- 【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ6■【マスター】
808 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:00:34.97 ID:Gio5wikq - 「うう…寒っ…」
無残な最期を遂げた傘をたたみ、ボタボタと雫の落ちるスーツを脱ぎ捨てると、ようやく我が家に帰ってきたと安堵のため息をつく。 大型の台風が直撃し、この暴風雨で電車も止まり、避難勧告が出される地域すら出ていた。 事務所の子たちはひどくなる前に女子寮に帰したが、残って仕事をしていたプロデューサーの自分はごらんの有様だった。 予測では、台風は当分居座るつもりらしい。迷惑極まりない。 「この調子じゃ、しばらく仕事はキャンセルだな。またスケジュール組みなおさないと…」 風呂を沸かし、先のことを考えてため息をもらしていると、玄関のチャイムが鳴った。 こんな日じゃ宅配便も来れないだろうに。玄関にたどり着くまで、チャイムが絶えず鳴り響いていた。 「はいっ!どちらさまで…」 扉を開けると、目線の少し下の方に、耳のついた一風変わったフードを被った人の姿があった。 「美玲…?」 名前を口にすると、フードがするりと落ちる。中から、俯いて雨の滴り落ちる黒髪で顔を隠し、押し黙る少女。 早坂美玲。事務所に所属するアイドルで、俺が今担当している子でもある。 女子寮から傘も差さずに来たのか、自分よりもずぶ濡れだった。 一体何があったのか問いたかったが、とにかく彼女をこのままにしておくわけにはいかない。 「ああ、もう…とりあえず上がれ。お湯は沸かしてあるから風呂に…」 家の中に導こうと手を取ると、突然ぎゅっと握り締められ、逆にその手に引っ張られた。 「ちょっ、美玲!?」 「お前も入れッ」 靴を玄関に脱ぎ捨てズカズカと上がると、強引に風呂場に連れ込まれた。
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809 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:01:41.56 ID:Gio5wikq - 「かゆいところは無いか?」
泡まみれの髪を洗いながら問いかけると、美玲は頭を横にぶるぶると振った。 「うわっ!やめろっ、目に入る…」 顔に掛かった泡を擦り落とすと、目の前には先程と同じ様に、肩をすぼめて押し黙る姿。 「何かあったのか?」 少し沈黙があり、美玲が口を開く。 「…ら」 「ん?」 無意識に聞き返すと、目の前の頭が更に深く下がった。 「アイツら…ウチこと、コドモだってバカにして…」 「あいつら?…ああ、お前、また皆と喧嘩したのか?」 アイツら、とは女子寮に住む子たちのことだろう。 美玲は以前から、事務所のアイドルたちとたびたび衝突していた。 女子寮から居なくなって、行方が分からない彼女を探しにいくことも何度かあった。 別に嫌われてるわけではなく、彼女らがふざけあっているのに対し、美玲が一方的に癇癪を起こしているだけなのだが。 とはいえ、プロデューサーとしては黙って見ているわけにもいかず、そのたびに彼女を宥めてやっていた。 帰りたくないという彼女を家に上げ、食事をさせ、寝泊りさせ…。 そうしているうちに、美玲は――本人は否定しているものの――すっかり自分に懐いてしまった。 今ではこうして、一緒に風呂に入ったり、彼女が自分の布団にもぐりこんで来るなんて事も珍しくなくなっていた。 手の掛かるコドモ。美玲とは、そんな感じの関係だ。
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810 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:02:38.03 ID:Gio5wikq - 「美玲、くやしいのは分かるけど、お前は皆より年下なんだから、そう思われるのも当然…」
