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名無しさん@ピンキー
強制女性化小説ない?Part50

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強制女性化小説ない?Part50
700 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:07:52.13 ID:goU/fHb4
>>699
とどのつまり、ネタ披露やら雑談と同じ匿名掲示板の書き込みなんだから文才とか関係ないと思うの
逆に言えば書き逃げ上等で自分の妄想を何の柵みも後腐れも無く垂れ流せる場所、とも言えるし

と言うか、かれこれ八ヶ月ぶりかぁ(遠い目
強制女性化小説ない?Part50
701 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:10:18.86 ID:goU/fHb4
 のどかさを絵に描いたような昼休みの教室。
 「ごめん、ちょっと用事があるから……」
 そんな中、持参の弁当を食べ終わるや否や早々に片付けて逃げ出すように席を立つ宗介に怪訝そうな
目を向ける周囲の級友達。
 「なんだなんだ?」
 「どうしたんだよ急に?」
 良くも悪くも平凡、というのが自他共に認める宗介の評価だ。突出した長所もない代わりに目立った
欠点も無く、常に平凡というラインの上を歩き続ける草食系。故に平穏無事な日常を語り合う相手と
しては打って付けで周囲の受けも悪くない。
 そんな宗介が突然、昼休みという社交時間を潰すほど急いで教室を後にする様は多かれ少なかれ
周囲の注目を集めてしまうのだ。
 「と、とにかく急いでるから!」
 そう言い残し急ぎ足で去って行く背中に集まってしまう幾つもの視線。学校という閉じた世界の
教室というコミュニティで、ちょとした事件にカテゴライズされてしまったようだ。
 「……どうしたんだ、結城の奴?」
 「またA(組)でも覗きに行ったとか?」
 「それかもな。ほんと、ご執心だねぇ」
 「でもさぁ……最近の結城君、ちょっと雰囲気変わったよね?」
 「はぁ? どこがだよ?」
 「なんとなくだけど……少し線が細くなったって言うか柔らかくなったって言うか……」
 「言われてみれば……あるかも?」
 「ねーよ!」
 「いや、意外と……いや、ないよなぁ?」
 「なんで自信なさげなのよ?」

  「よ、よりにもよって学校で女の子にならないといけないなんて……」
 教室を出た宗介は、自分の背後で囁かれている噂話など知る由もなくガックリと肩を落としながら
廊下を進んでいた。傍目にもありありと分かるほどの落胆ぶりである。
 (何を今更ウジウジしてるんですか。散々話し合って私の妙案が最速、最善と言うことで合意に
至ったのを早くもお忘れですか?)
 そして頭の中には今日も口喧しい同居人が居る。
 (そうじゃないけど……ないけど……)
 (ならご自分で口説きますか奪い取りますか? そんな甲斐性も自信も経験も全っ然お持ちじゃ
ありませんよね面と向かって僕に乗り換えて下さいって言えるような度胸もないですよね? それで
どうやって瀬戸さんの処女を美味しく頂くんですか宗介さん?)
 「はぁ〜……」
 とことん重い溜息を漏らしながら宗介は校舎東館の端にある階段を昇り空き教室が並ぶ上階へ。
 少子化の影響で使われなくなった一帯は人の気配が全くなく照明も点かず、静まりかえった廊下には
うっすらと埃まで積もっている。
 (……なるほど、これは僥倖です)
 宗介の目を通し閑散とした周囲を見回した悪魔が嬉しそうな声を出す。
 「まだ西棟は幾つか使ってる教室もあるけど、こっちは完全に無人だからね……」
 渡り廊下で繋がった本館からの喧噪も殆ど届かない此処なら。
 (なるほどなるほど。では先を急ぎましょうか)
 悪魔に促されるまま宗介は階段を更に上へ。宗介が入学する前から不要品の物置と化している屋上階
へと消えていった。
強制女性化小説ない?Part50
702 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:12:08.14 ID:goU/fHb4
 そして数分後、宗介が昇っていった階段から降りてきたのは長いサイドテールの美少女。
 先程までの宗介とは正反対のハツラツとした笑顔を浮かべ周囲の男子生徒の視線を集めながら、
軽快なステップと鼻歌と共に学食へと真っ直ぐ背筋を伸ばして歩いて行く。
 健全と言った言葉を体現したような明るい雰囲気の少女である。
 (な、なんか注目されてないかな?)
 (可愛いんだから当たり前じゃないですか。良い気分ですね宗介さん?)
 (いや、どっちかというと恥ずかしいっていうか……せめて廊下の端っこを歩かない? 本物の
生徒じゃないんだし誰かに声をかけられたら……)
 (その心配は無用ですよ宗介さん。こうやって堂々と振る舞って目立っている方が声を掛けられ
にくいんですから。これだけの美少女で、しかも注目の的だったりしたら逆に尻込みして気安く
アプローチ出来なくなるのが宗介さんくらいの年頃の雄ではないですか?)
 (……まぁ、そうかも知れないけど)
 体の主導権を握った悪魔は大きなリボンで結った長い尻尾を楽しそうに揺らしながら廊下の中央を
胸を張って進軍する。その前方では次々と生徒達が道を譲り、見慣れない同級生が通り過ぎた後も
健康的な魅力に目を奪われ言葉も無く背中を見送るばかり。
 悪魔の言うとおり、近づこうとする者や後をつけてくる者の気配は感じられない。
 (……おや? どうやら宗介さんの仰るとおり食堂で他のメ……お友達とお昼を召し上がっていた
ようですね?)
