- オリジナル魔法少女陵辱スレ24【和姦も】
336 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 1/21[sage]:2014/10/14(火) 15:04:02.79 ID:22L9ic+u - 第一章 …破瓜
「ねえ、聞いた聞いた?昨日さ…」 「黒衣の乙女でしょ!?聞いたわよお!」 教室中がざわついていた。 漆黒の髪と黒づくめのコスチュームと闇色のマントに身を包んだその人物は、超常的な魔法を駆使し危機に陥った少女を救うという。正体不明の謎の美少女であり、空前絶後の超魔力を操る魔法少女…それが黒衣の乙女に関する噂である。 昨夜、そんなマンガのような人物が現れ、ひとりの少女を救ったというのだ。 登校するや、教室中がその話題で持ちきりになっている事に気づき、妙子は大きな溜息をついた。 「たえちゃん!?こ、こここ、黒衣の乙女だって!?」 一緒に登校した妙子の幼馴染みで親友の紗香があわあわと狼狽える。紗香にとって“黒衣の乙女”は憧れの存在だ。 その憧れが抑えきれず、紗香は魔法科を受験し見事合格、春から魔法の専門教育を受ける事が決まっている。妙子も同じ高校に進むが、こちらは普通科だ。 同じ高校に進むとは言え、学科が異なれば一緒にいられる時間はいまより減ることだろう。妙子にとって貴重な時間を、都市伝説の話題ですり減らしたくは無いというのが本音だ。 だが、その当の紗香が“黒衣の乙女”の話題をスルー出来ようはずがない。 仕方なく妙子もその話題の輪に加わった。 「現れたのは夕べね、神田流布町の方でね…」 事情通を任ずる女子が仕入れてきたばかりの話を披露する。 「うえっ!?た、たえちゃんウチの方だよ!」 妙子と紗香の自宅も同じ町内にある。 「そうだよ!紗香も妙子も何も気づかなかったの?」 「ううう…残念ながら何も…!」 「わ、私も…まったく…」 「まあ事は一瞬で終わったらしいんだけどね…」 ※ ※※
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337 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 2/21[sage]:2014/10/14(火) 15:05:14.72 ID:22L9ic+u - 神田流布町近辺には最近、若い女性を狙った変質者が出没し、既に被害者も何人か出ていた。それが昨夜、神田流布町の、まさに妙子と紗香の自宅のすぐ近くで事に及ぼうとしたらしいのである。
襲われそうになったのは紗香や妙子たちの一年後輩、2年の女子らしい。ショートカットのボーイッシュな女子だという。 「そうね、タイプとしては紗香と似てるみたい。これまでの被害者もみんなタイプが似てるらしいから、そういうのが好みだったみたいよ、その変質者は!」 「ふええ!じゃあ一歩間違えばもしかしたら私が襲われてたかも!?あ、でもそうしたら黒衣の乙女に会えたかも…!」 冗談めかした紗香の口調だった。だが。 「そんな事させない…!」 小さいが鋭い声で妙子がきっぱりと言い切った。 「た、たえちゃん?」 「あ、ご、ごめんなさい…でも、こ、黒衣の乙女に会いたいからって危ない事しないでね、さやちゃん…!」 「あ、うん。あはは、じょーだんじょーだんだよぉ」 「そ、そんな、冗談でもやめて…」 「わ!わわわ!泣かないでよぉたえちゃぁん!」 「あーはいはい。そこの百合カプは置いといて…」 「そんなんじゃないわよっ!ゆーじょーでしょ、熱い女の友情!」 紗香の抗議を無視し、事情通女子は話を続ける。 妙子は胸にチクリと小さな痛みを覚えながら、話を聞く態勢に入った。 ※ ※ ※
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338 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 3/21[sage]:2014/10/14(火) 15:06:25.04 ID:22L9ic+u - 深夜のひと気の絶えた道、背後から忍び寄った犯人は、少女を羽交い締めにし、公園の植え込みに引きずりこんだ。そこで少女を押し倒すと、制服のスカートを捲り上げ、その手を中に差し入れようとした。恐怖のあまり抵抗できない少女の眼を、その時、闇が覆った。
「目を瞑ってて」 静かな声だった。 次の瞬間、少女に覆い被さっていた男の体重が消失し、少し離れた所で重い水袋を叩きつけるような音がした。視界を遮られた少女の耳に届いたのは、それだけだった。 「目、瞑ってる?」 再び静かな声で問われ、少女は慌ててぎゅっと眼を閉じ「は、はい!」と答えた。すると鼻先に柔らかい布の感触を感じた。彼女の視界を遮っていた布が取り払われたのだ。 (闇色の、マント…!? 視界を遮っていたのは、都市伝説の魔法少女・黒衣の乙女が纏っているという闇色のマントに違いない…そう少女は確信した。 (実際にはそれは彼女が着ている制服と同じ…紺色のブレザーだったのだが) 「あ、あなたは…黒衣の…!」 「呼び名などどうでもいい。私が誰かは詮索しないで。私の顔も見ないで。だから眼を瞑っててとお願いしたの」 「は、はい…」 「警察には通報してあるわ。あの男はしばらく動かない。あとは自分で処理して頂戴。じゃ」 ボソボソと小さな声で、素っ気なく言いたいことだけ言って、少女の前の気配が去ろうとした。 「あ、あの!た、助けてくれてありがとう…!」 少女の言葉に、一瞬気配が揺らいだ。 「べ、別に…」 「え?」 「別に、あ、あなたを、た、助けた訳じゃ…」 それまでと打って変わった気弱そうな声だった。 「わ、私が守りたいのは…彼女だけ…」 謎の呟きを残し、気配は去った。 恐る恐る眼を開けた少女の視界には、ありえない方向に手足を曲げて地面に突っ伏している男とそこに駆け寄りつつある警察官の姿だけだった。 黒衣の乙女は、最初からそこに存在さえしていなかったかのように完璧に消え去っていた。 ※ ※ ※ 「か…」 「か?」 「カッコイイ!素敵!黒衣の乙女様!」 「紗香…あんた、目が少女マンガになってる」 そんな紗香の様子を妙子はいつものどこか不安げな表情で見守っていた。 ※※※