美玲の肩に手をかけたその時、彼女の様子がいつもと違うことに気づいた。 「お、お前、まで…ッ」 小さな体が、微かに震えていた。 「お前、までッ、う、ウチの、ことッ、コドモ扱い、する、の…ッ」 ぽたぽたと、水滴の落ちる音。その音の主の方を見る。 美玲が、泣いていた。膝に手をついてうなだれる彼女の甲に、雫が零れ落ちていた。 怒って暴れることはあっても、こんな彼女を見るのは初めてだった。 肩が、嗚咽のたびに大きく揺れる。 「美玲…」 「だッ、だからウチ…うわッ!?」 洗面器に溜めたお湯を、美玲の頭にぶちまけた。泡を落とされ、露になった濡れ鴉のように美しい黒髪を、激しく振り乱す。 「なッ、なにする・・・・・・んッ!?」 不意を突かれて、硬直する美玲。振り向いた美玲の唇に、自分の唇を押し当てていた。 そうしていたのは、ほんの少し。しかし、その数倍に引き伸ばされたように、長く感じた。 「ん…ぷはッ」 「落ち着いたか?」 ぽかんと口を開けて、こちらを見つめる美玲。 以前、彼女があまりに暴れて手が付けられないものだから、驚かせるつもりでしたのが初めだった。 効果はてきめんで、それ以来、二人きりのときに限り、この手で宥めていた。 彼女の頭を撫でてやる。いつもは、これでおとなしくなるのだが…。 不意に、彼女が眉間にしわを寄せたかと思うと、突然床に突き飛ばされた。 「み、美玲…っ!?」 今度は、こちらが不意を突かれて硬直する。自分の体の上に乗りかかった美玲が、唇を吸っていた。 「みれ…んんっ」 「くちゅ、んむ、ちゅうぅ…」 こちらの唇を強引にこじ開け、舌を入れてきた。お互いの舌が、口の中で絡み合う。 そうしている間にも、美玲は全て吸い尽くす勢いで、こちらの唾液を吸い込んでくる。 いつもの、お遊びじゃない。本格的なディープキス。 あまりに突然のことに混乱してしまい、こちらは終始、彼女にされるがままだった。 ようやく離れたときには、口の中の水分がすっかり奪われてしまっていた。
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811 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:03:40.86 ID:Gio5wikq - 「んッ…ぷはッ…」
「はぁ、はぁ、はぁ…」 ぼーっとする頭を何とかたたき起こし、今の状況を整理しようとする。 と、目の前にいたはずの美玲の姿が視界から消えていた。 彼女の姿を探していると、自分の下半身を突然、生暖かい感触が襲った。視線をその方向に向け、驚愕する。 美玲が、肉棒に舌を這わせていた。 「おま、一体何やって…」 「ん…れろッ…」 言葉に反応して、上目遣いにこちらを見ながらも、美玲は行為を続ける。 裏筋に沿って、舌先で舐め上げながら、空いた手で睾丸をやわやわと揉む。 一体、どこでこんなことを覚えたのだろうか。いや、それどころではない。 止めさせなければ。その思いとは裏腹に、肉棒は本能に従って硬度を増していく。 「こら美玲っ、もうやめ…」 「はぁ、んん〜…ッ」 いくら言っても離そうとしない美玲に対し、いい加減堪忍袋に来てしまった。 「やめ…ろっ!」 彼女の頭を掴み、強引に押し返した。だが時既に遅く、肉棒は唾液まみれですっかり直立してしまっていた。 自分の半分くらいの歳の女の子相手に晒した醜態に、呆れ果てる。 とはいえ、なんとか引き剥がしたことに安堵し、視界に美玲の姿を捉えると、再び驚愕した。 「え…?」 上に乗った美玲が、自身の股間を、肉棒の先端にあてがっていた。
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812 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:04:52.48 ID:Gio5wikq - 「み、美玲…?」
「ウチ、知ってるぞ。こうすると、大人のオンナになるんだろ…ッ」 「おい、やめろ。それ以上は…」 腕を伸ばしたときには、もう遅かった。美玲は勢い良く腰を落とし、肉棒を自身の中に侵入させた。 「…ッ!?」 股間に、何かを突き破る衝撃が走る。その直後、美玲の体が大きく仰け反った。 「い…痛ッ、痛ッ…」 歯をがちがちと鳴らし、全身を痙攣させる美玲。 「いい加減に…っ!!」 彼女の腰を掴み、自分から強引に引き剥がす。肉棒には、破瓜の証がこびりついていた。 「美玲!お前、自分が何をやったのか解かってるのか!?」 「・・・・・・」 美玲の肩に掴みかかり、怒鳴り声で問いただす。 すると、こちらから目を背けていた彼女の目が、潤み始めた。 「…だって、お前、ウチのこと、いっつもコドモ扱いするから…」 「美玲…?」 「ウチだって、オンナなんだぞ…ッ。ウチだって、プロデューサーが…ッ」 美玲の目に湛えられた涙が一筋、頬に沿って零れ落ちた。たまらず、彼女を抱きしめる。 「ごめんな、美玲」 「なんで…なんでッ、お前が謝るんだよッ!…うああぁぁぁッ!!」 胸の中で美玲は、堰を切ったように泣き喚いた。その間、ずっと彼女の頭を撫でていた。 泣き声が嗚咽に変わる頃、胸から美玲の顔を離す。 彼女の目は真っ赤に腫れ、顔が涙と汗でくしゃくしゃになっていた。
