- オリジナル魔法少女陵辱スレ24【和姦も】
407 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 1/10[sage]:2014/10/17(金) 19:42:39.26 ID:ei6iVYS9 - 第四章 …転生
…凄惨な輪姦凌辱は続く。 男たちのただただ己が欲望を果たすだけの激しく荒々しい抽送により、妙子の秘所は赤く腫れ上がり傷つき、出血すらしていた。 「こらこら君たち!ダメだぞぉ!そんなにしたら君たちの大切なオモチャが壊れちゃうよ!壊れちゃったらもう楽しめないんだよぉ!」 カナは子供に言い聞かせるような調子で言い、妙子に近づくと、赤く爛れた陰部に口付けする。 「ひっ…んはっ…!あ、あ、あ…あああああ!!」 それは快感と言って相違ない感覚だった。 カナに口付けられた陰部から走った快感は妙子の脳髄を痺れさせる。 そして次の瞬間には、妙子の秘部は、まるで処女のような清らかさを取り戻していた。 「…!!」 妙子には解っていた。理解したくなくても、理解してしまった。 カナは憐憫や同情から治癒魔法を使った訳ではない。 (まだ…続ける気なの…!? 「これでよしっ!みんな、おっ待たせー!えーっと…第12回公演の開幕でーっす!」 既に体力と陰嚢内の精液タンクを回復させられた男たちが、その無限の欲望を満たすべく再び妙子に群がった。 「ひいっ!」 「今回は、なんと出血大サービスぅ!なんとなんと!処女膜も再生しちゃいましたっ!お楽しみあれ?!」 驚愕のあまり、妙子は声も出ない。 情け容赦ない一撃により、妙子は破瓜の痛みを味わった。
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408 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 2/10[sage]:2014/10/17(金) 19:43:10.11 ID:ei6iVYS9 - 「あがっ…!!ひぐっ…あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ーーーーーっっっ!!!」
「うわっすげっ…!お、おれ、処女に入れたの初めてだ!うぉ…!!き、きつい…!さ、最高!!」 「いいいいたいいたい…い、いいいやっっっ!いやいやいや…ひぃぃぃっっあぁっっっ!」 「んふっ。処女喪失、おめでとー!はいっ、どんなお気持ちですかぁ?うんうん…感激のあまり、言葉もないよーでーっす!きゃははははっ!」 妙子の悲鳴を凌ぐ大きく高らかな哄笑をあげるカナ。その笑みが、邪悪な色を帯びる。 「お姉様を傷つけた罰よ。ねえあんた、こんなもんで終わると思ったら大間違いだからね?」 突然、その外見に似合わないドスの効いた声音で、カナが妙子に呼び掛ける。 「あんたに正気が残ってる限りやり続けさせるからね。早いとこ狂っちゃった方が楽になれるかもね」 (…終わらない?この地獄は、永遠に…? 蒼白となった妙子の表情が強張り、わなわなと震える。 「ひぃぃぃいいやぁあああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっっ!!!!」 それはこの世のものとも思えぬ、地獄の底から響くような悲痛な叫びだった。 「あはっ!いいね!壊れちゃえ!二度とお姉様に舐めた真似はさせないよっ!さあみんな!こいつの心が壊れるまでやってやってやりまくりなっ!」 …これがカナという少女の本性だった。 ※※※
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409 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 3/10[sage]:2014/10/17(金) 19:43:42.41 ID:ei6iVYS9 - どこか遠くで、同じ魂を持つ心が悲痛な泣き声をあげているような気がした。
それは魔法が媒介した、壊れかけた紗香の心に届いたSOS。 「たえ、ちゃん…?」 …浅い眠りから覚めた紗香は、夢の中で妙子に会った気がした。 大好きな幼馴染。大切な親友。 その心が泣いている。そんな気がした。 饐えた匂いが充満する自室。汚れと愛液に塗れた穢れた身体。 霧島塔矢による陰惨な凌辱の果てに、それがいまの紗香だ。 酷い現実だった。もし、妙子が同じような目にあっているとしたら。 妙子が泣いている。紗香も泣いている。 紗香と妙子を傷つけ、二人の友情を、人生を崩壊させた男…霧島塔矢。 その男に対する怒りがふつふつと湧き上がる。 (もう、イヤだ。 (泣いてばかりいるのは、イヤだ。 時の流れは、最大の魔法だという。 傷ついた心も身体も、時の流れが癒してくれる。 いや、完全に癒されることなど、ない。 だが、痛む傷跡を騙し騙し生きていく術を与えてくれることはある。 紗香の心も身体も、完全に癒えた訳ではない。 だが、妙子の心の悲痛な叫びが、紗香に再び立ち上がる気力を呼び覚ました。 (…気のせいかもしれない。 (でも、私の中にいるたえちゃんが、頑張れって言ってる。 (たえちゃんはいつも私を応援して見守ってくれていた。 (そのたえちゃんが…泣いている…?。 だが、いくら耳をすましても聞こえはしない。 (ああ!私にもっと魔力があれば…! (…欲しい。力が欲しい! (あの悲惨な体験を乗り越えられる強い心が。 (その心を支えてくれる強い力が。魔法が。魔力が欲しい。 (そうだ。私には魔力がある。魔法が使えるんだ。 (信じるんだ、自分を。 (もっと強い自分を!