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339 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 4/21[sage]:2014/10/14(火) 15:07:34.96 ID:22L9ic+u - 「く?!いままでに聞いた黒衣の乙女関連の話では一番リアルだったねえ、たえちゃん!」
「そ、そうね…で、でも…」 「でも?」 「な、なんだか伝聞なのに微に入り細に入りって感じで…ぎ、逆にウソっぽくないかしら?」 「え??そうかなあ。その被害者の子のお母さんの友達の子供の友達から聞いたって言ってたよ?信憑性ある気がするけど」 「そ、それだけ間に人が入ってるのに、詳細過ぎるんじゃないかしら…や、やっぱり…少し眉唾っぽくない?」 「む?ん、頭の良いたえちゃんに言われると説得力がある…」 少し残念そうに呟く紗香に、妙子は口の動きだけで「ごめんなさい」と告げた。 妙子の方を見ていなかった紗香には、その謝意は当然、伝わってはいなかった。 妙子…”黒衣の乙女”と呼ばれている当の本人としては、その実態をあやふやなままにしておきたいというのが本音だった。 「あ、そーだ。たえちゃんたえちゃん!卒業旅行なんだけど…」 紗香の話題があちこちに飛ぶのはいつものこと。妙子は慣れている。しかも妙子自身、とても楽しみにしている件に関する話題だった。黒衣の乙女から逸れたことだし、積極的にこの話題に乗ろうと妙子は決めた。 「う、うん!や、やっぱり泊まり掛けで行きたい、な…」 「だよねえ!それでねそれでね、旅館なんだけど…」 二人きりでの泊まり込みの旅行。 妙子がそれをどんなに楽しみにしていることか、恐らく紗香は解っていない。 紗香が妙子に感じている親愛の情と、妙子が紗香に抱いている思慕は、似て非なる物だった。 それでも。 それでも、二人きりで過ごす夜が楽しみで仕方ない。待ち遠しくて仕方ない妙子である。 が、そこへ… 「よお、二人してなんの相談?」 「お、出たな!航平」 「人をお化けみたいにゆーな」 二人のもう一人の幼馴染み、航平。コウちゃん。 紗香と航平は四歳の頃、結婚の約束をした仲だ。 「あたし、おとなになったらコウちゃんをおむこさんにしてあげる」 「ちがうよ、おれがさやをおよめさんにしてやるんだよ!」 「…ど、どっちでもおなじじゃないかなあ?」 「「ぜんっぜんちがうっ!」」 …子供同士のたわいない約束。殆どの場合、守られる事のない約束。 しかし、妙子は気づいている。紗香の淡い想いを。
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340 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 5/21[sage]:2014/10/14(火) 15:08:16.59 ID:22L9ic+u - 「…航平は卒業旅行とか計画してたりする?」
「え?いやあ別に。なに、二人でそんな計画してんの?」 「まあね。いいでしょー?」 「へえ、中々楽しそうじゃん。どこ行くんだ?」 「…それ聞いてどうするの?」 (そうよ、どうするつもり? 紗香と航平の話を黙って聞いていた妙子は心中でやきもきしていた。 (…まさか、コウちゃんも一緒に行きたい、とか? 「なんだよ、話の流れで聞いただけだろ」 「ふ?ん、ホントは一緒に行きたいんじゃないの?美少女二人との旅行だよ?」 「誰が美少女だって?二人?一人ならまだ解るけどな!」 妙子をちらと見やり憎まれ口を叩く航平。勿論、紗香は即座に反応する。 「なによっ!せっかく誘ってやろうと思ったのに!行きたいって言っても遅いからね!」 「なんだよっ!誰がいつ行きたいって言ったよ!?何時何分何秒!?」 「子供か!」 (やっぱりさやちゃんはコウちゃんの事… 「まったく!少しでも誘ってやろうかと思った私がバカだった!」 「…さやちゃん、コウちゃんと一緒に行きたかった?」 「…そんな事ないよ。あいつなんかいない方が楽しいに決まってるよ!」 紗香の応答が少し遅れた事に気づかない妙子ではない。 ずっと見てきたのだ。紗香を。紗香だけを。 紗香の気持ちなら、手に取る様に解る妙子だった。 「さ、あんなヤツの事は気にしないで旅行の計画たてよ?」 「う、うん…!」 ※ ※ ※ 大切な時間、幸せな時間は、あっという間に過ぎ去っていく。 同じ教室で机を並べて、一日の大半を共に過ごせる時間は終わろうとしていた。 卒業式。 この日を境に、妙子と紗香の運命は急転することになる。 ※ ※ ※
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341 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 6/21[sage]:2014/10/14(火) 15:08:48.89 ID:22L9ic+u - 「終わったーーー!」