 そんな中、悪魔の視線が廊下の先から談笑しながら近づいてくる岬の姿を捉えてズームした。
 きっとランチボックスが入っているのであろう小さめの巾着を片手で提げ、もう片手の小さな拳で
口元を隠しながら楽しそうに肩を揺らす岬は可憐そのもの。
 女生徒の一群の中でも最も輝いている美少女である。
 (……………………)
 (何を見取れてるんですか宗介さん、作戦を開始しますよ?)
 (あ、うん)
 さりげなく廊下の中心からコースを外しながらオーラを弱めてゆく悪魔。すると先程まで男子
生徒の視線を独り占めしていた美少女が霧のように周囲に溶け込んで消えてしまう。
 (さぁ、いよいよです)
 ここでのファーストコンタクトを切っ掛けに女友達として親密になり、色々と情報を聞き出すのが
最も確実で手っ取り早いというのが悪魔のアイデアである。
 (まぁ女同士は女同士で色々あるわけだったりしますが、少なくても只の男友達とか男子同級生
よりは断然、話せることが多くなりますからね)
 との悪魔の物言いには確かに説得力があった。
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703 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:13:42.06 ID:goU/fHb4
 (そう言えば……どうやって瀬戸と友達になるのか聞いてないんだけど?)
 (その辺りに抜かりは無いです準備万端です任せて下さい宗介さん)
 (いや、その自信たっぷりな所が一番不安なんだけど……)
 この悪魔、結果だけ見れば完全無欠なのだが、とにかく過程の善し悪しを全く考えていないというか
目的のためには手段を選ばないというか後先お構いなしというか、特に宗介のメンタル面の負担を微塵も
考慮しないので何かしでかす度に寿命が縮む思いを何度も味わっている。
 今回も今回で、他に良い手段が思いつかないとは言え嫌な予感しかしない。
 そして、そんな宗介の複雑な胸の内とは関係なく岬との距離は秒単位でどんどん詰まってゆく。
 (瀬戸……!)
 真っ直ぐに前を見つめ、まるで岬の姿など眼中に無いように歩き続ける悪魔。
 常に笑顔を絶やさず、右へ左へと視線を動かし友人達の話を楽しげに聞きながら進む岬。
 (………………)
 窓から差し込む正午の日射しが行き交う生徒達に満遍なく降り注ぐ昼休みの廊下。雑踏の中でも光り
輝く岬の微笑みが宗介の視界の中で大きくなって、控えめな笑い声まで聞こえてきて、

 (って、ええぇっ!?)

 二人は何事も無く擦れ違ってしまった。
 (ちょ、ちょっと! 話が違うだろ!?)
 しかも体を操っている悪魔が振り返りもしないので目で追うことも叶わない。慌てて主導権を取り
返そうとする宗介だが、悪魔は頑として譲ってくれない。
 (大丈夫です。と言うか気が散りますから大きな声を出さないでください)
 (いや、だって……瀬戸が……どうするんだよ、これ!?)
 (私の作戦通りに進行中ですから何の心配もいりませんから……それっ!)
 くるり、とバレリーナか何かのような見事な爪先ターンを決めた悪魔。通り過ぎたまま数メートル先を
歩く岬にとの間合いを音も立てずに一気に詰めて、
 「えいっ!」

 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 背後から抱きつき前に回した両手で岬の胸を鷲掴みにした。
 (え? ちょ、な、なにしてるんだよっ!!)
 「いやっ、いやぁぁぁぁぁぁl!」
 岬の上げた悲鳴が廊下の端から端まで空気を震わせ、一緒に居た女生徒達はおろか周囲の全ての人間の
視線を集めてしまった。
 そして凍り付く空気。
 (……これは……どうやら着痩せするタイプだったようですよ良かったですね宗介さん)
 モミュモニュと指を動かし弾力と大きさを確かめる悪魔。その感触は当然ながら体を共有している
宗介にも伝わってくる訳だが、当の宗介はそれどころではない。
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705 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:15:27.87 ID:goU/fHb4
 (うわうわうわうわ〜〜〜っ!?)