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410 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 4/10[sage]:2014/10/17(金) 19:44:14.27 ID:ei6iVYS9 - 「…力が、欲しい!」
熱い。身体が熱い。それは霧島塔矢によって無理矢理に女の悦びを教え込まれた身体が疼き、熱を持つのとはまるで違う熱さだった。 胸の奥、心が燃えている。 泣いているかもしれないと思える妙子に対する想い故か。 もっと単純に…憎いあの男…霧島塔矢に対する怒りか。 力の無さに歯がゆい思いをせざるをえなかった弱い自分への怒りか。 「あ、つい…熱い!熱い熱い熱い!」 まだ、やれるかも知れない。 また、立ち上がれるかも知れない。 いや、やるんだ。立ち上がるんだ。 でなきゃ…あの男に負けた事になる。 己が不幸を歎き哀しんでも、あのサディストを喜ばせるだけだ。 そんなの、許せない。 私はこの熱を魔力に変える。 私は生まれ変わるんだ。私は…私は…! 何者にも負けない挫けない、立ち向かい抗い続ける熱い心の…! 「魔法少女に…!私は、なる!」 そして、熱が飽和した。 ※※※
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411 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 5/10[sage]:2014/10/17(金) 19:44:46.23 ID:ei6iVYS9 - 「あぅ…んんっ!んはぁ…!」
ひたすら繰り返される凌辱の中。 妙子の身体にも変化が起きていた。 「あらあらぁ?感じてきちゃったのかなぁ?ん??」 妙子の声に、艶が混じり始めていた。自慰の経験は豊富だったとはいえ、まだまだ未開発だった妙子の身体は、凌辱と治癒を繰り返されるうち、開発されていったのだ。 性感帯を開発され、敏感な器官を男の形に合うように掘り返され、馴染まされた。 喉奥に大量の白濁を注ぎ込まれ、尻穴さえ何度も使われた。時間にして数時間ほどの間に、妙子はすでに何十回という数のセックスを経験したことになる。 妙子の身体は、少女から大人の女のものへと変えられてしまったのだ。 本人が望んだわけでも無いのに。 そして。 「うぁ…っ!い、いや…っ、だ…!こんな、の…あ!あ!あ!」 「あー?いっちゃう?いっちゃうの?いいよいいよー!ねえキミ、おめでとう!」 カナはいま妙子を犯しているやせ細った少年に話し掛ける。 「貧弱なぼーやだったキミも、女の子をいかせられるんだよっ!しかも彼女は始めての絶頂!さあ!思いっきりいかせてあげて!2人の大切な思い出をつくろー!おー!」 「う、うん、カナちゃん!ボ、ボク、が、がんば…ウッ!」 「あっ…!あ、あ、あ!ひっ…くぅ…ぁぁああぁぁあああ!」 少年ががくがくと腰を震わせる。射精しているのだ。 それに呼応するように、妙子の身体もがくがくと震える。 「あーーーーーーーっ!」 喉奥奥から絞り出される絶叫。 身体が弓なりに反り、長い髪を振り乱し、涙と…愛液を撒き散らしながら、妙子は長い長い絶頂を迎えた。 「ひっ…あっ…ぁぁぁあぃああああ!!」 「あはは!すっごーい!すっごく気持ち良さそう!ほらほら!次、次!もっともっと感じさせちゃえ!いかせちゃえーーー!おー!」 まだ頂きから降りて来れない妙子に、次の男が跨り、貫いた。 「ひ…っっ!!あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁああああああああーーーーっ!!」 「あっは!いってるいってる!いいねーーもっといっちゃえ!いっていっていきまくれー!」
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412 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 6/10[sage]:2014/10/17(金) 19:46:07.71 ID:ei6iVYS9 - 初めての男のモノによるナカイキ…絶頂快楽に蕩ける妙子の表情に興奮した男たちは我先にと、彼らの尽きぬ肉欲を満たしてくれる肉に群がる。