「そ、卒業かあ。じ、実感って、あんまり無いわね」 「だねえ。卒業してもたえちゃんとは一緒だし。ま、入学の時は少しは気分も変わるんじゃないかなあ?」 「あ…」 「ん?」 校門を出ようとした二人の前に、一人の少年が立った。 不貞腐れた悪童の表情。 「コウちゃん…?」 (…なに? 妙子は航平の様子に違和感を覚えた。 (なんだか…いつものコウちゃんじゃ、ない…みたい? だが、その違和感に対する答えにはすぐに思い至った。 「紗香、ちょっと…いいか?」 伏し目がちに、そして躊躇いがちに、航平が呟く。頬が、少し赤みを帯びていた。 (ああ…そういう…! 妙子は一抹の寂しさを感じる。 いつか来るかも知れないと思っていた瞬間が、ついに来たのだ。 しかしそれは、妙子には悲劇でも、紗香にとっては喜ぶべきことのはずだった。 だから、妙子も喜ばねばならない。 「う、うん…!い、いいけど」 紗香も、感じ取ったのだろう。 航平がいつもの航平ではないことを。 ぎこちない空気が流れる中、妙子がすっ…と身を引いた。 「たえちゃん?」 「行ってらっしゃい、さやちゃん」 優しく微笑む妙子。紗香は心なしか頬を染めて 「う、うん。ごめん、後で電話、する!」 幼馴染みの航平…コウちゃんに誘われ、再び校舎に向かって歩く紗香の後ろ姿を見やる妙子の瞳には、うっすらと涙が浮かんでいた。 「…がんばれ、さやちゃん」 まるで自分を励ますように、紗香へのエールを送り踵を返す妙子。 しかし妙子の前にもまた、一人の人物が立ちはだかる事になる。 ※ ※ ※
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342 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 7/21[sage]:2014/10/14(火) 15:09:21.31 ID:22L9ic+u - 通学路の途中にある小さな公園で、その人物は妙子を待ち構えていた。
「御機嫌よう、黒木妙子さん」 「は、はいっ!?貴方は…?」 「城之内美保と申します。少し…宜しいかしら?」 城之内美保と名乗ったその少女は、思わすはっとするような美貌の持ち主だった。 栗色の巻き毛は、夕日を浴びてキラキラと金色に輝いていた。 バラのように赤い唇。強い光を放つ瞳。スラリとした肢体。 その身を包んでいるのは、赤いリボンを首元にあしらった臙脂色のブレザーとタータンチェックのスカート。それは尾津学園高校魔法科の制服だった。 「ど。どちらさまでしょう?な、なぜ私の名を…」 しかし、その美少女は妙子の疑問など聞こえていないかのように、続けてこう、口にした。 「黒木妙子さん…それより…こうお呼びした方がいいかしら?」 唄うような、楽しげな口調だった。その響きに、妙子の身体に本能的に警報が鳴り響く。 「黒衣の、乙女さん」 …この女は、敵だ。 黒衣の乙女はそう確信し、戦闘態勢に入った。 ※ ※ ※
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343 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 8/21[sage]:2014/10/14(火) 15:09:54.27 ID:22L9ic+u - 西日さす教室で、紗香と航平は二人きりで対峙していた。
すでに校内には、他の生徒の姿はないようだった。 「あ、あはは。なんか、久しぶりだね。航ちゃんと二人きりだなんて」 「俺は…ずっとそうしたかった」 「え…」 どくん、と紗香の心臓が早鐘を打つ。 「ずっと一緒にいたいと…そう思ってたんだ。でもお前のそばにはいつもあいつがいて…」 「こ、コウちゃん、え?え?え?」 見る見る内に、紗香の顔が朱に染まる。 「お前はお前でとっとと進路を決めちゃうし…ろくに会えなくなるのかと思ったら、俺…!」 「コウ、ちゃん…そ、それって、その、あのその…」 「紗香…!」 「あうあうあう…!ちょ!ま!こ、心の準備が!その!う、嬉しいよ!嬉しいんだけど!」 「お前が、好きだ。ずっと前から。今も。これからも」 「ふ、ふわわわ!わーー!わーーーーー!!」 眼を白黒させる紗香。 ダラダラと汗を流し耳の先まで真っ赤に染めて、それでも必死で言葉を紡ぐ。 「わた!わたし!私だって!昔っから航平が!コウちゃんががががが!す、すすす…!」 しどろもどろの紗香に航平が歩み寄る。 そして、航平が紗香を抱きしめた。 「好きだ、紗香」 「コウ…ちゃん…!」 おずおずと、紗香の手があがりそっと航平の背中を抱く。 「私も…コウちゃんが、好き…ずっと、好き、だった…!」 囁くように告げた。 ※ ※ ※
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344 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 9/21[sage]:2014/10/14(火) 15:18:50.63 ID:22L9ic+u - 城之内美保と名乗った少女の、艶やかな花弁を思わせる唇がゆったりと動き、妙子をこう呼んだ。