 制服の上からとは言え、片思いの相手の柔らかさにパニックを起こす寸前である。
 「だ、誰っ! 誰なんですか、あなたっ!?」
 一方、公衆の面前でいきなり辱められた岬の方は何時までも驚いてもいられない。二度も悲鳴を上げて
も解放される気配が無いと察すると、直ぐに首を回して背後の人物を確かめる。
 なんて非常識で破廉恥な人なんですか! と涙目で糾弾しながら。
 「やっほー! 久しぶりだね、みーちゃん!」
 だが悪魔は全く怯まない。それどころか揉み心地を楽しむように指を動かし、大きく開いた口から
八重歯が覗くほどの無邪気な笑みを湛えつつ更に体を密着させる。
 「は? みーちゃん……って私の事なんですか? あなた、何を……?」
 「やっぱり気付いてくれてないじゃーん! ボクのこと本当に忘れちゃったの、みーちゃん?」
 「わ、忘れるも何も……あなたとは初対面で……」
 「えーっ、ひどいーっ!」岬の肩の上に顎を乗せ言葉を遮った悪魔。その瞳が日本人らしい黒から
血のようなワインレッドへと変化して輝きを増す「一緒にお風呂にも入った従妹の顔も全然覚えてない
なんて、みーちゃんの薄情ものーっ!」
 「い、従妹……いとこ……」
 人間の眼球とは思えない色で光る目の前の瞳。その不気味な美しさに魅入られてしまって逸らすことが
出来ない岬の瞳から生気の輝きが見る見る薄れてゆく。
 「うん、従妹だよ。名前は、えっと……天音ね。まーちゃんって呼んでたよね?」
 「あまね……まー……ちゃん……」
  先日の補導員の時のように放出された力が岬の全身に絡みついて同化してゆくが、今回はそれだけ
ではない。不可視の力で繋がった瞳同士を介して直接、岬の深部に侵入しようとしているのだ。
 (チョロいもんです)
 美少女同士の過激なスキンシップから目が離せない衆人観衆の好奇の視線の中、悪魔の力は秒単位で
岬の記憶を暴き、都合の良い暗示を植え付けてゆく。
 「……あ、みーちゃんの乳首立っちゃった。ごめんね〜?」
 ぺろり、と舌先を覗かせる悪魔の謝罪の言葉には誠意の欠片も感じられない。
 それどころか揉みほぐす動きを止めないまま両手の人差し指で左右の先端部を同時に擽り、触れ合う
寸前まで岬の口元に自分の唇を寄せて甘い吐息を流し込む。
 「ボクも胸には結構自身あったんだけど、みーちゃんには敵わないかもだし、こんだけ発育してるんだったら
お尻もきっと……これはもう、また一緒にお風呂に入って上から下まで洗いっこして全身隈無くチェックしないと
ダメだね、うん!」
 そして自分の膨らみを岬の背中に押しつけながらクイクイと腰を振って感触を楽しむ。
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708 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:16:55.31 ID:goU/fHb4
 「あ……」実際には僅か十数秒間の接触で侵食を終え、悪魔の瞳の色が漆黒に戻ると同時に岬も我を
取り戻し、現状を正しく認識し直して一気に耳まで真っ赤になる「たた、立ててませんっ……じゃ
なくてっ! いつまで破廉恥なことをしてるんですか! まー……あ、天音ちゃんっ!!」
 イヤイヤイヤ、と激しく頭を体を揺すりながらも姉妹同然の従妹を乱暴に突き放すことを躊躇って
しまう岬。天音の拘束が僅かに緩んだ瞬間に脚力で脱出して、両腕で胸を庇いながら振り返り天音の
無邪気な笑顔を恥ずかしそうに睨む。
 「てへへ〜」
 申し訳程度に反省の色を浮かべながら自分の後頭部をポリポリ掻いてみせる天音。
 「も、もう子供の頃とは違うんですよ! そうやって神妙そうな顔をすれば何でも許してもらえると
思ったら大間違いなんですからね!?」
 真面目だが、どちらかと言えば控えめな性格。
 大きな声で憤慨する場面など見たことのない級友たちが、岬の意外な一面に驚いて目を点にする。
 「だぁってぇ……みーちゃんボクに全然気づいてくれないし、すっごいグラマーな美人さんに大変身して
たんだもん。感動の再会なんだし、ごめんしてよ〜?」
 半笑いで頭を下げながら両手を合わせて従姉を拝む天音。体の動きに合わせてゆらゆら揺れるサイドテール
と口調が相まって、悪戯好きだが何故か憎めない妹分的なキャラを醸し出している。
 「……も、もうっ! その感動の再会が台無しじゃないですか……」
 グラマーな美人さん、と言う褒め言葉が多少は功を奏したのか。はたまた実の妹のように可愛がっていた
従妹の相変わらずな様子に毒気を抜かれたのか。
 ともかく一応は頭を下げて見せた天音の姿に、岬の怒気も見る見る萎んでゆく。
 「だから、その分はお風呂でたっぷりサービスして返すから堪忍してよ〜?」
 「な……! おおお、お風呂でサービスとか、誤解を招くような言い方は……」
 「だって、みーちゃん昔から大好きだったよね? 二人で泡々になって洗いっこするの? 泡でツルツル
するの楽しいって言ってたじゃん?」
 「だから、それは子供の頃の話で……じゃなくて、そんなことを言った覚えはありませんっ!!」
 「まぁまぁ、今度はボクのも触らせてあげるから怒らないでよ〜」にししし、と少年のような笑みで
楽しげに話す天音「それともぉ……大っきくなったおっぱい同士で洗いっこの方が良い?」
 「まーちゃんっ!!!」
 「あははっ! やっと『まーちゃん』って呼んでくれたね、みーちゃん!」
 ふわり、と上履きの爪先で宙を舞うようにターンした天音。そのまま軽やかにステップで走り出し、
楽しそうな笑い声を残しながら岬とは反対の方角へと手を振りながら去って行く。
 「また会いに来るから、いっぱいお話ししようね〜〜〜!」
 「もう、あの子ったら背ばっかり大きくなって……」」
 その後ろ姿を諦めたような、それでいて少し嬉しそうな顔で見送る岬。
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711 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:19:15.21 ID:goU/fHb4




 (……と、まぁ。出だしとしては完璧と言っても過言ではない結果ですよね宗介さん?)
 「つ、疲れた……」
 夕食夜、想像を絶したファーストコンタクトで神経を擦り切らし過ぎた宗介は宿題を片付ける気力もなく
ベッドに突っ伏しダウンしていた。
 (だらしないですよ宗介さん? 憧れの岬さんの胸を存分に堪能したというのに、繰り返し反芻して自慰に
耽るどころか早々に寝てしまうなんて、将来が心配になってしまうじゃないですか?)
