく。
杏子は頬を赤らめ、顔を背けつつも振り払おうとはしない。

「ねーねーあんこ!こっち見てよぉ」
「やなこった。恥ずい!」
「ぶーぶー!顔見せてっ!赤くなったあんこってば、かーいーんだも〜ん!」
「ぜ、ぜぜぜ、絶対、見せねえええ!」

と。

「わあ、朽木さん真っ赤だあ」
「おー、朝から見せつけてくれるねえ」

途端にギクシャクと油切れを起こす杏子。ついでに沸騰して頭から湯気を出す。

「やっほーみんな、おっはよー!」
「もなかぁ、今日も幸せそうだねえ」
「えへへ、だって可愛い奥さんと一緒なんだもーん」
「…ちょっと待て、もなか。あたしが奥さんなのか?」
「ん?そーだよ!あんこはもなかのヨメだよー」
「もなかがあたしのヨメじゃねえのか!?」
「ええ!?そーなの!?あんこはお料理も上手だし!強いし!頭いいし!」
「いやいや、もなかの方が、か、かかか、可愛い奥さんって感じじゃねえか!?」
「やだぁん、そーかなぁ?んーじゃあもなかが奥さんで、あんこが旦那様って事にする?」
「お、おお、いいんじゃねえか」

そのやり取りを見せつけられたクラスメイトたちは思った。

「激しくどーでもいい…」

※※※


昼休み、いつもの2人きりの屋上でも。

「はい、旦那様。あ〜ん」
「お、おお。はぐっんむんむんむ」
「おいし?」
「も、もなかに食わせてもらうと、さらにっ!」
「やぁん、あんこってばぁ♪」

イチャイチャである。ラブラブである。
もなかはニコニコ、杏子は真っ赤な仏頂面ではあるが。


※※※
百合カップルスレ@18禁創作板10
230 :【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて[sage]:2014/11/04(火) 23:47:16.48 ID:b2rqKv9w
夕日さす放課後、公園で2人は取り止めのない会話を楽しむ。
別れ際には決まって、もなかが唇を突き出しキスをねだる。
杏子は周囲に人影が無いのを確認してから、そっともなかの唇を味わう。
頭から湯気を吹きだしながら。

「あんこー!まった明日〜!」
「おお!また明日な!!」

2人とも、今日と同じ明日が来る事を信じていた。何の疑いもなく。
2人は幸せだった。

※※※



「…ウソ、だろ?親父」
「ウソじゃねえ。俺がお前にウソついた事があるか?」
「嫌だ!あたしは…あたしは行かねえぞ!」
「許さん!!お前はまだ未成年じゃねえか。1人で置いてく訳にはいかねえ!」
「この…!力ずくでもっ…!!」
「…俺に敵うとでも?」



※※※

その日の朝は、夜半から降り始めた雨が止まず、空は陰鬱な雲に覆われていた。

「あり?ありり?」

通学路のいつもの地点。愛しいあんこと出会ういつもの場所で、もなかは立ち尽くす。

「…あんこ?お休み?」

杏子は健康優良児である。そして生真面目でもある。これまで学校を休んだ事などなかった。
能天気を絵に描いて額縁を付けて首に掛けているようなもなかでも、不穏な空気を感じた。

(…何か、あったんだ。

もなかはクルリと90度反転。雨の中、飛沫をあげながら走り出す。

※※※
百合カップルスレ@18禁創作板10
231 :【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて[sage]:2014/11/04(火) 23:48:33.98 ID:b2rqKv9w
「あんこ!あんこー!おーいおーい!」
「もなか…!?」

頭から被った毛布からがばっと顔をあげる杏子。その頬には青アザがある。
だが、そんな傷にはお構いなしに杏子は自室の窓に飛びついた。

「あ!あんこだ!おーいおーい!」

窓の下には、もなか。降りしきる雨の中、少し不安そうな、でも笑顔で手を振る。

「もなか…!来たの、か」

会いたくなかった。いまは。
でも、会えて嬉しい。二律背反。

「ねえねえ、あんこ!なにかあったの?前に言ったよね!もなかはバカだけど、あんこと一緒に悩む事は出来るよ!一緒にいる事は出来るよ!」
「もなか…!」
「ちゅーして、大好きって言ってあげる事は出来るよ!世界の皆があんこの敵になっても、もなかは味方でいてあげられるよ!」

