トップページ > エロパロ > 2014年09月14日 > 9a3IF84F

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名無しさん@ピンキー
戦う司書でエロパロ

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戦う司書でエロパロ
594 :名無しさん@ピンキー[]:2014/09/14(日) 13:44:12.12 ID:9a3IF84F
とりあえず思い浮かんだネタで書いてみます!普通にキャラ崩壊しますがお許しを

神立バントーラ高校のある昼下がり。5月を迎え、2年B組のクラスも新しい環境に慣れ、各々が充実した高校生活を過ごしていた。
社会科教師しか立ち入れない歴史資料室は、2年B組の担任ハミュッツ・メセタが、授業準備を兼ねながら内緒で趣味の刺繍をする場となっていた。(ただし周囲にバレバレである)
普段彼女一人しかいないはずの部屋に、もう一人そこにたむろする人物がいる。2年B組の副担任で、英語教師のマットアラストだ。教え方も上手く、男女問わず人気があり、
そのルックスから保護者のウケもいい人気教師ではあるが、当然彼にも欠点はある。そう、いかんせん遊び好きで、教師も生徒も手を焼くサボり魔なのである。
そして彼が授業をサボるときは大抵ハミュッツを口説いているか、自身が顧問を務める映画同好会で映画を作っているかのどちらかである。
たまに授業にも現れるが、必ず授業終わり頃に自作映画を披露し、体調不良者を続出させている。もうすぐ昼休みも終わり、5限目の英語の授業が始まる頃である。
「ね〜え、そろそろ授業行かないと、またイレイアさんに怒られるわよう。あと、針持ってるんだから、あんまりくっつかないでくれない?」
「やれやれ・・・相変わらずつれないぜ、ハミ。大丈夫だ、授業まであと2分もある。」
「あんまりサボってばっかりいると、私まで怒られるんだけどなあ・・・。またミレポにも何か言われるし・・・」
「それよりハミ、新作の映画が昨日完成したんだ。今日授業の最後にみんなに見せるんだが、君も見ないか?」
げんなりするハミュッツの横で、爽やかさ満点のいい笑顔で楽しげに語るマットアラスト。全く人の話を聞かない様子に、針を置き大きなため息を吐く。
そのとき、社会科資料室の扉が勢いよく開かれ、「失礼します!」という大きな声とともに、ハミュッツが噂していた人物が現れた。
2年B組の学級委員長、ミレポック・ファインデルだ。美しいレモン色の髪を真っ直ぐに切りそろえ、スカートの丈をきっちり膝下で着こなした、
いかにも真面目な委員長といった容貌の少女である。彼女がここに現れるのは大体英語の授業が始まる数分前で、
マットアラストが授業から逃げ出す前に捕まえるためである。
「ほらマット、お迎えが来たから早く行きなさいよう。」
「よう、ミレポ。心配せずとも今日はちゃんと授業する予定だったんだぜ。そんな怒った顔するなよ」
「マットアラスト先生!お言葉ですが、教師ともあろう方が授業時間を守らないのは如何なものかと思います!もうチャイムも鳴ったんですから、早く教室に来て下さい!」
「わかった、わかった。悪かったよ。じゃあハミ、後で絶対見に来てくれよ。」
ひらひらと手を振り、先に資料室を出るマットアラストの後を、ミレポックは慌てて追いかける。やけにすんなりと言うことを聞いたことに首をかしげるミレポックであったが、彼が最後に言った台詞を思い出し、ピシッと石のように硬直した。
(「見に来い」・・・?・・・まさか、まさか・・・またアレを・・・?)
新しいクラスになって最初の英語の授業で起こった惨劇を、ミレポックは忘れられない。ミレポックの言う「アレ」とは、マットアラストが授業をサボって作った自作映画なのだが、
恐ろしくつまらない上、見る者全員が不快になることで有名なのである。上映会が行われる日は、必ずクラスの半分以上が保健室行きになり、
次の日は欠席者が何人か現れると言われている。2年B組の最初の授業の時はもっと悲惨で、初めは上映会と聞いて手を叩いて喜んでいた生徒も、その映画を見た後全員が体調を崩し、
次の日は学級閉鎖に陥った。あの惨劇が再び起こることを予感し、委員長の少女は戦慄する。
(嫌な予感しかしない・・・)
戦う司書でエロパロ
595 :名無しさん@ピンキー[]:2014/09/14(日) 14:05:31.71 ID:9a3IF84F
続きです。