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813 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:05:52.35 ID:Gio5wikq - 「う、ウチだって、お前のッ…ぷ、プロデューサーのッ、ことが…ッ」
「俺もだ」 「え…?」 とっさに出た言葉。目を見開き、こちらを見る美玲。彼女の言葉にはっとしたのは、自分のほうだった。 美玲のことをコドモ扱いしていたのは、事実だった。娘か姪。そんな姿勢で、彼女と接してきた。 だが、歳がかけ離れているとはいえ、彼女は女だ。美玲は俺のことを、プロデューサーでも、親類でもなく、一人の男として見ていた。 美玲は、自分が思っていたより、ずっとオトナになっていたのだ。 自分の気持ちを、整理する。俺は、美玲のことをどう思っているのか。 確かに、美玲は手の掛かる子だ。仕事でもプライベートでも、何度も頭を悩ませられた。 それでも、彼女の担当であり続けたのは、プロデューサーだからというだけじゃない。 長く接するうち、美玲の本当の姿に気づいた。彼女は、とても純粋で、かわいらしい子だった。 些細なことで怒ったかと思えば、無邪気な笑顔を投げ掛けたり…。美玲は、様々な表情を見せてくれた。 そんな彼女に、俺は癒されていた。正直に言えば、惹かれていた。 しかし、美玲と俺は、親子ほども歳が離れている。こんなこと、許されるはずがない。彼女も、それは分かっているはずだ。 それでも今、小さな体で精一杯の勇気を振り絞って、想いを告げようとしている。 美玲のために、そして自分のために、その想いに、応えなければ。 「俺も、美玲のことが好きだ」 正直な気持ちを、告げた。 その言葉に、再び目を潤ませる美玲。胸の中に飛び込み、小さく泣いた。
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814 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:06:49.00 ID:Gio5wikq - 「…本当に、いいんだな?」
一しきり泣いた後、少し落ち着いた美玲に問いかける。こちらの言葉に、こくこくと小さく頷く。 「…うひゃあッ!?」 びくんと体を撥ねさせる美玲。彼女の股に、口をつけた。 「お、お前ッ!?な、何して…ッ!」 「痛くないように、ちゃんと解さないと…」 沿わせていた舌で膣口を開き、中へと侵入させる。 先程は感じる間も無かったが、成熟途上の少女の体。膣内は、やはり狭い。 これからの行為に耐えられるのか不安に思ったが、彼女の決意に、精一杯応えてやりたい。 「そんなこと、し、しなくてい…ひゃうッ!?」 まだ鉄の味の残る膣内。少し腫れていた。腫れを引かせようと、舌を必死に動かすと、異なる味の液体が染み出してくる。 「あッ…はぁ…ッ」 美玲の口から、甘い吐息が漏れ始める。ちらりと目線を上げると、堪えようとする彼女の表情が見える。 彼女の愛液と、自分の唾液を混ぜ合わせる。舌を動かすたび、膣内からくちゅくちゅと泡立つ音がした。 「お、音立てるなッ…!は、恥ずかしい、からぁ…ッ」 頃合を見て、股から顔を離す。美玲の顔はすっかり上気し、口をぽかんと開けて肩で息をしていた。 「…いいんだな?」 美玲の膣口に肉棒をあてがい、再び問いかける。ここまでやっておいて今更だったが、彼女の言葉が欲しかった。 「な、何度も言わせるなッ。ウチは、もう大人のオンナなんだぞ…ッ」 そう言って、ぎゅっと口を結ぶ美玲。彼女の決意の言葉に頷くと、肉棒を膣口に滑らせる。 十分に湿り気を纏わせ、再び膣口にあてがい、ゆっくりと侵入させた。