杏子が慌てて遮る。

「バ、バッキャロー!お、大声で何言ってんだ!は、入れ!いいから入れーーー!!」
「はーい!おっじゃましまーす!」

※※※

パジャマ姿の杏子は、満身創痍だった。
頬には青アザ、手足には無数の擦り傷。髪がぐしゃぐしゃのまま。

「あ、あんこ!?まさか、で、DV!?」
「…そんなんじゃねえよ」

杏子はもなかにソファに座るよう促し、自分も向かい側に座る。
朽木家の応接間。向かい合って座るもなかに、杏子は昨夜の出来事をぽつりぽつりと語り始める。

「たまにやるんだよ。親父と意見が合わない時とかさ。ちゃんとした勝負で…あたしは、コテンパンにのされた。それだけだ」

現役レスラーたる父には、さすがの杏子もかなわない。
昨夜の勝負の後の、父の言葉が蘇る。

『お前は俺の可愛い娘だ。お前を守るのは俺の義務であると同時に権利でもある。1人暮らしは許さない。俺と一緒に来てもらう。それが…一番なんだ。解ってくれ、杏子』

「親父の野郎…勝手な事ばかり言いやがって…!あんな言い方されたら…逆らえねえじゃねえか…!」
「あんこ…あんこ!?」

気丈な杏子が、一部男子生徒からマッド・クッキーの名で恐れられる杏子が、泣いていた。
もなかが初めて見る、杏子の涙。

「やだよ…あたし、やだ…!もなかと…離れたく、ねえ…!そんなの…やだよぉっ!」

子供のように泣きじゃくるその様は、普段の男勝りな杏子しか知らない者には信じられない光景だったかも知れない。
百合カップルスレ@18禁創作板10
232 :【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて[sage]:2014/11/04(火) 23:49:32.18 ID:b2rqKv9w
「離れ…?あ、あんこ!何処に…どっか行っちゃうの!?」
「メキシコ、だってよ…本場、なんだと。親父、ずっと誘われてて…それで…!」
「あ、あんこも行く、の…!?メキ、メキシコってがいこく!?と、遠い!遠いよ!?」

もなかのボケにもいつものキレが無い。動揺しているのだ。

だが、ボロボロと泣き濡れ震える杏子を見ていると、もなこの中に熱い想いがうまれる。
悲しむ杏子を、包んであげたい。守ってあげたい。

「あんこ…」
「もなかああ…あたし、あたし…!」
「餡子の入ってない最中なんて、美味しくもなんともないもんね」
「もなか…ぐす…もなかぁ…!」
「だから、もなかは、あんこと離れないよ。ずっと一緒だよ」
「ぐす…えぐ、えぐ…っ」
「離れ離れに暮してても、ずっと一緒にいるよ。信じてるから。もなかは、あんこが大好きだから」
「あ、あたしも…もなかが…!もなかが…好きだ…大好き、だよぉお」

もなかはソファから立ち上がり、テーブルを回って、杏子の隣に腰を降ろす。
えぐえぐとしゃくりあげる杏子を、もなかはそっと抱き締めた。
そして、ボロボロと零れる涙に口付けし、杏子の顔を拭っていく。
泣き濡れ、すでに赤くなっていた杏子の顔がさらに赤らみ、茹で蛸のようになる。

「も、もな…は、恥ず…」
「いいから、あんこはじっとしてて…」
「もな…か?」
「もっと恥ずかしいこと…しちゃうから」
「も………!!ひぁっ!?」

杏子はソファに押し倒された。
パジャマの裾からもなかの手が忍び入ると、重力に負けない張りを保った釣鐘形の胸を包み込む。形といい大きさといい、最高級の杏子の乳房。

「も、ももも、もなか!?な、なに、なになになに!?」

杏子は今の今まで泣き濡れていた事も忘れ、目を白黒させて問う。

「あんこは、もなかと離れるのそんなにイヤ?」
「あた、あたりめえだろ!だってあたしは…あたしは!」
「もなかの事が、好きだから?」
「そ、そうだよ!もなかが好き、だから!離れたく…ないっ!」
「うん…あんこの気持ち、すっごく伝わってきた。もなか、すっごく嬉しい。こんなにあんこに想われて、もなかは三国一の幸せ者だよ」