 「堪能してのは自分だけだろ? 僕はそれどころじゃ……」
 抱きついたときの岬の顔のドアップだけで宗介のキャパシティは限界だった。しかも怒ったり恥じらったり、
ましてや胸を弄られて紅潮したときの何処か色っぽい表情を次々と目の当たりにして頭の中が沸騰して
五感に意識を振り分ける余裕すらなかった。
 (まだそんな情けないことを言ってるんです宗介さん。未だ童貞とはいえ、処女を散らすどころか口やら
胸やらで散々にセックスを楽しんだんですから、いい加減に免疫を持って頂かないと……)
 「それところとは根本的に違うからね?」
 女になるしかない状況に追い込まれた上に、勝手に発情させられ肉体の本能に流されるままに男を食い漁るのと
憧れの君と初の接触を一緒にされてはたまらない。
 そもそも宗介自身は青春ラブコメ風なイベントを期待していたというのに、これでは話が違いすぎだ。
 (何を言ってるんですか。むしろ面倒なステップを一気に飛び越えて体をまさぐっても笑って許される関係まで
一気に進捗したことを感謝して頂きたいくらいなんですが私としては? 所詮は雄と雌。なんだかんだと言葉を
繕ったところで最終目的は後尾アンド種付けに帰結する訳ですし余計な情緒に拘って……)
 「それだって、よく考えたら一気に進展したのは『天音』だし……僕自身は全くなんだけど……」
 (……いっそのこと、天音に生やした方が手っ取り早いかもしれませんね)
 「……………………」
 (感度は保証しますし、天音だと岬さんの体内を楽しみつつ胸を擦り合って楽しむというオプションも
つきますが、検討の余地はありませんか?)
 「……………………もう良いよ。僕は寝るから……」
 (え? あの……宗介さん?)
 初めて聞く、同居人の驚いた声。
 どうやら宗介の性的テンションが思ったように上がらず、それどころか全く乗り気になってくれないのが
予想外だったようだが、そんな物は悪魔自身の自業自得以外で宗介には何の落ち度もない。
 「今日だって僕自身は完全に蚊帳の外状態だったし、君の都合だけで瀬戸を恥ずかしい目に遭わせただけ
じゃないか。そんなこと、これっぽっちも望んでないし瀬戸だって……」
 (ま、待ってください! あれは作戦の一環というか段階りという物があって……)
 「とにかく一晩寝て、色々と考え直すとこにするよ。君も少しは頭を冷やしてよね?」
 (宗介さん? 宗介さん、もう少し話を聞いて……ああっ!)
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713 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:20:53.15 ID:goU/fHb4
 悪魔と体を共有するようになって早半月。
 頭の中で騒ぐ声を意識の外に追いやって受け流す術を身につけ始めた宗介の精神は、睡眠という名の深淵へと
悪魔の制止を無視して沈んでゆく。

 が……

 (こうなったら……えいっ!!)
 悪魔が気合いを入れると同時に全身を包み始めた独特の違和感で再浮上。
 「ちょ……ちょっと何勝手なことしてるんだよ!?」
 頭の天辺から爪先まで。筋肉や骨、内臓や髪の一本一本に至るまで自分の体の全ての細胞に力が充填され
作り替えられていくむず痒さで就寝どころではなくなってしまう。
 間違いなく、また女の子の体に変身させられている。
 (むむむ……っ!)
 何時になく体の組成に集中しているらしい悪魔の可愛らしいうなり声と共に、髪が伸び手足が細くなって
胸とお尻のボリュームが増し全身の重心バランスが変化して同じ寝姿ではいられなくなる。
 ついでに男物のパジャマの胸が張って先端がくすぐったくて仕方がない。
 「止めてくれよ! もう寝るっていっただろ!?」
 (むむむむっ!!)
 「だから、そんなことしたって僕は……ふぁっ!?」
 とくん、と下腹部の奥で何かが脈動した。
 そして、その意味を推測するよりも早く最深部で生まれた微熱が樹液となって瞬く間に体内を満たす。
 「も、漏れ……るぅぅぅん!?」
 思わず身をすくめ、尿意を押さえ込むようなポーズで寝転がった拍子に乳房が揺れ桜色の急所がパジャマと
擦れ、快感という電気ショックで痙攣してしまう。
 「ひぃん!!」
 釣り上げられた魚のようにビクビクと跳ねながらあげた嬌声は、完全に少女のそれになっていた。
 (悦んで頂くのは大変結構ですけど、余り大きな声でヨがると宗介さんが女性を連れ込んで淫らな行為を
行っているとご家族に誤解されてしまいますよ?)
 「っ!!」
 すっかり細く小さくなってしまった右手で柔らかい唇を覆い声を殺す宗介。だが必死に劣情を抑え込もうと
いている間にも体は勝手に火照り、心臓は早鐘を打ち、興奮でツンと張ってしまった胸の先端のグミは
ジンジンと疼き、きつく閉じたはずの足の間から溢れた粘液が下着を汚す不快感は増すばかり。
 素肌も敏感になって、もぞもぞと身じろぎするだけで感じてしまう。
 (何考えてるんだよっ!!)
 頭の中で出した怒鳴り声に、同じく頭の中で性悪そうな笑みを浮かべる悪魔。
 (宗介さんの仰る通りに少し頭を冷やして冷静に考察した結果、宗介さんの過剰な草食体質は女性の
体の触り心地の良さをご存じない童貞特有の臆病さから来る物ではないかという結論に達しましたので
教えて差し上げることにしました。ほらほら、女の子は怖くないですよ〜?)