「黒衣の、乙女さん」 「な、なんの事です?そ、それ都市伝説の魔法少女の事ですよね?」 内心の動揺を隠しながら、いつもの気弱そうな様子で、妙子は応じた。 対して城之内美保は、冷笑で応じる。 「下手な芝居はおやめになって。私には隠せませんわ。この私…プロビデンスの眼にはね」 城之内美保の、怪しい輝きを宿す瞳。 通常の人間であれば、そこには蠱惑的な色気しか感じられないかも知れない。 だが、妙子には解った。その瞳に強力な魔力が秘められている事が。 妙子もまた、その身に強力な魔力を宿す魔法少女…黒衣の乙女、なのだから。 「自分の力を過信しすぎたようですわね。上には上がいるものですのよ?黒衣の乙女さん」 なぜ敵対するの?なぜ今現れた? 私が1人になったタイミングを見計らった? なら狙いは私?それとも… (コウちゃん…!? 妙子は先程、航平に感じた違和感を反芻する。 そして、その態度に、演技に騙された事を悟った。 「しまった!さやちゃん!」 妙子はすでにいつもの不安げな表情を浮かべてはいなかった。それは少女に仇なす者を無慈悲に粛正するという都市伝説の魔法少女…黒衣の乙女の表情であった。 「ご明察。なかなか鋭いじゃない?」 城之内美保の皮肉のこもった言葉など、妙子はすでに聞いていなかった。 身を翻すと、地面を軽く蹴り、跳躍。 普段の、少しおどおどとした妙子を知る者からは想像もつかない身軽さだ。 「あら?イケないコ」 にこやかに呟く城之内美保。次の瞬間。 「センパイのお話はキチンと聞かなきゃいけませんわよ?」 その声は、妙子の頭上で響いた。 「!?」 妙子より、さらに高く。まるで鳥のように跳躍し、妙子の上を抑えた城之内美保は口中で呪文を唱える。詠唱により魔法を増幅させ、放出。 念動系の魔法により、妙子は地面に叩きつけられる。が、寸前。妙子も魔法により態勢を整え、地面への激突をさけた。まるで体重のない者のようにふわりと着地する妙子を見やり、城之内美保は感心したように呟く。 「あら?自己流魔法の割にはやりますわね。これが天賦の才というものかしら」 「貴方…!いったい何者なの!?目的は、何なの!」 妙子が、鋭く詰問する。 城之内美保は、悪びれず応じる。
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345 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 10/21[sage]:2014/10/14(火) 15:19:24.00 ID:22L9ic+u - 「ご覧の通り、貴女の先輩でしてよ。先輩として、貴女たちにお仕置きをしに来たの」
切れ長の眼が半月のように弧をえがき、紅い唇が笑みの形に歪む。 「貴女、入試でズルしたでしょ?ダメよ、あんな事しちゃ」 妙子は無言。それは肯定を意味するものだった。 妙子のズル。 それは入試の際、紗香のために魔法を使った事。 紗香のささやかな力では魔法科の合格は覚束ない。 しかし、もし不合格ともなれば、魔法少女に憧れる紗香はひどく落ち込む事だろう。 だから、妙子は、紗香の魔法実技試験の際、こっそりと手助けをしたのだ。 その「ズル」は、幸いバレることなく、紗香は魔法科の入試に合格した。 そのはずだった。 ※ ※ ※ 妙子が自身に秘められた強大な魔力に気付いたのは、紗香同様、幼い日の事だった。 子供たちから怖れられている猛犬に、紗香が吠えかかられた時。 妙子がその猛犬を見据えただけで、犬は地面に突っ伏し、身動きを取れなくなった。 “さやちゃんに触るな!” それが妙子の魔法を発動させる秘密の呪文だった。 紗香を守る。ただそれだけのために妙子は魔法を使った。 特に修練を積んだわけでは無い。だが。 “さやちゃんに触るな!” ただその一言だけで。 “さやちゃんは私が守る!” ただその想いだけで。 妙子は何の修練もないまま、強力な魔法を駆使することができた。 それは類稀な才能と言えた。 それ以来だ。 怪しい大人が幼い紗香に声をかけて来た時。 不良たちが紗香を獲物と目した時。 電車内で紗香が痴漢に狙われた時。 紗香が入試という難関に臨む時。 また昨夜のような紗香に脅威が及ぶ可能性がある時。 様々な場面で、妙子は魔法を使い、紗香に迫る脅威を排除して来たのだ。 そんな妙子の行為は、いつしか目撃者の口から噂となって広がっていった。 紗香に迫っていた脅威は、それを成そうとしていた者たちは、大抵の場合、紗香以外の少女にも仇なす者たちだった。結果的に妙子の行為は、紗香以外の少女たちをも守る事になっていたのだ。 そして、人知れず少女を守るという都市伝説の魔法少女、黒衣の乙女が生まれた。 ※ ※ ※
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346 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 11/21[sage]:2014/10/14(火) 15:20:53.87 ID:22L9ic+u - そんな妙子の秘密を、親友にすらひた隠しにしてきた秘密を、この女…城之内美保は、その正体のみならず、妙子が入試で不正を働いたことまでも看破していた。