そういうともなかは心から幸せそうに微笑む。目尻には涙が溜まっている。

「もなか…お前…」
「でね、もなかもね、もなかがあんこの事をどれだけ好きか伝えたいって思ったの。そしたらね、やっぱりね…」
「お、おお…」
「身体を…重ねるのが一番かなって、思ったんだ」
「か、かかか、からだを…って、お前!な、何言ってるか解ってんのか!?」
「モチロン!恋人たちはね、夫婦はね、身体を重ね合って、お互いの気持ちを確かめ合うんだよ…」
「もなか…ちょ、ま…ひあっ!?」
百合カップルスレ@18禁創作板10
233 :【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて[sage]:2014/11/04(火) 23:50:27.98 ID:b2rqKv9w
混乱し動揺する杏子。しかしもなかは止まらない。
杏子の形の良いバスト、その先端の膨らみを指先でそっ…と捏ね始めた。

「バ、バカ!やめ…!ひぁっ!な、何だこれ…!?んひぅ…っ!」

(あんこの乳首…勃ってる…

「あんこ、誰かにこんな風に触れられた事、ある?」
「ね、ねえよ!なんで、そんな、事…あひぃぅ!あ!あ!もな…なんだよこれっ!!」
「じゃあ、もなかがあんこの初めてだね。嬉しい」

もなかの息が荒い。
杏子の乳首を指先で捏ねながら、パジャマをはだけさせる。

「もな…こ、こら!な、何してやが…んあぁぁあっ!!」

杏子の豊満はバストを揉みしだきながら、その敏感な先端を唇で包み込む。

「や、め、あっ!ぁぁあっ!もなかっ…!んくぅっ!!」

杏子の力ならば、覆いかぶさったもなかを押し退ける事など造作も無い。
だが、力が入らない。もなかにさわられた乳房から、もなかに吸われた乳首から、ピリピリとした電流のような感覚が全身に走り、筋肉が萎えていく。

「はっ…ふはっ!あん…っ、んあっ!あ!もな、か!もなかもなか、もなかぁぁあ!」

もなかは、ちゅぱちゅ…んちゅ…と、わざと音を立てるように杏子の乳首を吸う。舐めて、捏ねて、転がし、摘まむ。
その度に杏子の身体にいわく言い難い未知の感覚…快感が迸り、意図せず艶のある喘ぎが漏れてしまう。

「やめ…もな…も…やめ…あぅぅうっ!!」

もちろん、もなかは止まらない。
一旦、唇を乳首から離すと、今度は杏子の唇を吸う。
手は乳房を愛撫し、指先は乳首を弄んだままに。

「んむぅ…んちゅ…んはぁ…!んんっ!?」

もなかの舌が杏子の唇を割り、口腔に侵入する。
これまでした事もない、濃厚なキスに、杏子の脳がスパークする。

何も考えられない。ただ、気持ちいい。心地いい。多幸感が、全身に広がっていく。

もなかの舌は、杏子の唇の裏から歯茎までを隅々まで蹂躙する。
いつしか杏子も無我夢中でもなかの舌を吸っていた。

「もな…んちゅ、ん…もなか、もなかもなか…!」
「あんこ…好き。好き好き好き…大好き…んちゅ、んくっ…んん…」

お互いの唇と舌を存分に堪能し、息が苦しくなるほど貪りあった。
荒い息を吐き、唇を離すと、涎が銀色の糸を引く。

その様に淫靡なものを感じ、いまさらながら杏子の頬が火照る。
百合カップルスレ@18禁創作板10
234 :【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて[sage]:2014/11/04(火) 23:52:46.23 ID:b2rqKv9w
「も、もなか…お前、その…こんな、キス、どこで…」
「あんこが初めてだよ。他の誰にもしたことないよ。決まってるでしょ。あんこが好き。大好きって思ったら自然と…ねえ、解る?もなかの気持ち。ねえ、伝わった?もなかの想い…」

