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小足刻み蟲 ◆/VvZUVZXRM
H.D.D ◆/VvZUVZXRM
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P

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【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
445 :小足刻み蟲 ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:34:23.49 ID:mkhJSCxh
投稿します。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
446 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:35:08.50 ID:mkhJSCxh
 宴の夜はまだまだ続く。
 苺の中へ盛大に中出しをした後にも関わらず、雄太の肉棒は未だ天を衝いていた。
 今、雄太の目の前に並んでいるのは……
 いや、正確を期して言えば、お尻を向けて並んでいるのは柚子と杏子、そして桃姉の三人だった。
 彼女達三人は愛撫までしか参加しておらず、まだ胎内に雄太を受け入れてすらいない。
 熱を持った瞳でネットリと、欲望のままに雄太を見つめていた。

「お兄さんのオチンチン、まだおっきいです……」
「そうだよねっ。まだまだがんばってもらわないと困るぞ」

 双子はこの淫靡な交わりにノリノリで参加している。
 羞恥心など部屋に置き忘れたかのように、嬉々として声を弾ませる。

「苺ばかりじゃなくて、私達も気持ちよくしてあげないとね」

 桃姉も嬉しそうに目を細める。
 言葉は雄太を気遣うものだが、その実欲望が漏れ出していた。

「うわぁ…… 三人ともすごいことになってるよ」
「だってぇ、雄くんと苺がしているのを見てたら欲しくなっちゃったんだもの」

 桃姉が存在感たっぷりの尻を揺らす。
 流石は年長者、肉付きの良さは抜けている。
 指を埋めたくなるような尻だ。

「ねっねっ。早く入れてよっ」
「待ちきれないですぅ」

 媚びた声を上げる双子の尻は、桃姉のそれよりも小ぶりだ。
 しかし、だからといって魅力に欠けるわけではない。
 むしろ、確かな背徳感が強力な誘引剤代わりになっているのだ。
 本能を直撃してくるビジュアルと声。
 雄太の肉棒はさらに輪を掛けて荒れ狂い、
 フェラチオや苺とのセックスなど忘れたかのように反り返っている。

「どうしようかなぁ」
「雄太の好きなようにすればいいんだよ」

 雄太の肩越しに、苺が話しかけてきた。
 しなだれかかってこられているため、背中に柔らかい彼女の双球の重みを感じる。

「ここにあるオマンコは全部雄太が気持ちよくなるためにあるんだから、雄太の好きにして?」

 なんとも蟲惑的な言葉だが、同時にそれは真理でもあった。
 三人とも、雄太の肉棒を待ち焦がれており、今か今かと楽しみにしているのだ。
 悩む必要なんて、初めからなかったのだ。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
447 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:35:53.37 ID:mkhJSCxh
「よぉし、それじゃあまずはっ」

 意を決した雄太は、目の前で揺れている大きな尻に目をつけた。
 思い描いたとおり、尻たぶにしっかと指を埋め、鷲掴みにする。

「行くよ、桃姉!」
「ああぁんっ!!」

 前戯は一切無し。何しろ見ているだけで愛液が太股を伝うほどなのだ。
 秘所の粘膜を貫き、肉棒が瞬く間に最奥へ到達する。
 亀頭が子宮口に熱烈なハードキスをプレゼントした。
 気持ちよさが雄太の脳髄を溶かし、ただ一心不乱に腰を振らせる。

「うんっ、んあっ、雄くんっ、はげしっ、ふぁっ」
「こんな気持ちいいオマンコしてたらっ、激しくしたくもなるって!」
「あっ、はぁんっ、うふふっ、お姉ちゃんのもっ、気持ちいっ、でしょうっ?」

 声も絶え絶えに、桃姉が答える。
 感じやすい体質であるにも関わらず、
 彼女は宣言どおり雄太を気持ちよくさせるために腰を揺する。
 その微妙な振動が余りにも気持ちよくて、雄太の腰はさらに加速するのだ。

「桃姉のっ、すごい絡まってくるよっ」

 尻に比べると驚くほど細い腰に手を回し、雄太は突き上げるように抽挿を繰り返す。
 腰砕けになりそうなのに、桃姉は健気に位置を調整してくれるので、
 雄太はただ自分の気持ちよさのためだけに動くことが出来る。

