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甘え母
甘え母・父視点
甘え母・父視点その2
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度14

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甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度14
518 :甘え母[sage]:2014/09/20(土) 23:06:53.19 ID:7XzUjLJe
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うちの母が喧しくて困る。

父の真似をして、台所で豆からコーヒーを淹れていると、香りにつられてか母も寄ってきた。

どうせ一人で飲んでも余る量だったので、母の分までカップに注いでやると、
母はそこへ牛乳と砂糖をためらいもなくどっさりと入れた。

俺としてはブラックで飲んで、まずは風味を楽しんで欲しかったのだが、母は苦いの嫌と一切取り合わない。

そのカフェオレを飲みながら母は、父が淹れてくれれば黙ってても牛乳と
砂糖を入れてくれるのにと、少しだけぶーたれていた。

俺には甘いコーヒーを笑顔で啜る母と、今の俺と全く同じ心境になりながら
苦笑する、若かりし日の父の姿が見えた気がした。

父にあって俺に足りないものは、そういうところなのだろうか。

なんとなく、そんなことを考えた昼下がりだった。

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甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度14
519 :甘え母[sage]:2014/09/20(土) 23:12:19.99 ID:7XzUjLJe
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うちの母が喧しくて困る。

ある日の夜、母が家族三人で川の字になって寝たいと言った。

父が今の家を買う前、社宅に住んでいた頃のことをふと思い出したからだという。

うっすらとだが、俺もその時のことを覚えている。
確か、小さかった俺が父と母に挟まれて寝ていたような記憶がある。

いい歳をした大人と、思春期を迎えた青年のやることではないが、母が人肌恋しくて
眠れないとごねるので、今日は父と俺で、母を真ん中に挟んで眠ることになった。

リビングのソファーをどかし、どうにかスペースを作ると母は、そそくさと布団に入り、父と俺が横に寄り添うのを待った。

布団に入れば入ったで、今度は俺と父のどちら側を向いて寝るかで悩んでいる。

俺のことは気にせず父の方を向けばいいと言うと、母は今から眠るとは思えないほど晴れがましい顔で、父に相対した。

父は母の髪を軽く撫でてやり、それを見た俺はなんとなく母の背中をさすってやった。

父は少し笑っていたような気がしたが、俺の位置からその表情までは伺い知れない。

ただ、母の喜ぶ気配だけが、布団の中に満ち満ちていた。

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520 :甘え母[sage]:2014/09/20(土) 23:22:06.83 ID:7XzUjLJe
うちの母が喧しくて困る。

家族揃って出かけることにほとんど抵抗のなくなった俺であるが、
それでも微かに羞恥心を覚える瞬間というのがある。

それは、買い物へ行く途中の信号待ちの時間だ。

我が家では家族三人で歩く時、父と母が並んで歩き、その後ろを俺がついてゆくのだが、
赤信号で歩みを止めると、母が必ず父ににじり寄るのだ。

そしてそのまま父に体を預け、腕を絡め、指を絡めする。

いかに見慣れた光景とはいえ、人目が多い交差点でやられると、一抹の恥ずかしさを禁じえない。

それでも父は、平然と前だけを向き、信号が青に変わるやスタスタと横断歩道を渡ってゆくのである。

つかの間の逢瀬がすぐに終わってしまった母は、名残惜しそうに父の後を追い、
またすぐ隣に立って、父と歩調を同じくする。

そうまでするなら普段から腕を組めば良いものを、父は母に絶対それを許可しない。

ゆえに母は、まるで小鳥が枝葉に止まるがごとく、父が歩みを止めた瞬間にだけ腕を組むのだ。

我が親のことと思うと、その瞬間がむず痒く耐え難いので、
俺は信号待ちの間だけ他人のフリをすることに決めている。

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521 :甘え母・父視点[sage]:2014/09/20(土) 23:32:20.32 ID:7XzUjLJe
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うちの妻が喧しくて困る。

一日の業務が終わり帰宅すると、朝出る時と我が家の雰囲気がどこか違うような気がした。

キッチンからは明かりが漏れ、鍋はことことと音を立てている。
それはいつもと変わらない我が家の風景である。
その違和感の発生源は、そこに立つ妻にあったようだ。

いつもなら玄関まで私を出迎えた後、強い抱擁と嵐のような口づけが待っているはずなのだが、
今日の妻は私にしなだれかかると、今夜は息子が泊まりに出かけていないんだよと、耳元で囁いた。

普段かしましいだけに、こういう時の妻が何を求めているのかは容易に理解できる。
見れば瞳は潤みを帯び、息も微かに荒いようだ。

私は妻の頭皮に鼻を埋めると、その臭いを嗅いだ。どうやら風呂にはまだ入っていないらしい。

一緒に入るか尋ねると、妻はこくこくと可愛らしくうなずいた。

私はそのまま、妻を抱き抱えて風呂場へ直行する。妻は私に抱き抱えられたまま、首筋に何度もキスをしてくる。

その感触を味わいながら、今日はどこから洗ってやろうか、などとジジむさいことを考えてしまう。

そういう時、自分は歳を取ったのだと痛感して多少落ち込みもするのだが、
愛する妻のためなら、たまにはいいかと思えるから不思議なものだ。

長丁場になりそうだったので、つけっぱなしだったキッチンの火を消すのも忘れなかった。

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甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度14
522 :甘え母・父視点その2[sage]:2014/09/20(土) 23:51:38.76 ID:7XzUjLJe
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うちの妻が喧しくて困る。

毎朝私のベッドに潜り込み、おはようの挨拶とキスをしようとする。

必然、私は早く起きねばならなくなり、仕事に遅刻するようなことはなくなった。

昼は開くのをためらうほど愛情のこもった愛妻弁当を作り、周囲の視線を独占する羽目になる。

おかげで、昼食を誰かと一緒に食べようとは微塵も思えなくなった。

夕方、帰宅すると疲れた私に一番にお帰りを言い、寂しかったと抱きついてくる。

それをかわすのに使う労力より、好きにさせるべきなのだと気づくまでにそう時間はかからなかった。

夜は一緒にいれなかった時間を埋め合わせようとするように、私にすり寄って甘えようとしてくる。

暑苦しいが邪険にも出来ない。これも好きにさせることに決めた。

これを新婚当初から何年も続けている。
私も奇特な旦那だなと、つくづく思う。

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