 「はぁ……はぁ……はぅぅぅ……!!」
 (だ、だからって人の体を勝手に……)
 (女の子の体にした上で、自分で慰めないと気が狂ってしみそうな位に発情させれば怖くても苦手でも
自分の意思で触るしかないですよね? さぁさぁ宗介さんご自身の体なんですから胸でもお尻でも好き勝手に
思う存分弄り倒して構わないんですよ?)
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716 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:22:20.86 ID:goU/fHb4
 「や、やだぁ……っ!」
 勝手に体を作り替えられるのは、果たしてこれで何度目か。
 その度にエッチな気分にさせられ嫌々ながら流され、最終的に自分から貪るように仕向けられ、後から
自己嫌悪に陥ってばかりの宗介。
 甘酸っぱい汗塗れになりながら体を丸め、内側から心身を蝕む欲求に懸命に抗う。
 (ほぉ〜らほら、乳首に心臓が出来たみたいにジンジンしますよね? お腹の奥が痒くて痒くて内太股が
勝手に擦れちゃってますよ? 早く鎮めないとお尻の穴まで濡れちゃいますよ〜?)
 「っはあんんっ!!」
 堪えきれずに甘い吐息を漏らすと、過剰に分泌された唾液が指の隙間から漏れて頬を伝う。
 悪魔が言う通り、オナニーしないと頭がおかしくなりそうだ。
 「自分の体なのに……こんな……!」
 女性に擬態した自分の体で着替えたり歩き回ったり、というだけなら『さほど』の抵抗感はない。
 嫌々ながらも何回も体験したセックスという名の実地のお陰で、幸か不幸か女性と化した自分の体なら
無様に慌てふためくこともなく触ったり眺めたり出来る。
 だが、自分の意思による自慰となると話は別だ。
 (ぼ、僕は好きこのんで女の子になってるわけじゃないっ!)
 共存の為に仕方なく、という重要な一線を越えることになってしまうかも知れないような行為だけは、男として
断じて受け入れられない。
 (先に教えておいて差し上げますけど、女性の性衝動は男性とは違いますからね? お腹の奥がキュンキュン
してまったら最後、子宮が脳味噌まで桃色に染めちゃいますから鎮めるのは至難の業ですよ〜難しい方程式とか
他のことに思考を振り分ける程度じゃ無駄無駄無駄ですからね〜?)
 悔しいが、現状は頭の中の同居人が得意げに語る通りだ。
 肌が火照りすぎているのに加え、頭の中まで熱くドロドロになって真っ当な思考すらままならない。
 少しでも気を抜くと、理性が溶けてなくなってしまいそうなほどに性欲が高まっている。
 (……もう……だめ、かも……っ!)
 (ほらほら我慢は体に良くないですよ〜受胎出来るようになった年頃の女の子の体なんですから
オナニーなんて普通なんですよ〜ましてや宗介さんの体はセックスの味を覚えちゃってるんですから
欲求不満にならない方が異常なんですよ〜溜めすぎて男漁り目的の援助交際とかに走っちゃっても
良いんですか〜?)
 (そ、それだけは……僕……男……瀬戸が……)
 (だから、その瀬戸さんを格好良くリードするための訓練だと言ってるじゃないですか。いざ処女を頂く
段になって童貞丸出しで『何処を、どう触ったら気持ちよく出来るのかな』なんてオドオドしちゃったら
雰囲気ぶち壊しですよね? 女の子の性感帯を勉強するのに、これ以上の教材はないですよね?)
 (そうかもしれない……けど……)
 (たかがオナニーですよオナニー? たまたま女の子の体だったってだけで、本質的には宗介さんの
シコシコと全く同じなんですから罪悪感とか感じる要素は欠片もないですよね?)
 (……たかが、オナニー……)
 (そうですよ宗介さん。自分で自分の体を触るだけのことです。見ず知らずの雄に手籠めにされてドロドロに
汚される訳ではありませんし他の誰かに迷惑をかけることもありません。それに、これだけ発情していれば
オナニーだけでもセックス並に気持ちよくなれるのも間違いなしです。初体験の時の快感とか先日のパイズリの
気持ちよさとか覚えてますよね?)
 思わず頭の中で反芻してしまう宗介。
 (……………………)
 ごくり、と真っ白い喉が生唾を飲み込む。
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718 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:23:33.41 ID:goU/fHb4
 (さぁ、早く一緒に気持ちよくなって嫌なことを全部忘れちゃいませんか? このまま不貞寝するよりも
最高のオナニーで疲れて眠った方が快眠できると思いませんか? これからも瀬戸さんを悪い雄から奪い取る
作戦は続けるのでしょう? ストレスを発散してすっきりして、一緒にがんばりましょう?)
 (……い、言っておくけど……こんなことで昼間のことを誤魔化せるなんて……)
 (もちろん、そんなことは微塵も考えていませんよ宗介さん。私たちは運命共同体なんですから)
 (じゃあ……ちょ、ちょっとだけ……)
 ゆっくりと、宗介の左手が自分の素肌の上を這って乳房へと移動を始める。性欲と、悪魔の甘言に惑わされ
た思考では、またも弄ばされているという所まで考えが及ばない。
 「んんっ!?」
 そうして指先が胸の先端に軽く触れた、拷問から脱したような開放感と共に乳腺を貫通する強烈な快感とで
声にならない嬌声を上げ、ビクビクと跳ねてしまう女体化した体。
 (どうですかどうですか? 乳首の触り心地は?)