妙子の膣に、口に、尻穴に、同時に怒張が、つきこまれる。 あぶれた男たちも、妙子の胸や髪までをも使って自らの欲望を果たそうと余念がない。 眼を白黒させ、妙子が身悶える。繰り返す連続絶頂の中、苦しげに身体を震わせ続ける。 「あ、ひぅ…っ!あ!あ!あ!あひぃぃあああああーーっっ!」 「うぉ…っ!い、いく!」 「だ、出すぞ!」 「ボクも、また…!で、出る!」 どぷどぷ、びゅるるるる!と、大量の白濁が一斉に放出され、妙子の膣に、口に、尻穴に注ぎ込まれ、艶やかな黒髪に、眼鏡に、豊満な胸に吐き出され、穢す。 「ははっ!もっと!もっとだよ!休んでるヒマなんて、ないんだからねー!」 バトンを振るい、ピンクの光をふりまきながらカナが発破をかける。カナの治癒魔法で性欲を回復させた男たちは、萎えかけた勃起を再びそそり立たせ、やすむことなく凌辱を続ける。 「も…いやぁぁ!お願いっ…やめてえええええええ…っあ!あぅうっ!んはぁぁぁああっ!」 妙子は屈辱と悲嘆と絶望と…心と身体が壊れてしまいそうな恐怖の中を漂う。 ※ ※ ※ その艶やかな黒髪は白濁に塗れ、歪んだ眼鏡の奥の瞳にはもはや光は無い。涙は止めどなく流れる。哀しくて辛くてやるせなくて、消えてしまいたくなる。 私は自分すら守れなかった。 こんな私がさやちゃんを守れるはずが無かったんだ。 ごめんね、さやちゃん。 私のせいで酷い目に合わせて。 ごめんね、さやちゃん。 私、もうダメみたい。 最後にもう一度、会いたかったな… 終わらない凌辱の中、妙子の意識はこの現実から逃避しようとしていた。 もう耐えられない。 こんな酷い現実に耐えられる程、私、強くない。 黒衣の乙女? 人知れず少女を守る正義の魔法少女? そんなの、ただの幻。存在すらしていない。 私は何も出来ず、何も守れず、何者にもなれなかった。 ごめんね、さやちゃん。 許してなんて言えないよ。 ごめんね、さやちゃん。 私、もう…………ムリ………… 心が、壊れる。妙子が正気を手放そうとしたその時だった。
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413 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 7/10[sage]:2014/10/17(金) 19:47:00.13 ID:ei6iVYS9 - …たえちゃん!たえちゃんたえちゃんたえちゃん!!
声が、聞こえた。 「さや、ちゃ…ん…?」 …見つけた!たえちゃん、見つけた! (とうとう幻覚が聞こえてきちゃった。 (さやちゃんが私を許してくれるはず、ないのに。 (私がバカだったせいで。さやちゃんは酷い目にあったんだから。 …いま、行くよ!すぐ行くから!! (許してもらえるはず…ない…! 「ざや゙ぢゃあ゙あ゙…ん゙」 ひっくひっくとしゃくりあげながら妙子は愛しい人の名を呼んだ。 「さーて、第…えーと、何回でもいいや!次いってみよう!」 そのカナの言葉に妙子の表情が引き攣る。 表情筋が妙子の制御を離れ、ひきつったその表情は、笑っているように見えた。 「ひ…ひひっ…ひっいぃっ!ひひっ!」 妙子の喉から零れる音も、泣いているのか笑っているのか、もはや判別のつかないものになっていた。 ああ。もう、ダメだ。 私は壊れてしまう。 僅かに残った正気の部分で、妙子はそう感じた。 妙子がその最後の正気をも手放そうとした、その時だった。 「たえちゃん!来たよ!」 光が、満ちた。 ※ ※ ※
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414 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 8/10[sage]:2014/10/17(金) 19:47:33.35 ID:ei6iVYS9 - 「…ボクの結界に、綻び?」
魔少年・霧島塔矢が訝しむ。 彼は自分の魔法に絶対の自信を持つ。 その彼が作った結界に、進入を果たした者がいる。 それはどれほどの魔力を持つというのか。 「…この波動!?まさか…キミなのかい!?」 進入者の魔力の痕跡を追い、その波動から何者かを知った。 それは彼がつい最近、凌辱の限りを尽くし、壊してやったはずの少女だった。 「は…あははははっ!なんてこった!あんなチンケな魔力しか持たなかった筈なのに!立ち直ったっていうのかい!?あんなに鳴かせてやったってのに!あはっ!あはははは!面白い…面白いよ!」 呵呵大笑する魔少年。しかしその言葉とは裏腹に、その眼は笑っていなかった。 怪しい光をぎらつかせ、魔少年・霧島塔矢はひとりごちる。 「…ボク、キミが好きになっちゃいそうだよ。紗香くん…!」 ※ ※ ※