 とはいえ、桃姉の方は方で、顎を反らせ、
 声を掠らせ、雄太のペニスを体全体で感じるほどなのではあるが。

「ううんっ、ふぅっ、雄くんの、すごい固いぃっ」
「桃姉がエロすぎるからだよっ」
「うぁっ、ふう、んんっ、ありがとぉっ」
「――?! そういうのがエロいっての!」

 まさしく娼婦のようなイヤらしさの桃姉。
 雄太の亀頭をやすやすと飲み込み、至上の極楽を膣内で味合わせてくれる。

「ひゃぁんっ、んっ、くうっ、いいよぉっ」

 二度も射精しているのに、雄太の肉棒は、睾丸は、三度の射精をしようとしていた。
 いや、しかし、それは男の沽券に関わる。
 確かに今日は四姉妹が雄太にサービスをしてくれるらしいが、
 だからといって流れに乗ったまま放精してしまっていいわけがない。
 雄太は名残惜しさを無理やり振り払い、桃姉の膣内から肉棒を引き抜いた。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
448 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:36:28.37 ID:mkhJSCxh
「はぁん。うふふ、それじゃあ順番ね」
「次は、次は杏子がいいなっ!」

 杏子が小さなお尻をフリフリ、雄太を誘ってくる。
 雄太は言われるがまま、腰を移動し杏子の秘所へと狙いを定めた。

「ふあっ?! ふああんっ!」

 大した前戯も無く、肉棒が突き込まれる。
 先ほど潤沢に濡れていたのがわかっていたからだが、
 まさかこれほどとは思っていなかった。

 小さい腰へ、驚くほどスムーズに欲望が埋没していく。
 桃姉よりも浅い膣道なので、すぐに最奥へ亀頭が達した。
 腰をわざとらしく上下に揺すり、杏子の細い体をいじめる。

「んはぁっ、お兄ちゃんの、おっきぃい」

 苦しさに喘ぐわけでもなく、舌を出しながら杏子は悦び悶える。

「杏子ちゃんのオマンコ、気持ちいいよ。中でぎゅっと締め付けられてるみたいだ」
「ふぐっ、ううんっ。お兄ちゃんのがおっきいのが悪いんだぞっ」

 いたずらっぽく微笑みながら、さらに締め付けを強化してくる。
 カリの裏側にまでみっちり貼り付くようで、正直動かすのも難しいほどだ。
 が、そこで容易に諦めるほど、雄太もセックスに精通していないわけではない。
 口角をニヤリと持ち上げ、腰に添えていた手を杏子の胸元へやる。

「キツいから緩めないといけないよね。ほらほら」

 そして、そのまま小さいくせに硬くシコった杏子の乳首を、カリカリと甘く引掻いてやるのだ。
 敏感な性感帯を刺激され、杏子はあえなく背筋を反らす。

「ひぎゃあっ!? だ、だめだよっ。それは気持ちよすぎちゃうぞっ!」

 涎を流しながらの抗議だが、雄太はそれを良しとはしない。
 杏子の膣内が強烈に収縮し、さらに締め付ける時もあれば、返す波で緩む瞬間も出てくる。
 そのリズムを肉棒で感じ、雄太は力強く腰を振る。

「ふっくぅ、ふああん! おにっ、お兄ちゃんのチンチンがぁっ!」
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
449 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:37:04.21 ID:mkhJSCxh
 まるで、掘削機が岩盤を掘り進むようだ。
 いくらセックスをしているとはいえ、まだ杏子は幼い。
 硬い秘所を解すのもまた醍醐味といったところだ。

「お兄ちゃぁん! もっとぉ、もっと!」
「杏子ちゃんはおねだり上手だなぁ」

 どうやらお気に召したようで、より一層杏子は乱れた。
 愛液も一気に増量し、肉棒が前後するたびに浴場の床を汚していく。
 ジュッポジュッポと抽挿の音が響くほどで、二人の接合はより密なものに変化していく。

「気持ちいいよぉ。あんっ、あんっ、もっと気持ちよくなろうよぉ」

 子宮口が熱を帯びている。乱れようからイっても達する寸前だろう。
 だが――

「杏子ばっかりズルいです。柚子にも欲しいです……」

 最後に残された柚子が、不満そうに唇を尖らせる。確かに、このままでは可哀想だ。

「杏子ちゃん、ごめんね。柚子ちゃんのオマンコもしてあげたいから」
「あぁん! もう、仕方ないなぁ。いいよっ」

 こちらもまた不満そうだが、仕方ない話だ。どれだけがんばっても肉棒は一本しかないのだから。
 雄太はペニスに都合三人分の粘液を纏わせながら、柚子の秘所へ亀頭を合わせる。
 待ちに待たされた秘所は、双子の杏子と同様に、いやそれ以上に一瞬で肉棒を飲み込んだ。
 にゅるん、と子宮寸前まで達する。

「くうんっ、あはぁ……」

 ただそれだけなのに、柚子は達したかのように相貌を綻ばせた。
 艶かしく膣壁がうねり、カリ首に快感を塗り広げる。
 まるで、雄太の肉棒を迎合するかのような動きを見せるのだ。