トロリと蕩けた顔でもなかが囁くように言う。
その表情はいつものもなかから想像も出来ない艶と色気を発散していて、杏子の胸の鼓動が激しく高鳴る。

「あ、ああ…!もなか…もなかの気持ち…伝わる、伝わってくる…あたしと同じ…好きって気持ち…!」
「あんこ…!」

再び、キス。今度は先程よりゆっくり、優しく、お互いをいたわるように、気持ちが、もっと伝わるように。

そして。

「…!?もな…ま、待て!そ、それは、その!いや、流石にそれは!!」

もなかの手が、するりと杏子のパジャマのパンツに入り込む。

「あんこ…あんこあんこ…!」
「もなか!だ、だめええっ!」

杏子が悲鳴をあげたその時、もなかの指先が杏子の花芯を捉えた。

「きゃん…っ!あ、あ、あ…っ!」

普段の杏子からは想像も出来ない、可愛い悲鳴。その事に自身でも気付き、杏子は思わず口を押さえる。

「な、ななな、なんだよ、い、いったい……!?きゃあああっ!!」

下半身に広がる未知の感覚に…それは自身の花弁から溢れる、快感だった…杏子は思わず、またしてもらしくない悲鳴をあげる。

「なん、で…あぅ…!んくぅっ!あた、し…こんな!あ!あひぃぅっ!」
「あんこ…ここ、ここだよね…あんこの、気持ち、いいとこ…!」

もなかの指先は、すでに充血し包皮から顔を覗かせた肉芽を捉えていた。指先で挟み込み、こりこりと摘まみ、押し付けるようにすると、杏子の口から愛らしい嬌声が零れる。

「あく…っ!ぁは…んっ!あんっ…!!んあぁぁっ!」

杏子の花弁から、トロリ…と蜜が溢れる。

(あんこ…感じてる…!もなかに、感じてくれてる…!

「あんこ、可愛い…感じてるあんこ、可愛い…!」
「あ…あぅ…んはぁっ!!あんっ!んっあ!あ!あ!あ!」

杏子はガクガクと震え、口元から涎を垂らす。もなかの問い掛けに応える事も出来ない。

(なんだよこれ…この感覚…!こ、こんなの、知らねえ!なんだこれなんなんだ…っ!!
百合カップルスレ@18禁創作板10
235 :【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて[sage]:2014/11/04(火) 23:54:21.51 ID:b2rqKv9w
波のように次々と押し寄せてくる未知の快感に、杏子は完全に混乱する。

「あんっ!んあ…っ!やっ…ひやっ!あん…っ!んはぁあっ!」
「あんこ、あんこあんこあんこ…!」
「やめ…!へん…変な声、出ちまうっ…!や、やだっ!は、恥ず…きゃうっ!あ、あんっっ!!」
「う〜あんこってば可愛い!可愛い可愛い可愛いっ!」
「ば、ばっきゃろお!あ…あふぅあっ!あ、あぅん、んっ!んんっ!」
「ねえもっと聞かせて、あんこの可愛い声…」
「や、やだ!も、もう…ん!んんっ!んくっ!」

必死で歯を食いしばり、喘ぎを堪える杏子。
しかし、その時、もなかの責めが変化する。

「きゃ…!ひぁぁあああっっ、あんっ!んはぁぁあ!あ、あああっ!」

充分に勃起し、ぷっくりと膨れた杏子の肉芽。押し付けるような動きから、根元から摘みあげるような動きへ。
敏感な器官を扱きあげられ、杏子は絶叫じみた嬌声をあげる。止まらない。抑えられない。

「あんこ…気持ち、良さそう…気持ち、いい、よね?」
「ば、ばばば、ばっきゃろおお!そ、そういう、こと、言うんじゃ、ねええ…ひゃうっ!んくっ!んっ!んぁああっ!」

杏子の秘裂から溢れ出す蜜は、ショーツから零れ、ソファに染みを作るほど。
もなかの指は密に塗れた陰唇を優しく撫で回し、肉芽を摘み扱きあげる。

「だ、めええ!それ、やめ…あ!あはぁぁああ!うくっ……いやぁぁああっっっ!」

自身の蜜をローション代わりにされ優しく愛撫された杏子の肉芽は、喜悦に震え、杏子にさらなる快感を齎す。

「こ、怖い…!怖いよ、もなか!おか、おかしくなりそう、で…!も、もなか!も、もう…やめ…はぅ…っ!んくぁぁあっ!」

(怖い…怖い怖い…!自分が自分で無くなりそうで…!こんな感覚…初めてで…!