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817 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:29:23.77 ID:Gio5wikq - 「…ッ!!」
亀頭が入ったところで、動きが止まる。もう限界を思わせるほどの圧迫感があった。 「ぐっ…み、美玲。もう少し、力抜いて…」 「む、無理だッ、無理ぃ…ッ」 こちらにしがみつき、体を震わせる美玲。 このままでは埒が明かないと、彼女の緊張を少しでも解きほぐすため、唇に吸い付く。 「んッ…」 歯を食いしばって耐えていた美玲だったが、こちらが舌を差し出すと、口の中に受け入れてくれた。 「はぁッ、んむぅ…くちゅ…ッ」 安心したのか、膣内の緊張が少し甘くなってきた。深くへの侵入を試みる。 それでも、なお狭い彼女の膣内。口の中でお互いの舌を絡め合いながら、さらに奥を目指す。 肉棒が全て入りきらないうちに、亀頭が何かにぶつかった。先程とは違う感触。 「ん、ぷはぁ…ッ」 最奥部に到達したところで、彼女の唇から離れる。堪えるのに必死で、何が起きたのか分からないといった様子だった。 「全部、入ったぞ」 「ほ、本当か…ッ?」 そう言って美玲は、震える手で自分の下腹部に触れる。 「…うん、分かる。お前の、ウチの中に届いてる…」 安堵の表情を浮かべる彼女を、そっと胸に導く。しばらくの間、そのまま抱き合った。 自身の震えが収まるころ、美玲が胸の中から顔を上げる。 「もう、大丈夫だから…お前の、好きに…」 彼女の言葉に応え、ゆっくりと腰を動かし始めた。 「んッ…ぐ、うぅ…ふぅ…ッ」 肉棒に膣壁を擦られ、苦悶の声を漏らす美玲。緊張が和らいだとはいえ、大の男のそれを受け入れるには、やはり小さすぎた。 膣内を限界まで押し広げてなお、痛いほどの圧迫感を感じる。まして初めての彼女など、この非ではないほどの苦痛だろう。
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818 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:30:49.12 ID:Gio5wikq - 「美玲…」
「う、ウチのことは、いいから…ッ!」 それでも、懸命に受け入れようとする美玲。彼女の姿に、こちらも全力で応えた。 「はッ…んん〜…あッ」 膣内が俄かに濡れ始め、肉棒の動きやすくなってきた。美玲から漏れる声も、甘いものに変わっていく。 「美玲…どうだ?」 「わ、わかんな…んッ。で、でも、さっきより、苦しくない、かも…ッ」 腰の動きを、少しずつ速める。送出を繰り返しながら、時折、彼女の弱い部分を探そうと、腰をひねる。 「ひうッ!?そ、そこ…」 ある場所を突いたとき、彼女の反応が変わった。ついに見つけたその一点を狙い、腰を打ち付ける。 「あッ、やめッ!そ、そこはッ、りゃめぇ…ッ」 何度も攻めるうち、美玲の言葉がいよいよ怪しくなって来る。 膣内が、肉棒が動くたびに音を立て始めた。 「や、ああッ、お、音、やぁ…ッ、んんッ!」 突くたびに、甘い声を漏らす美玲。絶頂が近い。こちらも、そろそろ限界だった。
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- 【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ6■【マスター】
819 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:31:23.42 ID:Gio5wikq - 「っ!?」
膣内から肉棒を引き抜こうとすると、背中に何かが突き刺さる痛みが走った。 美玲が、背中に爪を立てていた。 「こら、美玲っ!は、離れて…俺、もう…」 「は、離さない・・・ぞッ」 離れまいと、おおよそ少女のものとは思えない力でしがみつく美玲。 「ぷ、プロデューサー、は…ッ。う、ウチの、モンだ…ッ」 「美玲…」 「だッ、だから…ウチを、プロデューサーの、モノに、して…ッ」 美玲が、真剣な表情でこちらを見つめる。彼女の目が、涙を湛え始めた。 「…分かった、美玲…っ!」 彼女の決意を受け入れ、限界まで腰を打ちつける。お互いを何度も呼び合い、高め合った。 「ぐっ…美玲、だ、出すぞ…っ!」 「あ、はぁッ!来てッ、プロデューサ…ああぁぁぁッ!!!」 大きな嬌声と共に膣がきつくしまると、肉棒が更に怒張し、子宮口目掛けて精をぶちまけた。 「はぁ、はぁ、はぁ…っ」 「あぁ…出てる…プロデューサーの、熱い…ッ」 力を使い果たし、全て吐き出し終えても、しばらくの間、強く抱き合った。お互いに、満たされた表情だった。
