トップページ > エロパロ > 2014年10月05日 > 4m2AgJ0Z

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名無しさん@ピンキー
戦う司書でエロパロ

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戦う司書でエロパロ
640 :名無しさん@ピンキー[]:2014/10/05(日) 15:24:54.50 ID:4m2AgJ0Z
6話目いきます。放課後の話ばっか書いてる気がするけど気にしない

時計は夕方の6時を回っていた。5月になり日が延び、まだ太陽は地平線の彼方へは沈んでいない。
体育館では、様々な部活が活動しており、男子生徒の野太いかけ声やら熱い声援が飛び交い、
汗のしぶきが舞う。そんなむさ苦しい光景の中、一カ所だけ男のオアシスとも言える場所が存在する。
ステージ上ではチアリーディング部の女子たちが、今季の大会に向けて練習をしていた。白地に鮮やかなピンクと赤が配色
されたユニフォームに身を包む美少女たちが、軽快な音楽に合わせ踊っている。スカートから覗くすらりと伸びた脚や、強調される
胸から腰に掛けての緩やかなラインは、過酷な練習に身を削る男達の目の保養であった。
「やっぱいいよな・・・、チア部の女子。」
「ああ。俺、この学校に来てほんと良かったと思ってる」
ステージ上に咲く美しい花を見つめ、恍惚とした表情で男達は呟いている。思春期真っ盛りの健全な男子生徒たちは、そこから誰が可愛いだの、
エロいだのと、女子の品評会を始める。眩しい笑顔を振りまき踊る少女たちの方向を見ながら、その中の一人の名を挙げる。
「やっぱ、B組のノロティって可愛いよな。」
「うん、俺もそう思う。しかもすげえ優しいよな。つうか、B組は女子のレベル高すぎだろ。まあ担任はちょっとアレだけど・・・」
「バカ!ハミュッツ先生だってエロいだろうが!あんなでかい胸、絶対他じゃ見られねえぞ」
「いや、胸はいいんだけど、ありゃ女じゃねえよ。バレー部が今実質廃部状態なのもハミュッツ先生のサーブが原因だって聞いたし、あれはただの怪力お化け・・・」
「おい、よせ!噂じゃあ悪口言うと、どこからともなく石が飛んでくるって聞いたぞ。」
それ以降ハミュッツの話題には一切触れず、男達はクラスの女子の名前を一つずつ挙げてはその魅力を語り合う。そんな男子達の事は知らず、ステージ上の少女達は前半の
活動を切り上げ、それぞれ休憩に入っていく。
戦う司書でエロパロ
641 :名無しさん@ピンキー[]:2014/10/05(日) 15:32:09.51 ID:4m2AgJ0Z
「あ〜、疲れた!お疲れ、ノロティ!」
「あ、キャサリロさん!お疲れ様です!」
「も〜、同級生なんだし、敬語使わなくていいって!」
「う〜ん、そうなんだけど、なんか癖になっちゃってるみたいで。」
「はあ・・・ほんと良い子だねえ、あんた。ま、いいんだけどさ」
イレイアが差し入れで持ってきたアイスレモンティーで喉を潤しながら、キャサリロとノロティの二人が楽しげに談笑する。二人はB組の中でも仲がいいことで知られている。
楽天的で明るい性格のキャサリロと、同じく快活だが、温和で天然な部分を持ち合わせたノロティは相性がいいのだろう。また、自称姉御肌のキャサリロにとって、
おっちょこちょいで危なっかしいところのあるノロティはほっとけないらしい。心のどこかで妹のように感じているのだろう。クラスのムードメーカー的存在のキャサリロだが、
へらへらしているようで実はかなり優秀である。校内テストでも常に上位には入っており、運動神経も女子の中では最も高いといえる。中学の頃はバスケで全国大会まで出場した
ことがあるという。テスト前の勉強や部活でも、何かとノロティの面倒を見ているキャサリロだが、一つだけ、ノロティに勝てないと思っているものがある。楽しく会話しているはずの
今現在も、キャサリロはそのコンプレックスを目前に突きつけられていた。
「キャサリロさん?どうかしたんですか?」
「え?あ、ううん!何でもないぞ、このヤロー!」
「あははは!くすぐったいよ、キャサリロさん!」
心配そうに顔を覗きこんできたノロティに、おどけてくすぐりをかますキャサリロ。仲睦まじくじゃれる少女たちの様子を、遠くで男子が(レズか)(百合だ)などと
思いながら食い入るように見つめていることには二人は気付かない。しかし、親友の少女の身体をまさぐりながら、キャサリロはますます心の中で落ち込むのである。
(いいなあ。皆背高くって、スタイル良くて・・・)
キャサリロのコンプレックスとは、自分の背の低さとスタイルである。普段の快活な姿を知る者は皆、彼女に対しボーイッシュであるという印象を受けるのだが、実は彼女、
心はすごく乙女なのである。よくも悪くもおおらかで、あまり女性らしい身体の手入れを気にしないノロティによく説教しているところにもその片鱗は覗えるのだが、
お化け屋敷やホラー映画が苦手で、夜道も一人で帰れなかったり、ガールズトークで飛び出す下ネタに赤面するなど、内面は誰よりも少女らしかったりする。
幼い頃は可愛いドレスや、童話のお姫様に憧れたりする少女だったのだが、年を重ねる中でそういったものが似合わないことを自覚した。反動で髪を短くし男子に混じって
バスケをするようになったのだが、中学に入る頃に身長が止まり、高校バスケで通用しないと知ってからはその道も諦めた。女らしさとスポーツ、そのどちらも適わなくなった原因
である自分の身体が恨めしく思える。


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