「んひっ、くうんっ。あぁ、あふっ。お兄さん、柚子、がんばりますね」

 焦らされただけあってか、それだけで気持ち良さそうな柚子。
 しかし、これだけで満足してもらっては雄太の男がすたるというものだ。

「んっ。大丈夫。俺が柚子ちゃんを気持ちよくしてあげるからね」
「そ、そんな。んはぁっ!」

 一際大きく柚子が啼いた。
 双子で有っても膣内は違う。
 杏子は激しくピストンされるのが好きみたいだが、
 柚子はじっくり押し広げられるのが好みなのを雄太は知っている。
 速度を緩めず、しかし壁を削るように雄太は腰を動かし始めた。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
450 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:37:36.04 ID:mkhJSCxh
「ふぁっ、はぁんっ、んんっ、んっ、んっ!」

 先ほどの言葉どおり、柚子は雄太のために自分から腰を振り始めた。
 二人同時に動いているため、快感は倍増。
 ただ、まだ幼い柚子がそれに耐え切れるはずも無い。
 足はガクガクと振るえ、じきに奉仕どころではなくなってしまった。

「柚子ちゃん、大丈夫?」
「はぁはぁ、だっ、大丈夫です。もっとがんばれます」

 健気な言葉だ。だが、辛い思いをさせてまで、快楽を得ようとは思わない。
 雄太は、柚子の腰の下に自分の腰を割りいれさせ、横からというより真下から彼女の体を突き上げた。

「ひゃぁんっ!? お、お兄さんっ!?」
「柚子ちゃんががんばってくれてるから、我慢できなくなっちゃってさ」
「はぁっ、ひゃっ、んっ、んあっ!」

 もちろん、雄太の言葉は半ば方便だ。
 軽い柚子の体は持ち上げられ、雄太の腰の動きで尻が上下に揺すぶられる。
 激しいストロークのはずなのに、それでも敏感な彼女の体は快感に染まり、
 上擦った喉からは高い喘ぎ声が絶えず漏れる。
 収縮する膣内。雄太も、そろそろ限界だった。

「一番奥で出すよっ!」
「ひゃぁいっ! ふあぁんっ!」

 答えなのかすらわからない返答、しかし何よりも心は伝わっている。

 びゅるっ びゅくびゅくっ びゅるるっ

「あちゅいですぅっ!」

 子宮内に灼熱のザーメンを迎え入れ、柚子は昇天した。
 雄太が突き上げていた腰から両手を離すと、そのまま力尽きたように浴場の床に膝をつく。
 ただ顔には愉悦が浮かび、愛する人の精液を迎えた幸せが宿っていた。
 柚子は絶頂した。が、雄太の仕事はまだ終わってはいない。
 息をつく暇もなく、雄太は今度は杏子の中へ挿入した。

「ひゃあっ、ふああっ、あぁんっ、あっ」

 一度冷めた彼女の性感を呼び覚ますように、ぱちゅんぱちゅんと抉るように抽挿をする。
 雄を待ちわびた杏子の秘所は、またすぐにさっきまでのような高ぶりを見せる。

「すぐにイくからね」
「ふあっ、はぁっ、うん、わかったぞっ、杏子もっ、ふあっ、すぐイッちゃうぅっ!」
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
451 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:38:17.13 ID:mkhJSCxh
 細い腰を鷲掴みにし、腰を打ち付ける。
 激しい摩擦で泡立った精液が掻き出され太股を伝う。

「あっ、あっ、あっ、あっく、すごい、んんっ」
「ふぅっ、そろそろ出すからねっ」
「いいよっ、きてぇっ、杏子の中に、ひゃあっ、きてぇ!」

 了承の言葉を受け、膣穴に強烈な突きをお見舞いする。

 びゅるるっ びゅばっ びゅくうっ

「ああぁっ、出てるよぉっ!」

 先ほどと同等か、むしろそれ以上の精液が吐き出された。
 灼熱の精液が杏子の子宮を焼き、快楽が彼女の背筋を駆け上がる。
 小さな体を限界までそらせ、杏子もまた絶頂に達したのだった。
 杏子の中を最後まで味わうと、雄太はゆっくりと肉棒を引き抜いた。
 愛液と精液塗れ。しかし、まだ出したりないとばかりに勃起している。
 最後の相手は、桃姉だ。

「まぁ、こんなに出したのにおっきなままねぇ」

 驚き混じりだが、いつも通りのおっとりした口調。
 ただ、言葉の裏にはどこか艶を伴っているのもまた事実だった。

「結構出しましたけど、桃姉を楽しませることは出来るよ」
「うふふ。嬉しいわ。ちょっと待ちぼうけだった分、がんばってね」

 そう言って桃姉は自ら尻たぶを割り開いた。
 大きなお尻から、愛液が流れ出す。言葉どおり、随分と待たせてしまった。
 しかし、それも最早性感を煽るエッセンスにしかなり得ない。
 雄太は、期待感に震える秘所に、勢い良く肉棒を打ち込んだ。