 (こ、コリコリなのに柔らかくて……熱くて……)
 (では、そこを人差し指で苛めながら豊かな膨らみを優しくモミモミしてみましょうか? 慌てなくても
逃げませんから落ち着いて、触感を味わうように手を動かしてくださいね?)
 「はぅぅぅぅ!?」
 (な、なにこれ!? パンパンに張ってるのにプニプニで……手のひらに吸い付いてくるぅ!!)
 興奮で張りを増す女性の象徴の触り心地は特別だ。愛撫の手を受け入れ、食い込む指の力加減に合わせ
自在に形を変えてるのに、次の瞬間には絶妙の弾力で元の形状に戻る。
 しかも、しっとりと潤いを帯びた表面が物欲しげに吸い付いてくる感触が心地よい。
 「い、いいっ! いいいっっ!?」
 更に宗介が感じるのは触り心地だけではない。
 手を指を動かすごとに電気のような快感が胸から全身へと駆け巡り、勝手に甘い声が出る。最初は恐る恐る
撫でる程度だった愛撫も、加減が分かる自分自身の体故の急速な慣れで見る見る大胆になり、既に貪るほどの
強さで気持ちも良い部分を集中的に揉みほぐす動きに変わっている。
 (おやおや、あっという間に夢中になっちゃいましたねぇ宗介さん?)
 「違……僕は…いぃんっ!!」
 溜まりに溜まった劣情は、一度決壊してしまえば勢いを増すばかり。
 ジタバタと暴れるほどの勢いで内太股を擦り合わせ、宗介だった少女は普通の少女が自慰で得られる何倍のも
快楽に押し流されて夢中になって胸を揉んでいる。
 (これはこれで確かに思惑通りですが……余り大きな音を出されると感づかれてしまいますし……)
 「はぁん! はぁんっ! こんなので……むぐっ!?」
 (せめて声だけ抑えさせて頂きますね宗介さん?)
 頭の中で口を塞がれる感触。
 行為に没頭して自意識の弱まった宗介から主導権を掠め取り、体の一部を悪魔が支配したのだ。
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720 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:24:57.22 ID:goU/fHb4
 「!!」
 更に制御を奪われた右手がパジャマのボタンを上から順番に外し、汗と愛液でべっとりと股間に張り付いた
下着をズボンごと器用にズリ下ろしてしまう。
 (あ〜あ、これはもうコッソリ洗濯しないと使い物にならないですねぇ)
 そもそも男性用下着には、分泌物を受け止める機能など存在していない。
 女体化した宗介の異常な発情具合を如実に語る量と粘度でベットリと下着の内側で濡れ光る粘液と、そこから
自分の股間へと何本もの透明な糸が伸びている様を目の当たりにして顔から火が噴き出してしまいそうだ。
 (ほら、エッチぃですよね宗介さん? 輪をかけて興奮しちゃいますよね?)
 (み、見せないでよぉ!!)
 肌を露わにしたことで、寝間着の内側に篭もっていた雌の発情臭が解き放たれ一気に拡散する。
 たちまち部屋の中が甘酸っぱい香りで満たされ、湿度も気温も上昇する。
 (そんなことを言っても……ほら?)
 (い、いやだぁぁぁっ!!)
 悪魔の右手が胸を開けてしまうと、仰向けになっても形が崩れないほどに張った初々しい真っ白な乳房が
汗で濡れ光っている扇情的なビジュアルと、その頂点の淡い桜色の蕾が花開く寸前まで膨らんで快楽を
欲しがっている浅ましい様が丸見えになる。
 そして、その片方には他ならぬ宗介自身が操る少女の華奢な手が絡みついて乱暴に揉んだり潰したり
転がしたりしながら自慰に耽っているのである。
 (〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!)
 とうてい正視に耐えられない光景に悶絶しながらも自らを慰める手は止まらない。
 いや、止められない。
 女性の快楽の『頂点』の存在を知ってしまった宗介に『中断』の選択は、もう無いのだ。
 (こんなに張りがあって柔らかくて真っ白な女の子のバストを好き放題にしながら、自分も気持ちよく
なれるなんて素敵ですよね夢のようですよね宗介さん?)
 (うぅ、確かに気持ちいいけど……もう君の思惑通りに我を忘れたりなんかしないからっ!)
 (おやおや、今夜は何時になく意固地ですねぇ)頭の中で悪魔がほくそ笑む(では宗介さん、とっておきを
ご覧に入れて差し上げますので、こちらをどうぞ?)
 悪魔に促されるまま、快感で蕩けた顔で宗介は窓の外に目をやる。
 (!!!!!!!!)
 窓にはめ込まれた普通のガラスが見せるのは見慣れた夜景のみ……の筈だったのだが、常人の数倍の視力を
得た宗介の瞳は、表面に薄らと映り込んだ自分自身の艶姿を読み取った。
 というより、読み取ってしまった。
強制女性化小説ない?Part50
723 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:26:46.11 ID:goU/fHb4
 (どうです? 私の言う通り着やせするタイプだったでしょう?)
 唯一纏った男物のパジャマの上半分を淫らに着崩して胸自慰に夢中になっている姿。
 ガラスの中から宗介を見つめ返してくる色白で、髪の長く線の細そうな美少女は間違いなく……
 (瀬戸ッ!?)
 (昼間の接触で思う存分調べさせて頂きましたからね、少なくても外観は寸分違わぬ瀬戸さんの体ですよ?)