「プロビデンスの眼…千里眼という訳?」 「そういうことですわね。貴女のズルも正体も、ぜ?んぶお見通しって訳」 プロビデンス。 それはキリスト教の摂理という意味の言葉である。 プロビデンスの眼とは即ち、神の全能の目…全てを見通す眼を意味する。 この女の魔法“プロビデンスの眼”の前では、隠し事は不可能ということらしかった。 「…サトリの怪物って訳。悪趣味だわ」 その妙子の解釈を、城之内美保はフンと鼻先であしらう。 「という訳で、お仕置きをしに来たのよ。貴女と、貴女のお陰で入試にパスしたあの劣等生ちゃんにね」 妙子の心と身体に戦慄が走る。 「さやちゃんは関係ない!私が、勝手にやったことよ!彼女には手を出さないで!」 黒衣の乙女と呼ばれるようになった理由も、尾津学園魔法科の入試で「ズル」をしたのも、全ては紗香のため。紗香を守るため。そしてそれこそが妙子の存在理由だ。 なのに…! 歯噛みする妙子…黒衣の乙女の様子を楽しげに見やりながら、城之内美保はまたも唄うように告げた。 「今頃、あの子は幸せの絶頂かしら?それとも…」 「…!」 「奈落の底に叩き落とされてる頃…かしらね?」 「そこを通せーーー!」 必死の形相で妙子が叫ぶ。 だが、城之内は薄笑いを浮かべたまま動じない。 妙子は凝縮させた魔力を放出した。 妙子の最も得意とする魔法…大気を自在に操り、攻撃や防御に転用する事。 放出された魔力は強力な空気のハンマーとなり、城之内美保に襲いかかる。 城之内はその空気のハンマーに弾き飛ばされるはずだった。 「!?きゃあああああ!!」 しかし、弾き飛ばされたのは妙子の方だった。
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347 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 12/21[sage]:2014/10/14(火) 15:26:19.61 ID:22L9ic+u - 「解ってないようですわね?私は全てを見通す眼。貴女の攻撃パターンなど、既にお見通しなの。だから前もって対抗策を用意しておけるの。ほら、ね?」
「な…!?」 (動けない…!?) 弾き飛ばされ、叩きつけられた妙子を、蜘蛛の巣のように張り巡らされた不可視のロープが捕らえたのだ。それは城之内美保の魔力により作られた罠だった。 「くっ…!さやちゃん…!」 必死で拘束から逃れようとする妙子。しかし、魔法で編まれたロープはびくともしない。 「あらあら必死ね。麗しい友情…それとも、愛かしら?」 妙子は、答えない。答える義理などない。 「私には解るの…貴女の気持ち。魔法を使わなくたって、解る。だって…」 拘束され抵抗出来ない妙子の頬に城之内の手がそっと触れる。 「私も、同じだから。可愛い女の子がだ?い好きなの…」 触れられた頬から毒を注がれているようで、妙子の全身が総毛立った。 「いっぱい…可愛がってあげる」 城之内が…魔法少女プロビデンスの眼が、妖艶な笑みを浮かべた。 それは獲物をいたぶる蛇の眼だった。 ※ ※ ※
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348 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 13/21[sage]:2014/10/14(火) 15:27:06.37 ID:22L9ic+u - 「コウ…ちゃ…んっ!んんっ…!」
薄闇の教室で重なる二つのシルエット。 最初は唇を触れ合わせるだけの、ぎこちなく遠慮がちな口づけだった。 だがそれは、徐々に激しさを増していく。 より深く、お互いを知りたい。貪りたい。 若い情欲は、一旦火がつけばいとも簡単に燃え上がる。 「コウ…ちゃ…んはぁ…ん…ちゅぷ…んく…んふぅ…」 航平の舌先が紗香の唇を抉じ開け、舌先が口腔内に侵入する。紗香はそれをおずおずと、しかし徐々に大胆に受け入れ、気付けばお互いの舌を絡めあい、唾液を貪りあっていた。 紗香の咽喉が、こくりこくりと動く。 航平の唾液を嚥下する度、ふわふわとした心地良さが紗香の全身に広がる。 (…すごい…キスって…こんなに…すごいもの、なの…? 始めての口づけ。ただ唇を合わせ舌を絡めあう。ただそれだけのことで。 紗香は全身が痺れるような快感と多幸感を感じていた。 (ああ…身体がふわふわして…トロトロ溶けてくみたい…力が、抜け、てく…みた、い… 息を荒げ、頬を上気させ、全身にしっとりと汗をかきはじめていた。 あまりの心地よさに膝がカクカクと震えはじめ、腰が砕けそうになる。 (すご、い…キス…コウちゃんとの、キス…気持ち、い、いい…! …いくら好きな相手とはいえ、キスだけでこんなにも心地良くなれるものなのだろうか? そんな疑問が、ふと紗香の脳裏をよぎる。処女の紗香には、自慰の経験も殆ど無い。 いま、自分が感じている心地良さと多幸感をもたらしているのが、行為によるものなのか、心の問題なのか、比較すべきものがない。圧倒的に経験が不足していた。 (…私…エッチな子、なの、かな…?それとも…好きな男の子とのキスって…こんなに…頭がぼーっとして…何も考えられなく、なる、感、じ…なの…? もし、そうなら。一体「この先」にはどんな悦楽が待つというのか? 紗香が、霞がかかったような頭でふとそんなことを考えたその時。 ふわりと脚にかかっていた身体の重みが消失した。 「…え?」 ふと我に返った紗香は、自分の身体が教室の床に横たわり、その上から航平が覆い被さっていることに気付いた。そして航平は尚も紗香への濃厚な口づけを続けながら、その手を紗香の制服のスカートの中に潜り込ませていた。 「コ!コウちゃ…!?ダ、ダメ!こ、こここ、こんな所で!ダメだよぉ!」 薄闇に包まれた教室。人の気配は無い。 しかし校内には宿直の教務員が残っているはずだ。 また二人のようにこっそり残っている生徒がいないとも限らない。 急速に紗香の意識に羞恥が沸き起こる。 こんな場所でこんな行為に及んでいるという現実。 始めての行為にも関わらず陶酔しきってしまった現実。 その陶酔を、航平に見られているという現実…! その全てが、恥ずかしくて恥ずかしくてたまらない!