「んひぃっ、あはぁっ」
「すごい締め付けですね。そんなに待ち遠しかったんですか?」
「あっ、ああっ、言ったじゃないっ、待ちぼうけってぇ」

 喜びの言葉が風呂場に響く。
 双子よりも体が大きい桃姉だが、実に双子以上の締め付け。
 どれだけ雄太の肉棒を待ち望んでいたのか想像が出来ようというものだ。
 ともすれば、雄太が俄然頑張る気持ちになるのも、当たり前のことだった。
 桃姉に覆い被さり、両手を使って乳房を揉み、乳首を摘む。
 それでいて腰の方はラストスパートをかけて激しい動きを見せる。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
452 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:38:53.11 ID:mkhJSCxh
「はぁ、あんっ、あっ、はぁ、あっく……」

 手の中で揉み解された巨乳が、変幻自在に形を変える。
 叩き付けられた雄太の腰で、桃姉の尻が波打つ。
 抱きついているのに、包容力で脳髄が蕩かされるような気持ちになってくる。
 いつまでもいつまでも味わっていたいが、そろそろ限界だった。
 本能の赴くまま、肉棒を擦りつけるものの、酸欠で意識を失いそうだ。

「あぁっ、すごいっ、すごいわっ、雄くんっ、立派になったねぇ」

 後ろ手で頭をなでられる。なにやら妙に照れくさい。

「気持ちいいっ、んんっ、くぅっ、変になっちゃいそう」
「もっ、桃姉っ、そろそろ出るよっ」
「いいわよっ、私の中にぃっ、んんっ、雄くんのっ、いっぱい出してっ」

 びゅるっ びゅくっ びゅるるるっ

 許可を貰うか貰わないかのうちに、雄太は精液を桃姉の中へ吐き出した。
 貪欲な長姉の子宮は、その精液をゴクリゴクリと喉を鳴らすように受け入れる。
 結局、最後まで桃姉は雄太の頭を撫でぱなしだった。

「雄太、いっぱい出したね」

 今まであえて黙っていたのだろう苺が、雄太の体を起こしつつ体を近づけてくる。
 彼女の体もまだ熱っぽく、押し付けられた乳房を通して鼓動が伝わってきた。
 しかし残念なことに肉竿は立ち上がらない。雄太は仕方ないので口付けで想いを返すのだった。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
453 :H.D.D ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:51:26.02 ID:mkhJSCxh
「今日はねぇ、苺が雄くんがいつもチアリーディング部のためにがんばってるから、
 皆で気持ちよくしてあげたいって計画したのよ」
「あっ! 私が自分で言おうと思ってたのに!」

 湯船に浸かりながら、桃姉が教えてくれた。
 柚子と杏子だけは先に風呂から上がり、桃姉と苺、
 雄太の三人がマットやらボディソープやらの片付けをした後、お風呂を味わっている。

「なんだ、そうだったんなら最初から言ってくれればよかったのに」
「だって、サプライズにしたかったんだもん」

 苺が唇を尖らせる。サプライズと言っても、正直そこまで驚いてはいない。
 ただ、純粋に苺の気遣いは嬉しかった。なので、とりあえず苺を背後からぎゅっと抱きしめた。

「ひゃっ! な、何?」
「苺、いつもありがとう」
「ええっ? 私が『ありがとう』のためにしたのに?」
「いいのよ。そうやってお互いに『ありがとう』しつづければいいんだから」

 年長者らしい、ちょっと難しいことを桃姉が言う。実年齢で言えば雄太がトップなのは内緒である。

「んー、じゃあ、雄太ありがとう!」

 苺がこちらに向き直り、正対して抱きしめ返してくる。暖かい。
 セックス中の暖かさとはまた違う暖かさが伝わってくる。

「雄太のおかげで、チア部も安泰だもんね」
「……いや、まだだよ」
「え? そうなの?」
「まだ、千晶先生が薦めてくれただけだし。まだその前にやりたい事があるしね」
「やりたい事? エッチ?」
「何故その発想に…… やりたい事っていうか、やらなきゃいけない事、かな」

 疑問符が頭の回りを飛び回ってる苺を撫でつつ、雄太はとある決心をしていた。
 ひでこの言葉を信じるならば、生徒会の三人は倒さねばならぬ大きな壁。
 しかし、その壁はハンマーやピッケルでおいそれと壊せる壁ではない。
 これは戦いだ。そして、戦いで最も重要なのは腕っ節ではなく…… 情報である。
 次なる目標はすでに定まっていた。
【主と】ハーレムな小説を書くスレ【共に】32P
454 :小足刻み蟲 ◆/VvZUVZXRM [sage]:2014/10/26(日) 20:53:20.17 ID:mkhJSCxh
すみません。452と453の間に章区切りが入ります。

ストックが無くなったためまたしばらく間が空きます。


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