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名無しさん@ピンキー
【パチンパチン】ブラックラグーンVOL.16【バシィッ】

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【パチンパチン】ブラックラグーンVOL.16【バシィッ】
384 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/25(木) 10:00:07.68 ID:mlIKOFtW
初投稿につき空気読めてなかったら失礼
苦手な人はNGしてください
【パチンパチン】ブラックラグーンVOL.16【バシィッ】
385 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/25(木) 10:00:38.24 ID:mlIKOFtW
「で、貴方何で今日はあの凶暴女と一緒じゃないのかしら?」

眼鏡の女―俺たちには”香港のフォン・イッファイ”と名乗っているが、出身も名前も嘘だということは今となっては明白だ―は、眉間の深く刻み込まれた皺を緩めながらそう言った。

ロアナプラ港の、ラグーン商会のボートハウス。
俺たちが紹介した数々のセーフハウスを”マナー違反”で追い出されるという、いかにも”中国人”らしい彼女が隠れられそうなところは、もうこの街にはここしかなかった。

「レヴィの奴、スリーマイル島の原子炉みたいな顔して”テメエ一人で行きやがれ、あんな糞チンクの相手は、あたしゃもう真っ平ゴメンだね”だとさ。
 君、昨日レヴィの電気ポットでラーメン茹でたろ、しかもあの匂いキツい、ヤムヤムのグリーンカレーの奴。
 あのティファール、結構高かったらしいぜ。
 …なあ、なんで君ら中国人ってのは、判で押したみたいに一様に電気ポットでラーメン作りたがるんだ?」

「仕方ないじゃない、国でもみんなそうしてるんだから。
 …確かに、貴方たちが居なかったら私はもう30回は死んでたかもしれない。
 だけど、こんな細かいことばかり言われて、何一つ思うようにいかない生活はもう嫌なの!
 まだ命があるだけでも贅沢すぎて紅衛兵に三角帽子を被せられるかもしれないけれど、何もかも国と違いすぎて、もう発狂しそうなの!
 それこそ、今すぐ元凶のあのインド眼鏡をブチ殺してカレーまんにでもして、自分も死にたいくらいにね。」

「そう言うと思って、今日は面白い余興を用意してあるんだ。」

俺は、傍のスチールの作業机に無造作に置かれた埃だらけの韓国製のテレビデオに、VHSのテープを挿入した。
それは、唐突に始まった。

”どうしてどうしてどうして!?日本人、何でこんなことするのよ!?”

それは、俺がマップラオの泥棒市場から買ってきた金属バットで、血と涙でぐしゃぐしゃなジェーンの顔を執拗に殴る、昨日撮ったホーム・ビデオだった。

「え、ちょっと何これ!?あ、あ、ああんた何してんの!?這個王八蛋!這個日本鬼―」

彼女がその母国語の叫びを言い終わる前に、俺はブラウン管の中のジェーンにしたのと同じように、フォンの頭に機械油まみれのモンキーレンチを思い切り振り下ろした。

ガツン!
ガツンガツンガツン!

「あアっ!!あッ!!あああああああ!痛いッ!!なんで!?助けてくれるんじゃなかったの!?」

リノリウムの床に拡がる眼鏡の破片が綺麗だな、と、俺は思った。
それはまるで、学生時代の林間学校で見た、夏の天の川の輝きのようで。
そこに、赤い血飛沫が、エアブラシで描いたようなコントラストを与えて。

そんなことを思いながらふとダッチの作業机を見たら、おあつらえ向きの道具が並んでいる。
万力、カナヅチ、ビクトリノックスの十徳ナイフ、これは予備の拳銃か…。

「フォン、今ここで殺されたくないなら俺に従え。」

そう言いながら俺は、持ちなれない拳銃―普段ダッチが使ってるのと同じM29だ―をフォンの頭に突きつける。

「うっ…うっ…。」

「四つん這いになれよ。
 よし、それで良い。
 上を見上げたら殺すぞ。
 そのまま下を見てろ。」

「…どうして…どうしてこんなことするの?
 私が、何をしたって言うの?」

俺は無言で、思っていたよりも結構重い万力をフォンの目の前に持って行く。
お、頭がすっぽり入るぐらいに調整してあるじゃん。
これは楽だ。
【パチンパチン】ブラックラグーンVOL.16【バシィッ】
386 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/25(木) 10:01:09.45 ID:mlIKOFtW
俺は拳銃をデスクに置き、フォンの小さな頭を万力の板の間に挟む。
後はハンドルを回すだけだ。
万力をキュルキュルと締め始める。
震えながら俯いているフォンに、俺はなぜだろう、発情していた。

「よし本番だ。」

ゆっくりとハンドルを回していく。

「ああああ!!!!っあああああああああああああああああああああああ!」

少しずつ、確実にフォンの頭を圧迫していく。

一旦手を止めて、フォンの顔を見る。
フォンは震えながら、涙と鼻水で顔をくしゃくしゃにして泣いている。
クソださいメガネの奥の目は、確実に恐怖に支配されていた。

「フォン、俺もな、レヴィ同様お前の相手にうんざりしてるんだ。
 そら最初は、俺とお前は同じだと、信じていたものに裏切られて殺されそうになっている、そう思ったさ。
 だけど、お前にもう愛想が尽きたんだよ。
 俺たちがお前を助けようとして一生懸命動いてるのに、お前のしたことと言ったら、毛布にくるまってブルブル震えるばっかりで、その上俺たちの紹介したセーフハウスを何度も追い出されて。
 あげく、レヴィの電気ポットでラーメンまで作りやがって。
 レヴィがあの電気ポット、どれだけ大事にしてるか知ってるのか?
 なあ、中国人ってのは、どうしてこう無神経なんだ?」