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349 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 14/21[sage]:2014/10/14(火) 15:28:14.04 ID:22L9ic+u - 「こら、航平!コウちゃんってば…!あ、あれ!?」
航平を押しのけようと伸ばした手に、まるで力が入らない。 こんなの、おかしい。紗香の脳裏に始めて違和感が沸き起こる。 いくらなんでも…こんなの、おかしい! だが、航平は。 「紗香…!」 「コウ…!んぶっ…!ん、んーーー!!」 紗香の動揺など意にかいさず、再び唇を押し付けてきた。 「だ、ダメだって…んくっ…!ば、ばかぁ…!は、恥ずかしいよお!だ、誰か来たらどう…んちゅぷっ、ん…っ!ぷはぁ!」 「紗香…紗香、おれ、もう…!」 「こう、ちゃ…らめ…らってば…ん…んん…っ…」 航平の口づけ、流し込まれる唾液。 さらに航平の指先が紗香のスカートの中を這い回る。 一瞬、紗香は大きな芋虫が肌に触れたようなおぞましさを感じ、戦慄した。 (え…いまの感じ、なに…!? 航平の指が気持ち悪いなんて…そんな訳無いのに。 航平に触れられるのがおぞましいなんて、あるはずないのに。 だが、その感覚は一瞬で消え去る。 航平の指先が、紗香の最も敏感の場所に、薄布越しに、触れたのだ。 「…ひぅっ!!!」 びくんと紗香の身体が跳ねる。 航平の指先が触れた場所からビリビリと電流が流れたかのようだった。 それを即快感だと感じる程には、まだ紗香の身体は成熟してはいない。 「だ、め…!それ、だ、め…!」 がくがくと震えながら、紗香は航平に抗議する。だが、航平は聞く耳を持たない。あまつさえ、ツンツンとつつくように刺激し続ける。 「はぅ…っ!んあ、あ!だ、だめえ!へ、ん…!なんか、へん、なのお!」 そして、航平の指先が、それまでより強く押し付けられると。 「ひぃああああああ!」 悲鳴とともに激しく跳ねる紗香の身体。その股間からはくちゅり…と水音が発していた。
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- オリジナル魔法少女陵辱スレ24【和姦も】
350 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 15/21[sage]:2014/10/14(火) 15:28:46.77 ID:22L9ic+u - 「すごい…濡れてるぞ、紗香…やらしいな」
感極まったような航平の声に、紗香の全身が朱に染まる。 「バ…!バカバカバカァ!な、なんてこというの!誰のせいだと思って…!」 「誰の、せい?」 「コ、コウちゃん…が…!」 「オレが、何したって?」 「あ!あんな!エッチぃキスするから!だ、だから…!」 「紗香はキスだけで、こんなに濡れる程興奮するんだな?」 「うぐ…!ば、ばかぁ…!」 「やらしい紗香…じゃあもっとしてやるよ…もっと、溢れさせて、やる」 「コ…!!んぷっ…!!」 さらに激しさを増す口づけ。口腔内に収まり切らない二人の唾液が紗香の唇の端から零れ、口元に銀色の河を作る。敏感な場所への刺激も絶え間無く続く。その刺激がもたらす感覚が、まごうことなき性の快感だと、紗香は早くも認識しはじめていた。 (…きもち、いい…!こーちゃんのゆび、いい…ふあ……こーちゃんの、のきす…きもちいい…すきぃ…こーちゃん、らいすきぃ… (いや!こんなのおかしいよ!航平の事は好きだけど…!こんな所でなんて…やっぱヤダ! …まるで自分の中に相反する二人の自分がいるかのようだった。 だが、航平に口づけられる度、その唾液を注がれる毎に、秘所への刺激が激しくなるにつれ、紗香の意識は混濁していく。快感への欲望が羞恥を上回り、航平への想いが加速していく。 (コウちゃん!好き…好き!!もっと…もっとして…! 「んあ…ん、ふぁ…んんっ!んああ!!あ!あ!あ!」 唇から漏れる喘ぎが、どんどん艶を増して行く。 恋する相手から与えられる、そのあまりの快楽に、紗香の脳が焼けていく。 (気持ちいい…!コウちゃんにされるの、気持ちいい。 (それに…それに、すごく、すごくすごくすごく…すっごく、幸せ…! 「こうちゃ…!んあ!すき…っ!だいすきっ…こうちゃん!こうへい!んはぁ!あ!」 いつしかスカートを大胆にはだけられ、大きく両の脚を開き、航平の愛撫に身を委ね、始めての快感に酔いしれていた。そして航平の指がするりとショーツの中に潜り込み、紗香の花弁を割り、その奥の花芯に達した。 「んひぃうぁああ!あ!あ!こ、へ…あ、あ、あ、あ!」 それまで以上の快感が、航平が摘み、転がし、嬲る小さな肉芽から、全身に広がる。 (すごい…!すごいすごい…こんなの知らない…!もっと、もっともっともっと…!! もう周囲の光景など眼に入らない。 眼と心と身体と、その全てで航平と、航平から与えられる快楽を貪るだけだった。 そして。
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351 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 16/21[sage]:2014/10/14(火) 15:29:20.55 ID:22L9ic+u - 「んくっ…あ…んあ!?こ、こーへ…わ、わた、し…来る…な、なにか、来ちゃう…!」
「イキそうなんだな?やらしい紗香、感じやすい紗香…」 「イ、イク…?わ、わた、し…イク…の?」 その言葉の意味する事が解らない程、ウブな紗香ではない。 だが、数少ない自慰の経験においても、絶頂を迎えたことなどなかった。 未知の世界に、紗香の心と身体が強張る。 「わ、わかん、ない!わかんない!こ、こわいよ…!!わ、わたし、こわ…い…っ、」 「大丈夫だ…」 そういうと、航平は紗香の股間をくちゅくちゅ音を立てさせる程に激しく刺激しながら、紗香の耳元に唇を寄せた。 「ふああ!あ、こ、ちゃ…!んあ…っんくふぅ!」 「オレを信じて、このまま…」 「あ!あ!あ!あああ!あ!あ…っ!」 「イッちゃえ…っ!」 じゅぷんっ! 「ひ…っあああああああああああああーーーーーー!!!」 ひときわ高い水音、甲高い悲鳴とともに、紗香の身体が、爆ぜた。 ビリビリと全身に絶頂の快感が迸り、身体の抑制が効かない。 まるで心臓が爆発したように早鐘を打ち、息が止まりそうになる。 心と身体が激しい快感とともに中空へと投げ出されたかの錯覚。 上下左右の感覚が消失し、意識が飛びそうになる。 初めてのクリトリス絶頂。それはまさに、爆発だった。 「…っあ!ふはぁ!はァ!はぁ!」 全身を震わせながら荒い息をつく汗みずくの紗香。 見下ろす航平の手が、彼自身のベルトにかかる。 「こ…ちゃ…?」 かちゃかちゃと言う音に紗香が重い首をあげ、見やると航平が下着を降ろす所だった。 「…!」 紗香の目が驚嘆のため見開かれる。 (あ、あれが航平の、おちんち…! いや、それはそんな可愛らしい呼び名が相応しいものとは思えなかった。 いきりたった怒張。天を衝くように雄々しく勃起し、青筋を立てたソレは、まるで剣か鉾のように紗香には思われた。 「紗香…いいだろ?オレ、もう…」 情欲に酔ったような、熱にうかされたような、熱い声音で航平が囁く。 たったいま、航平の指によって始めての絶頂に導かれたばかりの紗香は、頭で考えるより早く 「う、うん…」 と、応じていた。
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352 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 17/21[sage]:2014/10/14(火) 15:37:33.07 ID:22L9ic+u - (で、でも!あ、あんな大きなモノが…ホントに、入る、の?