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- 【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ6■【マスター】
820 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:32:07.14 ID:Gio5wikq - 「なあ、美玲…」
「なんだ、プロデューサー?」 二人で入るには少し狭い浴槽で身を寄せ合っていると、美玲に言った。 「何で寮の皆と喧嘩したんだ?」 ここに来た理由について問いかけると、美玲が口を開く。 「アイツらが、プロデューサーは、誰のことが一番好きかって話してて…」 少し俯きながら、言葉を続ける。 「だから、言ったんだ。『ウチのことが一番に決まってる』って。そしたら、ウチみたいなコドモにはムリだって。それで…」 あくまで思春期の少女達の日常会話なのだろうが、それを聞いて、少しこそばゆくも感じた。 ともかく、そんな彼女達に対し、年下の美玲が反発してしまったということか。 彼女達も悪気があったわけではないとはいえ、美玲にとっては許せないことだったのだろう。 「俺は、頑張ってる皆のことが好きだ。だからプロデューサーとして、お前に、アイドルとしての美玲にだけ特別扱いはできないよ」 彼女の肩に手をあて、宥める。むっとする美玲。 「でもな」 彼女を、そっと抱き寄せる。こちらに顔を向けた美玲に対し、言葉を続ける。 「俺個人にとっては、お前が、オンナの美玲が、一番特別だからな」 「…ば、バカッ!」 自分の正直な気持ちを伝えると、美玲は顔をかぁっと紅潮させ、しぶきを上げながら慌てて離れた。 「なに恥ずかしいこと言ってんだッ!こ、こっちまで、は、恥ずかしいだろッ!」 口までお湯に浸かり、ぶくぶくと泡を立てる。そんな美玲が、一瞬だけ見せた笑顔を、決して見逃さなかった。
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- 【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ6■【マスター】
821 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/11(土) 00:32:41.30 ID:Gio5wikq - 「…と、言うことでして」
寮に電話をすると、一番の年長者である日下部若葉が応答した。彼女に、事の次第を伝える。 「事情は分かってますよー。皆も言い過ぎたって反省してて、美玲ちゃんのことすごく心配してますからー」 「それは良かった。直ぐにでも帰したいんですが、この天気なんで、今日だけうちに泊めるということで…」 「まーまー。一日と言わず、台風がいっちゃうまで、一緒に居てあげてください。プロデューサーさんと一緒なら、安心ですからー」 「いや、それは流石に…」 「よろしくお願いしますー。美玲ちゃんのこと、目一杯可愛がってあげてくださいね。それじゃー」 「あ、あのっ、ちょっと!?」 こちらが言い返す間も無く、一方的に電話を切られた。ツーツーという音が、虚しく耳に響く。 「どうかしたのか、プロデューサー?」 聞いてきた美玲に対して、会話の顛末を説明する。 「…そっか」 「どうしようか…あはは」 「決まってるッ!」 力なく笑っていると、美玲が抱きついてきた。 「な、なんだ!?」 「プロデューサーは、もうウチのモンなんだからなッ。誰にも取られないように、ウチ無しじゃいられないようにしてやるッ!」 そう言って美玲は、無邪気な笑顔を浮かべた。 雨風が、窓をがたがたと揺らす。嵐は、しばらく続きそうだった。
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