「…あの凶暴女だって、中国人じゃない!?
 中国人の癖に普通話もできない、”自分は中国系アメリカ人だ”なんて、中華の誇りを忘れた、ただの殺人マシーンじゃない!?
 違うの!?」

「これ以上レヴィを侮辱するな!!
 今お前がどんな立場なのか、全然わかってないようだな?」

俺は再びハンドルを回し始める。
ミシ…ミシ…と骨の軋む音がヤードに響く。

「あああああああアアアあああぅあうあああああああああああああああ!!!」

フォンの悲痛な叫び声が俺を興奮させる。
俺はそれを心地よいBGMにして、無我夢中にハンドルを勢い良く回していく。

これ以上回したらもう頭蓋骨が割れそうだ、という一歩手前のところで、俺はハンドルを止めた。
フォンの顔から滴った涙と汗と血液の混合物が、ポトリ、ポトリとリノリウムの床を汚した。

「わかった、わかった!!
 もうあの女のことは悪く言わないッ!!
 だからッ・・・だから許してッ!!許してッ!!!」

刹那、俺は脊髄を駆け抜ける電撃に、身体を震わせた。
もしかしたら俺は、射精していたのかもしれなかった。

…否、確実に俺は、射精していた。
ウールのスラックスの股間の部分に、じわり、じわりと染みが広がりつつあった。

もしかしたら俺は、普通のセックスじゃダメなタイプの人間なのかもしれない。
旭日重工時代、上司に新大久保のヘルスに連れて行かれた時も、ついこないだもレヴィに迫られても何もしようとは思えないなんて、俺はEDなんじゃないかって思っていたけれども、そうじゃなくてこういうタイプの人間だったのかもしれない。

俺は、自分の始末は後回しにして、フォンの頭を締めつけている万力を外してやった。
【パチンパチン】ブラックラグーンVOL.16【バシィッ】
387 :名無しさん@ピンキー[sage]:2014/09/25(木) 10:01:40.17 ID:mlIKOFtW
「ケホッ…ごほっ・・・うえ…!」

あーあ、ゲロまで吐いてるよこの女。
そんなことを思いながらも、俺の怒張は収まりきらなかった。

「フォン、口開けろ。」

フォンは黙って、俺の言うことに従う。
俺はジッパーを開け、たった今自分が放出した液にまみれたそれを、フォンの口の前に持っていく。

「わかってるよな…フォン。」

フォンは、吐瀉物にまみれた舌を、俺のそれに這わせ始める。
これが、女を征服するということなのか。
俺は歓喜に打ち震えていた。
それは、性器から与えられる快感と相まって、俺の中でもう元には戻れない何かを形成しつつあった。

先走りと唾液と吐瀉物の混ざり合った液体は、フォンの口と俺のそれとの間で、クチュクチュと淫らな音を立てていた。
それが俺に、さらなる淫猥な感情を湧き出させていた。

「うッ…クっ…!」

俺は、二回目の絶頂に達した。
フォンの口の端から、俺の白い欲望が滴り落ちた。

俺は、なんだか目の前が暗くなるような感覚に陥っていた。
それは、安らかな、眠りかもしれなかった。

「緑郎、早く起きなさい!
 また景山さんから、”岡島、お前今日も休みなのか?”って電話かかってくるわよ!」

俺は、枕元でフライパンとお玉をガシャガシャ鳴らしながら俺を起こす母の声で、目覚めた。
窓の外には、東京の秋の朝の、いつもの青空が広がっていた。

「…夢?」

「何言ってるの緑郎、寝ぼけてないで早く歯磨いて支度しなさい。
 今月何回ズル休みしてると思ってるの?
 お母さん、貴方が心配よ。
 こんなことさせるために浪人までさせて国立大を出させたわけじゃないのよ?」

ああ、なんだ、全部夢だったのか。
ロアナプラも、レヴィも、ロベルタも、そしてフォンも。
俺は、会社に見捨てられたんじゃなかったんだ。
俺は、いつもの俺として平和な毎日をちゃんと送っていたんだ。

「だいたい貴方、お父さんもお兄ちゃんも公僕として毎日遅くまで霞ヶ関で頑張ってるのに、わけのわからない商社なんかに就職して社内ニートみたいなことばかりして、お母さん悲しいのよ。
 お母さんクラス会で恥かくのもう嫌なの。
 ちょっと、聞いてるの緑郎?」

今日も、いつものような日が始まる。
退屈で、つまらなくて、何の感動もない一日が。

でも俺はときどき思い出すんだ。
あのロアナプラの日々のことを。
それはただの夢かもしれない。
だけど、俺を確実に変えることになったかもしれない、そんな夢なんだ。

END


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