5限目の英語の授業が開始し、30分が経過した。新出単語や文法を完璧に解説し、教科書の英文訳も流れるように進めていくマットアラスト。
いつものサボり魔とは思えない見事な授業進行に、感動する生徒すらいた。
やっぱり、この人はすごい人なんだ。女好きでサボり魔だけど、本当はすごくいい先生なんだ・・・!
そんな純粋な生徒達の信望は、残り20分を切る頃にはガラガラと崩れ落ちていった。

「よし、今日やることは全部終わった!みんな、頑張ったご褒美に、待望の俺の新作映画の上映会をしてやろう!」
ミレポックの悪い予感は的中してしまった。卒業アルバムにも載せられるような爽やかな授業風景は一転し、死刑執行を受ける直前の囚人が押し込められた牢屋と化す。
マットアラストの言葉を聞いたとたん、教室の後ろでルイークが「ぐおおお!」と叫びながら椅子から転げ落ちた。それまで元気いっぱいだったキャサリロも突然頭痛を訴え始める。
ユキゾナは本当に吐血し、ユーリが保健室へ連れて行ってしまった。阿鼻叫喚の地獄と化した教室から逃げ出そうと、生徒が出口へ殺到していく。
そんな中、タイミングを逃して一歩出遅れたヴォルケンの肩をマットアラストがむんずと掴んだ。
「仕方ないな、みんなさっきまで元気そうだったんだが・・・ヴォルケン、おまえは元気そうだな!さすが、昨年の陸上インターハイで優勝しただけあるな。」
「あ、いや・・・、あ、ありがとう・・・ございます。」
滝のように汗を流し震える哀れな男子生徒を笑顔で見つめるマットアラスト。しかし、その笑顔は決して心からのものではないと一目でわかる。
口元は笑っているが、目は笑っていない。さすがに全員仮病であることに本人も気付いているのだろう。
沸々と沸き上がる怒りがその手に込められ、掴まれている肩はみしみしと嫌な音を立てていた。
逃げようものなら肩の骨が砕かれる・・・しかし、大人しく映画を見れば確実に殺される。
そう直感したヴォルケンは、何とかしてその場を切り抜ける手段を考える。
その頭には、幼い頃から育ててくれた敬愛する養父の声が走馬燈のように駆け巡っていた。

『ヴォルケン、人生を正しく生きるということは決して容易なことではない。だが、簡単に嘘をついたり人を傷つけるようなことは決してするな。どんなに辛くとも、正直に生きることだけは忘れてはならない。』

(すみません、フォトナさん・・・。今一度だけ、あなたの教えに背きます!)
養父の言葉を裏切る行為に涙をこらえながらも、意を決し、少年は叫んだ。
「・・・ぐ、あああああ!腹が・・・!痛い!!」
苦しげに腹を押さえ、その場に蹲るヴォルケン。突然大声で叫び崩れる生徒に、マットアラストは一瞬呆気に取られた。
しかし、彼にとっての迫真の演技は、悲しいことに周囲からは嘘だとバレバレであった。全く腹が痛そうには
見えないほど台詞が棒読みであった。余りにも分かりやすすぎる仮病に、おまえは勇者かと誰もが思った。
教室から逃げ出したミレポックとルイモンは無茶しやがって・・・、と涙を拭きながら友人を見守っていた。
周りの空気が更に凍り付いたことにさすがに気付いたのか、蹲った姿勢のままヴォルケンは固まっていた。
そんなヴォルケンの後ろに無言のマットアラストが立つ光景は、なかなかシュールであった。
「・・・そうか、おまえも腹が痛かったのか。気付かなくて悪かったな。・・・で?腹のどの辺りが痛いんだ?」
「・・・内臓です!」
「ヴォルケン、おまえが嘘が苦手なのはよ〜くわかってるが、一つだけ言わせてくれ。おまえ、実は馬鹿だろ」

教室に取り残された二人の何とも言えないやり取りはその後5分ほど続いたが、見回りに来たイレイアがマットアラストを連行したことで、
恐怖の上映会は阻止されたのだった。マットアラストが連れて行かれた方向から、頭蓋骨が砕かれたような嫌な音が聞こえてきたことには、その後誰も触れなかった。

一方、社会科資料室にいたハミュッツは・・・
「よ〜し!うさちゃん完成っと!そろそろイレイアさんが行ったと思うし、教室に戻ろっかな〜。」

終わり

駄文ですが一応こんな感じで書こうかと思います。


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