 宗介の目の前で、憧れの瀬戸岬が殆ど全裸に近い姿で自身を貪っている。
 興奮で紅潮し汗に塗れた顔と、快感で虚ろになった瞳。
 濡れた額に張り付いた前髪と、ベッドの上に乱れ広がった長い髪。
 日焼けとは無縁で下着跡との境など存在しない純白の胸はおろか、ウエストから下は完全に露出してしまって
おり、脚の間から熱い樹液を垂れ流している姿は宗介が想像していたよりも遙かに淫靡で、切なそう震える姿の
余りの美しさに宗介の目は釘付けになってしまう。
 (な、なんてことするんだよっ!?)
 これは禁忌だ、視姦だ、彼女を冒涜する行為以外のなにものでもない。
 駄目だと分かっていても、何かを求めてくる瞳から目を逸らすことがでいない手も止められない。
 小さな手が細い指が、汚れを知らない乳房に悪戯する様に更なる興奮すら覚えてしまう。
 (瀬戸さん、なんだか物欲しそうですよねぇ?)
 そう囁く悪魔の右手がジワリジワリと股間に近づきつつあるが、宗介は気がつかない。
 (これ……これは違うからっ! 瀬戸は、こんな顔……)
 (しますよ。というか、するに決まってるじゃないですか。生身の女性なんですよ?)
 (……生身って……)
 宗介の身じろぎに合わせてプルプルと揺れる女性の象徴を凝視してしまう。
 (そこが授乳器官なのはご存じですよね宗介さん? 母乳が出せると言うことは出産出来るということを
意味します。そして妊娠機能が整った瀬戸さんの体は、受胎のためのセックスで悦びを得られる一人前の
女生として既に完成しているんです気持ち良い所を男に弄られ吸われて一番奥に子種を注ぎ込んでもらう
場面を想像しながら自分を慰める健康な女の子なんです)
 羞恥ともどかしさの入り交じった表情で宗介を見つめながらも自慰の手は止まらない岬。
 (で、でも……瀬戸に限って……そんな、あんなに真面目で大人しそうなひゃあんっ!?)
 (往生際が悪いですよ、宗介さん?)
 悪魔の指先が脚の付け根に潜り込んだ途端、岬の表情が『慰め』から『喘ぎ』に変わり細い背中の骨が
折れてしまいそうな強さで体が反り返る。
 そして瞬間的に頭の中が真っ白になる程の刺激が、もはや快感と呼んで良いのか分からないほどの強烈な
高圧電流が全身を痺れさせてしまう。
 (ほらほら、瀬戸さんのように可憐な女性は快楽に溺れた顔も魅力的だと思いませんか? すっかり
皮の捲れた陰核を軽く刺激しただけでこれなんですから、しどしどに濡れて寂しそうに脈動している所に
固くて太いのを挿入されたら……)
 (それ以上言うなぁっ!!)
 愛らしい口をだらしなく開き唾液を垂らし、荒げた息と共に声にならない喘ぎ声を繰り返しはき出す岬は、
それでも宗介から視線を外さない。更にペースを上げた左右の手で乳首を股間を攻め立て快感を求める様を
見せつけられても、宗介は失望するどころか更なる虜になってしまう。
強制女性化小説ない?Part50
727 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:28:40.16 ID:goU/fHb4
 (でも宗介さんが早く入れて差し上げないと他の雄に先を越されちゃいますよ? こんなに欲しくなってる
所に逞しいのを食べさせられたら最後、もう離れられなくなって言いなりになっちゃうかもですよ?)
 (い、言いなりって……瀬戸がそんな……)
 (言葉通りの意味ですよ宗介さん。雌という生き物は脳内物質の分泌で快楽と愛情を混同してしまうように
出来ているんですから当然です。生まれてくる子供に愛情を持つためにも、孕ませた相手を好きになって
自分と我が子をの存在を正当化する仕組みになっているんですから、一番最初に先に精液を注ぎ込んだ者勝ち
なんです一緒に床に入って膜を破ったら間違いなく独り占めできちゃうんです。おまけに瀬戸さんのようにな
タイプは愛情のために自尊心すら捨ててしまう可能性が極めて大です具体的に言うと好きになった相手を
繋ぎ止めておくためなら奉仕や従属に止まらずアブノーマルな行為さえ渋々受け入れて最終的に気持ちよく
なってしまうこと請け合いです要するに悪い男に誑かされて人生終わっちゃう女性の典型例なんです)
 (そ、そんな……そんな……)
 クリトリスの気持ちよさの余り希薄になった思考では頭は殆ど働かない。
 自分を見つめながら喘ぐ岬の顔と、悪魔の甘い囁き以外は何も認識できない考えることが出来ない。
 (こんなに可愛らしくて真面目で宗介さんの理想の女性像を体現したような瀬戸さんが他の男の玩具に
なって墜ちてくゆく姿なんて見たくありませんよね想像もしたくないえすよね? なら、どうすれば良いかは
何度も教えて差し上げましたよね宗介さん?)
 (……ぼ、僕……僕が、瀬戸を……)
 (はい、よく出来ました。宗介さんが瀬戸さんの最初のオトコになって、宗介さんの精液の味を覚えさせて
夢中にさせて余所見が出来ないくらいセックスしまくるのが一番なんです。と言うか、それ以外に瀬戸さんを
守る方法なんかありませんからね?)
