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ふたりエッチでエロパロ Part12

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ふたりエッチでエロパロ Part12
327 :ゲーム(導入)[sage]:2014/09/24(水) 01:46:51.76 ID:vVOnJVHQ
二人がGMの横に並ぶと、バニーガールの方は鎖の持ち手をGMに手渡し、足早にそこから去っていった。

持ち手の素材は血の様に濃い赤色のエナメル質で、「親」の首輪も同じ素材だった。

全裸にパンツ一丁の「子」達に囲まれ、全裸に首輪で繋がれた「親」はスポットライトの光を一身に浴びていた。

部屋中に期待感が一気に高まっていった。いよいよこれから狂気にして陰惨、そして肉棒怒張必至の極悪「ゲーム」が始まるのだ。
ふたりエッチでエロパロ Part12
328 :ゲーム(導入)[sage]:2014/09/24(水) 01:47:24.48 ID:vVOnJVHQ
「大変長らくお待たせいたしました。ご紹介いたします。こちらにいらっしゃいます淑女に、今回の『ゲーム』の『親』役を務めて頂きます」

その女性は先ほどからずっと俯いたまま、背中を丸めて、乳房や前股を見せない様に両手で覆っていた。
耳まで真っ赤に染め、全身を震わせていてた。
周囲の客達がケダモノならば、彼女はまるでそのケダモノたちに追い詰められて怯える、哀れな小動物の様であった。
あられもない姿で見ず知らずの変態達の好奇の目に晒されて、平常でいられるわけも無い。
彼女に及ぶ恥辱、恐怖の多寡は計り知れなかった。
ふたりエッチでエロパロ Part12
329 :ゲーム(導入)[sage]:2014/09/24(水) 01:48:17.05 ID:vVOnJVHQ
しかし、いや、当然と言うべきか、「子」役のケダモノ達は容赦などするはずが無かった。

*「顔見せろクソ女!」

先程罵詈雑言の口火を切った男が、再び吼えた。
男の咆哮に、彼女はビクッと身を強張らせ、より深く身を屈めてしまった。

そんな怯えた態度をこの男たちに見せてしまっては、男達の加虐嗜好の火に油を注ぐようなものであった。
男達は目を合わせて、再び喧騒の渦を巻き起こした。
標的は当然、怯え縮こまった彼女である。
ふたりエッチでエロパロ Part12
330 :ゲーム(導入)[sage]:2014/09/24(水) 01:49:56.92 ID:vVOnJVHQ
*「おっぱい見せろ、おっぱい!」
*「手、どけろよ!」
*「幾ら金出してると思ってんだ!」
*「恥ずかしがってんじゃねーよ!」

(ああ…いや…!)

野蛮な恫喝にすっかり気圧され、彼女は心身共に凍り付いてしまった。
今すぐこの場から逃げ出したかった。
しかし、鎖で繋がれていてそれが出来ないから、心の奥底で泣き言を呟くしか無かった。
ふたりエッチでエロパロ Part12
331 :ゲーム(導入)[sage]:2014/09/24(水) 01:55:50.86 ID:vVOnJVHQ
ここへ至るまでに、彼女は覚悟をしていた。
GMからこの常軌を逸した「ゲーム」の存在を聞かされたとき、 愛する夫を救うためだったらどんな辛い事にも耐えてみせると心に決め、溢れる恐怖を精一杯押さえ込み、参加を申し出た。

しかし、 いざ実際に「ゲーム」の矢面に立たされると、彼女の殊勝な覚悟も揺らぎ、改めて恐怖が首をもたげた。

「親」である彼女がやるべき事は、裸を晒す事だけではない。
これから、この陰湿獰猛な鬼畜達の余興として自分のお尻の穴を差し出さなければならないのである。
彼女に待ち受けているのは、際限無く精神を辱められ、徹底的に肉体を痛めつけられる、まさに肛虐地獄である。
泣いて許しを乞おうとも無意味だ。
弱味を見せれば見せる程、目の前の男達は嬉々として彼女を嬲り者にするのである。
ふたりエッチでエロパロ Part12
332 :ゲーム(導入)[sage]:2014/09/24(水) 01:57:29.78 ID:vVOnJVHQ
彼女は戦慄した。
これ以上「ゲーム」を続けてしまえば、想像を絶する暴虐が待ち受けているに違いない。
しかし、「ゲーム」を降りる事は許されない。
もし降りてしまえば、愛する夫を救う事が出来なくなってしまうからだ。

人生のどん底に堕ちた彼女に、選択肢は一つしかない。
しかしその道を進む事がどれ程過酷な事かを想像してしまえば、心身ともに凍り付いてしまうのも無理からぬ事だ。
どん底に落ちてしまった人間が、どうしてそのどん底よりもさらに底、奈落へと通じる谷底に身を投げる事が出来ようか。
ふたりエッチでエロパロ Part12
333 :ゲーム(導入)[sage]:2014/09/24(水) 01:58:54.25 ID:vVOnJVHQ
男達のフラストレーションの昂ぶりと共に、喧騒はさらに勢いを増した。項垂れる彼女に向かって、飲みかけのワインを浴びせる者もいた。

選択をためらえばためらうほどに、胸を締め付けられる様な思いがして、彼女は息を詰まらせていった。
ボロボロと大粒の涙も零れ出した。
愛する夫を救えるのは自分しかいない。
しかし恐怖は酸の様に彼女の心を蝕んでゆき、心身を益々硬直化させた。

(ああ、どうしたらいいの…誰か助けて!)

男達の怒りのボルテージが最高潮に高まってゆく。

それを見計らったように、GMが「親」の耳元で囁く。


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