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417 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 9/10[sage]:2014/10/17(金) 20:20:55.91 ID:ei6iVYS9 - 薄闇の結界に、太陽のように眩しい光が満ちる。
溌剌としたその輝きは、ひとりの少女から発していた。 「さ、や、ちゃ…?」 その特徴的な赤毛は、まるで燃える炎のように波打ち、輝いていた。 その華奢な少女の身体を包むのは、やはり炎のように真っ赤なコスチューム。 リボンとフリルを散らしたその出で立ちは、魔法少女という概念を具現化したかのようだ。 「…な、なんなのあんた?会長の結界を破るなんて…あり得ない!」 「私は生まれ変わろうと思った。弱い自分にサヨナラして、なりたい自分になろうって」 焔の如きコスチュームを纏った紅い魔法少女…紗香は、舞うように腕を奮う。 その軌跡が紅く輝いていた。 「私は闘う。弱い自分と。そして私やたえちゃんにあだなす者と」 くるりと返す掌は、紅蓮の焔に包まれていた。 「…なんなのあんた!なんなのよ!」 「私は…そうね」 紗香はチラと、焔に包まれた我が手を見やる。 「私は…焔の魔女!」 そう言うと焔に包まれた手を奮う。紅蓮の焔は火龍と化し、カナに襲いかかる。 「ぎぃゃあああぁぁぁああああっっ!」 「カ、カナちゃん!」 妙子に群がっていた男たちに動揺が走る。 「け、消せ、ない…なによこの炎…!なんなのよ!?」 ピンク色の光が明滅する。紗香の…焔の魔女が生み出した魔法の焔と、カナの魔法が激しくぶつかりあい、その悉くで、紗香の焔が勝利しているのだ。 「あ、熱い熱い熱い!なんで!?なんでよぉぉぉおお!!」 紗香が再び腕を奮い、パチン!と指を鳴らす。 「ぎぃゃあああああああ!!」 焔は、天をも突く火柱となった。 「たえちゃんに酷い事したあなたたちを、私は許さない」 冷徹に言い放つ。 妙子に群がり、凌辱の限りを尽くしていた男たちを睨みつける。 我先に逃げ出す男たちえお燃える瞳で睨めつけ、紗香は高らかに宣言する。 「私は魔女。紅蓮の焔で全てを浄化する、焔の魔女だ!」 そして焔の魔女の怒りが、全てを焼き尽くす…! ※ ※ ※
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418 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 10/10[sage]:2014/10/17(金) 20:21:38.44 ID:ei6iVYS9 - 結界が消失しようとしていた。
焔の魔女を名乗った紗香は、白濁に塗れた妙子を厭わず抱きしめると、その超絶的とも言える魔力で、跳躍。一目につかぬ場所へと妙子を連れ出した。 ※ ※ ※ 尾津学園の校舎の屋上。 そこからは、入学式を終え、さんざめきながら下校する新入生たちの姿が見えた。 (…あそこに加わることは、もうないんだろうな 一抹の寂しさとともに、紗香はそう思った。 寂しげな表情を浮かべる紗香を、その腕に抱かれた妙子が見上げる。 「さや、ちゃん…」 そうだ。いまは傷ついたたえちゃんを癒してあげなきゃ。 「辛かったよね…ごめんね、来るのが遅くなって」 紗香は妙子をぎゅっと抱きしめる。 紗香には妙子の辛さが痛い程解った。 凍りついて壊れてしまいそうな心の痛みが。 紗香も、同じ眼にあったのだから。 輪姦の果て、傷つき疲れ果てた妙子を慈しむように紗香はその背中をなでさする。 凌辱に痛めつけられた妙子の心に、暖かい火がくべられる。 「…暖かい」 「私の火が、少しはたえちゃんの心と身体を癒してくれるはずだから…」 優しく暖かい。妙子の太陽。 かつての紗香の微笑みがそこにはあった。 妙子は思わず、こう聞いた。 「さや、ちゃ…私を…許してくれるの?」 対して、紗香は頭を振る。 「たえちゃんが私のためにしてくれた事。許すも許さないも無いよ。ごめんね、私、混乱してたから。酷いこと言って、ごめん」 「さや…ちゃ…ひぐっ…!」 妙子はボロボロと涙を零す。そして。 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!」 泣きじゃくる妙子の背中を、焔の魔女は優しくさすり続けた。 太陽のような暖かく優しい微笑みを、大切な親友に向けて。 続く
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