(ムリ!ムリに決まってる!あ、あんなの…わたし、壊れちゃう…! 勿論、処女の紗香は男の逸物を、その実物を見たのは初めてだ。 だから認識の中に比較対象を持たない。しかしそれでも、航平のソレは規格外の大きさと長さと…太さを持っているように思われた。びくんびくんと脈動し、先端から先走りを迸らせるソレは、あまりにグロテスクに感じられた。 (ううん、そんな事、ない。アレは大好きな航平の大切な部分。だから…愛おしい。 (アレが、愛おしい…?それが…女の感じ方?そんな風に思えなきゃ、いけないの? (そうよ。航平が、アレを私に入れたがってる。気持ち良くなりたくって。 (私に…興奮してる。私の事が、好きだから!好きだから…だからあんなに堅く太く… (…そうよ。それが、男の子、なんだから… 紗香が自問自答する内に、航平は紗香に覆い被さり…そしてその怒張の先端を紗香の秘所にそっとあてがった。 それだけで。そのささやかな刺激だけで。 紗香の全身に再び快楽の電流が迸る。 (これは気持ちいいことなんだ。 (好き同士はこうして気持ち良くなるんだ。 (航平は、私が好き。私は、航平が…好き。 (薄闇の教室。卒業式の日に、私はこれまでの私を卒業する。 (航平の、女に、なるんだ。 だから。 「航平…頂戴。私を…航平のものに、して…」 そんな言葉がすんなりと口をついて出た。 「紗香…オレと、ひとつになろう」 「うん…航平…好き。大好き、だよ」 「紗香…!」 愛しげな呼びかけと共に、航平は一気に腰を突き出し、一息に紗香を貫いた。 「あがっ…あああああーーっ…!」 (…痛い!痛い痛い!痛い痛い痛い痛い痛いーーーーー! 破瓜の痛みが、紗香の全身を貫く。 肉を強引に引き裂かれる、これまでに体験したことの無い、激痛。 「あぐっ…がっ…!」 「紗香…大丈夫か?」 (だ、大丈夫じゃない…!痛いよ!とんでもなく痛いっ! ロマンチックな気分を吹き飛ばすほどの、それは激痛だった。
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354 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 18/21[sage]:2014/10/14(火) 15:38:10.71 ID:22L9ic+u - 「紗香…おい、紗香ってば」
そんな紗香の内心など知らずか、航平は痛みにひたすら耐える紗香に話しかける。 「紗香…オレたち、ひとつになれたんだぞ」 「う…ぎ…わ…!」 (解った!解ってる。私、嬉しいよ、航平とひとつになれて。 「オレ、嬉しいよ。紗香…紗香は?」 「…う…まっ…うっ!」 (う、嬉しい!嬉しいけど!待って、ちょっと待って動かないで! 航平はもう辛抱堪らないとでもいうように、紗香にぴったりと押し付けた腰を小刻みに震わせている。早く紗香の中を味わいたいのだろう。だがそのささやかな動きの度に、紗香は脳天に突き抜けるような激痛をあじわっていた。 「紗香も嬉しい?なあ、紗香?」 執拗に繰り返す航平。 答えなければ、やめてくれそうにない。 紗香は必死で言葉を絞り出す。 「う、うれし…こ、へ、と…ひとつに、なれ、て…!」 紗香の目尻から、大粒の涙がぽろぽろと零れる。 破瓜の痛みのためだけではない。 言葉にしてみて、改めて解った。 航平が好きだ。 航平と結ばれた事が嬉しい。 薄闇の教室、その片隅の床。 お互い上半身は制服を着たまま。 そんな状況で処女を散らされた。 お尻を剥き出した航平の後ろ姿はさぞ滑稽だろうと、紗香は思い至った。 想像していたのとはまるで違うけれど。 女の子の大切な初めてを、大好きな男の子にあげられたのだ。 そう。 (…とても痛いけど、でも、私はとても幸せだ。 だが。 「そうか、嬉しいか。く…くくく…っ!」 「こ…?…んぎっ!?」 含み笑いと共に、パンッッッ!と、航平の腰が激しく打ち付けられた。 「ははっ!ボクも嬉しいよ!あはははっ!」
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355 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 19/21[sage]:2014/10/14(火) 15:38:45.12 ID:22L9ic+u - 高らかに哄笑しながら腰を打ち付ける航平。