 (……う、うん……)
 (ご理解頂けたようで何よりです。では……右手の制御はお返ししますから、後は宗介さんの思うがままに
存分に瀬戸さんの体を調べてください)
 悪魔が奥に引っ込むと同時に股間を貪っていた右手の動きがピタリと止まる。
 どうやら本当に主導権を返してくれたらしく、心身共に僅かにクールダウンして思考を取り戻した宗介。
 「……う、うぅぅ……!」
 だが自慰で高まった分は別なのか、触っていた部位の疼きは一向に収まる気配がない。
 そして男性として本能も維持したままの幾分回復した頭脳と五感は、自分の体が発散する女性の汗と愛液と
フェロモンが気化し混ざり合った甘いヨーグルト臭で否が応でも興奮させられてしまう。
 (……こ、これをなんとかしてくれないと眠れないんだけど……?)
 我慢できず、かといって脚の間を触るのは気が引けて申し訳程度の強さで乳首を摘まんで転がして性欲を
いなしながら頭の中の同居人に不満を訴える宗介。
強制女性化小説ない?Part50
729 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:29:51.82 ID:goU/fHb4
 (……………………)
 だが呼ばれなくてもしゃしゃり出てくるほど口喧し同居人の返事はない。
 (ちょ、ちょと! 聞こえてるよね?)
 やはり物足りなくて、太股を擦り合わせると濡れた花弁同士が刺激し合って多少は紛れるが……
 (ど、どろどろで気持ち悪いよぉ……)
 意識した途端に新たな粘液がトロリと漏れ出すのを、入り口付近の感触で感じ取ってしまう。
 (聞こえない振りなんてひ、卑怯だよ! そこから見てるのは分かってるんだからね!?)
 意識の奥の方から気配を感じる。
 頬杖をつき、獲物をいたぶる猫の瞳で面白がって見つめている様子が丸わかりだ。
 「くぅ……っ!」
 なにか鎮める手段はないかと部屋の中を見回すと、またもガラスの中の自分と目が合ってしまう。
 ベッドの上に全裸で横たわり、胸に悪戯しながらモジモジと脚を動かす岬の欲情した顔。
 (ぼ、僕はこれ以上思い通りになんて……)
 (……………………)
 にやり、と暗闇の中で口の端を歪める美少女悪魔は何も言わない手も出してこない。
 ただただ宗介が岬の体のまま悶え、体内の熱に翻弄される様を楽しんでいる。
 そして、こうしている間も愛液は垂れ流され指も足も行為を続けている。
 (…………こ、今回だけだからっ! 次からは好き勝手にはさせないからっ!!)
 くふふふ……と、ほくそ笑む悪魔に視姦されながらも宗介の忍耐はあっという間に尽きてしまった。
 もとよりセックスの悦びを知り、まだ慣れきっていない女体で発情させられ、しかも中途半端な状態で
放置され憧れの少女の痴態を見せつけられた時点で逃げ場など無かったともいえるが。
 (そぉっと、そぉっと……)
 自分の意思で初めて触れる女性の秘所。
 そこから発する熱を指先に感じつつ、恥も外聞も無い乱れ方を悪魔に見られないよう慎重に右手を
這わせて感触と感度を確かめる宗介だが、

 にゅるんっ。

 「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
 分泌液と汗とで洪水状態となったスリットを指で軽く撫でただけで悶絶してしまう。
 思わず左手の指で乳首を捻り潰してしまい、痛みと快感の混同で意識が飛びそうになってしまう。
 (く、くやしい! くやしいよぉ!!)
 やっぱいチョロいです、と勝ち誇った声を聞かされながら再び手を動かし始めた。
強制女性化小説ない?Part50
732 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:31:30.46 ID:goU/fHb4




 「やれやれ、本当に世話が焼けますね」
 真夜中。
 家族も、オナニーで疲れ切った宗介もすっかり寝入った頃合いを見計らって体を奪った悪魔は
岬に擬態したまま汚れた寝間着と下着とシーツを小脇に抱え、全裸で部屋を後にする。
 「もっとも、時間は無限にありますし余り急ぎすぎると使い潰してしまいますからね。焦らず
急がず適度に楽しませて頂くとしましょうか」
 荷物を抱えているにも関わらず物音一つ立てずに階段を降りきった悪魔は、そのまま無頓着に
廊下を進んで浴室へ。
 今回は服ごと擬態しなかったため、宗介がダウンしてしまったら自分後片付けをしないと
いけないというのに、それを失念して潮を吹かせてしまったのは失敗だった。
 「そのおかげで面白い声が聞かせて頂けたので、まぁこれはこれで由としますけど」
 らめぇぇ! と呂律の回っていない悲鳴と共に何度も間欠泉のように飛び散らせる様は滑稽
だったし非常に楽しめた。
 「しかも潮吹きと失禁の区別がつかなくて泣きそうになるなんて、なんてに無知で可愛らしい
雄なんでしょうか」
 片思いの相手の体でのオナニーに夢中になった挙げ句、感じすぎて粗相をさせてしまったと
勝手に誤解した宗介の羞恥と絶望感は予想外の収穫だった。
 「……それに今夜の擬態で気合いを入れすぎて、力の殆どを使い切ってしまったので精気を
集め直さないと『天音』になれませんよ? と教えたら宗介さんがどんな顔をするのかと
想像しただけで……くふふふっ」
 やがて浴室の中からシャワー音と洗濯機の回転音が流れ出し始めたが、誰かが気づいて起き
出して来る事はなかった。
強制女性化小説ない?Part50
735 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/10/06(月) 00:32:24.16 ID:goU/fHb4
ここまで
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