未知の感覚、初めての快感に、杏子は恐怖する。

(なんなんだよ…!こんなの、知らない…!これが、セ、セックスってヤツなのか?
(男と女でする…生殖行為…快感を伴う…いや、待て!女同士でも…こんなに、こんなに気持ちいい…!?

杏子の性に関する知識は乏しい。これまでそういった興味が無かったからだ。

「大丈夫…怖くない…もっと、感じて。もなかの指…もなかの唇でもなかの…好きって気持ち…!」
「だめだめだめ…それ、だ…あああああっ!!!!」
「いっちゃいそう?あんこ…気持ちよくて…いっちゃう?」
「い、く…?いくって…!?あひぅっ!あ、あ、あ、あっっ!」
「好き…可愛いあんこ好き好き好き…!」

(身体が、弾けそうだ…!き、気持ちよくて…爆発、する…!
(これが、いくって…事なのか?あたし、いきそう…なんだ
(もなかに…されて……気持ちよくて…いく……っ!

「もな、かああ!あた、しも…好き…!もなか、が…だい、すきだぁぁあっ!」

快感と共に、もなかへの愛しさが込み上げる。
百合カップルスレ@18禁創作板10
236 :【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて[sage]:2014/11/04(火) 23:57:43.60 ID:b2rqKv9w
もう恐怖は無かった。未知の感覚は愛しい人から与えられた快感…
それを頭ではなく、身体で、心で感じる。

(気持ち、いい…!もなかの指…
(もなかの声、もなかの肌、もなかの吐息…!
(気持ちいい…それに…すごく、幸せな気持ちで…!

「も、もなかぁぁあああっ!」

想いが、心が、そして快感が弾ける。
びくんっ!と杏子の身体が跳ねる。

「きゃうっ!んはっ!あっ!い、いく…!?あ、あたし、いく…っ!いくいくいくいく………っっあぁぁあああーーーー〜〜〜〜………っっ!!!!」

激しい痙攣が走り、背骨が反り返る。
眼を白黒させ、喉も張り裂けんばかりの絶頂の嬌声が迸る。
口元からは涎が零れ、蜜壺からは愛液が溢れ、噴き出す。

(す、凄い…!凄い凄い凄い…!!

初めての絶頂快感に、その激しさに、杏子の意識が跳ぶ。
荒い息を吐き、絶頂の余韻に身体を震わせる杏子を、もなかは愛おしげに抱き締めた。

「あんこ…大好き。ずっと、ずっとずっとずーーーっと、愛してる…」

※※※



気絶から覚めた杏子は、顔を真っ赤に染めて、もなかの頭をグーでごつんと行った。
もちろん、充分以上に手加減はしていたが。
もなかはいつもの調子で戯けて笑ったが、その眼には涙が浮かぶ。

離ればなれになる寂しさと切なさで。

でも、お互いの想いはひとつだという心強さがあればこそ、大声で泣きわめく事はなかった。



※※※




そして、別れの日が来た。
百合カップルスレ@18禁創作板10
237 :【あんこもなか】7.餡子の入ってない最中なんて[sage]:2014/11/04(火) 23:59:24.54 ID:b2rqKv9w
空港にはもなかの他にも、この地で共に過ごした友達が集まってくれた。

「黒田!もなかを頼むぞっ!」
「任して下さい、姐さん!変な男は…いや女も、もなかサンには一歩も近づけさせやしません!」

「みんなも、頼んだぞ!もなかを…あたしの大事なもなかを…頼む!」
「任せて!朽木さん!」
「さよならは言わないからね!また…きっと!」

「ああ!あたりめえだ!みんな…またな!」

零れそうな涙を、皆に見られたくない。杏子は踵を返し、歩き出す。
その後ろ姿を見送るもなかの肩を、1人の男子がポンと叩く。

「…ほら、秋野」
「え…?」
「もなか、行きなよ」
「そうだよ。もう邪魔しないからさ」
「ちゃんと二人きりで…ね?」

※※※


「あんこっ!」

背後から呼びかけられ、杏子がぴくんと震える。
振り返ったその眼からは、滂沱と涙が溢れていた。

「も、もなかぁ…」
「あんこ…」

もなかの瞳にも涙が溢れている。
別れの言葉など言いたくない。
だから、二人は抱きしめ合い、口づけを交わす。
そして、震える声で、それでも出来る限りの明るさで。

「またな!」
「うん…またね!」


※※※





そして、時は流れて…






続く


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