パンパンパンッ!その度に肉を引き裂かれる激痛が紗香の全身を貫く。 「やめ…こ、へ…!ひぎっ!あがっ!」 明らかに様子がおかしかった。 (航平!?コウちゃん!どうしちゃったの!ねえ! (痛い痛い痛い…!痛いの。少し待ってよ!ねえってば! 紗香の思いなど届かぬ様子で、哄笑をあげながら激しく腰を打ち付け続ける航平。 紗香の視界が涙で歪む。歪んだ視界の中、航平の姿も歪む。 いや、涙のせいではなかった。 なにしろ、髪の色が違う。変わっていた。 紗香の処女を貫き、高らかに哄笑するのは、金に近い茶色に染めた男。 「こう、へ……!」 (航平じゃ、ない…!? 驚愕に眼を見開く紗香。 破瓜の痛みも、一瞬意識の外に置かれる程の衝撃が紗香の心を鷲掴みにする。 血の気が引き、身体が冷えて行く。 「くくく…ばぁ」 戯けて舌を出す金髪の男。細い眼と薄い唇に酷薄な笑みを浮かべた男。 「な、んで…こうへ…なんで…」 訳が解らない。 自分は航平に、大好きな男の子に抱かれていたはずじゃなかったのか。 幸せな初めて…後に照れ臭く思い出す初体験だったはず…なのに。 「く、くくく。こーへー?ボクが今まで容姿と記憶を借りていた彼の名前だねえ。でも残念でした」 「こーへー…じゃない…だれ…だれ…あなた…だれ…」 あまりの出来事にまだ脳が理解を拒んでいるかのようだった。 震える声で譫言のように繰り返される紗香の問いに金髪の細目男はニヤニヤ笑を浮かべながら答えた。 「尾津学園魔法科二年、霧島塔矢。それがボク。この春からはキミの先輩さ。生徒会長を務めている成績優秀、模範的な学生さ。それが…」 ペラペラと喋りながら、最後の言葉を最大限効果的に聞かせるべく、間を置く。 「キミが処女を捧げた相手さ。よく覚えておくといい。一生の思い出になるよ」
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356 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 20/21[sage]:2014/10/14(火) 15:39:19.57 ID:22L9ic+u - 紗香の心に、その言葉の意味がゆっくりと染み込んでいく。
瞳が揺れ、大量の涙が溢れ出す。ぱくぱくと空気を求める金魚のように口を開閉させる。 魔法によって航平の姿と記憶を得た男は、紗香の心を弄び、身体を蹂躙し… 紗香の大切な処女を奪ったのだ。 「ひっ…………………!」 紗香の喉がおかしな音を立てた。 次いで。 「いやーーーーーぁぁあああああ!」 悲痛な絶叫が、迸る。 幸福の絶頂から、絶望の奈落へ。 紗香は心が壊れるのではないかと思う程の恐怖を感じていた。 逃げたい。ここから。この男から。この絶望的な現実から。 悲鳴をあげ、大粒の涙を零し、おぞましい男の手と股間を貫く陰茎から逃れようとバタバタと必死で暴れる。だが、霧島塔矢と名乗った男は、そんな紗香の焦燥や絶望など意にかいさず、高らかに笑うと再び腰を振る。 「ひぎゃぅっ!うぐっうう!」 肉を裂き、抉じ開けられる痛みが再び紗香を襲う。 「ひぃゃああぁぁあ!いやいやイヤイヤイヤだぁ!やめてやめてやめてえええええ!ひぎっ!あがっ!」 「ははっ、あはははっ!いい声で鳴くじゃないか。いいねえ!もっと聞かせてよ、キミの悲鳴!」 「いやいやいやいやいやいやーーーーー!!」 「いいよ…!ゾクゾクする…!ボクはそういう声を聞くのが大好きなんだ!は、ははっ、あはははっ!」 狂ったような哄笑をあげながら、霧島塔矢は激しく腰を使い、紗香を犯す。犯し続ける。 それは終わりの知れない責め苦。絶望の奈落の底で、紗香の心は悲鳴をあげ続ける。 (ウソ、こんなのウソでしょ? (どうして?どうして私がこんな目に? (イヤだこんなのイヤだイヤイヤイヤ (誰か助けて助けて助けて助けて (航平たえちゃんお母さんお父さん誰か誰か誰か… (黒衣の乙女…! (貴女は?貴女は助けてくれないの? (ねえ…ねえってば! (誰か…誰か助けてよぉおおお!! ※ ※ ※
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357 :【黒衣の乙女 と 焔の魔女】 21/21[sage]:2014/10/14(火) 15:40:20.72 ID:22L9ic+u - 紗香の心が発する悲痛な絶叫が届いた…という訳ではあるまい。
紗香が犯されているのとは別の教室で、ひとつの影がゆらゆらと立ち上がる。 「お、オレ…一体ここで、なにを…?」 航平は、その外見と記憶をしばしの間、魔法で奪われていた事など気付きようが無かった。 「…なんか、きこ、える…?」 何処か別の教室からだろう。確かに何か聞こえる。 外は暗く、校舎に人の気配は他にない。 航平はゆらりと歩き出し、音のする方へ向かった。 続く
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